●Outlook Expressにおけるメッセージルールのリカバリ術
Outlook Expressにおけるメッセージルールは「セキュリティID」の関係で、再OSインストールを行った以後の場合は、エディタ等で保存レジストリ情報を書き換えてからリカバリする必要がある。
まず、書き換えるべき情報を得るために、リカバリしたい環境（再OSインストール後の環境）でレジストリエディタを起動。ツリーの「HKEY_CURRENT_USER\Identities」以下にある「セキュリティID」を確認する（キー名のコピーで、フルパスをコピーできるので、「セキュリティID」部分のみ取り出すとよい）。
そしてメッセージルールのバックアップレジストリをエディタで開いて、古いセキュリティIDを新セキュリティIDに置き換えて保存する。
後は、通常のレジストリ情報の書き戻し同様、レジストリファイルをダブルクリックすればメッセージルールを書き戻すことができる。
※レジストリエディタで現在の「セキュリティID」を確認。テキストエディタで「セキュリティID」を新しいものに検索置換する。
※「*.REG」ファイルをダブルクリックすれば、メッセージルールが書き戻される。
当グリモアWebは右上の書籍
「Grimoire For Windows XP（グリモアforウインドウズ） Vol.1 システム編」
のすべての内容を掲載している奇特なWebだ。
なお、左の書籍はグリモア第二弾
「Grimoire For Windows XP（グリモアforウインドウズ） Vol.2 カスタマイズ編」はVol.1を超える670ページという膨大な紙面を割いて、XPカスタマイズを語った書籍。Vistaを導入する前に、まずXPを最大限に活用＆チューンせよ！
