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登場人物
わくわく冒険日誌 2004

“インディみたいにあきらめない”の
2月


〜食後のひとときにどうぞ〜


28日(土)〜29日(日) 「わたしをスキーに連れてって」

この冬最初で最後の予定なスキー旅行。
ぼくのスキーにかける情熱(のなさ)を見越して、 準備はなにからなにまで相方さんがしてくれた。

当日、予想以上に混み合う東京駅に驚きつつ、お弁当を購入。
ねえ、カツサンド三切れこの値段は高いよね。
指定席でゆったり気分で苗場への汽車の旅を楽しむ。

あっという間に、雪に囲まれた越後湯沢駅へ到着。
さぞ寒いかと思いきや、体感温度はウチの寮とあんま変わらないな(苦笑)。 バスに揺られて着いたホテルは、なんと円柱の同心円上に部屋が割り振られているという、 かなりミステリづいた構造だ(←あっている?)。

まったりしていたら、相方さんがスキーをしていないことに気がつき、 騒ぎ出したので、いよいよスキー場へ。 もうそろそろスノーボードを担ぐのが嫌になったので、 今回はレンタルでショートスキーをしてみた。
相方さんの指導のおかげと、シャーベット状の雪質も手伝って、 結構滑れるようになった。おお、スノボーよりは適性あるかな。

お昼時でも、ホテル周辺の道路沿いの店はさびれまくっている。 稼ぎ時じゃないのか〜。スキー客減少という噂は本当だったのか! まあ、スキー関連施設の店ですませちゃうんだろうね。 でも我々は、昼食は二日とも地元の食堂ですませた。 なんとなく穴場気分でわくわくだ。

というわけで楽しいミニ旅行でした。

27日(金)

明日は旅行なので早めに帰宅して準備準備。

「明治はいから文明史」読了。面白〜い。
現在、京王線で実施されている、女性専用車両は明治45年にはもうあったとか意外な発見もあり。

中身の説明

ガープス・ルナルサーガ リプレイ
月に至る子3
ルナル・サーガもこの三巻でいよいよ完結。
これまで発表されてきた、サーガ、ジェネレーション、カルシファードなどなど、 ルナル作品が今、ひとつに集結する。 ついに出現してしまった月に至る子と、大陸を手中にする帝国との戦いだけでなく、 この世界に伝わる英雄「月に至りし」サンダミオン伝説の意外な真相が明かされる。 サービス満点だ。

親がわからない子供たちの出自が謎のひとつでもあるので、 絡み合う展開は家計図がないと混乱するかもしれない。 しかしながら、そのせいでテーマは愛になったかも(笑)。

ゲーム面の方でも、 仕掛け満載なGMの構成に対して、 見事な策で対抗するプレイヤーたちも負けていない。


25日(水)

キリンビールが開発した花粉症に効くというヨーグルトはまだ?
と思っていたら、小岩井乳業から発売されている「KW乳酸菌ヨーグルト」がそれらしい。 あーCMしているやつか〜。今度買ってみよう。

とりあえずKW乳酸菌が入ったドリンクを購入。こちらでもいいのかな。

23日(月)

たまには違う系統に手を出してみようと思って、ペンネを買ってきた。 ゆでるだけ。‥‥簡単だな。
もしかしてスパゲッティもそのオシャレさと裏腹に簡単なのでは!?

「乱歩R」(ドラマ) これまでの雑感
第一話で「もうひとつ」とか言っちゃったけど、毎回結構楽しく観ている。 これは推理モノではなく、乱歩風な世界を味わうサスペンスで、明智君は物語を進めるためのいわば狂言回しだと思う。 毎回ほとんど事件をくいとめられないけど、原作でも明智小五郎は結構ドジだしなあ。
「人間椅子」もちょっとだけど、椅子に入る→椅子にする の転換が面白い。
「吸血鬼」原作とまったく違うが、エッセンスはたっぷり。オチもよい。
「暗黒星」男女の別を除けば、確かほとんど同じ。
「黒蜥蜴」原作は未読。ドラマには怪盗の要素はない。黒蜥蜴は文句なし。調査課程がちょっと難。
「白髪鬼」好編。迫真の演技と演出。古本屋の女性は上手い設定だ。雨で白髪鬼になるシーンはド迫力。
「陰獣」原作は未読。明智が刺されるシーンは納得いかないものの、ややブラックな結末がよい。
「地獄の道化師」読んだけど忘れた。ありがちだけど観ていて面白い。雷同さん最後ちょっと怪しい。
「化人幻戯」原作のちょっとしたところを拾ってくるなあ。大河原主人の怪しさがアップしている。明智キス二回目?(←予告編だけ)


