●グリモア的OSのバックアップのタイミング
グリモア的にOSバックアップのタイミングとしては、再OSインストール前のOS保存はもちろんだが（再OSインストール後にやはり以前の環境に戻りたいという、万が一のためだ）、「本書設定をすべて終えた後」もバックアップポイントとしたい。
これはつまり、OS駆動に最低限必要なデバイスドライバやモジュールをインストールし、データロケーション等を整え、かつ「ライセンス認証」を行った状態でのバックアップだ。
このOS状態を保存しておけば、システムとして限りなくクリーンでかつ「実践的」な状態なので、定期的に「リカバリ」してクリーンな環境が戻せるという意味にもなるのだ。
なおOSバックアップは、あらかじめ「システムドライブの最適化」を行っておくとバックアップ容量を軽減することができる。
以下ではこの「システムドライブの最適化」の一部を紹介しよう。
システムドライブの完璧な最適化（カスタマイズを実行して、OSがさらスムーズに動く環境構築）については、『グリモア「カスタマイズ編」』で詳しく説明する。
当グリモアWebは右上の書籍
「Grimoire For Windows XP（グリモアforウインドウズ） Vol.1 システム編」
のすべての内容を掲載している奇特なWebだ。
なお、左の書籍はグリモア第二弾
「Grimoire For Windows XP（グリモアforウインドウズ） Vol.2 カスタマイズ編」はVol.1を超える670ページという膨大な紙面を割いて、XPカスタマイズを語った書籍。Vistaを導入する前に、まずXPを最大限に活用＆チューンせよ！
