<イメージの継承>
「コンクリートボックス」と白壁のリズム
アプローチ 都市的でシャープなデザイン
1階リビング デッキと一続きのワンルーム空間
2階寝室 開放的な「隠れ家」スペース
「稲毛の家」オーナーの娘さんご夫妻の新居計画です。
同敷地余地利用の条件から、コンパクトで密度の濃い生活空間が求められ、「稲毛の家」と調和のとれたモノトーン調の意匠を模索しました。
水回り・収納・階段等を集約し、1・2階共ワンルームの開放的な空間を実現。
1階は壁・天井共、白でまとめ、床はカバ材無垢板張りとしました。
2階は構造用合板・登り梁表しとし、天井仕上げの手間を省き、力強い木組みを表現しました。
白壁と木がバランスよくまとまり、やわらかい温かみのある住まいに仕上がりました。
外壁は母屋のしっくいのイメージを継承しつつも、新しい息吹を感じられ、耐候性・景観性を併せ持った打放しサイディングで、都市的なファサードを作り出しました。
軒は構造用合板表し、耐候性も加味して黒塗装とし、全体としてシャープなデザインでまとまりました。
概要
所在地 千葉県千葉市稲毛区
延床面積 75.35u
設計 青戸信雄建築研究所
構造 木造軸組2階建て
施工 大昌建設
南側ファサード 左側「稲毛の家」と調和のとれたデザイン
天井表しの力強い木組みの空間