発声について

■21世紀! “音楽脳”は 世界に繋がり 世界を救う!
■めぐる呼吸! めぐる響き! めぐるパワー! 〜音楽(愛)を心から心へ〜

発声について

響太は発声を、中学、高校時代のクラブ活動(合唱部・部長)で、大学ではS教授(関西を代表する声楽家)に師事し、芸術的音楽表現のために、「ピアノ奏法」とともに、長年にわたり研究してきました。
現在、ピアノだけでなく、声楽、合唱指導でも活動しています(※印参照)。
発声は心身のリフレッシュにもなります。ここに発声の基本を簡単に書いてみました。
是非、応用して楽しく歌ってください。                          

◆興味のある方には具体的に指導いたします。メールでご連絡ください。

熊野路:世界遺産記念CD「熊野の歌」
歌とピアノによる“日本の愛唱歌”コンサート
真珠婚記念コンサート
コーラスの演奏会より
ブログ:“お茶コン・サンデー”
ブログ:ビバ!コーラス!をご覧ください。                  


発声について

発声は「呼吸」「共鳴」「発音」の3つに分けると、理解しやすくなります。

1.呼吸について
「上手に呼吸ができれば、上手に歌える」・・・呼吸とそのコントロールの習得が、最も重要です。
吸気は、背中の下、肋骨と骨盤の間の、柔らかい筋肉の部分に、息を深くためるようなつもりで・・・呼気は、下腹をひいて、あるいは、肛門をしめて、バランスをとるようにします。
呼気は上記を十分に意識をして、広く、柔らかく、一定に保つように心がけますが、吸気はお腹の力を抜いて、自然に息が入るようにすると(上記を通り息を深く溜めるように)楽にスムーズにできます。
つまり、深く大きな「腹式呼吸」をするのです・・・健康にも良いですね。
この呼吸法に慣れましたら、逆複式呼吸をやってみてください。ブログ=ピアノサークル:呼吸法とピアノ奏法参照

2.共鳴について
基本的に、音の焦点を「鼻の付け根」に設定すれば、声帯は良く振動します・・・まずは、このポジションをマスターすることが大切です。
ハミングで歌いながら、笑っている状態に頬をもち上げて、鼻の後ろにうなりをおこさせ、その状態を保ちながら母音で歌うと、この感覚を捉えることができます。
これを「鼻共鳴」と言いますが、これを中心にして、高音は「頭共鳴」、低音は「胸共鳴」に、ポジションを移動させます。

3.発音について
あくびをするように、口の中を鼻の奥まで、大きく開けることがポイントです。
一度、鏡の前で歌ってみてください。かなり大きく開けているつもりでも、なかなか開いていないものです。
母音の口の開けかたを整え、子音は話す言葉のように、音の流れを阻害することなく、短く発音します(チューインガムを噛むような感覚で発音すると、無駄な力みがとれます)。
※口を大きく開けたとき、共鳴が口の下におちてしまいがちになりますから、常に頬を笑っている位置に(あるいは上の歯に響かせるように)高くおき、声を鼻ばしらに通すように出すことを心がけて下さい。

上記の3つの基本を踏まえて歌うことにより、必ず歌いやすくなり、声もよく出るようになります。
もちろん、発声は常に音楽表現に結びついており、大変奥が深いもので、けっしてこれだけでマスターできるものではありません。

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