Sentimental Journey
せんちめんたる・じゃーにー(ダブンのマトメです。)
                                           特設写真館 harp花便り

                                                                                 HOME

ちょっと前、数字が大きいほど最近です 14  13  12  11  10                          

All the tired horses in the sun
How'm I supposed to get any ridin' done? Hmm.
B.Dylan


あーだ、こーだ
マウスのポインタをねこさんにあててみてね






Sentimental JourneyU 500マイルも離れて
 
2009/4/12〜

















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Sentimental Journey Revisited (^o^)
                ※別ウィンドゥで開きます。

 2004年 4/23
心は孤独な狩人 The Heart is a Lonely Hunter
2004年 5/1
猫町にて(愛しのタヌキくん)
2004年 8/23
生きながらブルースに葬られ

2005年 11/27
満月の夜の猫
2005年 12/1
シベールの日曜日
2005年 12/16
雪の上の足跡 - Footprints In The Snow



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ねこのうわさ 8 晴れた日に永遠が見える…(写真のみ)




「ただ、一日の中に必ず数時間は、人間の心が還って来る。」 『山月記』 - 中島敦









 12/31
それではどうぞよいお年を。

One day we would meet up again.  
..Maybe (^o^)丿




12/28
Favorite Song
ハートに火をつけて - Light My Fire
1/28 サクジョされたのでこちらのヴァージョンにて
http://jp.youtube.com/watch?v=M_yWyBjDEaU





12/25

ある日あるときのサブマシン?のdesktop 

わたしの記録 人前で着替えとかのシュミではアリマセン



12/24
link - まれびと / village idiot
link



12/17
I Love “Pearl”
I Love “Pearl”

Janis Joplin  1943,1,19 - 1970,10,4  27歳没




12/14
冬の青空に似合う好きな曲は
タレルガのLagrima (涙)です。



12/10
直前の記憶を失うことが多いので何かとタイヘン
昨日の夕方の乾し忘れた洗濯物、目の前に(^o^)


追悼
キヨノサチコさん 絵本「ノンタン」お名前の音じゃないけれど潔い逝き方だなーと。
中村保男さん コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」は何十年たった今でも手元のどこかにあると思います。
コリン・ウィルソンはその後オカルト方面に行ってしまいわたしは何冊か読んだあと、追わなくなったんだな。
…それから晩年の何年かは車椅子で歌っていたオデッタ - Odetta …2日。

わたしの街の朝は雲のひとつもない青い空。
ギリシャの若者たちの「希望」と「絶望」のことなど思う。




12/4 少しハヤメに「ユクトシ、クルトシ?」

1月6月
特になし。

7月
蜂に刺される。

日帰りでセンパイくんと共に数十年ぶりの京都、奈良。
名刹とかアリガタイ仏像やらにまったく関心をもてぬ自分に改めてびっくり(^o^)
 道端の石ころ、野の花には「美」を感じるのだけれど。
東大寺には鹿の黒い瞳に惹かれてナントカ
清水は坂を上って山門でOUT
閉門時間を過ぎたあとでもあったわけですが。

仏の姿はわたしは作者も判らぬ忘れられたような田舎の仏がいいね。

東大寺にて 7/25



8月
産まれて数日、眼の開かぬままの仔猫を看取って埋葬。

11月
臀部のおできが悪化、病院に女医さん(ご年配)
毛布をお日様にとバランスを崩し2Fのベランダから転落しかける。

の一年でありました。
12月 乞う、ゴキタイ(^o^)





センパイくん、電車に乗る。
7/25 車窓にて…センパイくん、電車に乗る。



              


11/19 “Everybody must get stoned”


「脱力」シュギというか「脱力」の思想を大事にしてきたのだけれど「脱落」の思想もあり(^o^)







※11/27,28追
「Rainy Day Women # 12 & 35」…わたしはこのうたは片桐ユズルさんの訳が(ずっと馴染んできて)
好きなので少しお借りして、3番の終わり何行かを写しておきましょう。

…やつらは石でうつだろう
やつらはうっておいて「うまくやりな」というだろう
おしえてあげよう わたしはそれほどさびしがらないだろう と
だれでも一発やられるべきだ


片桐ユズルさん訳「雨の日の女 第12番35番」 by Dylan





11/14
諸般の事情
…主に臀部の腫れ…にて(^o^)足を引きずりながらトボトボと歩いていたりすると
しみじみ人生のタソガレといったものを感じるこのごろです。


Webで見つけた見知らぬひとの、ひとこと8文字「今日ふと 思ったの」のセツナサに胸を打たれる。



10/26
ここ一年近く自分の年齢を記憶できなくて「ダイタイ○○くらいです」
と答えたりしていたのですがNetの早見表でしっかり見直すと思っていたよりふたつほど若返りました。
(^o^)



