●EXEファイル供給のデバイスドライバをINFファイル指定でインストールする秘術
EXEファイルで供給されるデバイスドライバでもあえて「INFファイル指定」でインストールしたほうが環境が最適化されるものもある。
これはデバイスにおける余計なユーティリティや余計な機能をインストールしたくない場合に有効な手段であり、デバイスによってはかなりのパフォーマンスアップが期待できる。
もちろん逆の言い方をすれば、このEXEファイル供給のデバイスドライバをINFファイル指定でインストールする方法は、本当に必要な機能までインストールしないこともあるので、リスクを承知の上で自己状況判断において適用したい。
具体的な方法は、まず「EXEファイル」を起動して、デバイスドライバインストール画面(普通はダイアログにおけるウィザード)を表示する。
この際、大概はテンポラリフォルダ(「C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Local Settings\Temp」等)、あるいはシステムドライブのルートにデバイスドライバに必要なファイルが展開されている。決まりはないが、大概は「メーカー名あるいはデバイス名」のフォルダが作成されているはずだ。
このフォルダを別の場所にコピーした後、デバイスドライバインストール画面を終了する。
後は、このフォルダの中にある適合デバイスドライバのフォルダを探して、INFファイル指定でのデバイスドライバインストールを実行すればよい。
なお、EXEファイル供給のデバイスドライバはそのデバイスシリーズすべてに対応する汎用ドライバであることが多いので、かなりの種類のデバイスドライバを内包している。
そのような場合、自分に適合するデバイスを慎重に見極める必要がある。
※デバイスドライバ本体のある位置(デバイスドライバのINFファイルがある位置)を探す。
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※INFファイルを指定してデバイスドライバのインストール。デバイスによっては、この方法によるデバイスドライバのインストールはトラブルを起こすので、自己責任にて適用のこと。
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