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福岡旅行〜小松で寄り道しながら福岡へ

 

娘の幼稚園も春休みに入ったことで福岡へ墓参り旅行に行ってきました我々親子3人と嫁のご両親2人の計5名での旅行。1月にホテルやチケットを諸々予約して「旅のしおり」も用意し、いつ何を食べるかも緻密に計画して準備は万全コロナの感染状況にヤキモキしながらも、何とか無事実現することができました

我々親子3人は小松空港から福岡に飛んで前乗りし、翌日羽田から嫁ご両親が福岡に飛んで合流する段取り折しも春の嵐で、前日に小松→福岡便が全便欠航するという状況で、これまたヤキモキ。飛行機で1時間のところを電車で5時間かかることになるので、一日ズレたら大きく計画が狂うところでした。

ともあれ日頃の行いが良かったため(?)、我々が旅行する当日は風穏やかな晴天で、朝の第一便は無事離陸した模様それを確認し、自宅から車で小松空港に向かいます途中金沢のパン屋でパンを買って、休憩がてら近所の公園でムシャムシャ。人心地付いたらまた車に乗って、車では行程1時間半の移動

しかし私は折角小松空港に行くので、やりたいことが二つありました。まず「松井秀喜ベースボールミュージアム」に立ち寄ることただ「立ち寄る」と言っても、残念ながら呑気に見学している時間的な余裕はありません。

じゃあ何しに行くのかというと、ズバリ漫然ながらも継続してやっている「ドラクエウォーク」のゲーム中のアイテム「土産」が欲しかっただけなのでしたこれはそのスポットに行けば貰えるというもので、今回そのスポットが松井秀喜ベースボールミュージアムなのでした。

そしてそれは建物の中に入らずとも、半径300mくらいまで行けばOKなので近寄ってさっさとゲットなので実は建物すら見えませんでしたすみません、また時間のある時に寄らせていただきます・・・同世代の近隣の英雄に対してなんたる無礼

 

 

松井秀喜ベースボールミュージアム(付近)まで行った私は、そのまま次の目的地「安宅の関」へと向かいます「安宅の関」は今丁度「鎌倉殿の13人」でタイムリーな史跡源義経が頼朝に追討され、東北奥州へと逃れていく時に弁慶らわずかな家来と通過した関所です。歌舞伎「勧進帳」で有名な名場面の舞台が、現在の石川県小松市、小松空港の傍にあります。

関所を通過する際、義経らは山伏の一行に扮して関所を通り抜けようとします。ところが関所の関守である富樫氏に怪しまれます。そこで弁慶は義経をボコボコに。「本当に義経であれば、家来の弁慶が殴るはずはない」と富樫氏は通過を許します。・・・とまあ簡単に書いてしまえばこんな感じになるのですが、ご関心のある方は歌舞伎で是非。
http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/673

前にも書きましたが「鎌倉殿の13人」もさることながら、かわぐちかいじ氏の「ジパング 深蒼海流」が好きなので、どちらかというとそれによってこの源平合戦がマイブームになっています地元の雨晴海岸も義経と弁慶が雨宿りした場所として有名ですし、木曾義仲の火牛の計が行われた倶利伽羅峠も富山の観光スポットになっていて、個人的には思い入れがあります(倶利伽羅峠の合戦は「鎌倉殿の13人」では割愛されてしまいました・・・)。

松井秀喜ベースボールミュージアム(付近)に寄ったりしていたせいで、飛行機の出発時間まで40分しかありませんまあ安宅の関のあった安宅住吉神社から小松空港までは車で5分くらいの至近距離。チェックインも済ませてありますから、20分くらい前に空港内に入っていればOKです駐車場に停めて歩くこともなども加味して逆算すれば、安宅の関での滞在時間は10分くらいが限界

まあ私は安宅の関に来たという事実と、写真の一枚でも撮れればOK嫁と娘は全く興味が無いので「車で待ってて。すぐ戻ってくるから」と言い残し、安宅住吉神社への階段を駆け上がりましたホウキで掃除をしていた神主さんらしき人が「なんだ、騒がしい」と言いたげな視線を送ってきているような気がしますすみません。時間が無いんです

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というわけで、勧進帳の一場面をモチーフにした弁慶の銅像を一枚だけパチリ。本当はもっと大きくて勧進帳の一幕を表した銅像が奥にあるようですが、すみません。時間が無いんです今回はこれだけで満足して踵を返します。その時は神社に私しかおらず、神職の女性のような方が私に何か語りかけてきそうな雰囲気があったのですが、すみません。時間が・・・(つづく)
https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/kankoukouryuu/kankou_shoku/5/2482.html

 

 

そんな時間を気にする私が慌てて神社の階段を降りようとすると、何と下から嫁と娘が上がってくるではありませんか「折角来たし、お参りくらいしていこうと思って」えぇっあんまり時間無いよそこでタイミング良く(?)娘が「行きたくない」とグズったので、諦めて踵を返す・・・と思いきや、嫁は「ちょっと行ってくる」とのこと。

嫁は大体のんびりしているところがあります。私が時間を気にしているのに、昼も「公園でゆっくり食べたい」などとのたまいましたし・・・。「じゃあ娘と車に戻って待ってるから、パパッとお参りしてきて」と言い、私と娘は先に車に戻ります。また階段を掃き掃除している神主さんっぽい方が、怪訝そうな目を向けてきています(ような気がします)。

ところがなかなか嫁が戻ってきません。5分くらいの時間ですが、焦っている私は「早く、早く」とイライラそこにようやく嫁が階段を降りて戻ってきました。「なんでそんなに遅かったの?」と聞くと、神職の女性が「勧進帳について、お話を聞かれませんか?」と誘われたのだとか。観光のガイドさん的なボランティアもやっているご様子。

