USJ攻略

 

この3連休はまた大阪に行ってきました先月は叔母さんのお葬式ででしたが、今回は純然たる遊びの旅行です昨年同様に娘のお友達と一緒に遊ぶため2泊3日の旅主目的はお友達家族と一緒に行くUSJです

USJは学校のお友達が先んじて行ってきた、という話を聞いて、娘も行きたいと言ったのが発端です。何と言ってもWii Uのマリオにハマっている娘としては、USJのスーパー・ニンテンドー・ワールドに行きたいという要望がありましたまあ私自身も一生に一度くらいはUSJに行ってみたいと思っていましたし、大阪のお友達が「また来てね」と言っていたこともあり、これ幸い、と

USJに行くに辺り、何と言っても情報収集が肝要です。今回、3連休ということでチケットは一番高い11900円の多客期つまり一番混雑する日だということです関西圏以外に住む我々は、どうしてもこういったタイミングで行かざるを得ず、だからこそ入念に下準備をして失敗は許されません一大イベントであり、上手く回るためにはまず情報戦に勝つ必要があります

というわけで旅行出発までの間、USJに行ってきた人に色々と話を聞き、ネットで情報を収集して「これは単なる遊びではない。戦いである」ということを散々思い知らされました事前にUSJアプリを準備して、アプリの操作方法を練習しますぶっちゃけ、日が近づくにつれて気持ちが重くなり、段々行きたくなくなったのでした

 

 

2泊3日の大阪旅行初日北陸新幹線で高岡から敦賀まで行って、サンダーバードに乗り換え京都へその後JR京都線で高槻駅へと向かいます。

高槻に住むお友達と合流し、翌日のUSJ作戦会議に。この日は無理をせず、翌日の戦いに備える、ということで、高槻市の公園で数時間過ごして帰りましたちなみに高槻城公園にも城主高山右近の像がありますが、我らが高岡城も高山右近が築城に関わっており、妙な縁を感じました。「高」繋がり

16時には解散して高槻市駅から阪急線に乗り込むと、淡路で堺筋線に乗り換えて長堀駅まで難波で予約したホテルに移動します

ホテルは一番安いのでとった大阪富士屋ホテル。リノベされているものの年季の入った感じが否め無いホテルですが、実は今年いっぱいで閉館するそうです廊下の音とかもバンバン聞こえますが、個人的には警戒していた程酷いところではありませんでした。全体的にちゃんとしています。どうせ寝るだけなので、値段相応で特に大きな不満はありません

その日の夜は早めに寝ようとは思うものの、とりあえず晩ご飯は食べに出ないといけません。大阪といえば串カツでしょう、ということで、夜の心斎橋に繰り出しました目的地は「串カツだるま」です

昔、新世界の脇に一年だけ住んでいたことがありましたが、当時本店には近すぎて行きませんでした。その後何度か大阪に行く度に「一度は行ってみたい」と思っていましたが、いつも大行列でダメ今回こそは・・・と思ったのですが、案の定大行列でした

 

 

串カツは私が大阪で食べたい食事だったものの、家族はそこまで串カツに関心がありませんでしたただじゃあ他に何を食べるかとなるとまた色々と意見が分かれて決まらないので、串カツだったら色々好きなものを食べられるし良いじゃないかという程度そもそもその日は移動移動で疲れており、さっさと明日に備える必要があります。というわけで、大人しく隣の「串カツいっとく」で妥協しました

逆にこちらはこんなに人混みが多く、しかも18時という夕食の時間帯で行列が無かったところに怪しさもありましたが、まあ仕方ありません。ただ入ってわかりましたが、全般的に値段が高いです既にインバウンド価格になっているのか、というくらいでアスパラガスの串カツが一本で500円だったの驚き確かに他に比べて具材が大きいのかもしれませんが、串カツは安さがウリだったはず・・・

あと、これはコロナ後から変わったのかも知れませんがソースを普通に上からかけるタイプに串カツといえば「二度漬け禁止」のソース缶の中にツッコんで食べ、またキャベツですくって追いソースするのが定番では味もイマイチでこれなら地元で「串カツ田中」に行った方が良かったと後悔店員さんの対応は良かったですけれど。辛口批評ですみません

そんなわけで少なくとも私はガッカリして店を跡にしましたしかし道頓堀は外国人比率がハンパないですねビックリです日本人は1割くらいしかいない感じ。私が道頓堀界隈でバイトしていた25年前とは大きく様変わりしています夜は道頓堀クルーズの船がバンバン往来していて、色々な国の言語が飛び交っていますいつの間にか人種のるつぼに

本当は昔バイトしていた店の跡がどうなったのか見に行きたかったのですが、家族が早く帰って寝たいというので断念せめてもの新しく電力化されたグリコの看板だけ見て、後ろ髪引かれながら喧騒続く道頓堀を跡にします




