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レーシック手術

 

そんなわけで視力回復のレーシック手術を受けてきました現在未だ転職活動中ですから、今のうちにやっとけみたいなノリで

一番の動機は「やっぱりメガネやコンタクトは面倒臭い」という事ですかね。メガネに関して言えば
・毎朝起きてからメガネを探すのは鬱陶しい
・メガネが汚れたら拭かないといけない
・風呂やプールに入る時何も見えない
じゃあ使い捨て連続装用タイプのコンタクトにすれば良いじゃんって事で、使っていた時期もあったのですが
・それでもいずれ付けたり外したりしないといけない
・ドライアイ気味の眼なので、コンタクトが眼球に張り付いてなかなか取れない時がある
・やっぱりコストがかかる
となるわけです

色々考えてみると人生でメガネやコンタクトに費やす費用は合計50万円位になるかと思うのです。それならここで一気にケリを付けるというので手術に至ったわけで

子供の頃はすごーく眼が良かったのです中学1年までは両目2.0で、眼の悪い友人に「俺の視力分けてやろーかー」などと嫌みったらしく言っていた程で。当時アホみたいにファミコンをやってて、親に「眼悪くなるよ」と叱られていましたが、それでも全く眼が悪くならず、自分の眼はなんてタフなんだと感心している程でした

それじゃ何が原因で悪くなったのか。明確に理由がありまして、それは当時我々の中で流行っていた「三国志」の小説(吉川英治著)にありましたそれが無茶苦茶面白く、どうしても友達よりも早く読んでしまいたかったので、よせば良いのに就寝のため電気を消された後、布団の中に入りつつ蛍光灯の補助電球(オレンジ色の明かり)のまま何日も読んでいました

すると中学2年の時の視力検査で一気に視力が1.2に悪化した事が発覚それまで眼が悪くなっていってるという自覚は案外ありませんでした。そして3年の時には0.5に悪化気付けば遠くのものが見えなくなってるじゃんという感じでした

筋力は使わないと衰えるもの。眼の焦点を合わせる筋力も同様で、遠くのものが見えなくなると筋肉を使わない→筋力が衰える→より視力が悪くなるの悪循環に高校時には更に0.1にまで落ちかつて眼の良かった者のプライドとしてメガネには抵抗があったものですから、メガネ無しで生活を続けましたクラスでは一番前の席に座って何とか乗り切っていましたが、それでも黒板は見え辛く

結局大学進学にあたってメガネをかけ、それから現在に至るまでメガネっ子でした視力が弱いというのは身体障害でもあるわけで。もしタイムマシンがあるなら当時の自分に「三国志朗読してやるから聞いとけ」と言ってますね。たった一度の過ちで、以後の生活が不便になることこの上なし悔やんでも悔やみきれない思い出でした。

 

そんなこんなで眼の悪くなった私は視力回復手術を受ける事にしたのでした先月申込に行って、予約状況やらTOEICの試験の都合やらで、先週までもつれ込みました。東京にいる時からやりたいやりたいと思っていたのですが、実は実家のすぐ近くに北陸でNo.1の手術実績を誇り、全国でも現在数カ所しかない最新の手術方法を受けられる目医者があるということだったので、以後の診察等を考えると地元に戻ってから受けた方が良いかなと思って我慢していました。また当時密かに世間でメガネブームもあったものですから、ブームが去るまではメガネでも良いかなと

手術にあたって下準備はかかせません。やっぱり色々不安はありますから。それで私の友人で実際に受けた人が何人かいたので、実体験を聞いてみました。
私 「いくら位かかるの?高かったやろ?」
友人「自分が受けた数年前は両目で50万位。保険効かないからね。でも今は随分安くなったでしょ」
私 「受けてどう?」
友人「受けて良かったよよく見えるただ最初ドライアイ気味になることと、夜になると光が眩しく感じるよ
私 「眩しい?」
友人「何かね、アクビするでしょ?すると眼に涙が溜まってライトがちょっとぼやけるでしょ?あんな感じ」
私 「それって治らないの?」
友人「それは治らないね。慣れるしかない
私 「不都合じゃない?」
友人「まあ慣れれば問題ないよ
私 「手術しても結局眼が悪くなったら意味ないよね?」
友人「でも医者の話によれば以前程は悪くなりにくくなるみたいよ」
私 「レーザーでビーってやるから痛くないんでしょ?」
友人「痛くはないけど、眼の表面を切ったりするよ
私 「えー、ビーっだけじゃないのやっぱメス的なものが入るんかーじゃあ医師の手元が狂ったら失明するんじゃ?
友人「まあそりゃ物理的には100%無いとは言い切れないけど・・・
私 「手術中に思い切り隣が気になって眼球を思い切り動かしたら違うトコにメスやレーザーが当たるんじゃない?」
友人「隣気にすんな
私 「でもムッチャ気になったらどうすんの?隣に宇多田ヒカルが居たりとか」
友人「・・・」
私 「どうかね?」
友人「・・・んもー!そんなグダグダしょーもない事言ってないでさっさと受けーい

