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NYへ〜タイムズスクエアからブルックリン編

 

旅立ち編からの続きです。

 

↓寝不足のまま迎えた朝のホテルからの景色
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翌日。寝不足のまま身支度を整えると、ロビーで師匠らと集合。その日はお昼と午後に取材の予定が入っていたので、それ以外は空き時間でした。じゃあその時間を利用して現地調査ということで、まずは世界一の規模を誇る家電量販店「Best Buy」に行ってみます

その日は月曜で一週間の始まり。出勤途中のビジネスマンでごった返していましたしかし向こうの人々は非常にせっかちで歩くスピードも速く、関西人となかなか良い勝負だと思います横断歩道が赤でも基本車が来なければ皆容赦なく渡ります多少の車の切れ目があればサササっと渡ってしまいます。マンハッタンの町中は、ドライバーにとっては運転し辛いのではないでしょうかクラクションが絶えず響き渡っているのも頷けます

あとNYルールとしては、普通の押して開けるドアの場合、後ろから次の人が来る時はちゃんと待って開けた状態をキープしていないと、相当なマナー違反になるそうです。師匠によると時にはそれで喧嘩沙汰に発展する事もあるとのこと。だからかどうかわかりませんが、マンハッタンのビルは回転ドアが多いですね

そんなこんなでマンハッタンの中心にある「Best Buy」に到着。まあ平日の開店一番に行ったということもあって客の入りはまばらでした。ただ、後ほど現地の人に伺った話では、やはりアメリカでもAmazonなどECサイトの影響で実店舗の客入りは減っているということ。師匠が「サムスンやLGに押されていたSONYやパナソニックのエリアが以前に比べて拡がった」と感想を述べておられましたが、結局効果は以前に比べて薄いのかも知れません

次はやはりマンハッタンと言えばタイムズスクウェアに行かないと、ということで、ブロードウェイに向かいます。日本で言う銀座ですかね。観光客が多く、丁度パリのテロ直後であったことから、自動小銃を構えた警官が数人警戒していました

その他、観光客相手のインチキ臭いミッキーやマリオなどのキャラクターがお出迎え無論公式ではなく、自作の着ぐるみである様子。良く見ると造りが雑ですまあ海外の観光地ではよくある、それで写真などを撮ろうものなら高額なチップを要求されるパターンそれを理解した上で一緒の記念撮影をしなければなりませんなので仕事を選ばないことで有名なキティちゃん(?)が陽気に我々にも声をかけてきますが華麗にスルーしました

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次はタイムズスクウェアにあるトイザらスの旗艦店へ向かい現地調査ちなみに残念ながらここも近年ECサイトに押され、年内(つまり昨年末)で閉店ということでした
http://www.sankei.com/world/news/151231/wor1512310033-n1.html

もう一つのネックが地代の高さNYで感じたのは特に不動産の高さでしたまずビックリしたのが駐車場代同じマンハッタンでも場所によって結構差があるのですが、私が見た一番高いところではMoMAの前の駐車場で30分14.9ドルしかも税金が別にかかってきて、8.9%近い市税がかかりますから日本円で実に2000円かかるんですしかも1時間停めると、何故か2倍以上の価格設定になっていました意味わからん・・・。

↓ここはまだマシな方
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現地の方に聞いた話では「家賃の契約で1年契約なら月3000ドル、2年なら3200ドルだと言われた。つまり家主は1年で家賃が3400ドル以上に上げられると考えている」ということでした恐るべきマンハッタンの地価高騰特に現地では家賃交渉が決裂したらすぐに出て行け、というような感じで、家主はとても強気なのだそうですというわけで、しょっちゅう店舗が入れ替わっているのだとかそういうブランド力を持っているのがマンハッタンのようです

背景にあるのは中国人などによる不動産の購入。世界各国で土地を買い漁っていますねじゃあ中国人が多いのか、というと、観光客としての中国系はほとんど見られませんでした。これも現地の方曰く「わざわざ遠いアメリカに来るには長期の休みが必要なので、地理的に近い日本で済ませてしまうケースが多い様子。ドル高も影響」ということでした。確かに百貨店のMacy'sに行っても、中国人観光客は2組くらいしか見られず、株価も下落が続いています

トイザらスに入ると、まずいきなり目に飛び込むのが巨大な屋内観覧車。地下1階〜地上3階までの吹き抜けの中に設置されています。結構なスピードで回っているから単なる観賞用か・・・と思ったら、実際に人が乗る時はスピードが緩くなり、また逆回転も可能なようですさすがに乗ってきませんでしたが、この時に年内でトイザらスが閉店だとわかっていたら乗ったかも知れませんね

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入口で巨大なショッピングバッグを渡されます。これでたくさん買い物してね、ということでしょう。ただこちらも客の入りはまばら。まあ平日の昼に子供連れが多いわけはありませんし、特に感謝祭前の時期なので、このタイミングで買おうという人はあまり居ませんね

