はじめに 冒険1  冒険2 アトラス戦 バズズ戦 ベリアル戦 ハーゴン戦 シドー戦 おまけ

動機など ▼DQ2の思い出 私が最初にプレイしたRPGはDQ2のFC版であった。 ラゴスが見つからずに何日も停滞したこともあったし、 復活の呪文を間違えてへこんだこともある。 復活のの呪文を間違えたときは、適当な2文字を入れ替え などの悪あがきをして、余計に時間の無駄をしたものだ。 当時はLV最大にしてでないとクリアしないといった感じで遊んでいて 低レベルクリアなんて思いも寄らなかった。 やったのはせいぜい3人経験値を等しくしてLV最大まで持っていくことぐらい。 印象に残っているのは、海に出たばかりの時、 ローレシアの王子がうみうしから2連続痛恨を食らって死んでしまったことだ。 全く、油断のならないゲームであった。 時は流れSFC版が発売された。 やはり、LV最大にしたり、不思議な帽子を取ったりした。 サマルトリアの王子を抜いてクリアしたこともある。 預かり所のお金を一杯にしようとしたこともある。 100万を超えてもいっぱいにならなかったのであきらめた。 そしてGB版。 はじめは買ったものかどうか悩んだが、いくらかの追加要素 (といっても主に1のほうだが)があるらしいので購入。 まずはSFC版と大差ないことをやった。 何気なく床から種を拾ったをきっかけに全マス調べた。 町、ダンジョン、フィールド全てである。 風のマントを取らずにクリアしたこともある。 途中で止めてしまったが、道具を99個集めるなんてこともした。 非売品は死神の盾まで、売品はミンクのコートさえ終わらなかった。 ゴールドカードも50ぐらい。 ▼動機 GB版のドラクエで低レベルをやりたくなった。 といっても、SFCと内容はほぼ同じなので、SFCの記録が参考になる。 調べると、DQ1は17が現実的な限界で既に達成されているようだ。 DQ3は相当なレベルまで下がっている上、吟味が面倒だし、 さらに、組み合わせによる戦術の幅が大きすぎるで手におえない。 となると、DQ2しかない。 低レベルには、最高レベルを抑える方向と、合計(又は平均)を抑える方向がある。 一般に合計を抑える方向が楽である。 理由は、一つしかない水の羽衣、分散使用では効果が薄い種・実、などなどによる。 要は、パーティー連携のメリットがなさ過ぎるから。 ひとまず、3人それぞれ一人でクリアするにはどの程度のレベルが必要かを実際に調べた。 ローレシアの王子 レベル35程度で余裕でクリアできた。 ハーゴン戦は2回攻撃を2回食らってもやられないだけのHPがあれば何とかなる。 シドー戦では守備力が0になった後はいかに先制回復ができるかの勝負。 サマルトリアの王子 苦心の末23でクリア。 スクルトが使えるので他の2人よりずっと有利。 ハーゴン戦は比較的安定して勝てる。 レベルが低い分だけシドー戦での体力不足が目に付く。 ムーンブルクの王女 レベル28で何とかクリア。 ハーゴン戦が辛すぎる。 攻撃手段はイオナズンだが、効かないこともあるし、MPも食う。 2回攻撃を連続で食らうとアウトなのも辛い。 もたもたしてると回復されるので、かなりの運が必要。 シドー戦は呪文の効きも良いし、回復もベホマがある。 先制もかなり取れるので、そこそこは勝てる。 まとめ ・ハーゴン、シドーに勝つには最低でも、スクルト、高いHP、先制出来る素早さ、 の何れかが必要である。 炎、呪文は水の羽衣で何とかなるが、攻撃は余りにも強力すぎる。 ハーゴンはマヌーサも効かない上2回攻撃。 シドーはマヌーサこそ効くもののルカナンでさらに痛手は増加。 これらを考えれば、低レベルで行くにはスクルトを覚えるしかない。 その上で低レベルを行くにはサマルトリアの王子のみLv20であとは1で行くしかない。 最高レベル最低型でも20が現実的な限界であると思われる。 例え全員19でも勝てる気がしないのだから。 こうしてレベル1,20,1の方針が決まった。 方針が決まったとはいえすぐには手をつける気にはならなかった。 理由は勝率がかなり低いことが予想されたからである。 あらかじめシミュレーションしたところ、シドー戦だけでおよそ0.1%余り。 相当な時間、労力が要求される。 そんな中、にゅすけ氏がSFC版で1,23,1でクリアを達成した。 しかもSFC特有の裏技を駆使して。 裏技なんて無くてももっと低いレベルでもクリアできることを示すために (または、単に対抗心を燃やして) 低レベルクリアプレイ開始。 2004年10月15日のことであった。 ▼条件 DQ2、GB版をレベル1,20,1でクリアする。 種、木の実使用可。 福引券運用資金増殖技使用可。
基礎知識 あったほうが良いかもしれない知識 ▼DQ2低レベルの特徴 ・不可避のイベントバトルがラスボス含め9戦 ・戦闘をしなくても福引券を運用することで資金は確保できる。 ・最終セーブポイントからラスボスまでの道のりは比較的短い。 ▼なぜ1,20,1か? ボス達の強力な攻撃に耐えるにはスクルトが必需。 そのスクルトを覚えるのはLv20のサマルトリアの王子。 もし、スクルトを使わないとすると、 ・強力な攻撃に耐えられる高いHP ・敵に先制して回復できる素早さ ・速攻で敵をやっつける攻撃手段 の何れかが必要になるが、いずれもさらに高いレベルを要求される。 レベルの割に強い王女を使って1,1,19(又はサ王子を抜いて1,20)でも シドーに勝てないことは無いが、ハーゴン戦が安定に欠けるため現実的ではない。 ▼主な道具
武器
魔道士の杖最初の主武器。ギラの効果もある。福引で入手可。
光の剣最後までの主武器。マヌーサの効果も重要。
隼の剣2回攻撃可能。但し弱いので対メタル、又は止め用。
雷の杖バギの効果がある。
稲妻の剣バギの効果がある。サ王子が使う分には「使う・装備」が出ない分だけ楽?