・・・ってなわけで受ける事にしました

 

手術を申し込んでからの流れはただひたすら検査検査です確かに手術は数十分で終わるとはいえ大事ですし、身体でも特に重要な眼の手術ですからね。慎重にならざるを得ない部分です。視力はどの程度か、眼に異常はないか、そもそも手術を受けられるだけの角膜の厚みがあるのか、血液の状態は・・・等々1時間みっちり検査されます。

顔を乗せて眼の状態を調べる検査機があるじゃないですか?私あれがダメなんですというのはどんなに真っ直ぐアゴを乗せて正面を見据えたつもりでも必ず「もう少し首を右に傾けてください」と言われるのですそれは何故か?明確な原因がありまして。

以前「顎関節症」の手術を受けてアゴの形が変わっているからなんです。頭蓋骨の左側とアゴを繋ぐ部分を削っていて、下アゴが少し右に傾いてしまっているのです。パッと見ではわからない程度なのですが、鏡の前で自分の口をよく見ると美川憲一ばりに傾いていますですから自分では真っ直ぐにアゴを置いているつもりでも少し顔が左に傾いた感じになります。眼の検査は両目同じ高さにしないと明確なデータが取れないですから、僅かな傾きも許容されません。ズレたら再度最初から計り直しのようなのです

看護師「もう少しお顔を右に傾けてください」
私  「こうですか?」
看護師「はい、じゃあそのまま固定していてください」
・・・
看護師「またちょっとズレてきてますから右に傾けてください」
私  「すみません
看護師「じゃあ測りますからそのまま」
・・・
看護師「右に傾けていただけますか?
(以後×3回続く)
しまいにゃ柔和で優しい笑顔の看護師さんも声が上ずっていました機械の陰に隠れて見えませんでしたが、きっと顔も引きつって般若の面に変わっていたに違いありませんんなこと言われても私自身はビタ一文動いていないつもりなんですもの・・・そんな検査が全部で5回ほどあって、普通の人なら数分で終わる所を私は3倍以上の時間かかりました

実際そこは北陸No.1の実績というだけあって同じようにレーシック手術を受けに来ている人が私の他にもわんさか来ており大繁盛しておりましたですからできるだけ速やかに検査を終わらせたいんでしょうけど。それにしても大儲かりやなーと思いましたね。もし株式が上場していたら即買いですよ

 

無事一通り検査が終了し問診まで終わると、今度は手術に対するリスク説明に移ります。やはりこれだけ患者が多いという事でリスク説明専門の看護師さんが居て、すっかり出来上がったマニュアルを1時間近くかけて見ながら説明を受けます。まずは手術の流れの説明になりますが、詳しくは図解で見た方がわかり易い良いと思うので、興味のある方はまず下記のリンク先を見てみてください

↓レーシック手術方法
http://www.elasik.jp/meganecontactchigai.php

簡単に解説すると瞳孔に沿って切れ目を入れて、眼の表面の薄皮を一枚剥がしますそこにレーザーを照射して角膜を削り取り、その後薄皮を元に戻して一丁上がりってな感じのようです片目大体15分程度で終わり、そしてその日のうちに歩いて帰れるみたいです

ところで何故角膜を削ると視力が回復するのか?「えーっ、角膜って視力にとって大事な部分なんでしょ?」「削ったら余計に見えなくなるんじゃない?」って思いません?実は眼が悪くなるという現象は眼球のレンズ(水晶体)が筋力の衰えにより眼底側に沈む事によって、光の屈折がおかしくなるからだそうでして。それを修正するにはレンズの上に乗っている角膜を削って、屈折率を変えれば良いという論理だそうです。

