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富山GRNサンダーバーズ応援記2

 

富山GRNサンダーバーズ応援記からの続きです

 

 

それから度々サンダーバーズの試合に行くようになりまして、私も学習したので(?)ちゃんとドラッグストアで日焼け止めクリームを買いましたこれで炎天下の観戦でも後々大丈夫

その日は対新潟アルビレックスBC戦元巨人の桑田投手の息子さんが在籍するチームです。その桑田選手は外野手登録されていますが、9番DHで先発出場。が、その日はバントは失敗するわで4タコでしたパッと見あまりお父さんに似ていない感じですが、ともあれ名前に負けないように頑張ってもらいたいところです。

で、試合は前回の大敗から一転、ローズの第3号となる先制ホームランを狼煙に、たたみかける猛攻を見せますサンダーバーズ押せ押せの展開に

前回はあまりにも大敗過ぎて無かったのですが、サンダーバーズが点を取ると、スタンドにいるチアリーダーのギャル達が観客とハイタッチをして皆で喜びを分かち合います私もローズのホームランを見れたことですし、ハイテンションでハイタッチバンザーイ

その後も回が進むにつれ加点していきます。正直サンダーバーズは投手力の弱いチームなので、点数を取れるだけ取って貯金しておくにこしたことはありません更に2点を追加し、近くの小学生くらいのチアリーダーギャルと2回ハイタッチ

が、そこから更にまた3点取って7-1の大差に。正直、5点目辺りからハイタッチがこっ恥ずかしくなってきて「もう点数取らなくて良いよ」なんて内心思っていましたが、容赦無い猛攻が続きましたそしてその都度ハイタッチが続きました

それでも最終回は満塁まで攻め立てられ、やっぱり4点差付けておいて正解という展開にまで追い込まれますが、結果的には無事7-3で快勝ローズもホームランを含む初の3安打の固め打ちでヒーローインタビューでしたちなみにここからローズは段々調子を上げていきます夏男ですねようやく現役時代の感覚を取り戻しつつあるようです

 

↓ダイヤモンドをゆっくり回るローズ。左下に興奮した私の指が映り込んでいるのはご愛敬
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↓私が撮ったものではありませんが、ヒーローインタビュー(肝心のローズのコメントは聞き取りづらく

 

 

それからすっかり野球づいて、今度は地元の球場で中日-阪神の2軍戦が行われたので観に行きました私の応援している中日は毎年富山で1試合は主催試合があるのですが、今年はその枠を広島に取られてしまって無い模様その代わりの2軍戦のようです。

私2軍の試合というのは今回初めてです特に今年は一度もプロ野球の試合を見に行っていないので、非常に楽しみでした

球場に着いてまずチケットを買おうと売り場の列に並ぶと、突然後ろから見知らぬおじさんに声をかけられましたあぁ、ひょっとしてダフ屋かな?と思って警戒して振り返ると「兄ちゃん、ワシの知り合い一人来れなくなったから、チケット一枚あげるわ」とのこと。ラッキー実は良いおじさんでしたそんなこんなでタダで球場に入れました

正直今シーズンのドラゴンズの成績を考えると、阪神ファンの方が多いんだろうなぁ・・・と思って球場に入りましたが、意外に(?)中日ファンの方が多い印象でしたというのも、2軍の観客数はウエスタンで中日がトップ、一方阪神はビリで2倍近い開きがあるようです阪神ファンはあんなに熱い人が多いのに、案外ドライなんですかね・・・
http://hamatama.blog.jp/archives/1027938858.html

ともあれ無事試合は開始2軍なので球団のマスコットなどは来ておらず、応援団の鳴り物もありません案外寂しいものですね・・・双方の応援団がボイパじゃないですけれど、手拍子と口で「パパパパーパパパパーパパ」とか言ってトランペット代わりに、雄志数名で応援歌を盛り上がっていました元気ですね

スタメンはどちらもほとんどここ2,3年のうちに入団した新人選手ばかりで、正直ほとんどよくわかりませんでしたただ中日側は3番高橋周平、4番小笠原と、1軍でも活躍中の選手の名前が並んでいました監督の佐伯や、コーチの英智、渡邉(博)が見られたのも嬉しかったですが。ともあれ将来のドラゴンズを背負う選手を見られるのは良いですね