破壊の剣サ王子最強の武器。でも呪われてるので使えない…。
鎖帷子ルプガナまではこれで我慢。
身かわしの服強い!しかも回避効果あり。シドー戦でも有用。
魔法の鎧魔法をそこそこ軽減できる。でも守備力が身かわしの服と同じ…。
ガイアの鎧ロ王子専用。特殊効果なし。でもただだからいいか。
ミンクのコート買えるものでは最強。でも高い。水の羽衣までのつなぎ。
水の羽衣実質最強。GBではイオ耐性も付いて文句なし。
ロトの鎧ロ王子専用。呪文・炎耐性もかなりあり。でも、最終的には身かわしの服とちらがいいのか…。
悪魔の鎧防御力は最高。でも、呪われてるし耐性も無い。よって魅力も無い。
皮の盾しばらくはこれしかない。
力の盾サ王子最強。しかもべホイミの効果もあり重要。
ロトの盾耐性さえあればね…。
死神の盾呪われるけど、純粋な盾としてはロトの盾より良い。
不思議な帽子サ王子唯一の頭防具。戦闘中のみ約1/4のMP節約効果がある。重要。
ロトの兜ロ王子専用。他に選択肢なし。
道具
薬草回復量はわずか20〜35。LV1でも全快しないことさえある。FCのころは良かったなあ…。
毒消し草MPはホイミ用に使って、毒はこちらで直すのがお得。
福引券資金を無限に生み出す。ゴールドカードを持っているともらえなくなる。
ゴールドカード1000G未満は道具にして資金保全。売値と買値が1G違うものもあるので注意。
祈りの指輪MP回復できる唯一の道具.たまに壊れる。福引で得られる資金にもなる。
世界樹の葉死人をHPMAXで復活。1度に1枚までしか持てない。
魔除の鈴呪文を効きにくくする…らしいが効果の程は定かではない。
悪魔の尻尾呪文を確実に効くようになる。複数装備しても同じ。
力の種全世界に計7個。攻撃力にして計21、ダメージにして10程度の強化。
素早さの種存在量は3個。素早さにして計9。意外と重要かも。
守りの種全世界にわずか2個。しかも両方とも満月の塔。当然重要。
命の木の実計4個で最大HP+24。もし量が1つ違ったら難易度は激しく変わっただろう。
不思議な木の実3個で最大MP+15。シドー戦が行動1回分ほど有利になるだけ。
▼戦闘中に取りうる行動。
基本行動
攻撃武器で攻撃。かわされることもある。会心の一撃がたまに発生。武器の持ち替えも可能。
防御ダメージ半減(端数切り捨て)。ターン開始時から有効。
逃げる雑魚からは逃走可能だがボス戦は逃走不可。ただし固定バトルでも逃走可能なものもある。
攻撃呪文
ギラダメージ16-20、消費MP2(不思議な帽子時1)。魔道士の杖があるので不要。
ベギラマダメージ50-65、消費MP4(3)。コストパフォーマンスが良い。重要。
回復
ホイミHP回復25-30、消費MP3(2)。序盤ではかなり使う。でも中盤以降は移動専用。
べホイミHP回復85-100、消費MP5(3)。力の盾があるので、使うのは移動時のみ。
補助呪文
マホトーン魔封じ、消費MP3(2)。対ハーゴン用。
スクルト防御+1/2(端数切捨て)、消費MP2(1)。但し最大は元の2倍と254の低いほう。
使用可能武具
魔道士の杖ダメージ16-20。序盤は攻撃よりもこちらが主。
いかずちの杖ダメージ16-36。数が多い雑魚にそれなりに使える。稲妻の剣も同様。
光の剣幻状態にする。ボス戦で重要な働きをする。
力の盾HP回復85-100。重要な回復手段。
消費アイテム
薬草HP回復20-35ロ王子がサ王子に対して出来る唯一の回復。でも気休め程度。
祈りの指輪MP回復20-27。使うのはシドー戦ぐらい。
