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NYへ〜セントラルパークからエンパイア・ステート・ビル編

 

メトロポリタン美術館編からの続きです。



そんなこんなで無事土産物を物色してメトロポリタン美術館を跡にした私は、次に行動を移す前にまず腹ごしらえをしようと思いました私はニューヨークに来てまだ名物を食べていません。それはホットドッグ出発前に成田空港で食べましたけれど、やはり本場のホットドッグを食べて帰らないわけにはいきませんね

本当はヤンキースタジアムでメジャーリーグを見ながら食べたかったのですが、当時は残念ながらシーズンオフそれはまた次回来た時の楽しみということにします

それでメトロポリタン美術館の前に屋台が何台か並んでいて、ホットドッグを売っていました。その屋台に書いてあるのは「DISABLED VETERAN」すなわち傷病退役軍人です米軍は戦地で負傷し何らかの障害を負った人の再雇用問題に苦慮していますが、その一つの策として特別なスキル無しにいわば誰にでもできる屋台のホットドッグ屋さんという第二の人生を用意している様子。

そうなってくると益々同じ退役軍人として(?)ここで買わないと、と思い「One Hotdog,please」と片言の英語で注文。ホットドッグが2.5ドルと、あとミネラルウォーターが1ドルいうことだったので5ドル紙幣を渡します。おじさんは笑顔で「Thank you」とホットドッグと水を渡してくれました。

・・・で、ちょっと間があったのですが、おじさんは次の作業に取りかかってこちらにお釣りをくれるような素振りがありませんどうも端数はおじさんへのチップ(募金?)扱いになっているようですね海外では細かいお釣りはくれないことはよくありますが、アメリカでもそんなことがあるとは思いませんでした。まあ税金を差し引いても1ドルくらいいいですけどね・・・

それで受け取ったホットドッグは思ったよりミニサイズ正直アメリカンサイズのでかいものが来るかと思ったのですが、300円くらいなら日本でもこのサイズ感というレベルでした。

で、気になるお味ですが・・・これが思ったより美味い正直味に関してはあまり期待していなかったのですが、案外柔らかめのパンにソーセージ、ケチャップ、マスタードが絶妙に絡み合って美味しかったです満腹感には程遠いですが、十分満足しました

実はもう一つアメリカで食べたかったのが「チリ」。これはニューヨークの名物でも何でもなくて、コロンボ刑事の大好物なだけです合わせてチリドッグにしようか・・・とも思ったんですが、それはとりあえず今回止めておきましたまた次回来た時のお楽しみにしておきます。

 

ペロリとホットドッグを平らげて人心地付いた私は、前日に続いてまたセントラルパークを通って市街地に戻ります前日と違ってすっかり晴天となっており、セントラルパークにも大勢の人達が行き交っていましたうーん、やっぱり気持ちが良いですね

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歩道に沿って南下すると、途中に大きな池があり、皆小さなヨットの模型を浮かべて何やらラジコン感覚で操作していました平和でのどかな休日という感じです

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ところでセントラルパークにはアンデルセンの銅像があり、彼が「醜いアヒルの子」を読んでいる傍らでアヒルが見上げている、というモチーフになっていますしかし何故セントラルパークにアンデルセンのゆかりがあるのかは不明です近くには「不思議の国のアリス」の像もあって、そちらは女の子に人気で皆並んで写真を撮っていましたが、アリスの像はちょっと恐かったです

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そうして気持ち良く歩いていると、突然背後から声をかけられました振り返ってみると浮浪者っぽい男性がグローブとボールを片手に「野球やろうぜ」と誘ってきますいやいや、ボクは磯野じゃありませんから・・・と言っても恐らく外国人には通用しないと思ったので、愛想笑いで「No,thank you」と足早に逃げました

しかし前日に続き、なんでこんなに浮浪者に声を掛けられるのやら同類と思われているのでしょうか?

