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無駄を無くさない

 

先日姉一家から2万円のオードブルをいただきまして、非常に豪勢な食事をしましたしかし姉一家も決して景気が良いわけではありません仕事の関係上買わされたそうで今のご時世どこも売上確保に必死で、そういった付き合いで何とか保っているような感じかも知れません。つい先日も私が色々よくしてもらった社長の会社が倒産してしまいました本当に中小企業は大変な世の中です

それにしても「付き合い」とか「縁故で」とかは最高の「無駄」と言えるでしょう。これこそ仕分けの対象になっても良いのかも知れません。買わされる側にとってはたまったものではありませんから

ただ実はそういった「無駄」のお陰で日本全体としては経済が回り、今までの発展の原動力となった点は否定できないと思います。それらは一種の「強制的な消費行動」を生み出しているからです。なので私は一概に無駄を無くす事が良い事だとは思っていません。本来「無くす」のではなく「それらに代わる効率の良い仕組み」を考えることこそが大事なのですが、どうも「無駄」を無くす事ばかりに気が行っているような印象を受けます。

一方であまり効率を求めすぎると「個」にしわ寄せがきます。それが結局個人に過重負担を強いて個人をすり減らします。有能な人程負荷が多くかかる状況が生まれ、最終的には社会全体を疲弊させます。ですからあまり効率を追求し過ぎるのも良くないのではないかと考えています。

そんなわけで私は「無駄があってもえぇじゃないか運動〜そして伝説へ」を勝手に催しておりますただし誤解の無いように付け加えると「アンチエコ」を推奨しているわけではないですよ。限りある資源は大事に使わないといけないですし、車の運転にはエコドライブに心がけていますどちらかと言えば「無駄使い」は別にあっても構わないんじゃないかと。借金してまでってのは別ですけど。

一方私はエコの大部分は実は無駄なんじゃないか(費用対効果が薄い)とも思ってもいます。現実的にはまだ「エコで安い」という世の中が実現できていませんから、過渡期の今は「無駄」になる部分も大きいと思います(先行投資はどうしても必要ですけど)。ただそれのお陰でまた新しい需要も生まれています。そこで実は「エコ」と「無駄」の推奨が合理的に結びつくわけです。

なので万が一私が政治家に立候補したとしても、決して公約に「無駄を省く」なんて掲げません。無駄には無駄の良さがある、小さな事からコツコツと(意味不明)。

 

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