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登場人物
わくわく冒険日誌 2005

“好機を逃さず、決めろ!ロイヤルストレートフラッシュ”の
5月




30日(月) 「ねがい星、かなえ星」
「勇者王ガオガイガー・ギャザリング」より

研ぎ澄まされた言葉を連ねた次回予告が燃える!
ところで「勇者王ガオガイガー」の前にもロボットアニメが放映されているんだけど、 ‥‥いいのかこれは(笑)。

29日(日)

なぜか朝から電話が二件。
ねころんで電話に出たので、どちらにも「眠そうだな」と誤解されてしまう。

ひとつは実家で飼うことになった犬の名前決め。 雌犬なので「マリモ」と案を送ったのだが、早々に却下された模様。
「名前募集」って大概、募集したヒトが最終的には自分で決めちゃうんだよね。
でもまあ、決まったわんころの名前はぼくも多いに納得。いいセンスしているね。
(新しい家族の名はいずれまた)

もうひとつは夜、B君、H君と飲み会の約束。
『交渉人』を観てきたらしいので感想が気になるところ。 あの結末にもいろいろ違った感じ方があるんだね。

28日(土)

国立においしいケーキの店があると聞いたので、今日は喫茶店を堪能する日にしよう。
相方さんも、国立駅がとりこわし寸前の近代建築であることから同意する。
駅前の並木道は結構長いなあ。
まばらに個性的な店舗が立ち並び、思っていたより退屈しなかった。

おいしいケーキの店があるとは聞いたけど、名前を忘れたので、ウェブで適当ピックアップして、 見つけたところにする(伊藤屋)。喫茶店はそうたてつづけにひやかせるものじゃないし。

『大恐慌のアメリカ』(岩波新書)を読了。
1930年。大恐慌時代、アメリカはローズヴェルト大統領のニューディール政策でのりきった。 とかうろ覚えがまったく間違っていたことを知る。暗黒の時代を二人の大統領がとった政策の違いや、 不況対策のひとつひとつにもドラマがある。未曾有の危機に対して、みながあれこれ知恵を絞る。 これもまたふさわしい能力がある人にとっては、活躍できる冒険の舞台なのかもしれない。
しかし、まだ効果的な政策は七十年経った今でもないよね。

26日(木)

茶道部に行けた。 ひさしぶりに薄茶のお手前。おおっ、結構できている。 身体に染み付いているなあ。

『恋におちたら』
「ヒルズに恋して」で覚えているので、もはやテレビ欄を見ないとこのドラマの題名がわからない(笑)。
11回中の7回目。 え、そんな見てたっけ?‥警備員ウィルス退治、おもちゃ屋切る、和菓子屋とりこみ、 指揮者殴る、四日間謝り、社長のお手伝い、で今日の覇王への道。あ、本当だ。

いよいよ(やっと?)、クライマックスにさしかかってきた。 純なイメージな島男くんが、のぼりつめるのと同時に人間味を失ってしまうお話。 これから物語がどうなるのかみどころだ。
ところで、このドラマの世界では、儲ける主な手段は会社ころがしなんだね。

23日(月)

『ガオガイガー・ギャザリング』:
別作品「ベターマン」まで強引に取り込んでしまう再編集版。 DVDでチェックしていなかったところまで来たので、がぜん盛り上がる。 月曜日の深夜から血がたぎってしょうがないぞ。

22日(日)

ちょっと奮発して『CALL of CTHULHU クトゥルフ神話TRPG』を購入。
分厚いルールブックはデータ量のあかし。
舞台は19世紀末、1920年代、現代と三種類用意されているのだけど、 時代背景のデータは値段表と年表程度でほとんどないのが残念。 こちらは列車の見取り図も付いていた旧版ルールブックが上かな。 でも、モンスターやら呪文やらはもちろん充実している。 古代種族の発明品も掲載されているのがみどころ。
巻頭にラブクラフトの短編「クトゥルフの呼び声」が丸々掲載されていて驚きだ。


夜は、先週の京都旅行で貯まったビデオの消化にいそしむ。 ふう、なかなかハードだ。

21日(土)

相方さんと映画を観る。
この映画館、サービスも座席の配置も音響効果もかなり良いと思うのだが、 土曜の午後に、ヒットタイトルでこのまばらな客入りはまずいような気がする。 今のうちにたっぷり活用しておかなくては。

