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ローマへ〜帰国編

 

青の洞窟編からの続きです。

 

翌日。その日はローマ最終日でした最終日と言ってもお昼の飛行機で帰るので、もう観光はありませんいつものように朝食を採り終えると、もうガイドさんがロビーまで迎えにきてくれていましたちなみにガイドさんの名前はミケランジェロさん。ものすごく大御所なお名前(?)です

そのミケランジェロさんはイタリア人男性とは思えない程(?)落ち着いて、冷静さを持ち合わせている印象の方でした。あまり無駄に話しかけてきたりせず、日本人には安心な適度な距離感を持って接してくれます

そんなミケランジェロさんにホテルのロビーで記念の集合写真を撮っていただくと、用意された車に乗り込んでダヴィンチ空港へと向かいますその日は雲りがかっていましたが青空が鮮やかな朝あぁ、ローマよさようならまた逢う日まで

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空港に到着すると、搭乗手続きはミケランジェロさんが全てやってくれましたどうもパスポートを自分でスキャンしないといけなかったり、空港が広いのでカウンターの場所がわからなかったり、多分初めてだったら大混乱だったでしょうね旅行会社に頼んで正解でした

その道すがら、ミケランジェロさんが手に持っている袋にふと目が留まりました袋には「靴下屋」と書いてあって、タビオでお馴染みの日本の靴下専門店の袋。「あれ?靴下屋ってローマにもあるんですか?」と聞くと「ははっ、まさか」と冷静に言われました日本語の堪能なガイドさんだとは思いましたが、「まさか」なんて日本語で返してくるとは思わなかったので、私はそこにビックリでした

日本の靴下屋に行った時に靴下を買ってゲットしたんだとか。靴下屋の袋はやや縦長のビニール袋ですが、これが折りたたみの傘を入れるのにジャストフィットで丁度良いのだとのこと。何とまあこんな所にもクールジャパンおしゃれなイタリア人に買い物袋にまで日本製が選ばれたのは、日本人として誇りに感じましたちなみにタビオはイギリスとフランスにも出店していますタビオさん、ローマも進出するチャンスですよ

手続きを済ませて出国ゲートに向かうと、ものすごい長蛇の列さすがは観光都市ローマの空港ですただこの日の列の長さは沈着冷静なミケランジェロさんも驚きだったようで「信じられない」と繰り返していました。様々な人種の人々がズラッと並んでいました。中には私が先月行ったドバイ免税店の袋を下げた人も。

しかし並ばないと日本に帰れませんから、意を決して列に並ぶとミケランジェロさんとはここでお別れしました


結局なんだかんだで思ったより列は早く進んでいき、無事出国手続きを済ませた我々は、空港内で土産を買うとアリタリア航空のラウンジで出発まで休むことにしましたただどこにラウンジがあるのかよくわかりません

と言うわけでアリタリア航空のサービスカウンターで聞こう・・・と思って行ったのですが、4人の女性職員が私が目の前に立っているにもかかわらず、ぺちゃくちゃとおしゃべりを続けています

私も1分程待っていたのですが、あまりにも終わる雰囲気が無かったので大きめの声で「excuse me」と遮って、ラウンジの場所を聞きました。すると気分を害したのか「あっちの方」とぶっきらぼうに指さして、またおしゃべりを続けていましたドバイの時も書きましたが、本当に海外の航空会社はビジネス客であろうと関係なしに対応が悪いそりゃ経営危機にもなるわ、と心の中で毒づいていました

そして、そのラウンジも高級感もへったくれも無い非常に普通の施設。客が大量にごった返していて、座る場所を確保するのも一苦労地べたに座っているお客さんもいました。食べ物も全然無かったですし、飲み物も種類が少なかったですトイレもイマイチでしたし、帰国して確認したら帰りの分のマイレージは加算されていないしで、私はもう利用したいとは思いませんね

↓アリタリア航空のラウンジ
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やがて搭乗時間が迫ってきたので、搭乗口へと向かいました。ここの職員も雑で、チケットの半券を千切りもしませんでしたホンマ大丈夫なんかいな後で「どこから入ってきたんだ」と言われやしないかヒヤヒヤ

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そんなこんなで何とか飛行機に乗り込んだのですが、出発時間が来ても飛び立ちませんどうも機材トラブルがあったようで、緊急整備を行っている様子最終的に出発が1時間遅れることになりましたうーん、ただでさえあんまり機内で観たい映画が揃っていないのに、こんなところで時間を潰すのは拷問です正直まだビジネスだったのでまだゆったりできましたが、エコノミーだったら散々でした

そんなこんなでようやく飛行機は離陸また長躯1万kmの長旅になりますが、私はやっぱりワインで酔っぱらって寝る作戦が通じず、案の定眠れませんでしたただ空からの景色は見事で、ずっと窓の外のロシア上空の景色を眺めていました

↓イタリアの長靴の先端
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時差の関係もあって、日本に無事到着したのが翌朝高速バスで埼玉の嫁の実家まで帰り、我々の長旅はこれで幕を閉じるのでした

ちなみに帰りの高速バスで、私の座席の反対側に火野正平に似た人が座っていたのですが、ご本人だったのでしょうか?例のNHKの自転車旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」か何かの帰りだったとかでもそれなら成田じゃないしなぁ・・・何て考えながら、やきもきしながら家路につきました

最後にローマ旅行の個人的な感想をまとめますと、さすが観光地だけあって観るところには事欠きません。歴史の持つ重みを体感させてくれて、行く価値はあります。義母は「あそこに住みたい」という程感動していました。

ファッションセンスがあって食べ物も一々美味しく、スマートな街ですから、人それぞれの好みにあった場所が見つかると思います青の洞窟は必見ですね今回は全然観逃した場所がたくさんあったので、また機会があったら行きたいです

ただやはりヨーロッパは不景気風が吹いている印象で、ドバイにの後に行ったせいか、全般的に影が暗い印象もありましたまあそれが逆に落ち着いた雰囲気を醸し出しているエッセンス・・・と前向きに捉えられるかも知れませんけどね今回特にぼったくられたり被害には遭いませんでしたが、全般的に治安が良くないということで、その点も気を付けないといけないでしょう

Wi-Fiはドバイほど整備されていなかったので、そういうのが使いたい場合は、ちゃんと備わっているホテルを利用した方が良さそうです今回我々が利用したボスコロ・エクセドラはWi-Fiはちゃんと整っていましたが、値段に見合った価値があるかと言われるとなかなか微妙です個人的には一度泊まったのでもういいかな、というレベル。プールで泳げてたらまた評価は変わったかも知れませんけど

一方、日本人観光客の多い場所なので、店によっては日本語も通じたりしますその辺がドバイとは違って便利ではあるかも知れません

アリタリア航空に関しては、先述したような不満もあって、私の中では今まで利用した航空会社の中で一番下エミレーツ航空の後に乗ったので余計にダメな感じが際だちました機内食は一番充実して美味しかったですが。ラウンジと機内の娯楽設備(映画の充実)をもう少し何とかして欲しいですね。

以上、ローマ旅行の感想でした。そして次回以降すぐさま今度はシンガポール旅行の話へ移ります【完】

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