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ドバイへ〜オールドスーク編

 

ドバイミュージアム編からの続きです

 

何とかまた動ける状態になると、オールドスークに向かいますオールドスークは昔ながら(オールド)の市場(スーク)で、別名「テキスタイルスーク」と言われるように、布製品を扱う店がアーケードの下に軒を連ねています。ガイドブックなどの写真では人がごった返す盛況ぶりでしたが、私が行ったのが平日の昼間なので、観光客も現地の人もほとんど居ませんでした

すると当然商魂たくましい現地の商人が数少ないターゲットに狙いを定め、次々と「安くしておくよ」「寄っていかないか」と両手に布を拡げ、右から左から声をかけつつ寄ってくるのですここは紡錘陣形による中央一点突破(?)しか無い、と考えた私は、アメフトでボールを抱え込みタッチダウンを狙うような早足で「No!No thank you!」と言いながら振りほどいていきますさっきしっかり休んでおいて良かった

↓そんなわけで写真を撮る余裕が無かったので、人のサイトより
http://ganref.jp/m/yakuchan/portfolios/photo_detail/a8cf3ee4b62247dfca406b7bc3a0bde8

あくまでこの辺りの雰囲気だけを味わって、素通りして次の目的地である渡し船の発着場に向かおう・・・と思っていたら、思わずふと一つの土産物に目が留まりました

先般の絵ハガキ同様、私は海外に行ったらその土地ならではの小さな置物を買っていこうと決めていました。バリに行った時は象の置物でしたが、ドバイならやっぱりラクダじゃないでしょうか

ドバイらしく金色に輝いた小さな黄金のラクダ純金などではなく単に金色なだけですが、手のひらサイズの小ささで、かさばらないのも良いですで、私は思わず足を止めてしまったので、遂にゲーム「スパルタンX」でいうところの「つかみ男」的な客引きに捕まってしまい、店内へと誘導されてしまいましたまあこれはちょっと欲しいから見ていくか

「店の中にもっと色々あるよ」と言われたので入っていくと、あぁ、クーラーが効いてて非常に気持ち良い〜思わず抜け出せないような仕掛けです店内に入ってみると、大きなラクダから小さなラクダ、色々な色のラクダが置いてありました。

中では店主とおぼしき白い民族衣装をまとった身体の大きな男性が「もっと大きなラクダはどうだい?」などと奨めてきます。が、私は「むしろもっと小さいのは無いか?小さければ小さい程良いんだ」と、非常に日本人らしいことを言います

と言うわけで一番最小の手のひらサイズのラクダをチョイス。「このラクダはコブの部分が開いて、小物を入れられるんだ」と言われましたが、物を入れるにはあまりにも小さ過ぎます

↓で、買ったのがコレ
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「他にもこんなのはどうだ?」とラクダ以外にもランプの置物を奨めてきます「ほら、これも蓋が開いて中に小物を入れられるんだ」・・・どうしても何か入れる機能を付けないといけないのか?

 

まあランプも確かにドバイらしいな、と思い、これも手のひらサイズのをチョイス。「じゃあこの二つをください」と言うと、「ちょっと待て、この布はどうだ?」と言いながら強引に頭に巻いてきます私が「No,NO」と言うのもおかまいなしに、グルグルと巻いていき、最終的には立派なターバンの出来上がり鏡を私の前に持ってきて「good、よく似合ってる」と親指をあげてウィンク

正直全く要らなかったのですが「頭に巻いて汗を吸ってしまった以上、お買いあげするしか無いかな?まあ布製品も砂漠っぽい土産だし、一つくらい買っていってもかさばらないし・・・」と思い「わかった、じゃあこれも買うよ」と言ってしまいました。

で「How much?」と聞くと「全部で180AED」と言います。私はガイドブックで「スークではディスカウント交渉が必須だ」と書いてあったのを読んでいたので、「なんだ、じゃあ要らない」ということを言ってみました。すると向こうは電卓を持ってきて「170」「160」と少しずつ値を下げていきます

私が「More discount,please?」と言うと、「じゃあ150AEDでどうだ?これ以上はまけられないよ」と言われました。まあ3段階も値下げしたんなら良いか、と思い「OK」と承諾。それを包んでもらって「Thank you」と言うと店を出て、次の目的地である船着き場に向かいます

あぁ、まけてもらって良かったな、と思いながら道を歩きつつ・・・ん?待てよ?150AEDって言ったら日本円で4200円くらいだよなこれ3つで4200円もするか?と考えると、非常にぼったくられた感満載にあまりの暑さによる極限状態から計算能力や判断力が低下し、日本的な感覚でこういう商店街なら当然そこそこお安い値段になっていると思い込んでしまっていたのです

と言うわけで、後々ドバイモールで全く同じラクダ、ランプを見付けて値段を見ると合計1500円もしない価格にじゃあ布は?というと手拭いレベルの薄い生地のもので、日本ならせいぜい500円程度ではないでしょうかまあ現地の布製品なら多少プレミア付けても良いか・・・と思っていたら、帰国後よく見たら端っこに「made in China」って書いてありました

 

ぼったくられたショックでドッと疲れた私でしたが、気を取り直して「アブラ乗り場」に向かいますアブラとは油ではなくて、アラブの伝統的な木製の渡し船の名前。一応エンジンが付いている約20人乗りの小型ボートで、皆お行儀良く座席を詰めて肩を寄せ合い座ります。対岸のスークに向かうための地元の人の交通手段で、価格はわずか1AED(30円弱)。ドバイは物価が高いですが、交通手段や水といった「生きていくために必要なもの」は安いのです

船着き場には何艘もの「アブラ」が留まっていて、20人揃ったら出発するシステム。なので時刻表などはありません。私の他には観光客や現地の人が20人乗り込んで、出発前に1AED船頭さんに手渡します。すると間もなく出発。数分単位で次々と出発していますから待たされることはなく、乗船時間も5分くらいです。風が心地よく、これは対岸に用が無くても一回乗って体験しておきたいところです

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対岸に着くとここもスーク(市場)ですが、ここは「スパイススーク」と言って香辛料や豆などを中心に扱うところ。私は無類の豆好きで知られていますが(?)、ここで大量のアーモンドやらカシューナッツやらを仕入れて自分へのお土産にしよう・・・と考えていたのですが、暑さやさっきのぼったくられショックから抜け出せておらず、さっさと帰りたいムード満点でしたと言うわけで、雰囲気だけ味わい適当に店の前を通り抜けてこのゾーンはスルー

↓写真は撮れなかったのでこんなところ
http://tokuhain.arukikata.co.jp/dubai/2011/07/post_34.html

そこを過ぎると、最後に「ゴールドスーク」その名の通り金の市場で、日本で言えば御徒町みたいな貴金属の問屋が建ち並ぶ地域です。辺り一面金でキラキラしており、ドバイらしいと言えばドバイらしい成金チック感満載ですギネス認定された世界一大きなゴールドリングが置いてある店もあるそうですが、弱っていた私はちょっと探し出す余裕がありませんでした

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↓目の前でオレンジジュースを絞る自動販売機。飲まずに帰ってきてしまったことを後悔・・・
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↓世界一大きな金の指輪の写真もある他のサイト
http://4travel.jp/overseas/area/middle_east/uae/dubai/kankospot/10310445/tips/10254375/

と言うわけで、どの店にも立ち寄らずさっさと通り過ぎると、スーク巡りの旅はこれにて終了あー、終わった終わったさっさと最寄りのアル・ラス駅へと向かいましたあぁ、駅は涼しくて良いな(つづく)

 

ドバイへ〜ファイナンシャルセンターから帰国編

 

 

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