それにしてもこんなの誰が思いついて誰が最初に試してみたんでしょ?納豆を最初に食べた人よりもすごい勇気のある人だと思います(←比較の対象がおかしい)。動物実験も難しそうですし。ネズミが「よく見えるようになったでチュー」なんて言ってくれませんからね

そもそもコンタクトもよく眼に直接レンズを入れてみようなんて考えついたもんだなーって思いません?今となっては常識になりましたが、当初眼に異物を直接入れようなんて考えた人は正気の沙汰とは思えませんよ

 

看護師さんからレーシックに対するレクチャーを受けたのですが、これが正直随分と機械的なんですね確かに説明項目が多いのと、何百回と説明しているわけですから、そりゃ確かに機械的にもなるでしょうけどまあちゃんと質問事項は答えてもらえるし、分かり易いから良いんですけどね。向こうも同じ事を何回も質問されるみたいで、よく聞かれる事は既にマニュアルができており、こちらが質問する前に全て答えてくれます。私が先日感じた疑問も逐一答えてくれました。

Q:失明する心配は?
A:今まで少なくとも国内では何万例とありますが、一度も手術により直接失明に至った例はありません。
Q:年をとったら老眼になるのでは?
A:老眼は手術しようがしまいが年をとれば必ずなるものです。ただ眼の良い人は如実に変化を感じるので、老眼の影響を受け易く感じます。ですから手術後老眼を感じ易くなり、老眼鏡は必要になるでしょう。
Q:もし手術中に眼球が動いてしまったら違うところにレーザーが当たってしまうのでは?
A:当院では機械が瞳孔を自動追尾する最新システムを使っています。もし眼球が動いたら、自動的にレーザー照射が止まりますから大丈夫です。
Q:じゃあ隣に宇多田ヒカルがいたら見ても大丈夫なんだ。
A:当院に宇多田ヒカルが来る予定はないので心配に及びません。
・・・最後は嘘です

続いて手術の方法です。現在一口に視力回復手術と言っても様々な方法があります。その人の眼の状態によっては手術法が限られるのですが、普通は自分でどの手術法にするか選びます。言ってしまえば手術費用が松竹梅とランク分けされていて、当然値段の高い手術の方が効果は良いみたいです。当初両目で15万円とHPに載っていたのでそれ位かと思っていたのですが・・・

看護師「えー、今年の春から新しい手術方法が出てまして、両目で21万円なのですが・・・」
聞いてみると、レーシック手術で一番気になる部分「夜間に鳥目になる」現象が従来の手術法に比べて3割抑えられる手術法なのだということ。まあ普通そう言われて「じゃあ安い方に・・・」とはならないでしょ一生物だし。

 

ただ、私の場合は入っていた保険から5万円出るということだったので、実質的には16万円で済みました。あと、医療費控除の適用になったので、税金が若干還付されました。これは地域によって差があるようなので、お近くの税務署で確認してみると良いでしょう。

 

・・・そして手術当日。普通手術と言えば緊張するものですが、当日までは特に何とも思いませんでした。眼の手術とはいえ30分程度で終わるし、終わったら歩いて帰ってこられるわけだしよく手術前に「頑張ってね」とか言われるけど、頑張るのは基本的には医者だし、こっちはなされるがままだし・・・とか思っていまして

その日は4人の方が手術されるとのことで、私は3番目でした。待機室に連れていかれて簡単に手順の説明を受けた後は大人しく手術の順番を待ちます。暗いシンとした部屋で一人ジッと順番を待っているとさすがに少し緊張してきます
「洗面所でお顔を洗ってきてください」
順番が迫ってくると顔に付着する雑菌を無くして感染症を防ぐため洗顔します。そして洗った後もしばらく待ちます。あぁ、更にドキドキ

しばらくすると看護師さんがやってきて、麻酔の点眼をしますこんな目薬で麻酔になるんかいなと最初思いましたが、結構強力な麻酔でほとんど眼に触れられても感じなくなります。でもちゃんと眼は見えますしきちんと動きます。やがて手術着に着替えるための部屋に通されます。服を着替え、頭にはパーマをかけるような、カリフラワーみたいなやつをつけて、足にも靴の替わりに何か変なの履いて・・・。

