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登場人物
わくわく冒険日誌 2003

“マニフェスト、マニファクチャ、マニトゥで”の
11月


〜沸騰しそうになったら落ち着いてどうぞ〜


30日(日) 「その中で一番になりたがる」
槙原敬之「世界にひとつだけの花」より

TRPG集会の日。
なんだけど、今回はTRPGはなし。未プレイのボードゲームがたまっていたので、こちらをやることにした。 「ミスティックウッド」「コンベア」「プエルトリコ」の三本。
「コンベア」は、我らが集会の強力なるバックアップ組織である(←大ウソ)富士川町役場ゲーム部さんのオリジナルゲームである (←本当はニャルさん個人からいただいたんだけどね) 。「ミスティック・ウッド」も入手に関してお世話になりっぱなしなのだ。

「ミスティック・ウッド」は予想通り面白かった。迷いの森をうろつく騎士たちが競争、対立、協力して目的を達成するゲーム。 ヒロイックファンタジーの要素をひととおり体験できるのもお得だ。「コンベア」は、五人でやるとカード総量が足りないような気がするものの、このアイデアには一同脱帽した。 JUNくんの持ってきた「プエルトリコ」は二回目だけどルールの把握に手間取った。 重厚なゲームだけに間があくと辛いなあ。

‥‥気がついてみると、今日は一度も勝利してないぞ。
なんてことだ!

29日(土)

わりとまったりと過ごした一日。
立川までドライブをする。 この日もカラオケに行ってしまう。 最近の歌は情報収集を怠っているのでついていけないなあ。 「ミニハムず〜愛のうた」が一番上手に歌えたというのは人としてどうかなと思う。

適当にうろついた後、麻婆豆腐しか出さない店で、ひさびさにあの辛さを堪能する。 でも、おいしかった。

28日(金)

高校同期の飲み会。
最近結婚したEさんの誕生日も兼ねているらしく、餃子の店なのにケーキまで登場した。 これはSさんが準備しておいたらしい。
しかし、なぜ、ぼくの正面は相変わらずH氏なのだろう。話がはずまないではないか(苦笑)。 二次会のカラオケでは終電が近かったので、アバレンジャーを唄ってみなを恐怖のどん底に落とし入れてから帰った。 ふふ、フレーズを耳に焼きつけるがよい(←性質悪いな)。

27日(木)

深夜番組の「お厚いのがお好き」でジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」をとりあげていた。 みっちりと言葉が詰まった文章に、言葉遊びがそこら中にあるという勝手なイメージがあり、 恐らくは、ゴーメンガースト三部作は読んでも、これを読むことはないと思うので、 助かった。

25日(火) 「ポーション・オブ・エナジードレイン」
ビデオゲーム「ドルアーガの塔」より

無糖のコーヒーが余っていたので、朝の目覚めに一杯と、 レンジで暖めて飲んでみた。
‥‥まずー!ど、毒だよこれ!なぜこうも味が違う〜。 よく見れば、確かに暖めないでって書いてあったけどね。 不思議なことに他社の無糖コーヒーはホットでもいけると記述あり。

夜、寒さがおさまったのを肌で感じたので、空を見上げてみた。 星が結構見える。あれはオリオン座かな。

24日(月) 「バラエティにかける情熱」

床屋に行こう!と思ったら本日は月曜日。
伝統的に床屋さんがお休みする日だった。 一日の完璧な計画のつまづきに意気消沈して歩いていると、バーがくるくる回っている店を見つけたので入ってみた。 雰囲気がちょっと怪しいなあ。安いんだけど、まず食券を買うというのがなんとも(「食券」じゃないけどね)。 まあ、問題なく終了したので安心。

手ごろな時間にファミリーマートを発見して、やっと、内P弁当を購入することができた。
いこちゃんからは両方食べたという高らかな勝利宣言をいただいているので、 すでに先を越されてしまっているのだけど。うん、結構、オイシイね。 ここまでして食べるものでもないかもしれないけど(笑)。

23日(日)

ひるさいどはうす(ハーブ料理のお宿)を後にして、 帰りがけに幕山公園でハイキング。
空模様が怪しくて、ちょっぴり寒いなか、気がついたらハイキングではなくて登山になっていた。 ぐりんちゃんを抱えて山を登るあきぼんさんはたくましすぎる。 父親は強い。しかし、帰りもあるし、ハイキング目的なので真中くらいでひき返すことになった。

