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2月15日(土)

 

中外鉱業(1491)が超絶好決算!



金曜の日経平均は反落。前日のNYはPPIが予想を上回ったものの、トランプ大統領が予告した相互関税が発動は4月以降ということで、猶予が出来た安心感から3指数揃って上昇。売買高は活況。30年債入札は不調だったものの長期金利は4.53%に低下。マグニフィセント7は総じてしっかりで、マスク氏がOpenAIの営利化中止ならば買収中止としたことでTeslaが5%超の急反発。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。SQ値が39432円に決まると、その後は下値を掘る動きに。為替が円高方向に振れて売りが強まりました。またトランプ大統領が「台湾から半導体産業を取り戻す」と発言したことや、アプライドマテリアルズが決算を受けて時間外で売られたことで半導体関連株に売りが出ました。

後場は下げ幅を縮めて始まったものの、間も無く改めて売りに押され前場安値を割り込み。引けにかけて売られ、結局前日安値付近で終えました。一方、TOPIXは下落率は小さめ。売買代金は5兆円弱と活況。REIT指数は続伸でした。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYは小売売上高が予想を下回ったものの、長期金利が4.48%に低下したことでNASDAQは買われ高安マチマチ。売買高は活況。メタは20連騰。来週の新製品発表に期待が集まるAppleも連騰。アプライドマテリアルズは8%の下落もSOX指数はプラス。WTI原油先物は70.5ドルに下落。それらを受けた日経平均先物は39110円となっています。

結果としてアメリカの長期金利は財務長官の「10年金利に注目」といった発言などを受けて低下。元々債券入札ウィークを意識して、ちょっと上がりやすいタイミングではあったものの、上手く抑えられたという感じ。解説では「そもそもアメリカの金利がトランプ2.0を警戒し過ぎて高すぎたから、それの軌道修正が進んでいる」という話ですが、確かにそんな感じはします。

今のところトランプ関税は株式市場には影響していません。現状唯一発動された中国も香港株なんて関税話前の水準より上がっています。まあ香港株はIT系が多いので、DeepSeek期待感が勝っているような感じかもしれませんが。また就任前に言われていた60%などのべらぼうな高関税率に比べれば随分と常識的な着地ではあります。

直近の信用評価損率は▼5.8%と前週よりは悪化しましたが、前週は▼5.5%と昨年7月以来の水準。つまりは日経平均が最高値を付けた時以来の水準でした。信用評価損率が改善されるのは天井圏を示すサインにもなります。まあまだプラ転していないので余地はあるのですが、個人的には少し気になります。
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/margin_transition

そして今回の決算シーズンはまた一層のTOB、MBOラッシュ。東証改革効果でまだまだ増えていくのでしょうね。個人的にはそれより「ハコ」化している企業や、ビットコイン売買だけを生業としている企業を何とかしろよ、と思うのですけれど。

やはり出来高が薄い(=個人投資家人気が薄い)バリュー系銘柄に目立っており、スタンダード市場のものが狙われやすいということでスタンダード指数の方は今週最高値に。ちなみに昨年は全体で93銘柄がTOBやMBOで上場廃止になったということですが、今年はそれを上回るペースで進んでいます。3月末を意識して、もう少し増えそうですが。

日経の記事によると「1月の投信への資金流入額が2.1兆円と統計開始以来最高」とのこと。ところが外国株投信(S&P連動型やオルカンなど)にほぼ全額の2兆円も資金が向かって、日本はむしろREIT型の解約などが目立っているのだとか。うーん、どれだけ皆日本に未来が無いと思っているのやら。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL041ES0U5A200C2000000/

日米金利差から「無限に円安が続く」かのような論調が蔓延しているにも関わらず、今年は円高に振れているように、皆が思う裏に花の道があるように思います。実際、これまで人気薄だったスタンダード指数やグロース指数にようやく光明が差し込んできました。何とか日本株パッシングをする人々に地団駄を踏ませたいところですけれど。


新興市場も「やや買い」。グロース指数は金曜続落。売買代金は2158億円と大活況。時価総額トップのトライアルHD(141A)が決算を受けてストップ安となり、Core指数が2.6%の大幅安に。足を引っ張りました。ただ他の銘柄は引き続き勢いを継続しており、来週からの盛り返しに期待します。



【注目銘柄】

中外鉱業(1491)は小動き。こちらは昨年までポートフォリオ銘柄で取り上げていた銘柄で、最近強い動きが続いていましたが、金曜に3Q決算を発表。営業利益は通期計画をほぼ達成、経常利益以下は超過といった内容でした。やはり足元の金価格の上昇が強い追い風になっている模様。ただこのままだと4Qは減益決算になるということになりますが、足元の金価格の一段高を考えると、現実的ではないように思います。


住友林業(1911)は大幅安。13日に本決算と中期経営計画を発表。182円への増配もありましたが、今期の利益成長がほぼ横ばいということで失望売りに押されました。アメリカではCPIなどが強く利下げが期待できない上に、移民の強制送還で新築住宅需要は低迷しそうな雰囲気があります。しばらく株価は厳しいのではないでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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