10/25 「日々是口実」の記
そのある意味、生物としてしごくまっとうな終わり方も含めて
辻潤というひとは好きなのですが彼の言葉に「日々是口実」などとあるらしく
で、近況お伝えすべきことがなにもないときのYou○ubeというか好きなうたをふたつ。

Mary Was An Only Child

Barbara Allen

「ひとりぼっちのメリー」の“Who would notice a gem in a five and dime store?”の
フレーズはこの季節、虫たちの合唱など背に味わうとナカナカのものではないでしょうか。
「バーバラ・アレン」についてはだいぶ以前に
こちらに。


朝早く窓から今年はじめてのジョウビタキくんを目撃しました。
やぁ、また会うことがデキタネ、今年もよろしく。



10/18





9/9
きのうは避暑から戻ったのかアカトンボがいっぱい飛んでいました。
少しずつ季節は進んでいる様子。
マンドリンで「庭の千草」をレッスン…アイカワラズのレベル1(^o^)


Patti Page - What A Friend We Have In Jesus
Nina Simone - Turn! Turn! Turn!



8/23 アメガソラカラフレバ





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移転のお知らせをテチガイで数枚しか刷れず
殆どのかたにお出し出来ませんでした。
残暑もおさまり(^o^) なんかドンビキの文面だけど
Webにて
こちらに コンゴトモヨロシクオツキアイクダサイ。



7/26
きのうは奈良と京都にいたのだけれどふたつのマチのどこにもねこの姿を見かけることはなかったです。

キョウトのねこはお店のウィンドウのなかの固くてツメタイヤキモノばかりでした。

盛夏お見舞い 納涼版
※ クリックでもっと涼しく?




7/18 ジャニスの夏が来た

Cry Baby





7/12 マルロー『希望』

アンドレ・マルロー『希望 河出書房新社 世界文学全集 第41巻 1963年発行6版

「希望」はこの河出書房新社の6版の出た1963年当時320円で買えたようです(^o^)
(わたしの入手はもう少しあとですが)
それならわたしももうひとつふたつ買ってもいいな

最近のお気に入りの言葉はシマダマサヒコさんだったかな
新聞の連載小説にあった“ホープレス”(^o^)




7/9
アシナガバチに刺されるのご報告

    
        
左 2時間ほど経過    真中 側面図 厚さ3倍程に腫れる     右 刺されてないほう                 

3回目なのですがショック症状は出なかったようす・・・すぐカクゴを決めることにしています(^o^)
暗くなって二の腕まで毒がまわったところで止まった感じ
何日か違和感をタノシムことになりそう

※左の写真をクリックでもっと大きくアシナガバチくんの威力を観察できます…(刺された場所はヒトサシ指真中の関節)





6/27
山の上に浮かんだ白い雲の上を楽しそうに走り回っている
わたしに気づいてこちらに駆けてこないかな




5/29
5月に生まれた人、5月の好きな人は根はよい人が多いとムカシから言われています……ナンチャッテ(^o^)

http://youtube.com/watch?v=xbJDRwQq3BM



5/5

ミオソチス




3/18 セヴンティーン

「…だが、すべての人間の肉体の中核に死があるように、
すべての人間の精神の中核には狂気がある。
狂気と無縁な人間など存在しないのである。
そう見える日常者も、じつは「見られる自己」を固めて、狂気を閉じこめているのにすぎない。
(中略)
すくなくとも私は、狂気をまったく念頭に置かない人の思考を信用することができない。
狂気とは日常性への限りない懐疑であって、この懐疑なしにどうして日常の自明性をうち破ることができるだろうか。
狂気者の一見異常で異様な思考や生活様式は、
ぬるま湯のようなおめでたい日常性に対しての警鐘である。


『自己不安の構造』 石田春夫 講談社現代新書 1981年

参考

『歎異抄』をもちだすまでもなく「ゼンニン」はニガテでございます。





よい歳のとり方をしていないのでソニック・ザ・ヘッジホッグ状態。
「滅びるものは皆、美しい」とは出典を忘れてしまったけれど
十代の頃からの好きな言葉です。
でも鳥や犬やねこたちは人類が滅びるときには
「せいせいした」とか「スッキリした」と感じることと思います(~o~)
たまには二本足で歩くこの奇妙な生物のことを懐かしんだりもするのかしら。



