Windows XP最強のシステム&カスタマイズを手に入れろ! 全400Tips以上!
「グリモアWeb」は、PC書籍Grimoire For Windows Xp(定価3200円)を一冊丸ごと無償公開! Grimoire For Windows Xp
  史上初!書籍の全公開!
  ・依頼や取材をされたい方
  ・ご意見・ご連絡

Copyright 三才ブックス&ファウストダテ

  書籍完全公開に至った理由 | XP vs Vista | はじめに | 本書(Web)の読み進め方 |  目次の拡大 |

グリモア Grimoire 1 システム編グリモア Grimoire 2 カスタマイズ編 好評発売中
 Grimoireグリモア
     シリーズ
 1:システム編
 2:カスタマイズ編

●OSバックアップ容量を軽減するページングファイル削除術

ページングファイルとは、メモリーの延長としてディスク上に作成する「ディスク上に置かれるメモリー」のことだが、このページングファイルはデフォルト設定では物理メモリー容量の1.5倍前後の容量を「システムドライブに」確保する仕様になっている。

つまり、物理メモリーを1GB搭載していると、1.5GBのページングファイルが作成されるのだが、OSバックアップ時にこの1.5GBもの一時ファイルをわざわざバックアップすることはない。
よって、OSバックアップソフトを起動する前に、ページングファイルは「なし」の設定にしてしまうとよい。

ページングファイルの設定は、コントロールパネルから「システム」を選択。「システムのプロパティ」ダイアログが表示されるので、「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」をクリック。「パフォーマンスオプション」のダイアログが開く。
「詳細設定」タブの仮想メモリー欄内「変更」をクリックすると「仮想メモリー」ダイアログが開くので、ドライブ欄から「C:」を選択して、「ページングファイルなし」を選択。さらに「設定」をクリックする(この「設定」のクリックを忘れると設定が反映しない)。
後はメッセージに従い再起動すれば、ページングファイル「なし」の設定になる。





※「ページングファイルなし」の設定にすれば、大幅にシステムドライブの占有容量を軽減できる。なお、システムリカバリ後には設定を「システム管理サイズ」に戻したほうがよい。


ちなみにこのページングファイルの本体は、「pagefile.sys」なのだが、なぜか「なし」の設定にしてもシステムドライブ上に残存している場合があるので、その場合は手動で削除するとよい。
なお、ここでの設定はあくまでも「OSバックアップ容量軽減のため」にページングファイルをなしにしているので、バックアップ終了後、あるいはこのバックアップファイルをリカバリ後はページングファイルをきちんと設定するとよいだろう。


グリモアWebは右上の書籍
「Grimoire For Windows XP(グリモアforウインドウズ) Vol.1 システム編」
のすべての内容を掲載している奇特なWebだ。
なお、左の書籍はグリモア第二弾
「Grimoire For Windows XP(グリモアforウインドウズ) Vol.2 カスタマイズ編」はVol.1を超える670ページという膨大な紙面を割いて、XPカスタマイズを語った書籍。Vistaを導入する前に、まずXPを最大限に活用&チューンせよ!