さすがに「今ちょっと時間が無いので」と断ってきたそうですが、あぁ、それは聞きたかったなぁ。ただすみません、今回は如何せん時間が。こんなことならもっと余裕を持って来れば良かった・・・。勧進(堪忍)してください、と心の中で呟きながら、車を急いで発進しました

 

 

そんなこんなで小松空港に到着本当にギリギリ離陸20分前に空港に入り、何とか事なきを得ました。既にチェックインをしてあるタイプの「SKIP」ですし、地方空港ですから手荷物検査なども並ばずにすぐに終わりますちなみに小松空港の周辺にも勧進帳にちなんだ銅像が点在しているので、お立ち寄りの際には是非

ところで航空券っていつの間にか長方形のチケット無くなって、QRコードになっちゃったんですね私が最後に飛行機に乗ったのは、NYに行った18年。今回ネットで航空券を予約したのはいいものの「あれ?飛行機乗る時にどうすれば良いの?」と混乱しました。とりあえずANAのアプリをスマホに入れて解決しましたが、娘の分も用意しないといけないので、結局プリントアウトが必要に

ともあれ、私達が搭乗口に着くと、間も無く機内へ誘導されます。今回我々が乗るのはボンバルディア社のプロペラ機なので、階段を降りて一旦エプロンに降り立ちますそして徒歩で機体に近づいて、タラップを昇って搭乗します

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私が昔海上自衛隊の幹部候補生で江田島に住んでいた時は、この小松空港→広島西飛行場路線があり、やはりボンバルディアのプロペラ機で帰省したりしていました広島西飛行場は広島市内にあってとても便利だったのですが、今は廃港となってしまった模様残念ですねそういえば昔、中西圭三が高岡でコンサートをやった時に「福岡から小松までプロペラ機に乗ってきたけど、生まれて初めて乗った」とか言ってました。

 

 

そんなこんなで無事機内に乗り込むと、間も無く飛行機は動き出します機内はほぼ満席。それでも70人しか乗れない小型機ですから、搭乗から離陸まではスムーズなもの。プロペラが勢い良く回り出すと、娘は目を輝かせて大興奮

滑走路に移動しながら、お約束のCAさんによる救命胴衣の付け方のレクチャーが行われます。機体が滑走路に到着すると一旦停止。管制塔からの許可が得られると、いよいよ飛行機は離陸に向けて猛スピードで「ゴーッ」と走り出します。また娘は大興奮

そして離陸ですフワッと身体が浮き上がると、みるみる空港が小さくなり、小松の町が小さくなり、あっという間に雲の上ただ早割で取ったチケットは座席も限られていて、残念ながら窓の外にはすぐ翼があって、やや視界不良それでも車輪が格納されると、眼下の景色は見やすくなります

離陸時、娘はもっとビビるかなと思っていましたが随分楽し気「うわぁ、雲が下にある」と非常にわかりやすい感想を口にしてくれます。いつも下から見上げることしかなかった飛行機の初体験でした。「このもっともっと上が宇宙だよ」などと得意気に語れるのは今だけの特権

ただ当分視界は海だけになり、5分も経たないうちに飽きて、うつむいて足をバタバタさせたりしていますそれでもCAさんからリンゴジュースを貰ったり、お子様用グッズの双六を貰い、それを嫁と遊びながら1時間程のフライトを過ごしていました

↓鳥取の大山はまだ雪化粧でした。
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私はというと、窓の外の景色を見たり、読む時間が無くて溜まっていた小説「アルスラーン戦記」の最終巻を読んでいましたちなみに機内には四季報読んでいる若い男性が居て、隣ならば株談義をしたいところでしたが、離れていましたし自重しましたもし「自分だ」という心当たりのある方がおられたらご一報を

 

 

福岡空港に向け飛行機は着陸態勢にトイレ使用が禁止になりますところが、間も無く娘が「トイレに行きたい」と言い出しました。「えぇっ、よりによってこのタイミングで」貰ったリンゴジュースを飲んでもよおしてきた様子一応CAさんに聞いてみましたが、やはりダメだということでした「何とか我慢して」と言いましたが、娘は不安げな顔

着陸態勢に入ってからがまた長い20分程の時間を我慢しないといけませんその間、娘が漏らしてしまわないかヒヤヒヤ

やがて飛行機は福岡空港に到着娘はCAさんに誘導されてトイレに向けてダッシュどうにか無事事なきを得ましたしかしどうせなら空中で用を足せば、一つ初体験が増えたのに

一方、私は私で、顎関節症の手術をしてから特に耳抜きができなくなったのですが、気圧の変化に弱く過去にバリでスキューバダイビングをした時もそうでしたが、とにかく耳が痛くて痛くて仕方ありません離陸の時はまだ良いのですが、着陸の過程が本当に大変です唾を飲み込んでもあくびをしてもなかなか治らず。地上に降り立った後も、しばらく耳は遠いまま

今になって知ったのですが、そういった気圧変化に対応できる耳栓があったんですね効果がどの程度あるのかわかりませんが、また飛行機に乗る機会があれば付けてみたいです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0088A0EHI/ref=redir_mobile_desktop?_encoding=UTF8&ref_=cm_cr_lh_d_bdcrb_top

ともあれ荷物を受け取ると地下鉄に乗り、博多駅へと向かいますこの空港からわずか2駅という中心部へのアクセスの良さは福岡発展の原動力ですねちなみに娘は地下鉄も初体験になりました「地下鉄ってどこから入れるか知ってる?」(つづく)

 

福岡旅行〜博多

 

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