その後、椿ラインを通って帰ることにする。美しい紅葉を見れたかもしれないが、ナビに忙しくてそれどころではなかった。
軽自動車では結構苦しい道のりを走破して、わりあい早めに帰ってくることが出来た。

夜も宵の口、あきぼんさん一家と別れて、 ひさびさ都内で食べるデザートもまたおいしかったなー。

「エマ ヴィクトリアンガイド」(マンガ副読本) 森薫・村上リコ
十九世紀英国を舞台にした雑役女中のメガネ女と上流階級のおぼっちゃんの淡い恋物語 ――を描いたマンガ「エマ」。この時代が大好きな作者、森薫と、ライター村上リコによる ヴィクトリア朝時代をまとめた一冊。 ロンドンの時代背景についてはもちろんのこと、 これまでの同種の本と決定的に異なるのは、マンガの内容にふさわしく、 主人と召使、つまり階級の異なる人の接し方にスポットをあてている点。 単なる「メイド」や「使用人」でくくられがちな職業を細かく紹介し、 使用人と主人関係を説明している。
巻末の参考文献がハンパじゃない。かなわんなー。 というわけで、その手の資料に加えるべき一冊だ。

なぜか竹本泉との対談も載っている。


22日(土)

真鶴旅行へ行く。 今年は行けないかなとあきらめ気味だったけど、 「じゃ、連休行く?」という波留子さんの素早い行動で可能になった。 ひさびさのお見事な幹事っぷりだ。

あきぼんさんの運転で行く、午前中にあっという間に真鶴に到着した。 日ごろの疲れを癒すため、 オーシャンスパおおきじまにて夕方までまったりと過ごすことにする。 ここで、マッサージをする夫妻と相方さんのため、休憩場にて、ぐりんちゃんのお守をひきうけることになった。 大役だ。とっても愛くるしいぐりんちゃんだけど、 動きまわらないようにとどめているのはなかなか大変だ(荷物番も兼ねているので)。 お菓子で気をひくのはもちろんのこと、携帯を与えたり、高い高いをしたり。 ガラガラ変わりに相方さんのペットボトルを持たせたり。
う〜ん、赤ちゃんを育てるって大変なんだなあ。

20日(木)

茶道部で練習後、お茶をたてて出来栄え競ってみた。 なぜかいつものように上手くいかず、Iさんに完全敗北。 なんか茶筅が細かったんだよー(ということにしておこう)。

洋画劇場「タイムクラッシュ 超時空カタストロフ」を観た。
原題はTimeSeeker。このうさんくささ爆発の邦題も魅力だ。 こちらが観たいなと思っていたレベルにぴったりな内容だった。 こういうのどんどん放映して欲しいな。 タイムマシンの開発者の正体はちょっと気がつかなかった。

「シャーロックホームズのライヴァルたち 1」も読了。

18日(火)

めずらしく「C-MAGAZINE」を購入してすぐ熟読した。 タスクシステムを使ったゲームプログラミングがとてもお勉強になる。 有名な手法らしいけど、知らなかったなー。ん、以前にWonderWitchのコンテスト受賞者さんが解説していた(2002年12月)方法か。 とにかく、実装するだけでもちょっと楽しそう。

ロストワールド3(NHK海外ドラマ) 「父の日記」
地底探検のあおりを食らって、今度はヴェロニカがパーティを離れる模様。
おいおい〜。「グランセイザー」におけるビジュエル(蘭)と同じ位置付けなのに。
チャレンジャー教授は「地底探検」(ヴェルヌ)のリデンブロック教授とも知り合いらしい。 ピカソと面識もあるみたいだし。ヤング・インディジョーンズみたいだな。


16日(日)

で、酔っぱらって帰宅すると、必ずビデオが録画できてないんだよなー(笑)。 まあ、アバレ以外は最近ぱっとしないし、いいかな。

吸血鬼その他が撃ちまくるマンガ「ヘルシング」の新刊を購入。
凄惨なシーンだけでなく、登場人物の型にはまらない言動があるのが一味違うところだ。 ゲームからとった各話のタイトルがまた内容にマッチしている。 vs飛行船の回は「BALLOON FIGHT」だし。 しかし、婦警がすごいことになっているな‥‥。

15日(土)

相方さんと神田をぶらーっとうろつく。
あ、ウェルズの「月世界旅行」見つけた! これ、ひょっとして前からあったのにヴェルヌのと間違えていたかな。 ハヤカワ(月に行った最初の)のでないけどこれでいいや。
文学少女な過去を持つ相方さんは、岩波文庫で樋口一葉とか渋めなものを選んでいた (この日誌で「たけくらべ・にごりえ」とかの感想が載ることはまずないだろーなー)。