品揃えを見ると、やはり公開目前のスターウォーズ関連のグッズがたくさん売られていましたまた今風にドローン系のおもちゃを店員がプロモ飛行させていました他には恐竜博物館レベルの巨大でリアルな恐竜の模型が精巧に動いていました上から見下ろされると、本物と目が合ったような恐怖感を得られますあわわ・・・

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地下に行くとゲームソフト売り場がありました。任天堂(7974)やソニー(6758)のプレステ4などのソフトの並びや価格をチェックしようと思って入りましたが、まあ大体日本と横並びな感じ。

一つ目に付いたのが、過去にコナミ(9766)が日本で大ヒットさせた「Dance Dance Revolution」の筐体が置いてあったことしかもデモを見ていると日本の曲がそのまま流れてきて、日本からそのまま中古を仕入れた様子私も昔横須賀のゲーセンでブイブイ言わせたものですが、寝不足のスーツ姿でくるくる回転すると色々よくない結果になりそうなので、昔取った杵柄を披露するのは止めました

 

そんなこんなでトイザらスから出ると、次はロックフェラーセンターへ向かいますロックフェラーセンターは日本で言うところの丸の内に該当するような高層ビル群が並ぶビジネス街の一画かつて三菱地所(8802)がバブル期に買い占めてジャパンバッシングの発端となった一帯でもあります今は大部分を手放してしまいましたが、丁度今度は中国がそれを狙っているのかも知れません。歴史の趨勢ですね

感謝祭を翌週に控え、中心地には有名な巨大なモミの木の設置が丁度行われているところでした単なるクリスマスツリーと侮ること無かれ、毎年本物の巨大なモミの木が運び込まれ、足場が組まれ、飾り付けなどもクレーン車で行う超大規模事業です残念ながら感謝祭当日にお披露目、ということで、我々が滞在しているうちに生で見ることはできなさそうです

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↓隣にはスケートリンクがあり、皆楽しそうに滑っていました。
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↓有名なRadio City Music Hallと飛行機雲
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それからNYで一番有名なセント・パトリック大聖堂へと向かいました100年以上の歴史がある、NYの中では最古の教会です。アメリカは歴史の浅い国ですからこういう古い建築物にはあまり期待していなかったのですが、案外色々ありますね中に入る際にはやはりテロを警戒して手荷物検査を実施されました

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やがてお昼時になったので、近くのレストランで昼食その昼食時にまず最初の取材が入っていたので、比較的良いレストランが予約されていました私はそこでロブスターサンドイッチを頼もう・・・と思ったのですが、皆ロブスターサンドイッチが良いということだったので、それでは面白くないですからサーモンサラダを注文アメリカサイズだから、それだけでお腹いっぱいになるということでした

案の定大盛りのサーモンサラダが目の前に運ばれてきます。キレイに並べられたサーモンの上にグリーンサラダが載っており、オレンジなどが盛りつけてある一品これは美味しそう・・・と早速食べましたが、どうもサーモンが私の口に合いません時差ボケで体調が悪かったというのもあって、正直気持ち悪くなりましたしかしそれでも何とか無理矢理詰め込んで、その場を乗り切りました

 

そんな状態で何とか取材を終えると、今度は地下鉄に乗りますアメリカの地下鉄は日本と違い、上り下りで入口が異なります。なので、どちらの方角に向かう地下鉄かを見極めてから入らないと、また階段を上って戻らないといけなくなります

地下鉄を乗るにはメトロカードを購入しますメトロカードは磁気カードで、乗り放題のものもありますが、レギュラーの場合はチャージもできますNYの地下鉄は距離に関係なく一回2.75ドル。今回少なくとも3回×2は乗るつもりだったので20ドル分購入します。新規発行手数料は1ドルということですが、20ドル分購入すると11%ボーナスが付くので差し引き21.2ドル分使えるということになります。ちなみにバスにも使うことができます

自動改札口に磁気カードをスライドさせてホームに入るシステムなのですが、なかなか上手く磁気を読みとってくれませんどうも一定の速度でサッと通すコツがいるようで、毎回3回くらいひっかかってようやく通りますうーん、まだまだ颯爽としたニューヨーカーへの道は遠い様子ちなみに逆に改札から出る時はカードを通す必要がなく、やはり回転扉みたいものをくぐって外に出るシステムになっています

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次はブルックリンで取材があったので「York St」駅に向かいますブルックリンは日本で言うところの横浜のようなところ中心のマンハッタンよりは少し離れているものの、海に面していることでレンガ造りの倉庫などが建ち並びますブルックリン橋周辺は特に倉庫をオフィスに改装したりして、近年アーティスト系の人々が好んで住むようになり、アパレル系のファッション発信地として有名におしゃれな街に生まれ変わりました

