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9月8日(火)

 

TOPIX残留判定の激震。1000銘柄割れへ?



前日のNYはレイバーデーでお休み。ヨーロッパ株はマチマチ。週末の州議会選挙で極右政党が第一党となったドイツは小安い動き。大体極右政党になったら財政規律は守られないので、ドイツの長期金利が上昇。まあまだ政権をとったわけではないのですが、ナチス以来避けられてきた極右の台頭がインパクトを強めています。ドル円は一段と円高が進んで153円台に突入。


投資判断は「やや売り」。まず8月相場が完全に終わったので、世界の株式市場の月間成績は

東証グロース 17.2%
ソフトウェア株 16.3%
台湾 7.0%
マグニフィセント7 4.4%
上海 4.0%
NASDAQ 3.9%
TOPIX 3.8%
韓国 3.4%
日経平均 3.0%
S&P500 2.6%
ドイツ 2.5%
SOX 2.0%
NYダウ 1.3%
ユーロ・ストックス50、ラッセル2000 0.9%
イギリス ▼0.4%
香港 ▼1.2%
フランス ▼2.1%

ソフトウェア株の反騰がグロース指数を押し上げた面は少なからずありそうです。全般的にハイテク株の方に優位性があった結果ですが、その割にSOX指数が伸び無かった月。まあここまでの上げが大きすぎたということもありますが。一方、フランスは政局混乱を受けて特に終盤失速。

9月はNYダウが一番弱い月とされており、その影響もあって日本株も売られやすい月とされています。本来9月は中間権利取りもあってしっかりしても良さそうなものですが。8月は特にTOPIX中心に強かったので、その反動が出てもおかしくはありません。世界的な利上げ基調は続きますしね。

アメリカは今週に債券入札ウィークを控えるので、またアメリカの金利高に日本もご相伴しそうです。やはり金利高は株価には重石になると思います。

需給面では毎月月末、月初は信託銀行(年金)は買い越し気味、売り越しであっても小幅というような感じで悪さはしてこないのですけれど、足元の株高、債券安を考えると、月中にリバランスの株売りが出てもおかしくないように思います。

週末にはメジャーSQもあるのでそろそろオプション市場を確認すると、単純に建玉の枚数ベースでは5万円のプットが8700枚。まあそれは現実味が薄いとしても次には6万円のプットが6700枚。対してコールで最も多いのが65000円で4700枚。ここが一番プットの建玉と重なって引力が強いラインで、全般的に現値よりも下値に向かいやすいとみられます。

TOPIXは8月4日〜14日の8連騰に続いて、20日からまた9連騰と強さを見せました。足元では空売り比率が高く、売ってもあんまり下がらないので踏み上げられていると解説するのが一番しっくり来ます。特に売買代金が減ってきたので、売っている人が少ないと捉えるのが正解でしょう。ただ年初来高値更新銘柄数は少なく、力強さはありません。

また、8月が終わったので例のTOPIX残留に向けた判定に決着がつきました。となると、当落線上にある銘柄はもう諦めも出るので、還元などに力は入らなくなる可能性があります。まあ毎年8月に判定があるので、来年の捲土重来に向けて頑張るところもあるかもしれませんけれど。どちらかというとMBOなどで退出したり、安くなったところをTOBで狙われたりする可能性の方がまだ高いように思います(あくまで低い確率ではありますが)。

今回、除外が想定以上に増えて残留銘柄数が1000を割る可能性が高いとのこと。やはり大型株への資金集中が増え、寄与度上位97%というハードルが一層高くなったことが挙げられる模様。元々除外が濃厚だった銘柄は影響が薄いかもしれませんが、当落線上で特に「大丈夫そう」とみられていた時価総額1000億円前後の銘柄はダメージが大きいかもしれません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB313TS0R30C26A8000000/

最近の話題は日米、もっと言えば世界的な金利上昇です。日本の予算の概算要求は143兆円と過去最高ということで、日本の財政懸念が高まるのも無理からぬところ。

ただ、金利が上がろうと株は底堅い動きが継続。一方、小型株は上値が重いです。やはり金利上昇となると、耐性が弱い小型株が売られてしまう・・・というのは、アメリカでも起きている話。また日本の場合は小型株の大部分がTOPIXから除外される、というテクニカル的な要因もありますが、実際に除外されるのは先の話ですし、直接的な需給への影響は現時点では限定的。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。ティアフォー(593A)が大幅続落となり、フリー(4478)なども売られましたが、その割には底堅さもありました。売買代金は5520億円とまた市場再編後の最高を更新。うちティアフォーとテラドローン(278A)で3588億円出来ました。ただ足元でキオクシアHD(285A)がまた盛り上がってきたので、資金は奪われがちですね。


【注目銘柄】

豊和工業(6203)は昨日ストップ高。産業用ドローンを開発する新興企業と連携強化を発表し買いを集める展開に。豊和工業と言えば自衛隊向けの小銃を製造しており、となると軍事用ドローンの開発に・・・と思惑が連鎖する格好。まあ今回の話がそこまで一足飛びで行くかどうかは微妙ですが、とにかく軍事用ドローンの整備は急務でしょう。


GO(581A)は昨日大幅安。アメリカではTeslaのロボタクシーが公開されて話題になっていますが、周回遅れの日本はまだまだ時間がかかりそうな未来予想図。じゃあ配車アプリの・・・というところで連想は繋がらず、また本日はティアフォーも連続大幅安ということで、すっかり萎えてしまった形。初めて25日線を割り込みました。早く完全自動運転実現して欲しいですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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