 

セントラルパークと言えば野生のリスが多いです実際アチコチに居て、イチョウの太い幹の周りを二匹のリスがグルグルずっと飽きもせずに追いかけっこしたりうーん、牧歌的で平和ですねぇNYっぽくありませんそういえば私は野生のリスを見るのは初めてかも知れません。

↓実は2匹写っているのわかりますか?
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しかしセントラルパークで一生懸命リスの写真を撮っているのはせいぜい私くらい後で師匠に聞いたところによると「アメリカ人にとってリスなんて珍しくもなんともない。ネズミと同じレベルに感じている」とのことうーん、こんなに愛くるしいのに・・・まあ今となってはポケストップとなっていて、様々なモンスターの捕獲に皆勤しんでいることでしょうが・・・

しばらく歩くと「sheep meadow」という広場がありました。「羊の放牧場」だったこの場所は、今は羊がおらずに人々の憩いの場になっています前日に来た時は生憎の雨模様だったので誰も居ませんでしたが、晴れていれば大勢の人々が日光浴を楽しんでいます

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「sheep meadow」の近くには、メリーゴーランドがありましたメリーさんの羊からとった・・・わけでは全くないでしょうが。残念ながら私が行った時にはほとんど誰も乗っていませんでしたまあ作り物に乗らなくても、本物の馬車が公園を通っているわけですが

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↓大きな岩の上に登ってビル街をパチリ
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そんなわけでセントラルパークを気持ち良く通り抜けると、今度はソニーストアに行ってみることにしましたその頃、実は大事件が発生するでした

 

ソニーストアは前日に行ったプラザホテルの隣、Appleストアやティファニー本店の斜め向かい側にありましたちなみにティファニー本店2Fでは、ティファニーの宝飾品であれば、どんな安物でも無料でピカピカに磨いてくれるのだそうですお近くにお寄りの際には是非ご利用ください(?)

まあティファニーには全く無縁の私は、大人しくソニーストアに向かいますSONYはアメリカで今でもなんだかんだで根強いブランド力を持っており、お客さんが結構入っていました

それで現地のSONYの雰囲気を確認した私は、併設されているソニー・ワンダー・テクノロジー・ラボが無料で利用できるということで行ってみることに入り口にある案内を見てみると、SONYの最新技術を体験できるような施設だとのこと。何より無料ってところが良いですね

それで入り口から入ってみると、受付でチケットを発券してくれましたそこから奥の方に進んで行こうとすると「入り口はそっちじゃない外に出て右に曲がってエレベーターで上がってゴニョゴニョ・・・」と説明してくれたんですが、ぶっちゃけ後半よく聞き取れませんでした

大人しく聞き返せば良いのですが、英語がわからず小心者の私は、典型的な日本人根性丸出しで「サンキュー」と愛想笑いを浮かべ、とりあえず外に出て右に曲がってみました。まあ行ってみればわかるでしょ

すると何かそれらしいところがあり、ここだなと思ってエレベーターに乗って行ったのですが・・・入り口でチケットを見せると「違う」と言われましたそこでまた聞けば良いんでしょうけれど、へっぽこな私の心はココで折れてしまい、大人しく立ち去ることにあーあ、やっぱり英語をしっかり勉強しないと、色々なことを体験し損ねるので損ですねまた出直してきます

で、引っ張った大事件についてなんですが、実は私知りませんというのは、このやりとりをしている正に丁度その時間帯、斜め向かいのAppleストアに日本刀を持った男が居座り、ニュースになるくらいの騒ぎになっていました

元々喧噪な街なので近くで騒動があってもわからないのですが、翌日朝のニュースで「SAMURAI SWORDを持った男が暴れていた」と繰り返し報じられていたので気付きましたパリでのテロがあった厳重警戒の中でも起きてしまうあたり「やはりニューヨークは物騒なところじゃぁ」とサムライと対極的な小心者の私は思いました。
https://www.theguardian.com/us-news/2015/nov/21/apple-store-samurai-sword-new-york

 

そんなこんなで騒ぎに気付かないままソニーストアを跡にした私は、一旦ホテルに戻って小休止した後、今度はエンパイア・ステート・ビルに向かいましたエンパイア・ステート・ビルと言えばNYの象徴的な建造物。キングコングが登ったことでも有名ですが、かつては日本人が買収して摩擦が生じたこともありますちなみに今はニューヨーク証券取引所にREITとして上場しています(ticker:ESRT)。