吉祥寺にて、沖縄料理の居酒屋「ニライカナイ」に行く。
どうも見つけられないなあ、さっきのお店でいいよね〜と、引き返す途中で見つけたという。

『交渉人 真下正義』(邦画)
電脳犯罪者に暴走列車、それに立ち向かうネゴシエイターという題材は新しくないが、 この組み合わせに、東京地下鉄という地元色を加えて、虚実ないまぜに味付けした結果、 並のサスペンスよりもかなり面白い作品に仕上がったようだ。
この手のシリーズものの場合、お客さんはサスペンスだけでなく、キャラクターたちの掛け合いを見たいということも忘れていない。 こちらの要素もたっぷりある。

ひとつ、犯人は途中で判明したアイツでよかったんじゃないかなあと思うけど。

19日(木)

『ナーダ王女の憂鬱』(ハヤカワ文庫)を読了。
多分、原書でも読めるようにならなければ、生きているうちには終わらないだろう 魔法の国ザンスシリーズの最新巻。 ちょっとずつ読もうと思っていたのに、ほとんど一気に読んじゃったよ。
ザンスを舞台にした大掛かりなコンピュータゲーム。と聞いたときには、いよいよネタも尽きたかなと感じたけど、 いやいや、なかなか面白い。ナーダを選ぶティーンエイジャーの気持ちはよくわかる(笑)。 でも、がんばっているのに選んでもらえないグランディがちょっとかわいそう。

17日(火)

『未解決事件19の謎』(教養文庫)を読了。
今は亡き社会思想社の文庫を古本屋で購入。ひとむかし前のヨーロッパ、アメリカで発生した事件や事故から、 謎の多いものをとりあげたもの。実際の事件はすっきり解決とはいかなかったり、 その時の関係者の雰囲気が、無実の人間を裁いてしまうという恐ろしさがある。
ロンドンの地下鉄列車事故なども、調査の過程が最近の事故ともよく似ていたので驚いた。

16日(月) 「追憶の日々が照らす今を」
「交響詩篇エウレカセブン」OP "DAYS"より

同期で飲み会
このメンバーで集まるのはちょっとひさしぶり。 教えられた飲み屋にたどり着く。あれ、イエローサブマリン(ゲーム書籍屋さん)の向かい側だ。

結婚する人を口実に集まってみれば、子供が産まれそうなひととか、 あの子とAD崩れがくっついたとか。 さらに、ガードが堅そうだった○○さんのところで合コンの話がさくさく決定していたり。
長く生きているといろいろあるねえ。

ちなみに数人に「前髪が長い」と言われた。そう?

15日(日) 「マジカルクライマックス!」

結婚式当日。
朝、チェックアウトして、葵祭りを通過したら、すぐに式場へ。
当日、直前まで出し物の段取りが二転三転するのでとても不安になる。 でも、天性の宴会人である元茶道部のNさんは、ぶっつけ本番なのに、ばっちりと紹介役をこなしてくれた。 さて、踊りは‥‥課題が残るけどまあ、主役の新郎はばっちりだったからいいかな。 さ、飲むぞ〜

なかなか楽しい式が終わった。みなでゆっくり話したいところだが、 帰りの乗車券を見ると、間に合うかどうか微妙なところ。 Kさんと一緒に大急ぎで京都駅まで向かう。 残り時間数分というところでたどり着いたものの、 出口を間違え、バッグを預けたロッカーは遥か彼方。

Kさんは一足お先に改札をくぐったので光の速さでこのまま帰ることに。Kさんの助言に従い、窓口で一時間遅らせたのだった。 まあ、お土産もゆっくり買えたし、差額なしで指定席も取れたしいいかな。

14日(土)

茶道部のSさんの結婚式出席のため、前日から京都へ。
皆で仲良く新幹線で‥‥というわけでもなく、前日から行く人、飛行機で移動する人、さまざまだ。 部長のIさんと、ゴージャスなKさんと、途中でMさんも合流してこちらは電車で移動だ。

京都についても観光をする間もなく、会場の下見へ。ちょっとだけ練習(出し物でマツケンサンバIIのバックダンスをするのだ)した後、この日の宿へ。

宿に不満はないけど、食堂のおっちゃんが、こちらのテーブルに来て長話をするので困った。とりあえず、この宿の個人利用はないな(笑)。

練習の時間が減ったぞ! さっそくとりかかるが、やはり不安は残る。Iさんは独習のみだったのに、かなり完成度の高いステップを披露。すばらしい。
ひとしきり練習したらもう、夜中なのでおしまいにする。
「あたし達、ここまでできるとは思わなかったよ!」
「うんうん」
…な、何故みんなそんな自信たっぷりなの?

