メープル街道ドライブ旅行記 本文へジャンプ


9月17日(6日目)   →ケベックシティ(宿泊)



今朝は8時からモーニング。ホストファミリーの自家製のフルーツ&ヨーグルトはなかなか新鮮で美味しかった。他はトーストやスクランブルエッグのふつうの朝食だったけど、フルーツは本当に新鮮で美味しかった。このB&Bは4部屋あったけど、昨夜の宿泊客は我々夫婦だけだったみたい。


我々が食事が終わる頃にホストファミリー(と言っても夫婦ふたりだけど)が横のテーブルにやってきて、しばしコーヒーブレイクしながら紅葉の情報や彼らのことを教えてくれました。紅葉は来週から再来週がピークでその間はこの宿も予約でいっぱいみたい。旦那さんはIBMで30年働いてリタイアした後にこのB&Bの経営に携わっているとのこと。このB&Bは旦那さんがリタイアする少し前に始めたらしく、4年前に開業。旦那さんのブラザーが建てて奥さんがデコレーションしたそうです。


  


モーニングを済ませた後、ちょっとバスタブに浸かって疲れを取ってからチェックアウト。バスタブからの眺めもなかなか良くて、1週間後はバスからも紅葉がきれいに見える感じでした。


ケベックまではまっすぐ移動して約4時間くらい。途中ガソリンを補給したり休憩したりしながら移動しました。


     


15時頃には城壁で囲まれた街ケベックへ到着。まずは観光案内所へ寄って主な観光スポットと郵便局の場所をリサーチ。郵便局はアルゴンキン州立公園(オンタリオ州)で課された罰金を払うため。こういう嫌なことは早く済ませておきたいので本当はもっと早く払ってしまいたかったんだけど、やられたのが土曜日だったので郵便局が開いていませんでした。リサーチしたところ、ここから車で数分でホテルのすぐ近くにあることが判明。


早速郵便局の敷地に入り裏の駐車場に車を止めたところ、警備の人らしいおばさんが出てきて何やらフランス語でまくしたてられました。日本人なので英語しか分からないと言うと一応英語で対応してくれて、罰金を払いに来たことが分かるとさらにご丁寧に郵便局の中のしかるべき窓口まで案内してくれました。


窓口で対応してくれたおじさんもまた丁寧な人でした。罰金の$30分のCheck(Money order)を作ってくれるだけに留まらず、封筒と切手も用意してさらに封筒に宛先まで記入してくれて、これで完璧!と言って窓口の中にあるポストに投函してくれました。日本の郵便局では考えられない!罰金はやられたって感じだったけど、丁寧なおばさんとおじさんで良かった!


   


今日は16時前にホテルに到着ということでいつもよりかなり早めのチェックイン。まだまだ明るいし世界遺産であるケベックの街を堪能したかったのでちょうど良かった!今日の走行距離はちょうど200マイルでした。ホテルは日本からネットで予約しておいたHotel71というお洒落なデザイナーズホテル。旧市街地の中でも港の近くのLower townにあって、落ち着いた一方通行の通り沿いにあるホテル。Superiorの部屋にしたので、ホテルの部屋の窓からは、Upper townにそびえる街の象徴フェアモント・ル・シャトー・フロントナック・ホテルが見えて、なかなかのビューの部屋でした。


      


チェックインした後は早速市内観光へ。ケベックの日没は19時前くらいで19時半頃までは明るいので、旧市街を歩いてみることにしました。まずはホテルのあるLower townから坂を上ってUpper townへ。セントローレンス川対岸の美しい眺めを楽しみました。


   


その後はシャトー・フロントナックとセントローレンス川の眺めが抜群の展望デッキに寄ってからケベックの美しい街並みを散策しました。さすが世界遺産でとても美しい街並みでした。この街の建物は左右がみんなつながっていて、隣の建物と高さも違うのに壁はくっついて作られていました。


    


夕食の前にパブに入ってまず1杯だけビールで乾杯しました。お勧めしてもらったケベックの地ビールだけどさっぱりした味でした。


今日の夕食は、ゴルバチョフのような顔をした面白いおじさんがいる店で、おじさんの愛想が良かったので入ってみました。カジュアルだけど照明を落とした落ち着いた店で、特にフレンチオニオンスープが美味しい店でした。



夕食の後はホテルに帰ってゆっくり。今日でメープル街道の終点のケベックまで到達し、シカゴ〜ナイアガラ+メープル街道を走破。明日は南下してアメリカへ戻ってメイン州のどこかまで行く予定。



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