この夏の出来事でこれまで時系列的には「新時代の入店を拒否される」「カニに指を挟まれる」「家の前で何故か錦鯉が死んでいる」「ウルトラクイズ0次予選に落ちる」など様々な嫌な出来事が起こりましたが、今回が極めつけでした
私が四半世紀前に八重洲の証券会社で働いていた頃。同僚と休憩時間中に雑誌の記事を見ながら雑談をしていました
そこに三菱マテリアル(5711)が純金を使ってカレンダーを発売しているという記事が出ていました
純金0.5gを使った薄い薄い板状にして、そこにカレンダーが印刷されています。まあ実用性はあまり無いですから、あくまでコレクション目的ですね。
具体的にはこれです。
https://www.mmtc.co.jp/goldcard/calendar.html
まあ純金製ですが、当時は金価格も安くて1枚5000円もしなかったと思います。雑誌を見ながら「欲しい」とか「要らない」とか皆でワイワイ言っていて、私は少数派でしたが「欲しい」と言いました。純粋にがめつい心で
するとそれを聞いていた同僚が、毎年さりげなくプレゼントしてくれるようになったのです
同僚に別に他意はなく、単に人にプレゼントして喜んでもらうのが好きな人でした。他にも色々とお菓子とか細かく貰っていたのですが、年末のお歳暮感覚でくれて、退職後も律儀に送ってくれました
かれこれ6年続いて、私は遠慮なくいただいて、最終的に6枚の純金カレンダーが手元にありました。ありがたや
それから月日は流れ。ご存じのように今や金価格は高騰
今やこの純金カレンダーも5倍の25000円払わないといけない高級品になりました
我が家の実家も高齢の母が一人暮らしで、独居老人らしく部屋が物だらけ
「あれも捨てられない
」「これも捨てられない
」であふれかえっています。私は行く度に「これは要らない
」「こんなものは何年も使っていないなら捨てろ
」などと言いますが、チマチマ捨ててもまた別のものが増えたり、物が減る気配はありません
終活ちっとも進まず
今回もまた行った時に色々と片付けていると、例の純金カレンダーが3枚出てきました
タイプが2種類あって、基本的には純金0.5g使用しているということで、ネットでの取引価格も1枚15000円〜2万円のケースも
加工品なので、単純な純金価格よりは買い取り価格が下がるらしいですけれど、ほほう、なかなか良い値段に育ってきましたな
私は母に「これ高く売れるよ」と言い、母も「ほんと
」とお宝発見に嬉しそう。目をキラキラ輝かせていたのは、瞳に純金が映り込んだわけではなく、目が\マークになっていただけのようでした
私は「一応、私の物だからこれは処分しないで欲しい。今はまた下がってきているけど、時間が経てば経つほど上がっていくだろうし。でももしお金に困ったなら売っても良いよ
」と太っ腹。
母は「わかった
」と一言。他にも色々とまあまあ価値がありそうなテレホンカードなどが出てきましたが「これはちゃんと売るところを選ばないといけないから、勝手に処分しないで
」とクギを刺し、とりあえず他にも片付けを進めて、その日は実家から帰りました
その後のある日
実家に行って他愛の無い話をしているところで母が突然「あ、そうそう。この前例の純金カレンダー3枚買い取りのところに持って行ったけど、あれ単なる金メッキだって言われた
」と言いました。
それを聞いた私は「いやいや、あれはちゃんとした東京の三菱マテリアルの直売で買ってるんだから、ちゃんとした純金だよ
じゃあもう一回見せてみ?」と言うと「もう無い」との返答。「え、もう無い・・・って?どういうこと?
」と聞き返すと「置いてきた」というのです
「どこに?
」と聞くと「いや、その業者のところに。処分してあげるって言われて」と。「はぁ


」私は思わずその時口に含んでいた麦茶を全部はき出してしまう程の衝撃でした

「いやいや、何で?
」と母に言うと「だって金メッキだって言うから・・・
」と。「いや、前に言ったでしょ?三菱マテリアルのちゃんとしたところから買ったんだって
ネットとかじゃなくてちゃんとした直売のところで。なんでそっちのメッキだって発言信じるの?そもそもそれなら持って帰ってくれば良いだけじゃん。なんで?なんで?
」もう本当に私は意味がわかりません
他にも何か衣類のような不要なものをまとめて持って行き、それで十把一絡げで買い取られたということで、実際にその純金カレンダーが一枚買い取られたか不明ということ。受け取った金額も「5000円くらい?」と聞くと「・・・」と口ごもるので、数千円にも満たない金額で引き取られたようなのです
(つづく)