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ローマへ〜コロッセオからトレビの泉編

 

バチカン市国編からの続きです。

 

バチカン市国を後にした我々が次に目指すのはやはり世界遺産のコロッセオです前日にホテルに行く途中にも見かけましたが、今日はじっくりと中まで入って見学幸いコロッセオに行くまでの間に雨はだいぶ小雨程度にまで落ち着きましたコロッセオは基本屋根の無い野球場みたいなトコですから、ホッと一安心

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コロッセオはローマ帝国時代に作られた闘技場で、5万人を収容できたとされる巨大なスタジアム。かつては戦争で捉えた捕虜同士を殺し合わせ、見せ物として供すための施設でした。今では考えられないくらい野蛮な話ですが、ともあれそういう歴史を通じて今があるのは確かです。その他、コロッセオの中に水を引いて過去の海戦を再現してみたり、とにかく1世紀辺りの当時では世界最高の文明を誇ったローマ帝国の権勢を示すスケールのでかいイベント会場でした。

そんなコロッセオはその後別の建造物のための建材として削り取られたり、他民族に攻め入られて楔などの鉄を持っていかれたりした結果、今のように半分無くなったような形になっています。まあ今となっては逆にその「未完成」的な、ジオング的な(?)形が特徴的で、観光客を惹き付けているもいるのでしょうけど

ただそれだけ削り取られたり、石と石を繋ぎ合わせる楔を取って行かれても、非常にしっかり作られているため地震などがあっても現在まで残っているわけです。そう考えるとやっぱりすごいですね

↓これが数少ない現存している楔の一つ。
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そのまま皆でコロッセオの中に入って薄暗い階段を上っていくと、眼前の視界がぱぁーっと開けます野球場に入った時と同じような開放感ですねそのフィールドに当たるコロッセオの内部は、現在地下が見えるようにフィールド部分がくり抜かれています。と言うのは、地下には地下牢があってそこに奴隷や捕虜、猛獣などが牢屋に入れられていたそうですが、それを一見できるように。

当時は出番になるとフィールド上に連れて行かれ、グラディエーター(剣闘士)として王や金持ちの余興のために死闘を強いられる訳です。今のご時世でもボクシングやK-1といったものは行われますが、命を取ったり取られたりするるものを楽しむわけではありませんからね。現代人の我々にとってはちょっと理解に苦しみます

↓中央のむき出しになった部分に分厚い板を敷いてアリーナを作っていたそうです。写真のアリーナの奥にイメージとしての分厚い板が見えます。
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そんな血生臭いコロッセオは2000年も経過すれば、怨念なんてどこにおんねん、的な感じで、もう平和な場所になっていますから、土産物屋まで完備時代が変われば建造物の持つ意味合いも変わってきます。ビバ平和

そんなこんなで30分くらいでコロッセオ観光を終了し、皆で外に出ます。すると、怨念がおんねん剣を片手に鎧を纏ったグラディエーターが我々を待ち構えているではありませんかひぇー、西洋版八つ墓村の落ち武者でっかーはよ成仏してくだはれーくわばらくわばら・・・

・・・ところが、グラディエーターの怨念は陽気に笑顔を浮かべて「ハロー」なんて言いながら近づいてきます当然怨念がこんな真っ昼間から出るはずもなく、彼はグラディエーターのコスプレをした現地人でした「一緒に記念写真はいかが?」なんて言ってきます。

ただここで注意が必要この人と一緒に写真を撮ったりすると、法外な値段をふっかけられるぼったくりコスプレマニアなんだそうです中には50ユーロ(約7000円)を請求されたという人もいるらしく、ここは見えないフリをするに限ります事前に注意を受けていたこともあって、皆一様に素通りしましたある意味怨念の方がまだマシですね

↓ちなみに中央に映っているジローラモ風な人が今回のガイドさん
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そんなこんなで次なる目的地ナヴォーナ広場に向けて出発した我々バスは広場まで入れないみたいなので、その手前で降りて皆で歩いて行きます

↓タコに絡みつかれるネプチューンの像
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ナヴォーナ広場は「四大河の噴水」が有名。四大河とはナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタを示し、中央にそれぞれにちなんだ像とオベリスクが立っていますローマの中でも非常に美しい広場として人気で、周りにあるお店もとてもおしゃれな感じ

そんなわけでここでもまた数十分時間が取られ、皆それぞれジェラート屋に寄ってみたり、土産物屋を覗いたりしていました。うーん、晴れていれば現地人に混ざってブリリアントなティータイムとなったのでしょうが、天気は相変わらず小雨がぱらついていました

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↓そしてここにもオベリスクがありました。
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↓またGoogleマップより。こっちの方が青空でキレイです
https://www.google.co.jp/maps/@41.898016,12.473264,3a,75y,338.99h,94.62t/data=!3m5!1e1!3m3!1sCj4lgLdm3H4AAAQJOL2FmA!2e0!3e11