▼敵の行動の特徴 行動は基本的にランダム。 ただし、呪文を使用する敵は主に2パターンあり、 ・MPが尽きても呪文を使い続ける(ブリザード、グールなど) ・MPが無い場合は他の行動を取る 後者のほうが主である。 いずれのパターンでも、以下のような行動の特徴がある。 無駄な行動をする場合 ・守備力が0しか上がらない状態でスクルトを使う。 ・仲間がこれ以上増えない状態で仲間を呼ぶ。 ・ロ王子に対してマホトーン。 無駄な行動をしない場合(ターン開始時ではなく、行動の時点で判断される) ・回復呪文は対象の残りHPが半分以下になった時のみ。 ・生存味方全員守備力0の状態時にはルカナンは使わない。 ・全員が状態変化を起こしている時にその状態を起こす行動はしない。(眠り時に甘い息、など) ▼様々な確率(詳しくはおまけ参照)
先制率雑魚戦約1/30
ボス戦0(不可)
被先制率雑魚戦約1/50
ボス戦約1/30
逃走成功率1、2回目約1/2
3回目約3/4
4回目以降約7/8
敵攻撃回避率通常約1/70
身かわしの服約1/7
敵幻状態約1/2
会心の一撃発生率約1/40
甘い息成功率約7/32
甘い息起き率1回目約2/9
2回目約1/2
3回目約3/4
4回目約1
攻撃ターゲットロ:サ:ム約5:3:3
ロ:サ約6:4
サ:ム約14:11
▼SFC版との違い とりあえず思いついたのだけ。◎○△×はSFC版に比べての有利度。 (SFC版はうる覚えなので間違いがあるかも) ○力の種の数  ルプガナ北の祠に追加。 △フロア構成の変化に伴う変化  冒険上の差は無いが、デルゴンダルの力の種は牢屋の鍵なしで入手可能に。 ○バリア  1マス(GB1歩、SFC2歩)あたりのダメージが、GBでは青7、黄15に。  SFCでは両方とも14だったのでやや有利か。 ◎水の羽衣  イオナズンにも耐性がある。他の防具も変更があるかも、要調査。 ×2回攻撃(敵)  1回目の攻撃で味方がやられた場合、他のキャラに2撃目が来る。 ×世界樹の葉  増殖不可。1枚まで。 ○中断  いくつかの場合を除き、移動中はどこでも中断ができる。  再開場所はフィールドなら中断場所。  それ以外はそのフロアに入った場所(例外あり)。  再開時にはトラマナやトヘロス等の効果は消える。 ○福引  なんとなく狙いやすい。 △福引券  もらえる条件は、所持金の量に関わらず、16で割った余りが1か3の時で  どちらかは話し掛けるたびにランダムで決まる。  SFC版より貰い難くなっている、が256G以上のときも計算はしやすい。 △はぐれメタル  宝は不思議な帽子。メイジバピラスより取りやすいので便利。 △預かり所  各種99個、999000Gまで。 ○名前  「ぁぃぅぇぉァィゥェォ」が使える。 ○行動順  優先順位が違う。 ○ベラヌールの旅の扉前の扉  一度あけたら開きっ放し。 ○海底洞窟  魔法の鎧も魔除の鈴も両方取れる。 ○ローレシア城  福引券も素早さの種の両方取れる。 △MP  ハーゴン、シドーのMPは無限ではない。 △隼の剣  メタル系には必ず1ヒット1ミス…という事は無い。 ○その他SFCにあったバグ  取り除かれている。 ▼最近のDQとの違い(蛇足) ・隼の剣  1撃目で敵を倒してももう2撃目を他の敵に与えられる。 ・仲間を呼ぶ  失敗することもある。 ・戦闘中の装備変更  武器、装飾のみ可。守備力はリセットされない。 ・戦闘中の守備力  死んで生き返ったときも変化したまま。 ・名前  主人公は途中で変えられない。 ・宝  最後に逃げた敵からも取れる。 ・逃げる  4回目は確実に成功…などということは無い。 ・メガンテ  防ぐ手段はない。 ・ルーラ  場所は選べない。最後に記録した場所へ。 ・スクルト  守備力は254までしか上がらない。 ・攻撃力  255が最大。 ・不思議な帽子  MP節約効果は戦闘中のみ。 ・鍵  牢屋の扉を開ける鍵では銀の扉は開かない。 ・ホイミ  しょぼい(25-30回復)。 ・薬草  回復量に幅がある(20-35回復)割に高い(10G)。 ・ラスボス  変身しない。1形態のみ。
はじめに 冒険1 冒険2 アトラス戦 バズズ戦 ベリアル戦 ハーゴン戦 シドー戦 おまけ