→「月世界旅行」ネタバレな概容

夜、波留子さんのおまねきで、あきぼんさん家でこの冬はじめてのきりたんぽをごちそうになる。 たまたま遊びに来ていた波留子パパでも初顔合わせで、ちょっとキンチョーした(なにせぼくは失言王なので)。 あきぼんさんがこの日誌を見て「不死鳥の剣」を図書館に予約しているのを知ってうれしくなったり。

ぐりん姫はゲゲーとかグーウーとか、グロンギ語らしきものはしゃべりつつあるようだ。かわいー。 しばらく会わなくても、二分くらいですぐ、誰にでもにっこり笑ってくれるのが、彼女のすてきなところ。

きりたんぽ鍋をたべまくる。いや、もうホント食べ過ぎました。 ごちそうさまー。また、たかりにいきます。

14日(金)

「爆笑オンエアバトル」(NHK)を観た後、「お笑いCDTV」(TBS)でまったく同じネタを観るとちょっとげんなり。 まあ、仕方ないのかな。

「トランスフォーマー〜マイクロン伝説」
終盤も近づき、めくるめく展開。新種のトランスフォーマーマイクロンの正体があきらかになり、 ただの足手まといキャラだった少年少女たちも、役に立っていたことが判明した。 もうひとつの未来と、過去とたてつづけに見せたせいで、多少強引に感じるけど、 まあ、アストロブラスターの強烈なエネルギーのせいってことで。

「不死鳥の剣〜剣と魔法の物語傑作選」(河出文庫)
ヒロイックファンタジーを集めた短編集。
R・E・ハワード、マイケル・ムアコック、フリッツ・ライバーと有名どころの作品だけでなく、 無名だが特徴ある作品も含めて、ほとんど新訳で収録されている。巻末の解説も気合が入っているし、 訳者さんの「相当にお買い得」は嘘ではない一冊だ(ぼくは図書館で借りたんだけど)。

特に気に入ったのが次の二篇。
まずはロード・ダンセイニの「サクノスを除いては〜」。 流れるような文体(翻訳だけど)は詩に近いような気がする。 ダンセイニの書く英雄ものは初めてなのでこれまた驚いた。ちょっと「甦る妖術使い」(FF)を思い出した程だ。 もうひとつは、ジャック・ヴァンスの切れ者キューゲルもの「天界の眼」だ。 T&Tのルールブックなどで名前は聞いたけれども作品にはお目にかかれなかったので、 読めるだけでもありがたいのだが、内容も他作品とはちょっと違って、ユーモアファンタジーものに近い雰囲気で、 魔術師とのやりとりは思わず笑ってしまう。

どの作品もそれぞれ味わいどころがあり、まさにおなかいっぱいの一冊だ。 探して買ってこようかな。

13日(木) 「シドニーはKディレクトレートの悪夢を見るか」
フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」より

茶道部にぎりぎりでかけつけると、ぼくがお手前ができるように、みんな準備を手伝ってくれる。 うう、人の情けが身にしみるぜ。いつも、お礼が足りないRJであった‥‥。

夜、ビデオ消化に勤める。
「ハイスクール・ウルフ」。クリスマスの夜に、サンタを妬む弟、アンチクロースが暗躍!
「ロストワールド3」。未開のジャングルから正統派西部劇の世界へ!
「エイリアス」。十六世紀の建築家ミロ・ランバルディが、GPS機能付き時計の図面をひいた!
いやあ、海外ドラマって面白いなあ。

12日(水)

毎日の移動ルート上にファミリーマートがない。
困った。「内村プロデュース」リリースのお弁当が買えない〜。

3Dプログラム開発日誌更新。
必殺のラクガキモデリングが可能に!(←キミの力ではないよね)

9日(日)

衆議院議員選挙の日。
陰に隠れているけど裁判官の罷免or続投も決めるんだよな。 簡単に判決の例を調べておくべきだったかー。

シニアパワーの息づく街、巣鴨へ行く。
たまにはこういう下町っぽいところを歩くのもいいねー。 目的は古奈屋というカレーうどん屋。有名なところらしく行列ができていた。 なんでも牛乳でといたカレールーを使っているらしい。一杯1200円とお高め。

待つこと三十分程度でありつくことができた。 麺は透明で、普通のうどんとは違うしろもののようだ。 確かに結構おいしかった。

8日(土)