私の中でエンパイア・ステート・ビルと言えば小学生の頃からウルトラクイズで見て「あんパンや、ステーキビル」と憧れていた食い道楽(?)ビル一度上ってみたいと思っていました展望台まで上れるビルは他にもロックフェラーセンターがありますが、断然エンパイア・ステート・ビルでしょワールドトレードセンターができるまでの42年間世界一で、現在でも屈指の高さを誇ります

最初の取材でお会いした某新聞社の記者さんに「ニューヨークに来たらここは外せないとこを一つ教えて欲しい」と伺った際「やはりエンパイア・ステート・ビルでしょう第二次大戦前の1931年にもうこんなビルをアメリカ人が建てていたと考えると、そのパワーの凄さを感じることができる」と。そもそもキングコングの映画ができたのも1933年その白黒フィルムにすら登場するわけですから、相当な年代ものです

そんな摩天楼のビルは宿泊していたホテルから歩いて10分程度の距離少しずつ陽が傾いて空が赤みを帯び、夕方に近くなってきていたので、Sunsetを見るには丁度良い頃合いです

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ビルの麓までたどり着くと、また観光ガイドが料金などが書かれたボードを手に「エンパイア・ステート・ビルに上るのか?ならばうちが面倒見るぜ」と売り込んできます。私は「興味が無い」と答えながら、そそくさとエンパイア・ステート・ビルの入り口に向かいます

エントランスから中に入るとそのままエスカレーターで2階へと上っていき、お約束のセキュリティチェックを受けますしかし本当に海外のランドマークは警戒が厳重です日本は甘いのか、それだけ水際でしっかりと食い止められているのか・・・とにかく、入場口は世界各国からの観光客で結構混み合っていました

それから人の流れに沿って進んでいくと、チケット販売カウンターにたどり着きました料金表を見ると86階の展望台は32ドル。もし最上階の102階まで行きたいなら52ドルになりますが、32ドルでも十分高いのに、52ドルになると昔のファミコンカセットが一つ買えるレベルの金額になります高さと料金が比例するのは何となくわかりますが、不動産価格の上昇にも合わせて年々上がっているみたいです

と言うわけで、受付で10秒ほど悩んだ末、大人しく86階までにしましたぶっちゃけ86階も102階も大して変わらんでしょう実際、ほとんどの人は86階までのチケットにしているようでした。

 

チケットを購入し更に奥に進んでいくと、首からぶら下げるiPod touch仕様の音声ガイド機器を配布していました。係員が言語を尋ねながら設定して 一人一人に手渡すシステムなのですが、前の中国人カップルが勝手に持っていこうとしていたので女性係員に注意されていました。

その流れで私がきたので、うんざりした感じで「Chinese?」と問いかけられました。「Japanese」と返すと「Oh!ワタシ、ニホンゴ ワカリマースおーもーてーなーしー」と合掌のポーズをしながら急に超ご機嫌。私は「ははは」と苦笑いして、音声ガイドを受け取りました。しかし滝川クリステルのスピーチは、本当に世界中にウケたんですねぇ

それからまた進んでいくと、こういうランドマークお約束の記念撮影がありましたブルースクリーンを背景に、エンパイアステートビルとの合成写真に仕上げますので後ほど番号順に購入してください、というもの。

他の外国人観光客はハイテンションで跳んだり跳ねたりして撮影を楽しんでいましたが、私は一人なので木っ端恥ずかしく直立不動でひきつった笑顔撮影する人も「はい、次の方〜」と、感じのどっちらけ感満載の空気。勿論購入しませんでした

そんなハードル(?)を次々と超えながら、ようやくエレベーターに繋がる行列に辿り着きました。度々行列に並ばないといけませんが、iPodの音声ガイドで建設の苦労話や歴史を聞いていると案外退屈しませんでした。

ようやく私の順番になり、エレベーターに乗り込みます。まず最初のエレベーターでまずは80階まで一気にジャンプアップその後乗り換えて、目的地の86階に到着しました。

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エンパイア・ステート・ビルの86階に到着すると、予想通り周りは大勢の観光客でいっぱい前に進むのも一苦労です

ただ何とかエレベーターホールから外の展望台に出ると・・・眼下には見事にきらめくニューヨークの街の灯がありましたWow It's a beautifulハドソン川も俯瞰でき、ここにかつて航空機が不時着したのか〜などと感慨に耽りましたちなみに今の映画「ハドソン川の奇跡」の元ネタですね

