●サービスパック適用術
もしOSをインストールした時点で、サービスパックバージョンが最新でないのなら、インストール直後にまず「最新サービスパック」を適用する。
サービスパックの適用は、サービスパックのフルパッケージ(ネットワークインストールパッケージ)をあらかじめダウンロードしておいて実行する。
・サービスパックネットワークインストールパッケージ
※http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=049c9dbe-3b8e-4f30-8245-9e368d3cdb5a&DisplayLang=ja
ネットワークインストールパッケージにおけるサービスパック適用は、単にダウンロードしたファイルを実行すればよいのだが、普通に実行すると「アンインストール用のバックアップ」を作成してしまい、システムドライブに必要もない数百MBのファイルが存在し続けることになる。
この「アンインストール用のバックアップ」が必要ないという場合には、「ファイル名を指定して実行」から「[ネットワークインストールパッケージ] /?」という形でコマンドを実行し、ヘルプを参照した上でバックアップ実行しないオプションを指定するようにする。ちなみにSP2の場合は、「/n」でバックアップを作成しないオプションになる。
※SP2実行ファイルのヘルプ。オプション指定により、自分の望むアップデートを実行可能だ。
なお本書では、そもそもこのOSインストール直後の時点ではなく、セットアップファイルにあらかじめサービスパックを適用してからOSインストールをする「セットアップファイルにサービスパック適用(**参照)」を薦めている。
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※セットアップファイルにあらかじめサービスパックを適用しておけば、OSインストール完了時点で最新サービスパックが適用されている。詳しくは**参照。
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