トイレ休憩でもあり、ガイドさん曰く「ここのトイレ使って良いよ」ということだったので、皆でジェラート屋のトイレをタダ借り店の人も特に嫌な顔をせずに使わせてくれるのでトイレ前に行列が出来ていました。観光地でありながら公衆トイレが無いのでこういう措置なんでしょうが、こういうインフラを周辺が協力して提供できることが素晴らしいですねさすが観光立国。無論、ついで買い期待もありますが。

そうして見学時間が終わると、皆でそのまま徒歩で5分くらい、パンテオンへと向かいます歩いて向かう途中も様々な歴史的な建造物があり、飽きることがありませんただ、それらがどういうものでどれくらいの価値があるのかはよくわかりません

パンテオンはギリシャチックな雰囲気のある神殿。紀元前にローマの様々な神を奉るために建てられたそうですが、その後火事で焼失その後、2世紀になって再建されたのが今の姿だそうです。日本で例えるなら出雲大社みたいなところでしょうか?そしてパンテオンの前には当然のようにやはりオベリスクが立っています。何てオベリスク好きな民族

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そして観光客が山のようにいるパンテオンの中に入り込んでいきます。この時点で我々のパーティは人混みにまみれて散り散りになっていたのですが、ハイテクな無線レシーバーがここで効果を如何なく発揮し、姿の見えないガイドさんの説明は耳に届きますまあどれについて説明しているかがよくわかりませんがとにかく便利な世の中になったものですね2000年前に建てた人は、想像もしなかったでしょう

 

パンテオンは中に入るとドーム状になっていて、天井には採光のための穴が開いています。高さは43mもあるらしく、中は非常に広々として圧巻なので基本皆まず天井を撮影します私もその一人

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中にはかつてのイタリア国王のお墓や、ダヴィンチ、ミケランジェロと並んで三大巨匠と言われるラファエロの墓もあります。というか、基本墓だらけです
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イタリア初代国王と2代目国王のお墓が恭しく守られていました。
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まあ色々写真は撮りまくったのですが、人の多さなどで疲れていたのと説明が上手く聞こえなかったので、なんだかよくわからないうちにパンテオンは終了と言うわけで、正直あまり思い入れがありませんさっさと最終目的地のトレビの泉へと向かいますここからまた10分ほどの距離を皆で歩いていきますお陰様でこの頃になるとようやく天気も晴れてきて、観光日和になってきました

トレビの泉はもう十分過ぎる程有名な観光スポットですねコインを投げ込んだら願いが叶うとされる噴水です結局噴水などにコインを投げ込む風習の、世界的な発祥の地なのではないでしょうか。その辺りがわかったら正に「へぇ〜」のトリビアの泉ですね

トレビの泉にもやはり芸術的な彫像があり、まず真ん中にデンとおわすのがポセイドン。ギリシャ神話の海の神様ですねそして両脇に居るのが健康の女神と豊穣の女神足元にいる二頭の馬は太平洋と大西洋をイメージしているのだそうですへぇ〜、イタリアの芸術は一々スケールがデカイですよねワールドワイドです

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と言うわけでこれにて半日観光ツアーが終了ここで現地解散で後は各自自由行動ということになります最後にジローラモ風ガイドさんに正しいコインの投げ入れ方を教わってお別れ

正しい投げ方はまず泉に背を向け、右手にコインを持って、左肩越しに投げ込むのだそうですそして一枚投げ入れると再びローマに訪れることができる、ということだそう。ちなみに二枚だと恋人との恋愛が成就し、三枚だと離婚することができる(?)のだそうですというわけで、大人しく二枚までにしましょう

しかし当然の如くトレビの泉は大混雑スリも多いというのも頷けますにしてもスリも大人しく噴水の中に居る方が稼げるのではないでしょうか?ちなみに毎日1500ユーロ程度(約20万円)投げ入れられるそうですへぇ〜。

我々もようやくコイン投げをできるスペースを確保し挑戦「であっ」という感じで放り投げますなお、当時は上手く投げ入れられましたが、それから半年が経過して現在、私肩を痛めていてその感じで投げると激痛が走ります先日四十肩だと思って医者にいったら「いいえ、五十肩です」と言われました・・・まだ三十代なのに・・・

ちなみに嫁が投げた瞬間を写真に撮ったら、キラキラと光りながら飛んでいく1ユーロコインが上手く写真に収まり、これは奇跡のベストショットだ・・・と思ったのですが、嫁の顔がnotベストショットだったので、掲載はNGになりましたあしからず(つづく)

 

ローマへ〜ぶらぶら散策編

 

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