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ローマへ〜ポルタポルテーゼ編

 

ぶらぶら散策編からの続きです。

 

3日目。その日も朝食をホテルで済ませると、午前中は嫁母の希望で「蚤の市」に出かけます。ヨーロッパでは蚤の市が日本と違って規模も大きく、多くの露天が軒を連ねて大賑わいローマではポルタポルテーゼという蚤の市が特にメジャーです

そんなわけで地下鉄でホテル直下のレップブリカ駅からまず隣のテルミニ駅へ、そこで乗り継いでピラミデ駅へと向かいますローマの地下鉄はA線とB線の2路線しかなく、交差するテルミニ駅での乗り換えのみという非常に単純明快な構造。

ローマの地下鉄は薄暗く、やはりスリが多いということで厳重に注意が必要ですもっと日本の地下鉄のように照明を多く付けてくれれば犯罪も少しは減ると思うんですけどねともあれ券売機で切符を買います

ちなみにローマの地下鉄の自販機はお釣りが出ないとのこと運が良ければ出てくるみたいですが、基本出ないことを前提に購入する必要があるそうですなんてアバウトなのでピッタリ小銭を用意するか、有人の窓口で購入しなければなりません。駅近くのキオスクでも乗車券を売っているので、そういうところで購入するという手もあります。一回どこまで乗っても(75分間)1.5ユーロが基本で、その他1day乗車券や3days乗車券などもあります

地下鉄の改札は自動ですが、日本のように切符を入れて改札をくぐってから取る・・・のではなく、入れたところでまたすぐ出てくるので、取ってから改札をくぐる必要があります。それを日本の感覚で通ってしまうと、改札が閉じてしまって切符を取りに戻れなくなりますそのトラップ(?)に引っかかってしまい、次の乗客に取ってもらいました

そして地下鉄乗り場まで降りていきますが・・・一段と薄暗さが増しますなんかちょっと怖いです犯罪がどうこう言うよりも、超常現象的な怖さがありますよ

そんなことを思いながら電車を待っていると地下鉄(A線)がホームに滑り込んできましたただやけにカラフルな車体ですと言うのは、ローマの地下鉄は非常にアーティスティックに落書きされているので、これもまたアンダーグラウンド感を満載にしてくれます

↓また人のサイトより。ローマの落書き
http://itsfantast.exblog.jp/10154594

ただ電車に乗ってしまえば案外普通です自転車ごと乗り入れていたり、ヒゲがサンタクロース並に尋常じゃなく伸びているおじさんが座っていた以外は特に問題ありませんでした

次のテルミニ駅でB線に乗り換え。B線は主に観光地を通るタイプの電車ですし、外を走る割合の多い地下鉄のなので(?)電車はまともでしたそしてB線で揺られること10数分、やがて電車は目的地のピラミデ駅に到着しました。

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ピラミデ駅に降りた我々はいきなり迷いますというのは、駅前の道がこんな感じになっているので、これで迷わないという方がおかしいでしょう迷路のようにグルグルと回って、また元のところに戻るような感じです

↓Googleマップより、ピラミデ駅周辺(近くにあるジローラモ・ダンディニ通りという名前が気になります
https://www.google.co.jp/maps/place/Piramide/@41.875686,12.48208,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x132f602cef580a45:0xfdd4351321c53eb2

そんなわけであーでもない、こーでもないと言って時間を潰している間に、嫁がそそくさと近くを歩いているご老人に道を聞いています。嫁も英語できないのに勇気あるなぁ何とか通じたようですが、ご老人は老眼でガイドブックの地図が上手く見えない様子それでまた四苦八苦

ともあれお陰でようやく我々が進むべき道が判明し、そこから歩き出しますちなみにピラミデ駅ってピラミッドに似ているなぁと思ったら、本当にピラミッドからきているようで、駅前に小さなピラミッドがありました紀元前に古代エジプトのピラミッドに興味を持った、当時の法務官・ケスティウスが自分の墓として建造したのだそうで「チェスティアのピラミッド」と言うのだそうですよどこから「チェスティア」が来たのかさっぱりわかりませんが

↓写真は撮ってこなかったのでGoogleストリートビューより
https://www.google.co.jp/maps/@41.876323,12.481147,3a,75y,298.54h,103.38t/data=!3m4!1e1!3m2!1sqB5UGF4jOzeKds93G6tc8g!2e0!6m1!1e1

そんなこんなで公園にいるローマの犬や猫などを眺めながら歩くこと20分程、「テヴェレ川」というイタリアで3番目の、ローマ市内を流れる川では最大の川を渡って目的地「ポルテーゼ通り」に到着しました

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↓ピラミデ駅からポルテーゼ通りまでの移動経路
https://www.google.co.jp/maps/dir/Piramide/41.8836751,12.4737965/@41.8799341,12.4736561,16z/data=!3m1!4b1!4m9!4m8!1m5!1m1!1s0x132f602cef580a45:0xfdd4351321c53eb2!2m2!1d12.48208!2d41.875686!1m0!3e2!6m1!1e1