ホテルに戻り、風呂に入ると21時台には就寝モード翌日の本番USJに備えます。ところが案の定、私は外泊すると眠れないので、結局2時間半しか寝ることができずに翌朝を迎えたのでした・・・

 

 

翌日朝5時に起きて支度をし、6時にホテルを出て出発します。色々実際に行った人に聞き取りし、更にネットで調べた結果、USJには朝から並ばないと話にならないそうです公式の開門時間は8時半なのですが、実際はそれよりも早いのだとか

特に混むことが予想される連休の中日は早まる傾向があるようです。と言うのも、早く入れてしまわないと入り口付近で人があふれかえってしまい、事故に繋がるからなのではないかと思われます。我々が行った11月23日はチケットが最も高い11900円の日。つまり最も混む日とされている日です確かに関西圏以外の人が泊まりで来た場合、3連休の中日が一番利用しやすいわけですから

一方、開門よりも随分先に手荷物検査が行われるようです。その手荷物検査の行列に並ばないといけないので、諸々考慮すると最低でも7時半前までにはUSJのゲートに到着しないといけません先に行った姪っ子なんて朝4時に車で到着してずっと待っていたそうです

まあさすがに4時はやり過ぎですが、私は7時半くらいにJRユニバーサルシティ駅に到着すれば十分・・・と思っていましたが「いや、それは甘い。もっと早く行った方が良い」というお友達家族のプッシュを受けて7時過ぎに駅付近で待ち合わせということになりました。

 

 

そんなわけで我々は難波のホテルを6時に出発その日は天気も快晴で最高のUSJ日和り朝の道頓堀は昔深夜のバイトをしていた時にも帰りによく見ていた風景ですが、前日の喧騒が収まって、また別の雰囲気を出しています。仕事終わりのホストが店から出てきて帰宅するシーンを横目に見ながら、我々は近鉄日本橋駅を目指しました




近鉄日本橋から西九条に向かいJR乗り換えネットで調べていたところによると「朝のUSJに向かう人達がギュウギュウ詰めになり電車に乗れないことも」などとあったのでかなり警戒していましたが、とりあえず6時57分発の電車は普通に乗れましたまあ大体10分間隔でピストン輸送されていますから、そんなに心配する必要はなさそうですね

そんな我々が西九条の駅に到着した段階で、既にお友達家族はユニバーサルシティ駅に到着したとの連絡が。当初園内で合流しようか、とも言っていたのですが、園内は人が多過ぎて携帯電波が繋がらないというネットの書き込みもあり、やはり連絡が付くうちに合流した方が良いということになりました。なので駅からUSJゲートの途中にあるローソン前で待ち合わせ

無事合流すると、園内はペットボトルは持ち込み可ということで、とりあえず飲み物を購入。園内の自販機は軒並み市価の倍近い300円になっている、ということで事前に買っておいた方がお得ですただ裏技としてコカコーラのコークオンアプリで「回数券」を買っておけば、その回数券の値段のまま安く買えるので、特に夏場であれば回数券を使うと良いでしょう。これも事前調査の賜です

 

 

いよいよUSJの入り口に到着さて、この午前7時半の段階でどれくらい人が来ているかな・・・と思ってみると、もう既に大変なことになっていました見渡す限りの人人人です。




丁度この時期に高市政権が中国と揉め始めたことで中国人旅行者が減っていること、また一番チケットの高い日は年間パスポートが使えない日なので、ユニバ初心者が多いとされていることを加味すると、内心もう少しマシ(朝から並ぶ人が少ない)だと思っていたのですけれど・・・甘かったです

手荷物を受けるためにまずここで30分程行列に並ばないといけません。アトラクションの行列の前に既に行列のチュートリアルがあるような感じ。うへー

そんな感じで手荷物検査をようやく済ませると、開園までまたしばらく待ちます。前日でもこのタイミングでも良いのですが、同行者をUSJアプリで連携しておくと「e整理券」などの順番待ちを一台でまとめて出来るので便利です。ただ結論を言えば、我々は一度もe整理券を使うことは無く、結果的にこの辺りの準備は無用でした

開園時にはゲートでQRコードのチケットを確認されます。皆スマホを持っていれば良いのですが、子供は持っていないのでアプリ内での切り替えかQRコードをプリントアウトして持って行く必要があります。

ただ繰り返しになりますが、この時点で人が密集していることで電波が結構弱めになっているので、使っているキャリア次第では切り替えが上手くいかないかもしれません。ですから、念のためQRコードはプリントアウトして持って行くのが一番無難に思われます

そんなこんなで30分程待っていると、やがてカウントダウンが始まり、いよいよ開園です結局、この日の開園時間は8時丁度でした(つづく)

 

USJ攻略〜入園後