22日(日) 「微妙に感動!」
「特捜戦隊デカレンジャー」より

江戸川乱歩の「空飛ぶ二十面相」「黄金の怪獣」読了。
図書館は便利だなあ。後者の作品では、自称一一四歳のニコラ博士が暗躍する。 人間を複製する怪人で、なんとマントをなびかせスーパーマンのような格好で空も飛ぶ。 正体はもちろんアイツなんだけど、一体どういう感性で、 「空中を舞う博士」に化けようと思ったんだろう(笑)。

特捜戦隊デカレンジャー 「ロボ・インパクト」
第二話も文句なしの出来映え。
地球にはありえない生物や物体をアリエナイザーと呼称するらしい。 デカレンジャーはアリエナイザーから地球を守るのだ。おお〜。

刑事モノなんだし、問答無用で敵を始末してしまったら教育上?まずいよなー。 とか漠然と考えていた。 時空警察のタイムレンジャーは「圧縮冷凍」という逮捕に近い形だったけど、 デカレンジャーはこれまた面白い方法でこれを解決していた。
端末を敵に向け「ジャッジメント!」の掛け声で宇宙最高裁判所が急速判決を下す(ジャッジメントタイム)。 デリート許可が出ると必殺技で倒すのだ。
第三者の判断を経ていることころがポイントだと思う。

「ひとつ、非道な悪事を憎み〜」の大見得は面白いけど、もうちょっと 回数こなしてテンポよくいくといいね。 あと、ドラマ部分も見所があるんだけど、これはまた。

21日(土)

天気がよいので近場の公園へ梅見物に行った。 ちょうど見頃で結構人がいた。 ひとしきり梅を満喫して、おだんごも食べた。 シートをひいて転がっているだけだけど気持ちいいなあ。

夜、部屋で客人にビデオコレクションをみせびらかす。 NoPlanのミュージックステーション初出演とか、 デカレンジャーのバカっぽいシーンとかだ。
ちょっぴり反省するけど、ふう満足かも。

大人の科学マガジン Vol.1(学研)
もう、かなり前に出た、付録付きサイエンスなマガジン。 学研の「科学と学習」で育った世代をターゲットにしている。 本屋で見かけたので思わず購入。 スチームパンクな記事もあるけど、購入のきっかけは、 子供の頃さんざん読んだよこたとくおの学研マンガ「〜のひみつ」の、 最新版が掲載されていたことだ。 ヒカル博士‥‥。

19日(木) 「乱歩調なつもり」

レトロな時代の資料でも購入しようかと本屋を覗いて見れば、 ディケンズの「ボズのスケッチ集」が岩波文庫から出ているではありませんか。 ああ、なんということでしょう。そのときのRJ青年の気持ちを考えてみてください。 どちらも購入できればよいのですが、値段が高すぎてしまいます。 泣く泣くあきらめて、ディケンズの本を手に取るのでした。

‥‥てなわけで、江戸川乱歩の「人間豹」を再読。

18日(水) 「インディーズから出たということで、おめでとぉ、ございまぁす」
松浦亜弥のメッセージより

そっかー、ソニンはレコード会社との契約が切れていたのか‥‥。
退屈とは無縁な人生模様を「BestHit TV」で拝見した。

17日(火) 「さらばハイスクールウルフ」
「ハイスクールウルフ」より

ドタバタ海外ドラマ「ハイスクールウルフ」は今日が最終回。
人気投票で選ばれたシーンや人物をキャスト達が紹介する粋な企画。 どのコーナーも「架空の友達」がトップを総なめだった。 評判よかったんだね。

借り物の「もっとおもしろくても理科」(清水義範)読了。
理科好きを増やそうという目的の本第二弾らしい。 独特の調子と西原理恵子のマンガが特徴。 作者はわからないことは参考書から探してきているという ある意味恐ろしい本だ。題材は生物、宇宙、原子という地味目な話題なんだけど、 そこらへんは狙いなのかな。

とりあえず、空いたC Magazineの棚はあっという間に埋まった。 総量は減っているのに、そんな感じがしない‥‥。

15日(日) 「ファイヤーボール・ニューカマー」
「特捜戦隊デカレンジャー」より

飲みと怪人とデカ
夜は高校同期による飲み会。限定メンバー。
正直、いかなくてもいいかなあとか頭に浮かんだのだが、まあ顔を出してきた。 カラオケでの惨状を目にしたときは、やはり後悔したのだが、 「あの人に男ができたらしい!」とか、「M氏の新しい彼女は声優さんだ」とか、 秘密情報がゲットできたのでよしとしよう。
今回のカラオケの嫌がらせ曲は「ガオレンジャー吼えろ!」
でも、嫌がらせ度がちょっと足りなかったかも。

