ダルマじょうしょうダルマ〜未来に繋げる株式投資〜

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金融教育について

 

4月から高校の授業で金融教育が始まる、というのが我々の業界での話題です。家庭科の授業の一環で行われる・・・というのがなかなか微妙な感じではありますが、個人的には知識として教えるのは大賛成ですから、ドンドン拡げていったら良いと思います

ただ私の数人いる業界の師匠(と私が勝手に思っているだけですが)の中には「金融教育なんて必要無い。やりたい奴が自分で学べば良いだけ」と反対されている方もいます。確かに教師では知識面で手が余るので、証券会社に頼んでセミナー的なことを試験的にやっているところもあるようです。

そういうところの場合、面白さを伝えようとするために「いくら投資したら複利計算で○倍にもなる」という言い方で関心をひき、結局営業的になっている模様。教育という観点からズレるのは確かにあるかも知れません

しかし私は、勿論教える方のベクトルのかけ方にはそれぞれあるとは思うのですが、全く未知の世界を紹介することだけでも意味があるように思います。0のままだと動かないものは、1を知ったら10を知りたくなるケースも多いもの

師匠が言うように、結局は実戦を通していかないと身につきません。ただしそれは何も金融教育だけではなくて、何のジャンルでも実際にやってみないと机上の空論に終わります。英語だって、授業を受けていただけで話せるようになるはずもありません。ネイティブの人と話をすることで、色々と学んだことの差異に気付いたりして身についていくもの

実際私自身、時々依頼されたりして初心者向けに投資セミナーをやったりしています。そして色々と「基礎的な部分を教えるだけ」にするようにしています。しかも最後には「別に無理して投資なんてしなくても良い」「(私も含め)プロの言う事を鵜呑みにするな」と言って締めるので、参加者は最後にモヤモヤして終わってしまうかも知れません

ただ一見さんに1〜2時間で全てわかってもらうのもどだい無理な話です。結局は自己責任の分野ですし「投資してみて酷い目にあった。あんたのせいだ」と言われるのもまっぴらゴメンです。あくまで入り口まで案内してあげるけれど、出口は自分で探してねというスタンス。その辺りの教え方を探るにせよ、金融教育ということをやってみないことには始まらないとも思います。

 

 

 

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