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7月5日(土)

 

アニコムHD(8715)にダルトン参戦!



金曜の日経平均は続伸。前日のNYは翌日の独立記念日前の半ドンでしたが、注目の雇用統計において、予想を大きく上回る結果となったことから3指数揃って上昇。ダウ以外は連日の最高値を更新。長期金利は4.34%に上昇。マグニフィセント7は総じて堅調。WTI原油先物は67ドルに小反落。金も反落。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ寄り前にトランプ大統領は「本日から関税の書簡を各国に送付する可能性」と発言。それを受けて4万円を付けた後はほぼ寄り天の形で売りに押される展開に。一旦マイナスに転じました。その後は半導体関連株中心に買われて上げ直しましたが、中国株開始後は改めて売られ前場はほぼ安値圏での引け。

後場は改めて売られ、前場安値を下回り39700円を割り込む動き。その後は何とか切り返して、最後はプラスで終えました。TOPIXはギリギリマイナス。売買代金は3.9兆円弱で4兆円割れ。REIT指数は引けにかけて売られ反落でした。


投資判断は「中立」。金曜のNYは独立記念日でお休みで、トランプ減税法案が成立。ヨーロッパ株は総じて軟調。ドル円は144.5円。日経平均先物は39750円となっています。

足元ではまた世界的な株高が目立っています。特に半導体を中心とした資金の回帰で、NVIDIAが最高値を更新して時価総額最大を奪還。同じく最高値を更新しているMicrosoftを抜いてきました。「一生一緒にNVIDIA」の歌声がまた聞こえてくる感じに。

理由の大きな背景は、基本に立ち返ってアメリカの長期金利低下にあると言えます。足元の金利は水準的には歴史的な低金利・・・とはほど遠いものの、6月は高値から0.3%着実に下がりました。中東情勢を経て結局アメリカの強さを再確認し、米国債に資金が戻ってきている形。「有事にハイテクしか買えない」という面もあったはずですが、沈静化後も買われたので、その理屈ではないようです。

そんな金利低下が生み出したのはドル安です。ドルインデックスは今週96ポイントまで下がって、実に22年以来の低水準に。トランプ政権が目指すドル安政策が着実に進捗しています。最近ドル売りの話題になった一つがパウエル議長の後任人事案でした。まだ任期切れまでまだ半年以上残っているのに、トランプ大統領の意を汲んで利下げに積極的な議長が候補に挙がるとされています。それを先読みして金利低下とドル安が起きている形。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/?timeframe=60M

つまり現状「株高、債券高、ドル安」と非常にトランプ政権にとって都合の良い状態になっています。よく言われる「利益が一番享受できるところが黒幕」というのであれば、今回のイスラエルとイランの紛争の黒幕はアメリカだったとも言えます。トランプ大統領の支持率低下もあって、使嗾したのかもしれませんね。

日経平均に関しては後講釈ですが、6/18の「完璧な陽の丸坊主」も強い上昇トレンドのサインだったと言えます。まあもし相場が下がっていたら、6/19の「はらみ足」が相場の天井を示していた・・・と言い換えるだけの戯言ですが、ともあれ結果として上放れたのであれば、4/10の「ほぼ陽の丸坊主」ように、その後の上昇をある程度約束してくれるものになります。

また先週はドル建て日経平均が強かったですが、ドル建てのTOPIXも過去最高水準に迫っているとのこと。なかなかドル建てTOPIXを表示するサイトが無いので見極め辛いですが、週明け早々にも最高値を更新してくる可能性があります。この面からも、必ずしも半導体だけで上がっている相場ではないという感じです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-27/SXAY89T1UM0W00


新興市場も「中立」。金曜のグロース指数は反発も安値引け。売買代金は2063億円と2000億円を回復して活況。今週高かったトライアルHD(141A)が急反落となり、Core指数が前日安値を割り込んで弱い動きでした。陰線が続いており、年後半相場は厳しいスタートになっています。


【注目銘柄】

アニコムHD(8715)は反発で値上がり率ランキング上位にランクイン。フジ・メディアHD(4676)などでお馴染みのアクティビストであるダルトンが5%の大量保有報告で現れ、刺激材料になりました。ただザラ場の年初来高値更新も、終値ベースでは高値更新とはならず上ヒゲ陰線。なかなか上値は重いです。


資生堂(7911)は反落で安値引け。特に材料はありませんが、今週比較的順調に上がってきたので週末のリバランス売りが出たような形。ただアメリカでは化粧品大手のエスティ・ローダーが7月に入ってから10%の上昇。インバウンド需要の落ち込みから百貨店株などが弱いですが、案外買い場のような気がします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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