1.まずは水槽。60cm×36cm×30cm。
俗に言う60cm水槽っていうやつです。うちはこのサイズの水槽で甲長15cm前後のイシガメを2匹同居。以前3匹同居させましたが、1匹が甲羅干しをさせてもらえず水槽を分けました。

2.ろ過器を設置。
熱帯魚や水草水槽用の水中フィルター。私はフルーバル2使用しています。これは、熱帯魚や水草水槽なら45cm水槽位までのフィルターなのですが、60cm水槽でも水深は10cm前後なので構わず使用しています。ろ材として、ネット入の活性炭を一つ入れています。ただ、カメの排泄量は熱帯魚等とは比べ物にならない位多いので、ろ過器といっても何も設置しないよりマシという程度です。一週間に一度は水替え、水槽や、ろ過器の丸洗いをしています。




3.ヒーターを設置。
熱帯魚飼育で使用する45cm〜60cm水槽用ので十分です。水温25℃前後がベターかな。イシガメやくさがめは熱帯魚と違ってあまり水温にシビアになる必要はないですが、秋口からは1日の水温の差が大きくなってっ来ます。水温が下がってくると全ての病気の元となる皮膚病が出やすくなってきます。うちでは冬眠させないので秋10月〜翌春5月までは使用しています。

4.竹炭を使用
これは気休めかもしれないけれど、毎日は水替えができないので、少しでもきれいな水を飲んでもらおうと言う親心(^_^;)?で竹炭を入れています。2kg位の箱入りでホームセンター等では500円以下で買えたりします。
これを適当な大きさに砕いて使用済みの熱帯魚用の活性炭ネットに入れて使用しています。既製品の、ネット入り活性炭をちまちま買うより絶対お値打ちですよ!!

5.陸場を設置。
レンガを用意しました。天面に見える部分には素焼きのレンガを利用しました。また、天面に見える部分の下は下駄をはかせたようにして、ろ過器の存在をできるだけ隠しています。しかも、この利点は下に潜れるので水場自体も広く使えます。

6.ライトを設置。
左の写真より、右上の写真の方が分かりやすいかな?紫外線を発生・照射する蛍光管を20w×2本。同じく、紫外線を発生・照射するバスキングランプを75wと50wを各1個。それらを1日10〜12時間照射。すきな時間に彼等は甲羅干しをしています。

カメは、は虫類です。彼等は紫外線不足になると皮膚病にかかり調子を落とします。それが引き金になっていろんな病気にかかったりします。うちでは以前、甲長3cmのイシガメベビーが紫外線不足から皮膚病にかかり、肺炎を併発し死んでしまいました。完全なドライエリア(ホットスポット)がないと甲羅干しも出来ず、病気になっちゃいます。


←同じ仕様の水槽2つを水槽台で2階建てに!!


−−−−−−−−−−−−−−−−メンテナンスは−−−−−−−−−−−−−−−−

◆週一回◆
●水槽、ろ過器、ドライエリア用レンガの丸洗い+水替え。 ●ろ過器のろ材の取り替え。 ●竹炭の取り替え。
※水替えの水は、水道水そのままで問題ありません。
 汲みおき水や塩素中和材を入れてやるにこしたことはありませんが、魚類ほど気にする必要はありません。

◆半年に一回◆ 蛍光管の取り替え。


そんなところですね。

※上記で御紹介の商品は私が設置した時に購入した物です。同じ物がなかったり、すでに販売中止になっているものもあるかも知れません。その際は下記の通販ショップなどで同程度の機能を持つ商品をお探し下さい。



水槽でカメを飼う 子ガメを飼う 
庭に池を作りました 池に産卵場所と噴水を作りました 池にハロゲンランプを設置しました 手作りのろ過装置をつくりました 
産卵孵化に成功しました_2004年度 産卵孵化に成功しました_2005年度 産卵孵化に成功しました_2006年度(うんきゅうが生まれてました) 
孵化後すぐの子ガメの飼い方 汗をかいてる卵を見つけたら 甲羅の色で産地が判るかも
冬眠用にミズゴケを使用しました なんと水無し!超簡単飼育法
 今までかかった病気と対処 池のアルバム カメさんお悩み掲示板 
みなさんの飼い方のご紹介亀好きの母さんの「かめの池」1-2 マーボさんの「我が家のカメ池」





サイト内の各種ドキュメントの著作権は流行家庭通信に帰属します。
無断で複製・引用・改案することを禁じます。