その1
 
2002年10月、夏場以外は日光が射さない庭のせいで
 カメたちが皮膚病に罹ってしまいました。
 このまま冬眠前に死んでしまう恐れが出てきました。そこでショップに相談し、
 工事用で防水タイプの250W(ワット)のハロゲンランプを導入しました。

ウチの庭は、9月半ばから翌年5月初旬までは庭の南に立っている隣家のせいで
日中ほとんど直射日光が射しません。
そのせいもあって、秋から冬眠に向かう時期は池のカメ達が皮膚病に罹りやすく
2002年10月現在、池のニホンイシガメ4匹中2匹が発病しました。

そこでショップに相談したところ、良い事を教えてもらいました。
それは、工事用の200W(ワット)位のハロゲンランプを使用し冬眠までの期間、
ホットスポットに8〜12時間照射するというもの。
さらに日光不足になりやすい梅雨の時期にもよいらしいです。

せっかくの野外飼育にランプ使用というのは電気代の心配と共に少し抵抗感があったのですが、
日光が射さないのでしょうがない。

早速250W(ワット)のハロゲンランプを購入し、池の逃亡防止用のラティスにセットし砂場に照射し始めました。



大切なのは、陸場に向かって陸場が暖かくなり完全に乾く距離で照射することです。
当初250Wは熱くなりすぎるのではと思いましたが屋外の庭は風もあるし、ゲージとちがって熱が逃げるので実際はこれでも非力です。特に日光が射している部分と比べると250Wが暗いのを実感します。当初は砂場までなかなか上がってきてくれないのがネックだったのですが気持ちの良い場所を憶えてくれたようで毎日先を競って甲羅干しにいそしんでおります。

ランプ設置約2週間で皮膚病がほぼ完治です。
皮膚病には甲羅干しが大切なのを再認識しています。

ショップの方から皮膚病について次のようなコメントをいただきました。
『水温が多少下がっても、直射日光が射して甲羅干しできれば皮膚病には罹りにくいのです。
ちなみに「甲羅干し」とは言うものの、特にニホンイシガメなどの半水棲種では、手足首などの皮膚の部分が1日1回は完全に乾くことが非常に大切です。
それは紫外線云々よりも重要です。』

ということらしいです、ハイ・・・スミマセンって感じでした。


※上記で御紹介の商品は私が設置した時に購入した物です。同じ物がなかったり、すでに販売中止になっているものもあるかも知れません。その際は下記の通販ショップなどで同程度の機能を持つ商品をお探し下さい。



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