待ちに待った子ガメが孵化しました。
さあ、水場に移して飼うぞ〜!って思うのは少し時期尚早。
孵化したばかりの子ガメは
生まれたての人間の赤ちゃん同様、すぐに餌も食べません。
このページは生まれたての赤ちゃん子ガメの飼い方を説明します。




化後すぐは体が孵化器内の土が付いていたりして汚れています。
それをさっと水で洗い流し、
水苔を湿らせ、固めに絞ったものを入れたいわゆる水苔ベッドに入れてやります。



どなく水苔の中へ潜っていきますので、約1週間そのままにしておきます。
水苔が完全に乾燥しないように気をつけて下さい。


化したばかりの子ガメはお腹にヨークサックという
栄養が入った袋を付けています。
数日でヨークサックはお腹に吸収されますが、水苔ベッドにいるうちはエサをやる必要はありません。



なみにウチでは、孵化した日ごとで子ガメのケースを分け
フタの上にその日付けをしています


※注意!。生まれてすぐの子ガメを水を張った容器で飼育するのはやめましょう。

孵化してすぐのヨークサックは傷ついている事が多く、それを知らずに水に入れるとそこから細菌感染し水カビ病にかかるおそれがあります。よって、湿らせた水苔で約1週間そっとしてあげてください。私は1日置きににプラケースの中の水苔を水洗いし、出来るだけきれいな環境を作ってやる事につとめました。

●1週間ほど経過したらいよいよ水場デビューです。

水苔飼育から1週間ほど経過すると、
さすがにお腹に付いていたヨークサックも体内に吸収され目立たなくなってきます。
そうなるとそろそろ水分やエサを自分で摂取しなければなりません。
紫外線ランプやヒーターなど通常の子ガメ飼育用の容器を用意してやります。
いよいよ水場デビューです。

水場へ移してやるともう立派なカメの様相ですぐに泳ぎ始めます。

とはいえ、水深はまだごく浅くして、甲羅が隠れる程度にしてください。
泳ぎますがまだそんなにうまくないので、あまり深いと溺れてしまいます。




●エサのやり方
エサは最初のうちは子ガメが好んで食べる乾燥アカムシなどを1日に2〜3回、1〜2分で食べきる量を加減しながら与えてください。
2日ほどたったら、アカムシばかりでは栄養的に偏るため、レプトミンのベビー用など栄養バランスのとれた総合飼料(粒エサ)も与えてください。それでも、どうしてもアカムシは食べても、レプトミンなどの粒エサを食べてくれない子がいるかも知れません。その場合は、食べてくれる実績をもったエサを与えてください。ただその中に少し粒エサを混ぜるとか少しずつアカムシ以外でも食べられるようにしてください。

●水替えについて
水替えは、ウチでは毎食後その都度替えています。どうしても少しは食べ残しが出ますし、食べるとフンをします。それをそのままにしておくと数時間で水が濁ってきます。水替えは1日1回でもいいかも知れませんが、何かの都合で次のタイミングで水が換えられない場合があるとさらに汚れた環境になってしまうのが嫌なのです。
なぜ、そこまで気を使うかというと、ニホンイシガメは非常に皮膚病にかかりやすいのです。特に子ガメのうちは紫外線不足や、汚れた水の中での発病の可能性が大きいからです。
少しの手間で、病気にさせず健康に飼育が出来るのです。これはぜひみなさんにもおすすめいたします。




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