●圧縮を利用して履歴バックアップを実現する術
履歴的なバックアップに利用したいのが「圧縮フォルダ」だ。
これは特に「ある日に戻らなければならないかもしれない」というバックアップに有効な手段で、Windows標準機能で行える。
具体的には、バックアップフォルダ(作業名をつけたフォルダがよい)を選択して右クリック。「送る」−「圧縮フォルダ」を選択する。
すると、圧縮フォルダ(ZIP圧縮ファイル)が作成されるので、「バックアップ内容名(フォルダ名)+日付」という形にリネームする。
エクスプローラ上のリネームはかなり面倒だが、リネームのショートカットキー「F2」キーや、カーソル移動系のショートカットキーを利用すると、かなり素早く作業が行える。
※まず、バックアップしたいデータをフォルダごと圧縮する。
※圧縮ファイルを「バックアップ内容名+日付」という形でリネーム。
後は、このZIP圧縮ファイルを、任意のバックアップ媒体にコピーすれば、「日付ごとのバックアップ」が完成し、編集内容を間違えたまま数日経過したデータファイルであっても、数日前にさかのぼって復旧できる。
※後は「バックアップ内容名+日付」のファイルを、バックアップ媒体にコピーすれば、履歴バックアップの完成だ。
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