USJ攻略からの続きです。
開門すると、先頭に並んだグループから順にQRコードのチケットを提示して、次々と園内に入り込んでいきます
我々が入場するのに恐らく15分もかかっていないと思うのですが、一番で入った人が既に「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に乗り込んで、たった二人で乗っているのが見えました
早っ
独占できて、しかも大勢の注目を集めてさぞかし気持ちが良いでしょうね
ようやく我々も入場すると、第一目的地の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」へと一目散に向かいます
というのも、USJでこの比較的新しく出来た区画が大人気で、このエリア自体に入るのに入場制限がかかるのです
ここに入るには手段として、まず一番わかりやすいのは「頑張る」という方法
なるべく開園と同時に現地に向かい、人数制限内に入り込んでしまう非常に原始的な方法です
ネットで調べると、そのチャンスは開園から30分、つまり今回の場合8時半までしかチャンスが無いようです
もし逃してしまうと、次はアプリの「e整理券」に望みを託します。これは入場制限が決まった直後からアプリでの取得になり、そこで空いている時間を予約することになります
ところがこれもものすごい勢いで埋まっていくそうで、もし取れなかったら夕方からの時間(つまり皆帰って空いてきた時間)になってしまうそうです
また、そこに時間を縛られてしまうという制約もできてしまいます
もう一つの手段としてはズバリお金で解決する方法
すなわちエクスプレスパスを購入し「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に確実に入場できる権利を得るもの。ところがこれがべらぼうに高い
特に我々が行った一番の多客時は、一番安いもので一人26800円もするのです
入場券の2.3倍ですよ
そんなら3回来るっちゅーねん

今回娘が「USJに行きたい
」と言ったのは、映画やゲームでマリオにハマっているからで、ここに行かないと意味がないのです
というわけで、我々は一番わかりやすい「頑張る」を選択し、こんな朝早くから出張っているわけです
ここからがいよいよ本当の戦いです
というわけでゲートをくぐったら皆でダッシュだ
・・・と意気込んでいたのですが「園内は走らないでください」というアナウンス
まあ確かにいきなり皆でドドドっと走って行くと、いきなり皆ケガをして折角の楽しい一日の始まりのはずが台無しになるリスクは大きいです
ゲートをくぐって少し行くとスタッフの方が笑顔で「走らないでください」という札を下げながら、走る人を捕まえたりしていました
そんなわけで皆競歩ばりの早歩きで行きます
既にマップを頭に入れていた私は(といっても大半の人は「スーパー・ニンテンドー・ワールド」に向かうので人の流れに付いていくだけで良いのですけれど
)、時間をロスすることなく目的地に向かうことができました
やはりベビーカーを押す人とかに比べると小学生は早く歩けるので有利です
正確な時間は覚えていませんが、恐らく開園からここまで30分くらいだと思うのですけれど、我々は「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアに無事入ることが出来ました
感触的にはまだもう少し余裕があったように思いますから、案ずるより産むが易しという感じ。ある程度頑張ればわざわざエクスプレスパスに頼らなくても十分入れると思います。

マリオでお馴染みの土管をくぐり、土管を出た先にはあのマリオの世界が現実のものとして目の前に拡がりました
この土管を出た後に眼前に拡がる・・・というのが、見事な演出だと思います
皆一様に「うわー
」と嘆息の声を上げます。丁度青空が良い映え方をしており、諸々頑張った甲斐がありました

ところで「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で更に楽しむにはパワーアップバンドとよばれる5000円程度のリアル課金アイテムもあります
それがあればブロックを叩いた時に音が鳴ったり、色々なミニゲームにチャレンジしたり、家でSwitchで遊ぶ時にもamiiboとして使うことができるようです。
姪っ子が数本持っているということなので事前に借りていこうか・・・と思いましたが、ぶっちゃけわざわざ借りていく程の内容でも無いように思いましたし、実際無くても全然OKでした
娘にも一応「欲しい?」と聞きましたが「要らない」と言ってましたし。
無事「スーパー・ニンテンドー・ワールド」への入場が許された我々は、一目散に「マリオカート 〜クッパの挑戦状〜」のアトラクションへと向かいます。このアトラクションが現状USJでNo.2の人気を誇っているようで、早く行かないとまた待ち時間が大変なことになります
ちなみに1番人気は「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」のようですが、ジェットコースター系なので、娘はあまり乗り気ではないこと、またそもそもドンキーコングのゲームをやっておらずあまり思い入れのあるキャラクターではないことからパス
ドンキーコングカントリーに足すら踏み入れませんでしたが、そこはちょっと覗いておいてもよかったですかね
マリオカートのアトラクションに到着すると、クッパの像がお出迎え
さぞかし待つんだろうな・・・と思って警戒していたのですけれど、そこまで列が長い感じではないです。すんなり入場し、ズンズンと進んでいきます
おぉ、どんどん行けるじゃん・・・と思って順路通りにズイズイ進んで行くのですが、順路が迷路のように入り組んでいます

私、最近の大型テーマパークに全然行ったことがなかったので(恐らくは20年くらい前にディズニーシーに行って以来)、仕組みを初めて理解したのですが、順路を上手く柵で仕切って「ずっと立って待っている」ということが少ないようになっているんですね
迷路のようにアチコチ進むのは子供にとっては楽しいですし、進んでいるという感覚がワクワク感を醸成しつつ「待たされている感」を和らげてくれます
また、その迷路(といっても一方通行ですけれど)はスタッフの人が時間帯で上手く柵のチェーンを付け替えて、混んでいる時間は順路が長くなるように、空いている時間は短くなるように微調整しているようです。しかもそうやって一般客が順路を歩いて時間稼ぎしている間に、エクスプレスパスの人をショートカットでアトラクションに案内できます
なるほどー。よく考えられたものです
(つづく)