今日車で近所のマックに行った時、そこのマックは田舎特有のデカさがあるので、駐車場に警備員の方が立って仕切っておられました。確かに昼時ですごい混んでて、ドライブスルーも10台位車が連なっています「こらマックの最高益更新も頷けるわー」とか思いつつ「にしてもどっだけ皆マック好きやねん
」と己を顧みずに思っていました
そんな私は店内で食べたかったので空き駐車スペースを探し、何とか停める事ができました
店内もやはり混んでいましたが、ファーストフード店らしい回転も効いて、そんなに時間もとられませんでしたお昼を食べて外に出ると炎天下。こっちも長雨が続いていましたが、ようやく遅れた夏が来ているようです
車内も暑く夏本番という感じ
駐車場から車で出ようとすると、60位の警備員の方が「ありがとうございました」と大きな声と共に深々とお辞儀をされて誘導してくれました。
その時私は素直に「良い仕事してるなー」と思ったのです。すごく気持ちの良さを感じました
良い仕事というのは、どれだけ人に「良い仕事してるなー」と思わせられるかという事にかかっているのです。33年間生きてきて、こんな単純な事を今更ながらに痛感しました。
仕事というのは大抵は第三者に向けたサービスです。その第三者にどれだけ感謝されるか。その一点に尽きるのではないでしょうか。自分で「今日はとにかく忙しかった。仕事したなー」と疲労感だけを物差しに考え、自己満足して終わっているのは多分良い仕事ではないのでしょう。
こんな炎天下の中で、正直既に本業も退職してシルバー人材か何かに登録し、土日の昼間から警備員として働いているであろうおじさん。時給も安いでしょう。私がその立場なら多分「やっつけ」的な感じで「はいはい、ここに車停めてねー」という風に「仕事」ではなく「作業」をしているでしょう。モチベーションは全く上がらないと思います
しかしおじさんはきちんと「仕事」を私に見せつけてくれました。帰りの車中で「あぁ、受け取る報酬の多寡では無く、これが仕事なんだな」と考えていました。