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ドバイへ〜ダウ船ディナークルーズ編

 

パームジュメイラ編からの続きです。

 

そんなこんなで部屋に戻ると、あとは現地の経済新聞「The Gulf Today BUSINESS」に目を通します。一応ビジネスで来ているわけなので。ただ当然全部英語なので、読むのには難儀します

ちなみにこちらの経済新聞はやはりオイルの話が中心です。日本なんて遠い遠い島国ですから扱いは一コマくらい。しかも当時は原発の汚染水が流れ出たということのみで、アベノミクスなんて全くアウトオブ眼中(死語)でした

そのうち夜になり、当日は「ダウ船ディナークルーズ」を申し込んであったので、それに参加する手筈になっていました。勿論一人で・・・

ダウ船とは昔のアラブの帆を動力にした木造船実際に1960年頃まで使われていたそうです。この船上で夕食を食べながらアラブの夜景を見ながらアラビアンナイトなクルージングを楽しむという非常にロマンティックな企画それに参加する私は一人・・・

まあ元々船乗りであった私としては、ダウ船というものにちょっと乗ってみたかったのでした

↓wikipediaより、ダウ船
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E8%88%B9

ホテルのロビーに迎えが来ると、私と他何人かの参加者が送迎バスに乗り込みました中には日本人夫婦が一組おられましたが、基本あとは皆欧米系の方々。

バスで移動中に見かけたモスク
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バスで30分くらい移動すると、やがて桟橋に到着しました

 

桟橋では船に乗り込む前に一人ずつ記念写真を撮られます観光地お約束の帰りに欲しい人買ってください方式。私はどうせ買わないのに・・・と思いながら「Smile」と言われて顔を引きつらせながらパチリ

で、肝心の船ですが・・・全然イメージと違って普通の船です動力は勿論エンジンですし、中もあくまで「木造風」なだけなーんだ、がっかり二階建ての船なので、二階で夜風を受けながら食べたいな、と思ったのですが、当初二階は開放しておらず、後半食事を食べ終わったら開放されるようでした。

船に乗り込むと、指定された右舷の一番先頭にある「お一人様用席」に座ります。全部で30人くらいの観光客が乗っていましたが、お一人様用の席に座っていたのは私と、後ろの西洋のお婆さんだけ後は夫婦やら仲間やら、色々な国の人々がテーブルを囲んでそれぞれの言語でわいわいやっていました隣のテーブルには会社の慰安旅行か何かで来た日本人グループが5人ほどいて、楽しそうに喋っていますなまじ日本人が近くに居る分余計に疎外感を感じたり

後ろのお婆さんも一人で黙って座っていましたが、お婆さんの方は英語の使い手ですから、船内のスタッフと時々会話したりしてのんびり楽しんでいる様子私も英語ができれば同じ独り者同士、話しかけたりできたのでしょうけれどなので私は一人つまらなそうに窓の外の景色を眺めていました出発までの間にミックスナッツと野菜スティックが提供されたので、それをひたすらポリポリ

やがて時間が来ると船は動き出しましたもう私は最高につまらない感満載でしたが、お腹が減っているのでとにかくご飯を早く食べたいとだけ思っていましたディナーは船上バイキング形式で、順番に左回りに取っていけ、とのこと。料理はサラダやナン、グリーンカレー、豆のスープ的なものや鶏肉などなど、大体20種類くらいのものが用意されていました

スタッフが指定したグループから順番に取りに行ってくれ、ということでしたが、一番先頭のテーブルにいる私は何故か随分後回しにされておあずけ状態そんな私の目の前で皆山盛りに料理を取っていきます。ワシの分無くなるんちゃうの?

心配せずともちゃんと順番は回ってきて、私も自分の欲しいものを好きなだけ選ぶことができましたそのままぐるっと料理を取っていくと最後のゾーンにはシェフが立ちはだかっており「ここは後からだ」と言って蓋も開けてくれません。と言うのも、そこはデザートゾーンなので、後半から開放されるシステムのようでした。

そんなこんなで席に戻ると、後はただひたすら黙って貪り食うのみガツガツとお腹いっぱいになるまで食べましたまあ私は基本的には何でも好き嫌い無く美味しく食べられる人なので、当然日本人好みとはいかない味付けのものもありますけれど、美味しくいただきました

やがてデザートも開放されていただきますこちらのデザートは基本的に甘くて胃に重い感じの物が多いので、ちょっと食べればもう十分さっさと食べ終わると、また後は黙って船外を眺めるモード

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1時間半のクルージングでしたが、船は基本的に港内の同じようなところをグルグルと回っていますこの辺りはバスタキア地区という昔からの町並みが残っているところで、10人乗りの「アブラ」(注:油ではありません。アブラカタブラでも無いと思う)と呼ばれる小舟が今でも渡し船として使われています。そんな地元の人々の営みを眺めながら、非常にエキゾチックな夜景を堪能できます

やがて二階が開放されて、二階に上がってみました。夜風は気持ちいい・・・いや、蒸し暑いやっぱり夜と言えどもドバイは暑いですまして水上ですから、余計に蒸し暑さ満点

と言うわけでさっさと自分の席に戻ろう・・・と思ったのですが呼び止められます。何か?と思ったら、さっきの乗船前に撮った記念写真の販売でしたパソコンに写真を映し出されて「いかがですか?」と聞かれます。しかし私はそこに映し出された引きつった笑顔の写真なんて要らなかったので「No Thank you」とお断り。デジカメなのでデータを消すだけで良いですから無駄がありません

そんなこんなでやがてクルージングは終了またバスに乗ってホテルに戻りましたまあ総合的な感想としては、ぶっちゃけディナークルーズはお奨めしないですね。多分一人じゃなかったとしても、単に船に乗って食事しただけって感じ。もう少しダウ船が昔ながらの形状で、トラディショナルな感じを出してくれれば良かったのですが

その日はそれで終了。二日目は無事ぐっすりと眠りに付くのでした。(つづく)

 

ドバイへ〜ドバイファウンテン編

 

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