機械は調子が悪くなって当たり前。DIYでメンテナンスして仲良く付き合う、これが田舎流DIYです。
運搬車と農薬散布機の
エンジンを積み替えしました
運搬車はかなり使い込まれて、力不足。
一方、農薬噴霧機のエンジンは、
旧式の石油式
で、毎回使う前にヤカンで
水を入れる必要があり、作業の移動時に傾けると熱湯がこぼれる危険がありました。
この為、両機械のエンジンを積み替える事にしました。
早速、農機屋さんを訪ねました。中古の
汎用エンジン
を探していると言うと、
「2階の倉庫に中古機械を保管しているから、その中から自由に探したらいいよ」
と、良い返事あり。ニヤリ。薄暗い倉庫の中を探す事一時間余り。
運良く、良さそうなエンジン2基を見つました。内、1基はかなり新しいみたい。
「動くかどうか判らんから保障は出来ないよ」との事。
すかさず、「保障は要らないから格安にして」と言うと驚くべき破格値で
購入する事が出来ました。
自宅に戻り、エンジンを念入りにオーバーホールし、エンジン単体でテスト。
調子絶好調、完璧です。
運搬車と噴霧器に取り付け、試運転も絶好調。
農機屋さん、ありがとう。
5月の連休に稲のモミまきのお手伝いに行ってきました。
作業前に、使わなくなったエンジン付き一輪車を処分するとの話あり。
ニヤリ(笑顔)・・・という訳で、その日の夕方、早速頂いてきました。
自宅に到着。整備前の状態です。
フレーム
は、しっかりしています。
期待しています~♪
どの程度、手を加えるか検討中。
・・・と言っても、自己流ですので素人がDIYで出来る範囲での作業となります。
まねしないで下さい。
大変な事が判明。プラグに
火花
散っていません。
とにかく、分解して調べる事にします。
ガソリンタンク がありませんが、代用品で間に合わせようと思っています。 この件は、あまり気にしていません。
分解掃除中です。気になっていたプラグに火花が散らない件は、フライホイールの
内側に装着されていた
ポイントの接点を磨く
事で、勢い良く火花が散る様になりました。
キャブレター
のフロートは問題なし。エンジン単体で正常動作を確認しました。
復活出来そうです。
フレームを塗装しました。手持ちのラッカーで2色塗りです。
なかなか、いい感じになってきました。
いよいよ、組み付け作業に入ります。なんだか楽しくなってきました。
取り外していた部品を組み付けた様子です。
Vベルトと燃料ホースは、かなり劣化していたので新品と交換しました。
今回の整備の購入部品は、この2点です。
ホームセンターで購入して、両方合わせて600円で済みました。
完成です。
チェーンケースも灰色に塗装して、少しおしゃれにしてみました。
タンクは、予定通り代用品で済ませました。
燃料で融けない材質の空き容器を再利用しました。
又、一輪車を傾けてもエアーを吸い込まない様に工夫しています。
タンクの底と側面には、衝撃吸収用にゴム板を貼り付けて、
ゴムチューブで固定しました。
上から見た様子です
もしかしたら、新品を買った時よりもうれしいかも!ルンルンルン♪~
ギヤーは、2速変速で、低速、ニュートラル、高速のポジションがあります
エンジンは、コンパクトで排気量不明ですが、50ccの原付バイク程度は、
ありそうです。形状は、草刈り機のエンジンに似ていますが、かなり
大きいです。
エンジンの軸に付けたプーリー兼遠心クラッチから、Vベルトでギアーボックスに
駆動力が伝わります。簡単ですが、うまく出来ています。
前から見るとこんな感じです。
荷物台がフラットで広いので、畑に苗を運ぶ時に便利です。
以前より、竹の子掘りの際には、人がやっと歩ける幅の山坂道を
人力100%の普通の一輪車で運んでいました。
今回のエンジン付き一輪車を使う事でかなり楽になる事、間違いなしです。
大切に使おうと思っています。
ありがとう。
我が家にやって来て20年ほど経つ小さな管理機をご紹介します。
畑では、一番の働き者で、壊れずに現役で稼動中です。エンジン一発始動、調子いい♪~
この管理機のおかげで、トンガやスコップで土を掘る事がほとんど無くなりました。
日々、かなり
酷使
しているので、ロータリーの回転軸部分からオイルがにじんむ様になりました。
今日は、回転軸部分のシール交換をします。
ロータリーを外すと、この管理機は自立出来ないので、写真の様に木の箱に入れて、横にしています。
耐久性抜群のこの管理機ですが、消耗部品の耕運爪とこの
オイルシール
は、磨耗状況に応じて交換が必要です。
今回で、3~4回目の交換となります。
オイルシールは、複雑な機構の特殊ゴムリングです。管理機メーカーの
部品センター
で、購入しました。
交換中の様子です。これで数年は、大丈夫でしょう。
管理機もうれしそう。