カメさん飼育でみなさんのいろんな飼い方をご紹介するページです。



シリーズ第1回目は静岡県の『亀好きの母』さんの池です。
2000年夏のご投稿です。


●仕様/長さ2.4mの枕木、2m×3mの池用ビニールシート。
●池の深さ/色々な深さを作成。最深部が40cm程度。
●使用水/一年中水温17℃の井戸水+なんと夏場は農業用水。
●カメさんたち/息子さんと一緒に、ニホンイシガメ、くさがめ、すっぽんなどを飼育。産卵や孵化も経験されています。

●亀好きの母さんのコメント
道路を横切っていたニホンイシガメを拾って以来、息子と一緒に、ニホンイシガメ、くさがめなどをかわいがっています。
(おととしはニホンイシガメを数匹拾いましたが、去年も今年もゼロ。くさがめは、ショップで買ったゼニガメです。)
今年の春、庭にシートと枕木で作った池を作りました。
おととし拾った受精済みだったらしいメス2匹が、その夏に卵を産んだらしく秋には子ガメがぞろぞろ15匹突然増えていました。
その頃から、息子が亀にのめりこみ始めたのです。
子ガメはその後色々な理由で減りましたが、新しい池に移すときには10匹でした。

1999年に生まれた子ガメは16匹。

見つけたときは、おぼれたか喰われたかで既に1匹は死んでいました。
それが今、池に残った7匹です。(息子が友達にあげたり逃げたりで)2000年に生まれたのは7匹。
多分1匹の母ガメからだと思います。その7匹も、初めに減って今は4匹です。

子ガメはある程度の大きさに育てば、死ぬ確立が低くなるのですが2000年生の1匹が水槽内でくみあわせた石に挟まり溺れたようで、かわいそうなことに死なせてしまいました。原因がはっきりわかるだけに本当に悔やまれます。

また先日、池の水替え時に確認すると小亀ばかり(1999年生?)3匹が行方不明になっています。

早速、枕木の上端に亀返しをつけました。実は去年の冬に、偶然手に入れた貴重なオスをすぐに逃がした苦い経験があります。カメはきっと動きが鈍いだろうと思い込み、こちらのガードが甘かったと思うのです。意外と身軽ですばしっこいようです。(防寒の為に池の上においた、わら束をよじのぼったとしか思えない。)
池の水替えは、サイフォンの原理で一度全部流し池を洗った後、農業用水を入れています。亀は水を抜き始めると、陸に上がって見物しています。


亀について、亡くなった祖母が面白い事を言っていました。
昔、畑のそばに直径20メートルほどの池がありまして、そこに亀がいました。瓜(うり)を作ると、亀が陸に上がって来て食べてしまうそうです。
昔だから、まくわうり。そんなバカなと思いましたが、去年八百屋に瓜が出ていて、珍しさもあって買いました。
その時にこの話を思い出したので、厚めにむいた皮をやってみたら見事に食べました。
畑で出来たプリンスメロンも喜んだようです。
デザート、デザートってほくほくする顔が、見えるようです。
亀と瓜、なんだかほほえましいでしょう?




※亀好きの母さんは、産卵や孵化直後の写真が撮れたら送っていただけるようです。
その上、写真だけでなくおもしろいお話までご紹介いただきました。ありがとうございました。





水槽でカメを飼う 子ガメを飼う 
庭に池を作りました 池に産卵場所と噴水を作りました 池にハロゲンランプを設置しました 手作りのろ過装置をつくりました 
産卵孵化に成功しました_2004年度 産卵孵化に成功しました_2005年度 産卵孵化に成功しました_2006年度(うんきゅうが生まれてました) 
孵化後すぐの子ガメの飼い方 汗をかいてる卵を見つけたら 甲羅の色で産地が判るかも
冬眠用にミズゴケを使用しました なんと水無し!超簡単飼育法
 今までかかった病気と対処 池のアルバム カメさんお悩み掲示板 
みなさんの飼い方のご紹介亀好きの母さんの「かめの池」1-2 マーボさんの「我が家のカメ池」





サイト内の各種ドキュメントの著作権は流行家庭通信に帰属します。
無断で複製・引用・改案することを禁じます。