選手個々のレベルはやはりサンダーバーズなどの独立リーグよりも上な感じがします。そもそも給料も違いますからね(BCリーグは月給40万が上限)。

が、当然と言いますか、2軍の試合は勝ち負けよりも個々の選手の能力を伸ばす、調子を整える場であるので、試合運びは大味短いカウントで打っていったり、送りバントが少なかったり。まあそれぞれの監督のカラーもあるのでしょうが、個人的にはちょっと物足りませんでした

試合は無事3-1で中日が勝利。しかし、勝敗をあまり気にしない試合って、やっぱり見応えがありませんプロの選手を久しぶりに間近で見られたというのは良かったですが、それだけという感じでしたね。福谷もイマイチ復活の兆しが見えませんでしたし、新人選手も先発の鈴木翔太が好投したくらいでした。

 

そんなこんなで中日阪神の2軍戦が終わり、何か個人的には不完全燃焼感でいっぱいでしたそんな時ふと思い出したのがサンダーバーズあぁ、そういえば今日は市内の別の球場でサンダーバーズが試合やってるんだっけ

スマホで確認すると、まだ試合は7回表になったばかりのようで3-1でサンダーバーズ優勢の展開これは急げば最終回に間に合いますよ・・・というわけで、ボールパーク高岡から高速で飛ばして城光寺球場へと向かうことにしました人生初の野球観戦ダブルヘッダー自分でも急にサンダーバーズ愛に目覚めたなぁという感じです←裏切って2軍戦観に行ったくせに

城光寺球場は昔からある高岡の球場で、二上山という高尾山の半分くらいの標高の小さな山の麓にあります標高50m程の高さにあり1973年に完成したそうなので、私より年長の球場。wikipediaによると、収容人数8600人の小さな球場で、何とかつてパリーグの公式戦が行われたこともあるのだとか

今まで高岡市の球場と言えば城光寺球場でしたが、恐らくボールパーク高岡が出来たことで今後は使われなくなっていくのでしょうね城光寺と言えば地元民にしてみると市営墓地のイメージで、実際私のご先祖様もそこに眠っておられます。丁度お盆だったので、つい先日もお墓参りに来ました

で、その日は中日阪神の2軍戦にボールパーク高岡を取られてしまったので、サンダーバーズの試合は城光寺に追いやられてしまった様子まあ去年までは高岡唯一のメインスタジアムだったので、追いやられたという表現は失礼ですね

ともあれ球場に着くと、いきなりパトカーが停まっていて何やら物々しい雰囲気遠巻きに見ると、どうも泥酔した酔っ払いが通報されたみたいなんですね結局おまわりさんが「気をつけて帰りなさい」と諭して終わったみたいで、ブルペンのサンダーバーズの選手達も何事かと遠巻きに見ていました酔っ払いは最後はおじさん警官に抱きついて、引き離されると敬礼したり、典型的なご陽気酔っ払いでした

で、そうこうしている間に試合は7回を終わって3-3の同点となってしまいましたおっ、ここまで来たら逆に延長戦になってくれた方が長く楽しめて良いのかも・・・なんて

実はスマホで調べたのですが「サンダーバーズの主催試合は6回を終わったら無料で入れる」というのがあったので、こっちも無料で入れるか・・・と思ってやってきましたあと2回なのに正規料金1200円払うのも勿体無いですしね

ところが、それを入り口のもぎりの人に尋ねると「まだダメです。チケット買ってください」という「何バカ言ってんの。当然でしょ」的な冷たい返事偽情報でしたが、「まだ」ということなので、後になればOKの様子そもそももうチケット売っているところが見当たりませんよ

というわけで大人しく球場の周辺をぶらぶらしていましたぶっちゃけ千葉マリンスタジアムのように球場の隙間からグラウンドが少しだけ見える場所があり、そこから同じような境遇の人達(?)と密かに共に観戦していました

 

やがて試合は3-3のまま最終回に突入9回になると「再入場にはチケットの半券を提示してください」という看板が撤去され、もぎりの皆さんが撤収していきましたこれは「もう入って良いよ」ということだと認識し、すたすたと球場の中に入りこみます

内野スタンドに腰を下ろすと、城光寺球場は高台にあるので遠くに高岡市内の町並みが見えました古くはありますが、非常に風光明媚で見晴らしの良い球場ですホームランを打ったら、そのまま高岡市に吸い込まれていきそうな錯覚を感じ、個人的には好きな球場ですね

