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ドバイへ〜パームジュメイラ編

 

ワイルドワディ編からの続きです。

 

一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びたりしてサッパリした後に「今日はパームジュメイラへ行ってみよう」と考えていました。

パームジュメイラとは海を椰子の木状に埋め立てたドバイの港湾プロジェクトの一つ。衛星写真などで見てもはっきりわかる程の大規模なもので、モノレールも縦断していますそこにはベッカムやビルゲイツといった世界の富豪の別荘があることでも知られる高級リゾート地域となっていますちなみに先ほどの「アクアベンチャー」はココの先端部分にあります。

↓パームジュメイラまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2134010324575865201

ホテルの前でタクシーに乗り込むと、私は「Gateway station,please」と言いました。モノレールの上から陸を見た方が間違いなく椰子の木感を堪能できるので、是非乗りたいと考えていたのです。その始発駅がゲートウェイ駅。

ところが運転手は「?」という顔をしますそれで「I want to go to Palm Jumeirah」と言うと「Atlantis ?」と聞き返されます。どうも全然通じていないようなのでガイドブックの地図を見せて「I want to board a monorail」と言って指を差しました。すると「Ok,Ok,(Atlantisと)同じ意味だ」と言って笑うので、よくわからないけれど私もそれに合わせて日本人必殺の愛想笑い

そうしてタクシーは出発し、しばらく進んでいきますところが・・・ん?何かどうも既にパームジュメイラに入ってしまったっぽいぞタクシーはドンドン高級住宅街を突き進んでいきます

あぁ、多分このままタクシーで行くところまで行ってしまうんやろーなー・・・そう思いながらも「引き返してくれ」などというセリフを持ち合わせていない私を乗せながら、そのままタクシーは無情にもドンドン突き進んでいくのでした

 

やがてタクシーが停まり降りてみると、そこはパームジュメイラの先端に位置するアトランティス・ザ・パームというところ高級ホテルや前出の「アクアベンチャー」というウォーターパークがあり、一応モノレールの駅はあるのですがここが終着駅です

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運転手が「ほら着いたよ」と言うので「本当は始発駅の方に行きたかったんだ」と言うとお互いなんだか気まずい感じにまあ仕方ないですね私は「Ok,Ok,no problem」と鷹揚に言ってお金を払いました

ちなみに下記のサイトにもあるように、タクシーの運転手はこの辺りよくわかっていないケースが多い様子。アトランティスはホテルなどたくさん見所があるので観光客もよく行くのですが、始発駅は駅しかないので皆あんまり利用しないからのようです。運ちゃんはモノレール使わないですしね

http://www.dubairyokou.com/2009/09/post-10.html

まあモノレールは帰りに利用すれば良いや、ということで、とりあえず私はこの辺りをブラブラすることにしますアクアベンチャーは先ほどワイルドワディへ行ったばかりなのでいいとして、まずはパームジュメイラの先頭から海の景色をパチリ

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段々と昼に近づいてきたので、あんまり外にいると蒸発してしまいますなわけで、すぐまたショッピングモールみたいな建物に入ってまず涼むことに行動は屋内が原則です

結局どこのショッピングモールに行っても高級ブティックやレストランが並んでいるので特段代わり映えもしないのですが、一つ面白かったのは金の自動販売機があったこと残念ながら買っている人を見かけませんでしたが、時価で値が変動するそうですよ

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そうやってぶらぶら歩いていると、欧米系の老夫婦観光客に「写真を撮ってくれ」と頼まれます。私、何故か日本でも海外でも人に結構道を聞かれたりするんですよねランニングの最中に呼び止められて聞かれたりしますからそういうオーラを出しているのでしょうか?

ただ私、人に道を教えるのも写真を撮るのもすごい苦手なんです道は自分ではわかるけど曲がる時の目印などが出てきませんし、写真はすぐぶれますしね特に外国人相手に「はいチーズ」って何て言えば良いの??(ちなみに正解はそのままSay cheeseで良いみたいですね。日本の話だと思ってました

なので「じゃあいきますよー」とも言えず、適当に2枚パシャと撮りますそれで確認してくれ、と言いましたが「Ok,Ok,Thank you」としか言わず、その場ではよく確認しない感じの様子。

私も何か請け負った責任を感じて後ろ髪を引かれつつ、ちょっと立ち去って遠巻きに見ていると、その老夫婦はカメラを確認にして何かガッカリした感じにそして別の人にまた撮影を頼んでいました

 

アトランティス・ザ・パームのショッピングモールをウロウロした私は、いい加減ウィンドウショッピングにも飽き飽きなのでホテルに戻ることにしました。帰りはちゃんと予定通りモノレールに乗ります

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駅から見える「アクアベンチャー」
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チケットは日本のように紙ではなくて非接触型のICカードただSuicaのようなチャージ機能は無く、降りる時に駅員にちゃんと回収されます運賃は片道が15AED(約420円)、往復で25AED(約700円)。ドバイメトロが100円くらいなのに比べるとかなり高い感じ距離的にも日本のモノレールよりちょっと高いくらいかと。まあこのパームジュメイラ自体ブルジョワ階級の人たちの地域なので、多少高くても誰も文句言いませんね。