それにしても本当にベストの時間帯に上れたようで、東側はもう都会の夜景が絶妙ですし、一方西側は沈みゆく夕陽が実にキレイに街やハドソン川を赤く染め上げています両方の景色を楽しめるなんて最高というわけで、私も何周もグルグルと回って、とにかくカメラのシャッターを押し続けました

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周囲には本当に多国籍な観光客がいましたが、白人も黒人もムスリムも中国人も関係無く、皆笑顔で景色を楽しんだり、自撮りをしたりして興奮していましたいやー、全てひっくるめて実に素晴らしい光景ですね唯一の不安は、これだけ人がいたら、押されて柵から外に落ちてしまわないかという点くらい

高いお金を払って高いところまで来た甲斐があったなーと思ったところで、ふとiPhoneを見ると、結構な時間になっていましたというのは「最後の夜だし、晩ご飯は皆で一緒に食べましょう」ということで、ホテルのロビーで待ち合わせをしていました。その集合時刻30分前テンションが上がりすぎて、結構ギリギリまで時間を使ってしまいました

まあ、集合時間に関しては多少遅れるくらいなら電話で遅れると言えば良い・・・のですが、なんと私のiPhoneの充電がもうほとんどありません・・・とか何とか言っている間に、電池が完全に切れてしまい画面が真っ暗に調子に乗って写真を撮り過ぎたせいですね。あわわ、これで完全に連絡手段が途絶えました

そして実は意外に深刻なのは、これで時間もわからなくなったこと私はiPhoneを時計代わりにしていたので、腕時計などしておらず、時間を確認する術も失ってしまいましたまずい

というわけで、興奮渦巻く展望台の人混みをかき分けながら、私は急ぎ足でエレベーターホールに向かいました

 

エレベーターホールに戻り、下の階に降りようとすると、ものすごい長蛇の列になっていましたうーん、エレベーターに乗れるには一体何分かかるのでしょう?すると、前に並んでいるお客さんも「早く降りたいから階段で降りれるのか?」と係員に聞いていました。とりあえず現在の86階→80階まで6階分だけ降りれば、80階から1階まで一気に降りるエレベーターに乗れます

それで係員が指し示す方向に、前のお客さんが向かいます。何人かもその人に同調し、列を離れました。急いでいる私もその人達に付いていくことに

階段口にたどり着くと、皆それぞれ並んで階段を降りていきましたまあ6階分の下りですから、何てことは無いですね。数分で80階にたどり着きました。

それで階段を降りてきた集団にくっついて、下りのエレベーターホールに向かいました。すると案の定、また結構な列が出来ていましたここから1階までさすがに階段で降りるのはしんどいですし時間もかかりますから、これは大人しく並んだ方が良いですね。

それでエレベーターが2往復くらいして列が縮んだ時、前方の係員の声が耳に届きました
「展望台行きのエレベーターはこちらです」
ん?展望台行き??

我々の集団の一人が「これは下りのエレベーターでは無いのか?」と聞くと「展望台行きよ。下りはあっち」と言われます。げげっ、我々はこのまま並んでいたら、また展望台に連れて行かれてしまうところでした危ない危ない

と言うわけで、我々は教えられた順路で下りエレベーターのところへ向かいます途中、土産物屋の中を通過エンパイアステートビルのぬいぐるみが目に入りましたが、今はそれに関心を持っている場合ではありません待ち合わせ時間まで一刻を争います心を鬼にして(?)早足で通り抜けます

↓このリンク先の2番目のぬいぐるみ
http://matome.naver.jp/odai/2144540672929855401

そうこうして何とか1階行きのエレベーターに無事到着幸い、1階行きのエレベーターはそんなに待たずに乗り込むことができましたちなみにiPodを受け取る時に「おーもーてーなーしー」とやってくれた受付の女性もたまたま乗り込んできましたが、もう私のことは覚えていないようで無反応でした

 

エレベーターが1階に到着すると、私は猛ダッシュでホテルに戻りましたとか言いながら、エントランスに飾られていたクリスマスツリーはしっかりパチリ。

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幸いエンパイア・ステート・ビルからホテルまではそんなに距離が無かったので、5分程走れば到着しました結果、無事集合時間には間に合いましたが、途中すれ違ったニューヨーカーは汗だくな私を見て、皆怪訝そうな表情