図書館で「少年探偵団読本」なるものを見つけてきた。 懐かしの怪人二十面相もののあらすじが掲載されている。 青春のビターな思い出が〜。しかし、ポプラ社の「空飛ぶ二十面相」という題名は今見るとちょっと笑っちゃうなあ。 でも、荒唐無稽な冒険小説さらにSF要素もありというこのシリーズ。 「屋根裏の散歩者」とはまた違う乱歩がここにいる! う〜ん、ニ、三篇読みたくなってきた。

特捜戦隊デカレンジャー(新番組)
まず、このタイトルからド肝を抜かれる(←去年もそんなこと言ってた)。
デカレンジャーなんて普通思いつかないなあ。デカレッドだよ? 予告編を見たときは、
――近年激化する凶悪犯罪に対処すべく警視庁が設立した特殊組織‥‥ みたいな設定かと思いきや、全然違った!
いきなりドーベルマン頭の司令官が登場するし、宇宙の刑事さんとして、一般的に認知されているようだし。 入浴シーンもあるし(←?)。 とどめにエンディングテーマはささきいさお。
ふう。また、熱い一年が始まりそうだ。まじめなおバカで楽しませて欲しい。

14日(土)

「解夏」を観る
あまり観ないタイプの映画「解夏」を観るために川崎へ。 しかし今日は、次期映画の封切りというだけでなく、 恋愛映画への需要が無駄に高まるバレンタインデーだった(ええ、もちろんぼくもいただきましたが)。 当然チケット売り場は長蛇の列。
うう、読みが足らなかった〜。 ちょっとこっちはマイナーな映画観るんだから別にしてよー。 まあ、そんなこんなで、陽が落ちてからの観賞となってしまった。 席も微妙にスクリーン寄りだった。まあ、ここ椅子とか列の段差は最高なんだけどね。

やっぱりこういう映画を観ると思うのは、自分がもしなったらどうするかということ。 ほとんどの趣味が視覚に頼っているのでつらい。あと物覚えが悪いので、ここは直さないとな。 でもTRPGはがんばればできるかな。サイコロさえなんとかすれば。

ところで、作品舞台がほとんど変化しない映画を「『フォーンブース』みたいだね」と言って以来、 相方さんが、映画予告を見るたび「これフォーンブースものだね」を連発している。 「ドッグヴェイル」はどうかな?

解夏(邦画)
「げげ」と読む。禅宗のある修行が終わる夏の日のことを指す。
子供たちに慕われる小学校教師はある日、ベーチェット病にかかり、その症状からじきに失明することを知らされる。 彼は、学校を辞め、故郷の長崎に戻る。 別れを告げたはずの彼女も追いかけてきて、母親と三人での生活がはじまった。

あるときは前向きに、あるときは自暴自棄に、 「見えない霧の中」にいたるまでの日々をどう過ごすかという、 彼と彼女のせつない物語。

ベーチェット病は、今でも原因不明の難病で、口内炎や下半身の皮膚疹も特徴だが、判断も難しいらしい。


13日(金)

ヴィクトリア朝時代によだれをたらしていたように、 新しい冒険の舞台として日本の大正時代に注目しようかな〜と考えた。 「ゴーストハンター02」(TRPG)もそういう傾向だし。
いまさらぼくが手を出すまでもなく、 各種メディアで硬軟どちらの作品もそろっているけどね。

十九世紀英国の教科書がコナンドイルだったように、大正時代は江戸川乱歩になるのか。 しかし、残念ながら京極夏彦の京極堂シリーズは昭和二十年代なのでかぶらなさそう。

12日(木)

茶道部
むう、部室にぎりぎりで駆けつけたため、今日もお手前ができなかった。 今月はこれでおしまいだし、まずいなあ。
先生が帰られた後は、 初挑戦という“パティシエ”Uさんに、三人(Iさん、Mさん、そしてぼく)で薄茶のお手前を伝授。 まさに文殊の智恵状態だ。

10日(火)

毎日寒いなあ。春はまだですか?

