有料メルマガサービスでは、以下のようなメールマガジンを配信しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
小反落となった東京市場。日銀の金融緩和効果が持続しており、外部環境があまり良くない中で、前日の大幅高の反動も最小限に抑えることができました。
・・・(中略 相場全体の見通しなどの概況を記載)・・・
今回の銘柄はコレにします。引き続き大型株ですが外国人に好まれやすい「01」銘柄であること(※証券コードの下2桁が01の銘柄はその業種を代表する優良株とされている。無論、実際はそうとは限らない)、また私の体験的に企業的な不正で急落した銘柄は、下落幅にも因りますけれど大概最安値から1.5倍にはなりますから、この銘柄もまだ上値余地があると思います。
電線大手。昨年9月、自動車用ワイヤーハーネスに関わるカルテルを他のメーカーと共に組んでいたということで、日米欧で同時捜査が行われた。結果、アメリカで逮捕者が出る事態にまで発展し、約150億円にものぼる巨額な罰金を支払うことに。それを受けて株価はジリジリと軟化していった。
1/19に日本の公正取引委員会による課徴金の額も明らかになると、悪材料出尽くしのアク抜け感から電線各社は一斉高。そこからは地合の好転も手伝って、じり高歩調が続いている。7日に出した決算では、タイ洪水の影響による本業の悪化や、それに伴うコスト増などのあおりを受けて下方修正。期末配当は無配となった。
それを受けて株価は翌日こそ売り気配スタートとなったものの、200円割れ水準から切り返し陽線を示現。以後200円前半で推移してきたが、昨日上放れの動きが出て、11/4以来の高値を付けてきた。本日は反動安となって一服の動きが出たことから、この押し目を拾っていきたい。両日共に出来高が膨らんで、上昇エネルギーが強く出ている雰囲気。
テクニカル的にはMACDが明日にも再好転の流れ。パラボリックや新値足は既に好転しており、一目均衡表も三役好転の形。ボリンジャーバンドは+2σに接して押し返された格好にはなっているものの、出来高が膨らんでいることから+2σを拡大しながら上昇していく流れになりそう。
需給面では06年から長期下落トレンドが続いてることで上値にはしこりが多い印象ながらも、1月下旬の出来高や今週の出来高の多さは約2年半ぶりの高水準であり、短期的な需給バランスは改善している印象。信用買い残は差し引き520万株ほどあるものの、それでも11/4の週の水準まで改善。ここからの過剰流動性相場への発展を期待できれば、十分こなせるレベルと思われる。
目標株価は200日線の水準に。損切りは買値から4%程度の水準を下回るか、25日線割れの200円割れで。
前回のプレス工業(7246)が結局今週になって動き出し、当初の目標株価450円を達成。同じような建機関連銘柄として取り上げました。本日はそのプレス工業の高値更新やコマツ(6301)の堅調さに触発される形で、同社も売り先行で始まったもののすぐに切り返し、2/7の高値に迫る形に。とりあえず順調なスタートを切れました。
足取りは全くのろいですが、多分来週辺りには一度大きく上放れる動きもあるかと思います。とりあえず本日は内需株の割には崩れなかっただけ儲けもの。
本日は一時急落の場面もありましたが、結果逆に500円での下値の堅さを確認することができました。日証金では融資残がきちんと2万株減ってきたので、これで2/7の急騰前のレベルに信用買い残は改善。ここからは上値が軽くなるでしょうから、あとは心配することは無いと思います。
案の定、本日急騰に。やはり昨日の遅行線雲抜けがトリガーになった感じです。このまま一気に800円まで行ってもらいたかったですが、だいぶ空売りも入ったので、目標達成も時間の問題でしょう。比較対象のアドバンテスト(6857)も続伸で好調ですが、大抵私が比較にした銘柄の方が上がっていくというのもいつものパターンです。
こちらは本日撤退値に達してきましたが、前々回にも「基本今週いっぱい持続方針で大丈夫」としたこともあり、フォローは続けます。
で、本日は終日売りが優勢だったものの、一方で底堅さも読みとれました。結果、日証金では融資残が1万株減少。ということは、大体全体で信用買い残は5万株ほどは減少していると推察されます。
ストキャスが割安圏にあること、また明日MACDが暗転してくることになる変化点であるため、明日か来週の月曜に大きく上放れしてくる可能性があります。なので、つきあえる方は来週の月曜まで引っ張ってみてください。内需銘柄は今は劣勢ですが、皆が皆この株高局面で内需株を売ってくるはずもなく、間もなく内需株も再度買われる全体上げ相場になると思います。