そこにはご丁寧に手術室の様子を映し出すモニターが用意されて、前の人の手術の様子が見られるようになっています前の人の手術は無事終わったようで、その人は手術台から降りるとスタスタ歩いて出ていきました。となると次はいよいよ私の番です何だか流れ作業的に手術される感じで、それはまるで頓殺される順番を待ってる養豚所の豚の心情のようでブヒブヒ・・・うわー何か嫌だーやっぱ帰るーおがーじゃーん

 

手術直前に怖じ気づいても今更どうする事もできずドナドナの歌が頭に流れながらも手術台に向かいます

手術台に乗ると後はなされるがまま。段取り良く手術準備がなされます。手術台の上にはレーザーの機械に赤いLEDが点いていて、私が手術中に成すべき事といえば、そこをとにかく見つめていることです眼球を固定しておかないといけません

まずは左眼から。再度麻酔の点眼がなされ、右眼は隠されます。左眼の周りをこれでもかという程殺菌消毒して、更に左眼自体も洗浄します。そして開眼器という器具を取り付けられます。上瞼と下瞼をグイッと強力に引っ張るもので、これでまばたきは許されません。その上に(よくわからなかったのですが)医療用のガムテープ(と医者が言ってた。俗称?)が張られ、眼の部分だけ覗くようにハサミで切られます実はこれが一番怖いだって医者の手がちょっと滑ったら眼にグサッじゃないですか?しかも麻酔してるから何も感じないし。書いてて怖いですブルブル・・・

そこはまあ何百例と手術している歴戦の先生ですから手際よくやってくれましたそしていよいよ手術の開始ですまずは眼の表面に特殊なインクで印を付けますその後吸引機で眼の表面だけ吸い込み、瞳孔の辺りを持ち上げるような形にします。この時点で左眼は視力を失いますお陰で自分の顔の上で今何がされているかわかりません

それから眼の表面に切れ込みを入れ、円形状の蓋を作ります麻酔が効いていますから「何かされてるな」と感じる程度で痛みはありませんでした。それをぺロッてはがして間もなくすると、眼に光が戻ってきますその代わり明確に物体を感じる事はできません。見つめるべき赤いLEDが眼の表面の涙や洗浄液等の液体の影響からか、光に集まる蛾のようにぐじゃぐじゃ飛び回っているような感じです真っ直ぐ見つめる事なんてできないのですが、漠然と真っ直ぐ見続けますそしていよいよレーザー照射です

先生「そのまま真っ直ぐ見つめていてください」
私 「はい
蚊の鳴くような声で応える私。緊張の一時
看護師「レーザー照射時間34秒」
先生 「了解」
まるでSFに出てくる艦長と砲術士のやりとり。レーザーの機械が動き出しウィーンというモーター音が響いてきます。ここで「艦長、充填完了です」と看護師が敬礼しながら報告すればまさに宇宙戦艦ヤマトの世界・・・
先生 「じゃあ照射開始します。真っ直ぐ見つめててくださいよ」
そんなしょーもない妄想を打ち消すかのように波動砲が敵艦隊に発射されようとしているのでした←誰がデスラー艦隊やねん

 

眼にビーム照射が開始され、赤いLEDが紫色の光に変わりバチバチと音を立てます髪の毛を焼いたような焦げ臭い臭いが漂います。あぁ、焼かれてるんだなーという気持ちになりますすっかりまな板の上の鯉状態。

「そう、その調子」
「いいですよ」
「もう少しですからね」
早口で無茶苦茶励まされますそして正直棒読み的な感じでもありますまあ大量の患者を相手にしていますし、今更力も入らないでしょうけど私は別に普段なら何とも思わないのですが「横を見たらダメ」と言われる程横を見たくなる性質を持っています。それと戦うのが実は一番辛くて

「残り時間15秒」
カウントダウンが始まります。
「10秒、9、8、7・・・」
「頑張ってください」
「あとちょっと」
相変わらず熱の籠もっていない口調で励まされ、益々横を見たくなる衝動に駆られましたが、そこは持ち前の大和魂で何とか乗り切りました←そんな大袈裟なもんか?