「江戸川乱歩傑作選」読了。
「二銭銅貨」「屋根裏の散歩者」など代表的な作品が収録されている。 確か始めてではないはずだけど新たに読みなおした。「心理試験」なんかは印象が強かったのか、 ほとんど覚えていた。どれも傑作で、後年の長編よりも粒ぞろいだと思う。

8日(日) 「アバレた数だけ」
「爆竜戦隊アバレンジャー」より

TRPGの集まり
夜遅くまでかかってシナリオをこさえ、集会所である永山君のところに向かう。 まずはじめに永山君GMの「秘神大作戦」二回目をやった。
ひさびさのプレイヤーなのでハメをはずし気味にプレイしていたのだが(←だめだぞ)、 終盤になるとゲームが崩壊してきた。といっても別に永山GMのせいではなく(笑)、 どう見ても付属シナリオのバランスや構成に問題がある模様。

むー、大正浪漫の華咲く時代という、やや特異な舞台を扱うゲームなんだから、 付属シナリオこそ、きっちり作っておくべきだと思うんだけどなあ。 ゲームの雰囲気を掴む貴重なサンプルなんだからね。
まあ、わかった時点でやめてもよいのに、最後までやりとおした我々も 物好きだったかもしれない。

てなわけで、時間が延びに延びもうひとつやる余裕はなくなってしまった。 まあ、しちょさんが不参加だったし、次回こそは。

爆竜戦隊アバレンジャー最終回 「アバレた数だけ」
――「侵略の園」にとりついたデズモゾーリャの怨念が暴走し、世界中をアノマロガリスの群れが覆いつくす。 凌駕と幸人は合体爆竜で「侵略の園」に立ち向かう。 その体内では、マホロを取り戻したアスカとらんるが、暗黒の鎧を倒すために、再びたちあがる。 舞はおゆうぎ会の約束を信じて、スケさんえみぽんと共に避難する。
「侵略の園」と鎧を倒せば、エヴォリアンの災厄はすべて終わる。残るダイノガッツをふりしぼって、
「さあ、最後の大アバレだ!」

めでたしめでたしの最終回。
クライマックスは、「勇者指令ダグオン」「仮面ライダークウガ」の最終回を彷彿とさせるパターンなんだけど、 構成はこちらが数段上だ。また、舞ちゃん役の子の演技がすばらしく、ほんとうに泣けてくる。
エンディングはちょっと笑ってしまうけどさわやかだ。

作品全体を振りかえってみると、イケメンや伝統におんぶすることなく、 新しい試みが数々あった意欲的な作品だった。
2005/03/24に加筆

7日(土) 「その名も高きガキ大将」
「マガーク探偵団」より

明日のTRPGのためのシナリオ作り
を、しつつ、いろいろと。
ついに、「リーグ・オブ・レジェンド」のDVDが3月5日に発売だー。 買うぞ〜。未公開シーンも確認だ。

本屋ではあの「マガーク探偵団」が新装版で発売されていた。 歴史的作品をなくさないために、定期的にリフレッシュして伝えていくのはとても大事だと思う。 イラストも当時のままなんだけど、ひとつだけ残念なのは‥‥ 裏表紙のマンガがないこと!

TVで映画「ロードオブザリング」を放映していた。 ほらー、テレビでくつろぎながら観なおすとやはり面白いよー。 映画館はお尻がいたくなるんだよね。あと、出演者にぐっさんみたいな人がいた。
今度の三作目「王の帰還」ではアラゴルンにオプションがついてかなりパワーアップしている模様(←違う)。

5日(木)

茶道部の日
ちょっと早めに顔を出したのだが、お手前ができなくて残念。 Iさんに追いつかれそう〜ではなくて完全に追いぬかれているので(笑)、 ぼくもそろそろ濃茶のお手前に挑戦したい〜。

お菓子の豆大福はおいしかったけど、 今日は女性陣が元気で、ちょっと押され気味だった。

3日(火) 「やらず批評」

各種ケータイで「グラディウス」の新作「グラディウス・ネオ」が配布されているらしい。 このシリーズは大好きなんだけど、今回は画面写真を見てもあんまりそそられないなあ。 やっぱりMSXシリーズが一番好きだと、最近遊んで再確認中(←ひいき目)。

帰宅の電車内でいきなり遊んでいる女性を発見。
なかなか渋いご趣味ですな。あまりキーを頻繁に押さなくてもよいようだ。 ひょっとして弾は自動発射かな〜。

ITmedia
Konami

2日(月)

乱歩Rの予習にと「蜘蛛男」(江戸川乱歩)を読了。
この文庫だと、雑誌連載時のあおり文句まで入っているのが面白い。 おぼろげながらも子供の頃読んだ「悪魔の紋章」(江戸川乱歩)に似ているなあ。