最近見た映画は「
やわらかい生活・・・「お気に入り」が増えちゃった。







3/11
「…ほうき星は、よろこんで尻尾をふりながら
空じゅうをかけまわっている犬の星である。」

『犬のフォークロア』  大木卓 著 誠文堂新光社 1987年刊




3/4





2/20
You○ube最近のオススメ
Pavane Pour Une Infante Defunte










2/5
もう戻ってこないことを理解しはじめる。














2/2
元気にしてますか
いつもお天気はいいかな
時々はニガテな雨も降ったりするかな
夕焼けも見てるかな

オトウサンハ、ナントカカントカ
またね。
























1999,11,8 - 2007,11,29

1/17 記
























Mr Bojangles by Nina Simone








When I paint my masterpiece(^o^)

12/31
人の子としてこの世に生まれてきたわけではありますが
(父母にはモウシワケナイ話ながら)
せめて終わりの時にはできれば犬か猫…かなわぬならば昆虫でもいいから
人間以外の姿になりたいものだと願っているのでアリマス。
「アッ、ほんとは・・だったのか」と、なんかムカシバナシのようでしょ。
初夢になるといいな。


それでは
みなさま、良いお年をお迎えください(^o^)丿




12/26

冬のカラス










11/27
どうぶつにっき

たのしくて、おいしくてきれいだよ
みんなでお月さまに聞こえるようにうたもうたったよ


みんなでお月見
Thanks to Mari




11/13
「武士の一分」を観てフカクにも泣く(~_~;)



10/23
9月の終わり、今年の秋に触れることなく逝ったひと
わたしはなんかそれからずっと淋しいな。



  9/25



Harvest Moon
キブンは“Like a Hurricane”のようでもアリマスガ(^o^)



9/20

脱力の秋   
1  2




9/14 The Last Rose Of Summer
「わが夏をあこがれのみが駆け去れり…」
というわけで
こんど会えるかどうかは未定なのですが(^o^)
薄く曇がたなびく空を見上げながら
今年の夏くんにさよならしたんだなーとしみじみです。

ここ何年かのわたしの夏は、好きなもうひとつのうた
“ころがりしカンカン帽を追うごとくふるさとの道駆けて帰らん”

と「
庭の千草 - 夏の名残のバラ」でバイバイ。



お月見近し。



寺山修司さん 初期歌篇から
“わが夏をあこがれのみが駆け去れり麦藁帽子被りて眠る”



9/6
ゴマダラカミキリくん、朝の散歩
おはよう





8/27

センパイくん - 朝のアンニュイ
ちょっとハイキーに撮ってみました(^o^)…クリックで大きく



うさんくさい人とはいるものでたとえばアノ人、コノ人。
うさんくさい歌なんてのもあったり…でもこれは歌い手さんのモンダイでもあるから
やっぱり「人」のことかしら。
で、わたしのネガイは昔も今もそれらの人や歌からは
100マイル程の距離を常に保っていたいということであります。
…ブーメランということもあるのでここまでに(^o^)

参考 三橋鷹女さん



8/16
ここ何日かで邦画をふたつほど。
寺島しのぶさんの『ヴァイブレータ』…雨にうたれて震えているねこを見ているような映画でした。
耳の先、しっぽのあたりから乾きかけてふわふわに?…優しくステキなラスト・シーン。

それから『タナカヒロシのすべて』を見ました。
登場のねこくんの名前は「田中ミヤコ」ちゃんでした。
10分くらいの短編で『タナカミヤコのすべて』もキボウ(^o^)


邦画の近年の作品のお気に入りは『コキーユ』、『誰も知らない』、『鉄塔武蔵野線』です。



8/13
先日Netにて愛しの
キャット・パワー(Cat Power)さんが
実はねこはあまりで、むしろ犬くん派であるとの記載を見つけカルク、メマイ(^o^)

デモ、メゲナイデ、 キョウモアスモ、キキマス。



8/1 追悼 「アントニオーニ」
ミケランジェロ・アントニオーニさん亡くなるとのこと。
若いときはシッタカブリと幾分かの親しみをこめて
「アントニオーニ」なんてヨビステにしていたのだけれど。

わたしは十代のころ『太陽はひとりぼっち』でモニカ・ヴィッティにコロリとハマってしまったんだな。
なにか焦燥感のある主題歌も少しヒンヤリとした雰囲気の彼女もいまだに好き。
30日、ローマは晴れてたのかしら。



7/24の2 Good Day Sunshine
真っ青な、どこまでもよく晴れた空、こんな日の午後に開きたい本は
「ブルース・ウィリアムズ写真集 死ぬにはいい日だ
ニューヨーク道路情報」・・・手元にないんだけどネ。
紅茶が似合うかな?苦くて濃いコーヒー?