と言うより、このモノレールはほぼ観光用なので、住んでいる人はまず利用しません(皆車を持ってるから)。というわけで駅もここと中間駅2つを挟んで始発のゲートウェイ駅の計4つしか無いのですが、私が行った時は中間駅は閉鎖されており、ドバイメトロ同様自動運行なので一応停まりますが降りられなくなっていました。ちなみにこの「ジュメイラ・モノレール」は丸紅が受注して、車両は日立が担当したということです。頑張れ日の丸連合

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正直駅は全般的にガランとしており、折角近代的なのにちょっと寂れた印象を受けます何度も言いますが、あくまでこのモノレールは観光的なもので、一つのアトラクション的な意味合いが強いので。ゲートウェイ駅の周辺は何も無いですから、特にコレに乗って行く必要はありません。

なので運行も23分に一本と少なく、乗客もやはり少ないです私の他全員で10数人程度。ともあれ発車時刻定時にモノレールは動き出します

モノレールの上から見るので、地面が何となく椰子の木状にくねくねしているのがわかります。
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遠くに見えるビル群が幻想的
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この辺りにベッカムの別荘があるのでしょうか?
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まだこんなにも大規模に開発中です
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車内はこんな感じ
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そんなこんなで約10分くらいで終点のゲートウェイ駅に到着しました私はお腹が空いたので、どこかゲートウェイ駅の中にでもお昼を食べられるような場所が無いかと思い探しますそしてレストラン的なマークのある矢印を見付けてその方向を見たのですが、明らかにそんなものは無さそうな明るい廃墟的な感じ乗降客が少ないので、営業的なものは何もありません

と言うわけで、大人しく他の乗客達と並んでそのまま駅の外のタクシー乗り場に向かいます。するとインド系かパキスタン系の陽気なおっちゃんに「ヘイ、タクシーはこっちだぜ」みたいなことを言われます。どうやら乗客を待ちかまえていた様子。

私が「この辺りに何か食べられるところは無いか?」と聞くと「そんなもんは無いよ、さあ早く乗った乗った」と言います。私は「あ、このおっちゃんは白タクだな」とピンときました。ドバイに行く前に友人から「アラブの人間は嘘つきが多いから注意した方が良い」と言われていたので「本当に無いの?」と警戒。まあ、実際に無さそうでしたが

タクシー乗り場を見渡すと、正規のタクシーであるベージュ色のタクシーは一台しか停まっておらず、しかも別の人にすぐ取られてしまいました他のタクシーは恐らく全て白タクです

私は一応抵抗を試みて、誘導されている最中に180°方向転換をして来た道を戻ろうとしましたすると私が付いてきていないことに気付いたおっちゃんに「ヘイヘイどこへ行くんだこっちだぜ」と言われます。どこへ行くんだ?と言われてふと気付いたのですが、確かに一体どこへ行けば良いのやら結局このおっちゃんの白タクから逃れたとしても、炎天下の中で正規タクシーを待ち続ける根性は私にはありませんお腹も減りましたし

結局選択肢が無い私はそのまま渋々タクシーに乗り込むことに他の乗客達もそれぞれの白タクに次々乗り込んでいて、下手するとこのまま白タクすら無くなってしまう恐れすらありました

一方、やっぱり一度こういうのにダマされて、海外旅行特有の体験もしてみたい、と思うマゾっ気な自分も片方には居たりしてそれならそれでブログネタになって良いかな、という気持ち半分でタクシーに乗り込むのでした

 

タクシーに乗り込むと案の定メーターがありません完全なる白タク認定ジュメイラビーチホテルに行ってくれ、と言うと、そのまま黙って走り始めました

白タクは海外のお約束ではありますが、ドバイ政府は観光立国を目指しているのでタチの悪い白タクはちゃんと処罰するそうですなので、本当に白タク被害に遭ったら運転手の名前や車のナンバーを控えて「政府に言うぞ、このやろー」と言えば良いとのこと。すると運転手はビザを剥奪されて国外退去処分を受けるので、恐れを成して正規料金で対応する・・・とガイドブックにありました

まあぼったくられるとしても元々ジュメイラビーチ→アトランティス・ザ・パームまで25AEDほどだったので、その半分くらいの距離なら大した金額にはならないだろう、と。と言うわけで黙ってそのまま乗っていると、特に遠回りされるわけでもなく、10分もしないうちに目的地に到着

で、問題の料金は・・・と言うと「31AED」。正規タクシーであれば恐らくはその半分以下の料金でしょう。ただ日本円に換算しても870円くらいと日本のタクシーと同じくらいなので「政府に言うぞ、このやろー」という程でもなく。またそもそもそれだけの英語力も無いので大人しく50AED札を渡しましたすると、意外に20AED返してくれて、むしろ1AEDまけてくれましたこれは得をしたのか損をしたのか・・・(つづく)

 

ドバイへ〜ダウ船ディナークルーズ編

 

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