「シャーロックホームズのライヴァルたち 2」読了。
当時発表されたシリーズものから好編を選んでまとめたもの。 名前しか知らない悪魔博士フー・マンチューや名探偵セクストン・ブレイク、 はたまたまったく知らなかった連中まで、知ることが出来るのでとてもありがたい。 中身もさすがバラエティに富んでいる。 巻末の解説で登場人物の略歴を紹介してくれているので、いきなり途中の話を読んでも大丈夫。

「タイムスリッピング・ビューティ」(マンガ)椎名高志
――ひと月にちょっとだけ、時をさかのぼる力を持つ妖怪オハジキ様にとりつかれた時輪一家は、 悲惨な事件の被害者を救うべく、人知れず人生を捧げていた。 ある事件の現場に居合わせた大学生芳山は、時輪一家とかかわることになるが、 彼らが自らに課した重いルールを知ることになる‥‥。

椎名高志がホームグラウンド小学館から飛び出た一作。前後編で雑誌連載。
「時をかける少女」よりも、ちょっぴり「TPぼん」を彷彿とさせるお話(あっちは「歴史に影響ない人を救う」だけど)だ。 青年誌掲載だけあってか、いつもの椎名作品より、テイストはやや現実よりだ。 犯罪者に対する容赦なさは思わず共感するなあ。

7日(金)

結婚式の引き出物でいただいたお茶は、おいしいなあ〜。

「帰ってきたロッカーのハナコさん」(ドラマ)のまとめ放送が終了。
結局全部観てしまった。そつなくまとまっていて面白かったな。 終盤、怪しい英語を高らかに叫ぶ、“Good Job”中務(草刈正雄)が登場するんだけど、 これがけれんみたっぷりでなかなか面白いキャラだった。 ただ、「ツーハンマン」の社長とほとんど同じなんだけど(笑)。

6日(木)

なんと、死に企画の呼び声高い「3Dプログラミング開発日誌」が更新だ。
再開のきっかけがたまむーの会でHさんに言われた一言とは誰も知るまい(笑)
(別にかちんと来たとかではなくて、そういや最近触ってないな〜と思ってのことなので誤解なきよう)

3Dプログラミング開発日誌

茶道部の日。
今日は先生がつくってきてくださったおはぎがあるので、急ぎかけつける。幸いにして、まだ残っていた。 いやあ、本当においしいなあ。コンビニで買ったのとは明らかに味が違うのが、ぼくにもわかりますよ。

また、新しく入部したUさんにあうことができた。 噂どおりに熱心なひとだなー。

3日(月)

昨日購入した「パソコンで作るペーパークラフト!」(本)で遊ぶ。 これには、3Dモデリングツールをペーパークラフトにして印刷してくれるツールの簡易版が付属している。 簡易版なのでフリー版六角大王の出力データしかペーパークラフトにできないんだけど、 六角しか使わないぼくには問題なし。 それに、シンプルなポリゴン向きの六角大王と、ペーパークラフトは相性がよさそう。 で、早速使ってみたのだが、やはりモデリングをまじめにやらないとだめみたいだ。 ゆがんだカブからはゆがんだカブの展開図が出てくる(←あたりまえ)。

でも、ディスプレイにあるものが、現実のものになるのはどきどきするね。 しかも紙なので安あがりだし。

製品版 公式サイト

2日(日) 「夕張・ザ・モーニングスター」

てなわけでトラックボールを購入した。 実際には光学マウスの中心にボールが付いているというしろもので、 普通はスクロールに使うのだけど、ボタンを押すとトラックボールになるという。 これだけでもMicrosoftの新型マウス(→ここ)より使いやすそう。 なかなか具合がいいねえ。しかし、光学マウスって思っていたより安いな。

「キル・ビル」(洋画)を観た。
かなりエグい映画だったなあ。基本的にこれは任侠映画のノリなんだろうな。 黄色いバイクがめちゃくちゃ格好よかった。 ラストバトルのBGMがよかった(演歌の方じゃないよ)。 ギャバンの大葉健二が出ていた。 とまあ、よかったのはこの三つくらいかな。
メカ系ライター松原拓也さんの分析につけくわえることはないなあ。

松原拓也 個人ページ
 →感想(ネタバレあり)

1日(土)

夜、ドライブで立川駅周辺に出かけた。
偶然、モノレールの高架下に出たのだけど、うわ〜〜〜。 かなり幅広な歩道がどこまでも続いていて、先が見えない。 モノレールも高いところにあるので、狭い感じはぜんぜんなく、ちょっと目を奪われる光景だ。 いいもの見たなあ。