ワタシとしてはそれが曇りの日であれ、雨の日であれ
「○○にはいい日だ」と一言言い残したいと願っているのですが(^o^)


7/24
晴れた南の夜空には長く伸びたさそり座、木星、ちょうど半分のお月さま
にぎやかなようす - さみしくない空でした。


夕暮れ 昨日




7/9
酔っぱらった馬の時間』見終わる。


きのうのお散歩

「この子はシェットランドだね」

「女の子?男の子?」

「眼がくりっとしてるから男の子かと思った」

「何歳?」

「7歳かー、わたしはひとつ上、8歳だよ」






7/6
早朝、日の出前の散歩、空高い場所の月、蝉の初鳴き。


わたしのためのノート
・・・
記憶を断片的にどこかに紛失することが多いので(^o^)

少し間を開けて観たのだけれど『イン・ザ・ベッドルーム』、『ドア・イン・ザ・フロア』 
喪失とそれに伴う痛みについての二本立て。
『イン・ザ・ベッドルーム』で父親が担当の代理人のちょっとしたしぐさにキレていくところは
『タクシー・ドライバー』の鏡に向かって独り言のシーンを思い出しました。
映画の結末に通り一遍の「赦し」とか「救い」なんて収まりのよさは
キタイしなくてもそれでもわたしはなんだかなの感じ。
どこかで決定的に切断されちゃっているんだな。
深まるばかりの悲しみ、アトアジワルシ。

それから『天国の口、終りの楽園』を観ました。同じくちょっと苦めのラスト・シーン。
ここ半年ばかりでお気に入り追加は『21グラム』、『サイダーハウス・ルール』、『ロイ・ビーン』
甘い、甘いの評もあった『メッセージ・イン・ア・ボトル』・・・でもわたしにはちょうど良い加減。

残った言葉は歌手の華原朋美さん・・・(以前の恋に関するヒリヒリするような映像を)
「・・・何回でも見ちゃうの」はやっぱり辛いよね。

読書は・・・こども図鑑「むしのかんさつ」とか・・・あー、なんにもない(^o^)

聴いている歌はやっぱりニーナ・ナスターシャさん・・・
ねこさんに縁あり
スコットランド、グラスゴー出身のバンド「カメラ・オブスキュラ - Camera Obscura」
エリザベス・コットンの弾く素朴な賛美歌のメロディーなどなど。


明日は七夕





7/1
Blue Moonのご報告
薄い雲がかかっていたけれどナントカ・・・“You saw me standing alone”
(^o^)

  

左側 ソノママ   右側 いかにも「Blue Moon」風に(^o^)  ・・・いずれもクリックで大きくなります。
※Blue Moon by  Rodgers & Hart



6/30
今月二度目の満月・・・Blue Moon・・・お得感あり?
ごあいさつできそうなお天気



コンニチハ
6/28のパチリ・・・ムカシはもっとオトナ顔(^o^)



 6/29

クリックで大きく

きのうのねこさん・・・また降るのかな?



Bringing It All Back Home・・・・・・モチカエルなんちゃって(^o^)



6/10
今朝の新聞広告に吉行理恵さんのねこを抱いた写真を見つけました。
先日は伊丹十三さんの似た構図の写真もどこかで。
ねことのツーショットを残したひとはなんかステキだね。


・・・うらやましいかぎり。



6/3 仰臥漫録
昨日に続き、起床後少しして発熱、解熱鎮痛剤、冷えピ○くん。
遅がけの知恵熱か・・・・・・ナ?(^o^)



6/2

水辺のソネット


きのうのパチリ・・・クリックで大きくなります。



6/1 満月便り
ピーターラ○ットもミッ○ィーもバック○バニーも
みんなそれぞれに良いけれど

やっぱり うさぎは うさんごろ




Sentimental Journey 2007 1/3〜5/29


Sentimental Journey 2006 10/26〜12/31 5/4〜10/21 3/4〜4/30 1/1〜2/26


Sentimental Journey 2005  11/23〜12/31   9/20〜11/10   6/3〜9/15    4/1〜6/1    1/1〜3/31


   



ねこたちの夜

わたしの写した写真にこんな可愛いねこさんが遊びに(^o^)
源氏のしっぽ」さんに描いていただきました。
4/22 マリメモをどうぞ






Sentimental Journey 2004

下に残してあるもの以外はこちらに、数字が大きいほど最近です
  
           