とにかく3人揃って夕食に出発夕飯はチャイナタウンで師匠がごちそうしてくれるということでしたまずはグランドセントラル駅に移動して、そこから地下鉄でCanal Street駅に移動します所要時間は大体15分程度

Canal Street駅から地上に出て、少し進むとあちこちに漢字が並び、赤色の基調が増え、雰囲気や臭いが先ほどまでとは一変します中国人が集まってできた街、チャイナタウンに到着です

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ただ、実はチャイナタウンで中華を食べるのも面白く無い、ということで、我々はベトナム料理を選択。師匠がこの辺りで美味しいと評判のベトナム料理店「Nha Trang One(ナ・トラン・ワン)」に連れて行ってくれました

チャーハンやら春巻きやらフォーやら、それぞれベトナム料理でハズレの無いものを注文。あとはベトナムのビールで乾杯しますどれもこれも美味しいですねまた、ビールもやっぱり現地のものが一番料理に合うような気がします

それ以外に私はとにかく何でも初めてのものを体験したいので、カエルの足の唐揚げを注文初物は寿命が75日伸びるとも言いますしね(若干意味が違う)。Aさんは「私は結構です・・・」ということで、私と師匠だけで食べました。

肝心のお味に関しては・・・まあ、美味しかったです。鶏肉のような感じなので、何も聞かされずに食べれば鶏肉だと思って食べられるでしょうけれど、であればわざわざカエルの足を食べなくても良いとも言えます。なので、判定としては敢えて今後冒険することはないかな、という感じですね

↓カエルの足の唐揚げ
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男性のウェイターさんはやはりベトナムの方っぽく、全般的にアントニオ猪木を小さくしたような風貌で「どう?美味しい?」と英語で聞いてきました。私はthumbs upで「いいね」とジェスチャーウェイターさんは満足そうに頷いて、立ち去っていきました

全般的には美味しかったですし、師匠におごってもらったので実際はわかりませんが安かったそうです。お腹いっぱいになった我々は、腹ごなしにそのまま夜のチャイナタウンを少し散歩しました

 

チャイナタウンをぶらぶらしていると、ある小さな何の変哲も無い(むしろちょっと小汚い)お店の前に行列が。師匠が中をうかがうと、どうもこの辺りで有名なアイスクリーム屋さんのようでした

女子力の高い師匠とAさんは興味津々で行列に並びます私は海外の甘いものはちょっと味が重いので遠慮列から離れて見守っていました。一口だけいただきましたが、思った程どぎつい味ではなく美味しかったです

それからチャイナタウンに隣接したリトル・イタリーにも少し足を踏み入れてみましたこちらはイタリア人が集まって出来た街。中国の隣がイタリアだなんて、世界地図を無視した不思議な感じがありますそれはともかく、リトル・イタリーでは直接お店には入りませんでしたが、オープンカフェが立ち並んで、昼間に来たらイタリアンな感じが満点なのでしょう

一通り夜の散策を終えると、我々は地下鉄に乗ってグランドセントラル駅まで戻り、駅をブラブラAさんがお土産にお酒を買って帰りたいということで駅ナカを散策していました

私もついでにお土産を探そうとブラブラしていると、ある路面店でチョコを売っているのが目にとまりました小さな一口サイズのチョコが9個入っていて、小箱に収められたものがキレイに並んでいました

「あー、やっぱりチョコならかさばらないし良いな」と思って値段を見ると96ドルとあります。あー、1000円かー、高いなー・・・と思ってよくよく考え見てると、1万円超じゃないですかギャギャ一粒1000円以上するチョコレートかよどこかのブランドの商品かも知れませんが、それにしても本当にニューヨークの物価高過ぎです

相変わらずニューヨークの物価の高さに驚かされながら、歩いてホテルに戻りました実は師匠とはここでお別れ。同じホテルには泊まりますが、Aさんと私は翌日の朝に、師匠は少し遅めの飛行機で別々に日本に帰ることになっていました師匠にはこれまで散々お世話になったことを謝し、また日本で再会する約束をして別れました

そうしてニューヨーク最終日の夜はふけていきました(つづく)

 

NYへ〜帰国編






 

 

 

 

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