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6月19日(火)

 

FOMCも事前予想通りで無風



前日のNYはマチマチ。FOMCにおいて金利水準は現状維持、また年2回利下げ見込みに変化は無かったものの、パウエル議長が「夏にかけてインフレが上昇」との見通しを示したことで、株価は失速。売買高は164億株と活況。長期金利は4.39%に小幅上昇。NASDAQは小幅高でしたが、マグニフィセント7はマチマチ。WTI原油先物はイランとの交渉期待感や限月交代も近づき75ドル割れ。


投資判断は「中立」。先週の世界の株式市場は

韓国、台湾 2.9%
SOX 1.5%
東証グロース 1.3%
マグニフィセント7 0.6%
香港 0.4%
日経平均 0.3%
イギリス 0.1%
上海 ▼0.3%
S&P ▼0.4%
TOPIX ▼0.5%
NASDAQ ▼0.6%
NYダウ ▼1.3%
ラッセル2000 ▼1.4%
ユーロ・ストックス50 ▼2.6%
ドイツ ▼3.2%

半導体が買われて韓国や台湾が上昇。マグニフィセント7もしっかりでしたが、日経平均は前週も弱かったのにイマイチ。その他はイスラエルとイランの紛争で値を下げましたが、イギリスは原油価格の上昇がBPなどの上昇でプラス圏。ドイツはラインメタルが息を吹き返したものの、ここまでの好調の反動も相まって久しぶりに大幅下落の週でした。

とりあえず米中貿易交渉は決裂という最悪シナリオは回避し、前向きに前進したことは確かのようで買われる動きになっています。特にジュネーブ合意が実施されるのであれば、関税率はともかく半導体輸出規制は緩和されるという期待感から半導体株が買われました。

いつ法、ロスでは暴動が起き、州兵が動員される事態に。軍隊が自国民に銃口を向けるのがアメリカの方だったというのは皮肉な話です。なお、トランプ大統領は暴動参加者に対して「マスクをしたら逮捕だ(※身元隠蔽防止のため以前から抗議活動をしている時のマスク着用は認めないとしている)」とSNS上で言っていましたが、余程「マスク」が嫌いなんですね・・・。

日本株の命運はつまるところ為替動向が握っています。本質的にはアメリカの利下げ期待感の方が勝るので、円高方向に振れやすい素地はあるものの、日本も未だオルカン投資家が頑張って資金をアメリカにバンバン振り向けていることなどから円安圧力も相応。簡単に1円2円動くので、少なくとも外需大型株はそれでフラフラしています。

小型株も引き続きしっかりで、総会前の買い需要もあり、雰囲気自体は悪くありません。200日線も日柄的に上向いており、気になっているのは空売り比率の低さくらいで、一応理屈的にはやや上方向に向かいやすい環境にあるとは思っています。

そういった観点から引き続きスタンダード指数などに妙味があると思っています。やはり外国人投資家もスタンダード市場を買ってくるのは、東証改革の期待感、割安感や為替、関税影響のなさといったところが評価されていると思います。純粋にチャート的にも上値に節が無いので、スタンダード指数連動型ETFなどの買いもあるでしょうね。流動性は低いのですが。

スタンダード指数は最高値更新。スタンダード市場ではメタプラネット(3350)がまた増資した資金でビットコインを買うということで、日本マクドナルドHD(2702)を上回りスタンダード市場の時価総額2位になりました。これもスタンダード指数を押し上げている一因となると、ちょっと胡散臭さはあるのですけれど、グロース指数も含めて全般的に小型株が買われている点は確かにあります。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、6月第1週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を3,985億円の買い越し。先物を2,298億円の買い越しで、前週に続き合計6,000億円規模での買い越しとなりました。自社株買いの事業法人3,446億円の買い越し、そして個人も1,618億円の買い越しとなっており、ほぼ一手で売り越しているのが信託銀行(年金)で4,738億円の売り越し。

なお、グロース市場に関しては外国人投資家は174億円の売り越し。一方、スタンダード市場の方は228億円の買い越しとなっています。グロースの買い手は個人、スタンダードは外国人と、同じ小型株市場でもプレイヤーがハッキリ分かれています。特にグロースはテーマ株がハッキリしているので、個人にはわかりやすいのでしょうね。値動きも良いですし。

REIT指数は地味にしっかり。「データセンターの設備の方もREITの組み入れ対象に」という記事も出て、まあ現実的にはそんなに大きな話でもありませんが、前向きな材料がありました。金利が上がってくるとまた上値が重くなるかもしれませんが、チャート的には明らかに大底上放れ。株の方は金融機関の売りに押されていますが、REITの方はもう金融機関の売りも一巡しているような感じです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB285OU0Y5A520C2000000/


新興市場も「中立」。昨日のグロース指数は続伸でしたが、後場は失速。タイミー(215A)が格上げで買われたこともありCore指数は強く、ドローン関連も買われましたが、その他への波及が限定的。売買代金は3045億円と活況。本日も似たような展開とみられます。


【注目銘柄】

任天堂(7974)は昨日大幅続伸で最高値更新。中東リスクと無関係なゲーム株が買われる流れになりましたが、特に円安もあって同社が買われました。前日からSwitch2の販売台数が保守的だと指摘されていることも材料視。また原油高もオイルマネーの買いを誘っているようです。まあ株価が上がれば、理由は色々と付けられますね。


gumi(3903)は昨日大幅安。ビットコイン価格が落ち着いたことで、時価総額1兆円も見えてきたメタプラネット(3350)やセレス(3696)なども利益確定売りが出ました。ビットコインバブルは果たしてどこまでいくのでしょうか・・・。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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