 
5/1〜6/22

遊びをせんとや生まれけむ 6/22

遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声きけば
わが身さへこそゆるがるれ
梁塵秘抄から

まことに梁の塵のような人生です。
もしも「モットー」などあるとしたら私にはこれしかありません。(^o^)
猫好きとしては子
と読み替えたいところですが猫くんたちは遊ぶ時にも
声などたてずひたすら無口です。



猫といっしょに 6/7

30年以上も前、今よりも少しはのどかに感じられた時代のお話。
毎年夏はヒッチハイクでアチコチぐるぐる。
私は殆ど一人で。でも、ともだちのカップルさんは大所帯。
まず女の子一人で道路に立つので当然大抵の車は止まります。(^o^)
止まったところで男の子登場、ダメ押しにトランクに
入りきらないほどの荷物とラストに生きた猫くん。
猫くんも旅の生活にはそれなりに馴染んでいた様子。
映画「ハリーとトント」のワンシーンのようでもありました。



よだかの星 6/4  

「お日さん、お日さん。どうぞ私をあなたの所へ連れてって下さい。灼(や)けて死んでもかまいません。
私のようなみにくいからだでも灼けるときには小さなひかりを出すでしょう。どうか私を連れてって下さい。」
宮沢賢治 よだかの星

「キョッ、キョッ、キョッ」と毎年もう少し後の夏の夜遅くに声が聞こえます。
まるで「私はここにいるよ」と人に知らせるようなちょっと寂しげな鳴き声です。
今年は少し早く今日の夜、聞こえました。

よだかは泣きながら天に向かって飛んでいき青い光の星になったのですが賢治が「人間の世界」に
どれだけ魅力を感じていたのかは私にはよくわかりません。
ちなみに私などは自分が「人間になった夢を見ている猫」
であればといつも思っているのです。




ごんぎつね 5/29

青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。

新美南吉 「ごんぎつね」

何十年も前、小学校の教科書で初めて読んだとき
きつねのごんの「報われない愛(思い)」は小学生の私には衝撃で
その日以後世界の色彩はなにかしら違って感じられたものです。
今でも時々読み返したりするのですが(最近は電子版で)
ラストの一行を読みおわると初めてこのお話に触れたときと同じく
横たわって眼を閉じたごんの顔が鮮やかに浮かびあがってきます。
結局、私は「成長」などという言葉には縁がなかったような(~_~;



5/23 草原の輝き Splendor in the Grass
(もうすぐお別れの今年の5月に)

「草原の輝き、咲き誇る花々、再び還ることもなし」といった内容のワーズワースの詩、
少女期の潔癖さに苦しむ女の子ディーンは辛い気持ちの時に授業で何も知らぬ教師に指され
この詩の解釈などせまられたり、やがて精神のバランスもくずれていくのです。

ワーズワースの詩はラスト、病からたち直ったディーンが
家の没落などですっかりダメダメくんになってしまったかつての恋の相手バッドに
会いに行った帰りにもういちどナレーションで朗読されます。

「残酷」という言葉のもっともふさわしい胸に沁みるラストシーンです。

※エリア・カザンの映画で知られますが私はナタリー・ウッドさんに特に思い入れがないので
「大草原の小さな家」のメリッサ・ギルバートが演じたTV版が好きです。
乞う、再放送。

※詩は私の意訳のようなものです。ワーズワースの原詩には教科書的なフレーズもあり
私はそのあたりはニガテなのでカット(~_~;



トバモリー (Tobermory ) 5/10

サキの同名の短編に出てくる人の言葉を解する猫の名前。
内輪のおしゃべりの秘密を知られた紳士、淑女たちによって殺害の計画などもされるのですが
彼は人間たちなどに関心があるわけではなく猫的人生をまっとうするのです。
猫のお手本のような生き方、私は彼が大好き。



猫町にて 5/1
(副題 あなたも猫になれる)

猫町といっても朔太郎ではなく私の愛読書、
水木しげるさんの「河童の三平」に登場する猫町。
三平はそこで猫老人に出会い、
人間も「耳をひっぱる、鳴き声をまねる」などの修行に励むと
30年ほどで猫になれると聞かされるのです。
オタメシアレ(^o^)


我が愛しのタヌキくん




3/9〜5/6

時には母のない子のように  5/6
悪魔の辞典の「猫 」4/27
The Heart is a Lonely Hunter 4/23
最近の観察 4/21
晴れた日に永遠が見える 4/15
Scarborough Fair 4/7
On A Clear Day You Can See Forever 4/5
猫のお花見 4/4
猫三句 4/2

中也の春 3/31
雪の女王 3/28
ふるえて眠れ 3/25
亡き王女の為のパヴァーヌ 3/23
Over the Rainbow 3/15
夢見る頃を過ぎても 3/9






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