その日の対戦相手は福井ミラクルエレファンツ現在同地区で首位を走っており、サンダーバーズはそれを追う大事な一戦ですそれが最終回までもつれ、非常に息詰まる接戦に

9回表にサンダーバーズの抑えの切り札である元気投手が苦しみながらも何とか最後の打者を三振に切って雄叫びをあげながらガッツポーズ無事0点に抑えます。正直、もっとピシャッと抑えてもらいたいものですが、防御率がBCリーグワーストの球団の中では健闘しています

そして迎えた9回裏。ランナーを2塁においてサヨナラのチャンスがお膳立てされると、我らが4番ローズが打席に立ちます我々の応援のボルテージも最高潮チャンステーマの「こきりこ節」が始まりますしかし、私はこの城光寺球場の打席にローズが立つことがあるなんて、ついこの前まで夢にも思いませんでしたよ

それに呼応する形で、ローズが絶好球を見逃さず、左中間にクリーンヒットを放ちます2塁ランナーが俊足を飛ばして3塁を回るとそのままホームイン見事サヨナラ勝利となりましたチームの皆がベンチから飛び出してきて、手荒い祝福を受けるローズいやー、タダでおいしい場面を観ることができました

ヒーローインタビューは勿論ローズその日は地元の短期大学の女子学生が試合を盛り上げるために色々な企画をするというコラボな日だったので、黄色い声援が多くローズを近くで見ようと最前列にまで近寄った私も、同じように集まってきた女子大生に囲まれ、ちょっと気恥ずかしい感じでした



更に次の日曜にも県営富山球場で観戦飛行場から飛び立つ飛行機が大きく見える迫力ある球場で、対戦相手は群馬ダイヤモンドペガサスこの日の試合は8-2で我らがサンダーバーズが快勝しましたローズの第5号ホームランも飛び出して、近鉄のユニフォームを着て応援に着ていたどこかの兄ちゃんも大喜びヒーローインタビューはやはりローズで、私が見に来て勝った試合のヒーローインタビューは全部ローズです

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↓ダイヤモンドペガサスのバスのラッピングはあだち充
http://d-pegasus.com/pressrelease/2008/0222_2.html


最後にBCリーグについて思うことあれこれ。BCリーグの月給は上限40万と規定があり、選手達の生活も大変です。ほとんどの選手がバイトをしながら、空き時間に練習をして技術の向上に努めています。アメリカのマイナーはもっとひどいと聞きますが、日本にもこういう団体は必要だと思います。

今回サンダーバーズに加入したローズもその一員であり、またとりあえず今シーズン限りの契約ということなので、6月〜9月までの4ヶ月間でMAX160万円。かつて5億円以上の年俸を稼いでいた大スター選手にしてみると、スズメの涙程度の金額。しかも今は円安ですから、ほとんどボランティアに近い感じでしょう。今流行りの男気というやつです

しかし全く下世話な話ですが、日本に住んでいる際の家賃とかも球団が負担してくれるんでしょうか?独立リーグは観客数も500人レベルで、正直スポンサー頼りで赤字続きのところが多いと思います。そんな厳しい経営環境ですから、ローズが北陸新幹線で新高岡駅までやってきた際には、普通車から降りてきましたグランクラスとかではないのね・・・

で、そんなローズはどうやら私の地元高岡に住んでいるみたいなんですね。他のサンダーバーズの選手も大体高岡に住んでいるらしいので、ローズも高岡に住んでいるのだろうという話こんな人口18万人弱の小さい街ですから、どこかですれ違うことがあるんじゃないかと思いながら日々暮らしているのですが、意外に今まですれ違ったことはありません

黒人はほとんど居ない地域でもありますから、街で黒人を見かけたらまずローズと思って良いのかも知れません。が、偽物がローズを語り「ちょっとお金貸してくんない?本国に帰ったらいくらでもあるから、すぐ返すから」というような形で金銭を要求してくる「オレオレ詐欺」改め「ローズローズ詐欺」がはびこるんじゃないかと警戒していましたが、全くの杞憂で少なくとも今のところそのような被害は出ていません当たり前ですね

それはともあれ、今後も引き続きサンダーバーズの試合は観に行きたいと思いました試合中の選手達の声まで聞こえたり、試合終了後は選手が出口で観客をお見送りしてくれたり。非常に臨場感や親近感があって、プロ野球とはまた違う熱いプレーが見られること請け合いです是非皆様もお近くでBCリーグの試合を観るチャンスがありましたら、一度騙されたと思って(?)観に行かれたら良いのではないでしょうか。きっとはまると思います。

↓BCリーグ日程
http://www.bc-l.jp/2015schedule

↓下記の記事に私も同意です
http://getnews.jp/archives/1101397

 

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