「泥棒市」とのあだ名を持つこのポルタポルテーゼは、ローマ最大級の蚤の市。ローマ時代の城壁「ポルテーゼ門」界隈で開かれることから名付けられています。泥棒市というのは、どこからか盗んできたようながらくたを扱っているような店が多いからだそうですが、今は大半の店が商業的にやっているので、普通の日用雑貨の新品が売られています。

毎週日曜日の朝から昼過ぎまで歩行者天国となって、通りの両脇に露天がズラリと並びます。歩くのが大変な程人混みに溢れていて、大活況。無論スリに注意です

で、入口から見た時は「思った程大したことないなぁ」と思いましたが、実際に進んでみると行けども行けども店が続き、果てしない感じなのでここは嫁親チームと私&嫁チームの二手に分かれて、各々見たいものを見て後で入口で合流しよう、ということになりました。合流時間を決めて散開します。

本当に色々な店があり、雑貨、日用品、電化製品などなど、持って帰れるレベルの細々したものが色々売られていました店頭で包丁などキッチン用品の実演販売をしていたりもしています化粧品や下着も売っていましたが、何故かやたら下着を売っているところが多かったです

というより、店の数は多いのですが、案外売っているものはどれも同じような感じなので、しばらく真っ直ぐ進むと飽きてきますそういう時はちょっと横道に入るとアンティークゾーンに入るので、また新鮮味が復活します

↓ちなみにあまりにも人混みで写真を撮っている余裕がなかったので、また他のサイトの力を借ります
http://allabout.co.jp/gm/gc/77928/

で、大体予定時間の半分が経過したので、そろそろUターンしないと入口に戻れません。ただ来た道をそのまま引き返すのもつまらないので、隣の通りの露天を見ながら戻ろう・・・としましたが、迷いますげげっ、ここはどこだろう?

しまいには露天も途切れて普通の道に出てしまいましたこういう時は仕方ない、旅先では料金が高いのであまり使いたくは無かったのですが、日本から持ってきた携帯でSOS発信

ところが、いざかけてみようとするとかけ方がわかりません私単純に携帯番号でかけられると思っていたのですが(以前友達が海外にいることを知らずにかけたら繋がったことがあったので)、どうも海外→海外では方法が違う様子イタリア語で謎のアナウンスが流れて繋がりません

嫁の携帯で試そうにも、昨晩のスパークで死んでます皆さんは旅行前に必ずかけ方をチェックしてください我々の失敗が誰かの役に立てば・・・

集合時間もとっくに過ぎてしまい、これで向こうが我々を捜し始めたら行き違いになったりで大混乱になりますこれは一刻も早く合流しないといけませんよはやる気持ちを落ち着かせつつ、地図を頼りに戻り始めました

 

・・・結局、なんだかんだで集合時間から15分ほど遅れましたが入口まで辿り着くことができ、無事合流を果たしましたやれやれ、お騒がせ致しました。

しかしフリーマーケットの人混みの中で長時間過ごして疲れ果てた我々は、とりあえずどこかで休憩しようということになり、駅まで戻る道すがらカフェにぶらり立ち寄りますイタリアのカフェでブリリアントなひとときを過ごすのは、非常におしゃれな感じがしますよ

ところでイタリアのカフェと言えば、私の中で寄ってみたかったところがありました。それは「サスペンデッドコーヒー」というシステムを取り入れているカフェ日本語に直すと「保留コーヒー」となりますが、これはちょっとした小銭が余った客が、コーヒー代を払えない見知らぬ誰かのために、1杯分を先払いしてそのコーヒーを店に「留めおく」仕組みそしてお金に困った人が「保留コーヒー」を注文するとタダで飲めるというシステムです

↓サスペンデッドコーヒーの解説サイト
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130522/248442/?rt=nocnt

粋なシステムですが、我々が寄ったところは普通の小さなカフェだったので、そういうのは無かった様子とりあえずコーヒーなどを注文して一息つきましたちなみにそこのオーナーが私の伯父さんにそっくりで、伯父さんはイタリア系の顔をしているんだな、と今更気付きました

ところでイタリアでコーヒーと言えばエスプレッソが一般的ですなので苦手であればカプチーノなどきちんと注文しないと、苦いのが出てきてしまいます私は最近はお陰様で苦いのも飲めますが、20年程前に生まれて初めてスターバックスに入った時はわからないので一番安いエスプレッソというものを注文したところ、ビックリする程小さなカップで出てきて「原液をどっかで薄めるシステムなの?」と思いつつ、知ったかぶりで頑張って飲んだ苦い思い出があります

ついでにトイレを借りようと思い店の人に尋ねると、カギを手渡されます何と、店内にあるにもかかわらず勝手に使われないようトイレにカギがかかっており、一々カギで開けて使用しないといけないシステムになっているようです利用料がかかるわけではないのですが

ところが私が用を足してトイレから出ると、次に観光客っぽい外国人女性が順番を待っていました。なのでとりあえずそのままカギを渡しましたすると結局その後も次々とカギが次の人の手に渡っていきます結局何なの?このシステム本当は私が返さないといけないのかも知れませんが、このままだとトイレの列が途切れるまで帰れないので、カギの後始末は最後の人に託して店を出ました(つづく)

 

ローマへ〜カラカラ浴場から真実の口編

 

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