●IRQバッティングを解消するデバイス停止秘術
IRQのバッティングは、昨今のマザーボードにおけるオンボードデバイスの多さを考えても避けられない。
マザーボードオンボードデバイスには、シリアルポート(大概2つ)、パラレルポート、IDEポート(大概2つで4つ以上の場合も)、SATAポート(2〜8つ)USBポート(複数)、LANポート、オンボードサウンド、IEEE1394ポートなどがある。
・・・さて、これらすべでのポートを本当に使っているだろうか?
そう、IRQのバッティングを避ける手段として有効なのが、これらの中で利用しないデバイス(ポート)の「利用停止」である。
IRQバッティングという側面を考えなくても、マシンに余計なデバイスが存在するということは、「余計な処理」と「余計な割り込み」を発生させていることなので、システムパフォーマンスや安定性を考えても決してよくないのが「不要デバイスの存在」だ。
ちなみにこの不要デバイスの停止は「BIOS設定」で行う。
各デバイスにおける機能停止方法は*章を参照されたい。
※利用しないマザーボードオンボードデバイスを軒並み停止に。IRQバッティングの他、マシンそのもののパフォーマンス改善にかなり役立つ。
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