「はい、無事終わりましたよ」
そう言いながら、先生が眼の蓋を元に戻します。これで終了。案外あっけないものです。これで眼が本当に良くなるものか

「じゃあ今度は右眼に移ります」
まだ私の手術は半分を終えたに過ぎませんでした。

 

左眼が終わると右眼も同じような手順で処置が終わります片目15分程度の処置で合計30分程度「はいお疲れ様でした」という感じで、眼をこわごわ開けてみると、既に以前よりは良くなっていますが、まだ何となく落ち着かない感じでも現代医療はすごいでーと思いましたね。一生懸命眼が良くなるようにブルーベリー食べたりしていたのに、レーザーをちょいちょいって当てただけでこんなにも良くなるなんてちょっと感動です眼の蓋がペロッと取れてしまうと恐いので、何となく薄眼がちに開けて手術台から勝手に降りてテコテコ歩いて手術室から立ち去ります実際には大丈夫なんでしょうけど

その後は看護師さんに誘導されて薄暗い待機室に連れて行かれますそこで15分程度眼を閉じて安静にします眼は痛くはないですが、やはり少し違和感があります。しかしそんなに気にならない程度。

しばらくすると医者の診断があります。ただ診断といっても一言二言やりとりがあって「良かったですね」で終わりです。もしこの時点で問題があったら再手術なのだそうですが、それは嫌ですね

後は注意事項を受けて目薬を貰ってとっとと帰るという事になります全部で2時間位の出来事。終わってしまえば案外あっけないものです外出時には埃や雑菌避けにサングラスや伊達メガネを付けて帰らなければなりません眼はもうはっきりと1.5程度まで回復しているのですが、伊達メガネをしているせいで「まだメガネをかけているからよく見えるんじゃないか」と錯覚します一週間はしていないとダメらしいです。近所でしたから歩いて帰りました

帰りは夕暮れ時だったのですが、予想以上にライトが眩しく感じますそこでふと「自分は高い手術法を選んだけれども、その手術が本当に高い方法だったかどうかなんて証明できんな」と思いました。だって高い手術法は夜間のライトの眩しさを従来の手法に比べて3割減らすという事ですが、その従来の手法を受けたわけではないんですもの実体験で比較のしようがないですから「元々こんなもんですよ」と言われれば終わりですもし悪徳な医者だったらそんな事もやりかねんなーと思いました。今更どうしようもないですが

さて手術後の注意点は色々あるのですが、主立ったものは三つ。3種類の目薬を数時間おきに定期的にまずは1週間定期的に差さないといけないこと、寝る時は眼を無意識に擦ったりしないように当て物をすること、3日程度は頭を洗ったり顔を洗ったりできないことです。そう言われると何か頭が痒く思えてきて、今すぐ風呂に入りたい衝動に駆られますしかし我慢我慢

鏡で眼を見てみると充血して眼が真っ赤まあこれはしょうがないですね。吸引されたり切られたりしてるわけですから。充血を抑える目薬ももらっていますし、数日でとれていきます。眼を良く見てみると切れ目が入っています。これが蓋になっているんですね。改造手術を受けたみたいでかっこいいと勝手に思っていますまさに切れ長の眼しかし最近少し切れ目がなくなってきました。繋がってきてるんですね。ちょっとがっかり

最後に手術後の総合的な感想。ドライアイになると言われていましたがそんなに感じません。元々ドライアイ気味(自分では自覚症状はないが医者に言われた)だったのですが、そんなに気にならないタイプで、パソコンばっかり見ていますけど目薬もほとんど差していない程でしたから、今更特に気にはなりません。

ただ夜間に眩しく感じるというのが予想以上にきついです最初本当に「ダマされたんじゃないか?」と思っていた程で、数日後には自動車を運転しても良いんですけど、夜間は対向車のライトが眩しいですねただこれは最近になってようやく落ち着いてきた感じがあります。眼が安定してきたのか、私が慣れてきたのかわかりませんが。

人によっては「世界が変わった」等と思う方も多いようですが、私的には「そんな無理してやらんでも良かったんかも」と思いますね。だってメガネやコンタクトで同じだけの視力を十分得られますから。それより良くなるなら良いんですけど。もしメガネやコンタクトに大きな不便を感じていない方には私はお勧めしませんまだ眼に何か飛んで来た時にバリア代わりになるレンズがあった方が良いと思いますわざわざ高いお金払って得るようなものでもないようなまあこれも手術を受けたから言える事ではあるんですけどね面白い体験をしたなーと言うのはありますけど。よく「良かったねー」とか人に言われますけど、「えぇ、まあ」と何か素直に喜べない私でありました。

 

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