まだ次の取材先とのアポイントまで時間があったので、ぶらりブルックリン観光まずは有名なブルックリン橋。よく映画とかで使われ、アメリカ版のゴジラでもゴジラがこの橋のワイヤーに絡むというシーンがあるそうです私は見ていませんが

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そこから更に海に面した公園に移動すると、ここからマンハッタンの高層ビル群を一望できますまた日本で例えるなら、山下公園という感じでしょうか

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ここから自由の女神のリバティ島周辺を巡る観光船にも乗れるようですが、今回の旅では残念ながらそこまで積極的に自由の女神に接近することはありませんでした遠くにうっすら自由の女神が見えるところで我慢

↓中心分の「突起」が自由の女神
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まだ時間があったので、近くの喫茶店で一休み「One Girl Cookies」というこのダンボ地区では有名なお店だったのですが、女子力の高い(?)師匠の案内で入ってみることに。ところが私、昼のサーモンでやられたのと寝不足で、この有名店の商品には正直全く関心が持てませんでした

胃が重くてコーヒーも飲みたくなかったので、私はお茶系のものを求めてハーブティーを注文しかし私ハーブティー嫌いなんですよねなので、このお店にあまり良い思い出がありませんしかし勿論それは全て私自身のせいですし、お店自体は確かにおしゃれな雰囲気で落ち着きますなお、同行のAさんはクッキーを食べてみたようですが「美味しいけれど甘い」という感想でした。

更に私はこの時トイレに行きたくなりました師匠曰く「アメリカは店のトイレもカギがかかっていたりして、簡単に入れない(※浮浪者対策などでしょう。ただ店の人に言えばカギや暗証番号を教えてもらえます)」ということでしたから、トイレに行けるチャンスには行っておきたいところです

そこでトイレの方を見ると、数人並んでいます並んでいるから後にしよう・・・などと考えていると、人気店ですから次々列に客が並びますまたタチの悪いことに、日本のようにお行儀良く一列に並んでいませんから、この人は並んでいるのか並んでいないのか、なかなか見分けがつきませんそこをスマートに英語で尋ねられれば良いのでしょうが、どう聞いて良いのかわかりません・・・

諦めて遠巻きに様子を伺い、次にトイレに入る人が居なくなった瞬間を見届けて何とかトイレに入りましたふぅ、やれやれところでアメリカのトイレのエアータオルは、ものすごいブゥオーとハイパワーで温風が出て、瞬間的に乾くようなパワフルさですさすがアメリカ妙なところに感心しました

 

次の取材先も倉庫を改装した一画にあるおしゃれなところでした無事終えると地下鉄でまたマンハッタンに戻ります

その日の夜は昼のサーモンのダメージを引きずっていた私が「今アメリカで和食がブームということらしいから、ラーメンを食べたい」とリクエストラーメンくらいの簡単な食事で軽く済ませて早く寝よう、と思いました

と言うわけで一風堂ウエストサイド店に向かいますNYで大人気と聞いていたので、どの程度人気なのか、と思い現地調査を兼ねまして。

で、実際に到達したのですが、聞いてみると何と1時間待ちだとのこと確かにすごい人気ですというわけで残念ながら諦めましたこちらの一風堂は単なるラーメン屋というよりもラーメンも食べられるダイニングバー的な感じになっているので、ある種回転率が悪いようです。そして値段も一杯15ドルということで、2000円近い価格です
http://www.ippudony.com/

と言うわけでラーメンは諦めて、代わりに師匠オススメのそば屋、その名も「そば日本」に行ってみることにそばなら胃に優しそうですねNYでは有名な和食グループらしいです。

http://restaurantnippon.com/soba/

↓「日本」って割り箸はなかなか見ないですね
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ざる蕎麦を注文しましたが、普通に日本で食べるざる蕎麦と同じ味でした師匠が注文したタコ焼きも少しいただきましたが、やはり普通に美味しいタコ焼きでしたね変わり種では「揚げ出しモッツァレラ」があり、それも意外に合う組み合わせで美味しかったです体調が良ければ恐らくもっと美味しく食べられたのでしょうけれど・・・

というわけでそこでお腹を満たして、帰りに見付けた美味しそうなパン屋で、また翌朝の朝食であるクロワッサンを購入。前日に買ったクロワッサンはヤマザキパンのようないわゆる量産タイプの汎用品だったので正直美味しくなかったのですが、そこで買ったものは美味しかったです

↓近所のブラックロック本社
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そしてホテルの部屋に戻るとあとは風呂に入ってグッスリ・・・のはずでしたが、実はその日もほとんど眠れず。引き続き前日のように、出発前に起きた嫌なことが頭の中に引っかかって眠れませんでしたまた3時間くらい浅くは寝たのですが、寝不足のまま翌朝を迎えることになりました(つづく)

 

 

NYへ〜グランド・ゼロからウォール街編

 

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