13日(金)

あ、ひさしぶりにRPGamer誌のプレゼントがあたっちゃった。
これで「d20死のワナの地か迷宮」は買わなくてすんだぞ〜。

「タイガー&ドラゴン」(ドラマ)
落語を題材に上質の笑いを提供してくれるこのところ見逃せない番組。
今回の話は、笑いに加えてほろりとした涙も交えるという、まさに落語のようなお話だった。
こういう脚本をプロの技って言うんでしょうか、松田さん。
(DEATHNOTEより)

10日(水)

2.5inchのHDDを落っことした!接続したら音はきゅるきゅるきゅる‥‥。と言うことで見事に壊れていた。 ノートPCの廃品利用HDDで、中身もコピーしたものだったので、ダメージはないものの、 こんなもろいデバイスなら重要なデータのバックアップはできないなあ。

『妖魔と二剣士』(フリッツ・ライバー)
やっと読了。「星々の船」は未踏の雪山にファファードとマウザーが挑む中篇。 間違いなく力作で、丹念に登頂のくだりが描かれているが、初読なのでちとつらい。 次読んだときはもっと味わえそうな気がする。 「クォーモールの王族」は逆にさくさくと楽しめる一編。眩惑的な迷宮の都を舞台に悪辣なる主人に使える二人。 こちらはいつものファファード&グレイ・マウザーらしい話だね。

8日(日)

波留子さんからインスタントでないコーヒーをいただいたので、 自宅で楽しめるようにドリップをもひとつ購入する。これは百円ショップで購入。 モノの値段は様々だね。

夜、「平成教育委員会」をチェック。
元「デカレンジャー」のセンちゃんこと伊藤陽佑が回答者として出演するという情報を、 さる特撮俳優チェイサーの人から聞いたので(←兼、相方さん)。
こんな大物ばかり出ている番組で、いきなり若い人がデビューするべくもないので、 まずは「BesthitTV」のゲストとかそういうところから初めてほしいところだが、 ケガだけはしないように祈っていた。
ふう、なんとか無事に済んだようだ。

7日(土) 「よそ見する鬼」

またもや百草園を見学する。 新緑を堪能するが、残念ながら、ひと串百円の玉こんにゃく屋さんはお休みだった。 縁側でよもぎそばを食す。

夕方はあきぼんさん家におじゃまして恒例の餃子作りだ。
ぐりんちゃん&れっとちゃんのお相手をしていたら、半ば出来あがっていた。
ぼくと相方さんは、ぐりんちゃんには手頃な遊び相手として認識されているようだ。
あきぼんさんは音撃をマスターさせようとしていているらしい(笑)。

6日(金)

「禁酒法」の本を読んでいたら、逆になんだか酒が飲みたくなってきた。

禁酒法=「酒のない社会」の実験(講談社現代新書)
1920年代アメリカを語る上で、欠かせないキーワード、禁酒法について詳しく解説した本。
実は「禁酒法」と言いつつも飲酒は禁じられていなかったとか、 映画やドラマで禁酒法=犯罪の増加という固定的なイメージを抱きがちだけど、 そこに新たな側面を照らし出す。
かの「アンタッチャブル」エリオット・ネスのこんな面、知られざる英雄や犯罪者のエピソードはリアリティあふれて、わくわくするね。 作者が結論として持ってくるのは「では禁酒法という実験は何をもたらしたのか」という点。 データで語るとやはり説得力がある。


5日(木)

近代建築散策
東京都庭園美術館(目黒)
休日の目黒周辺は静かだった。通りには個性的なカフェも多いのであらためて訪れてみたくなった。 ハトが多いのは勘弁だけど。

細町三井倶楽部(三田)
三井倶楽部は関係者以外立入り禁止。 それよりも向かいの公共施設、簡易保険相談所が「バックトゥザフューチャー」の時計台みたいでいいね。

三信ビル(日比谷)
ツインタワーの近くにそびえたつ三信ビルは「ウルトラQ」にでも出てきそうなレトロ風味たっぷりのビル。 解体か維持かで揺れているらしい。 我々以外にも、カメラを構えた近代建築ハンターの姿がちらほら。

そのほか東京駅(東京)もチェックした。
これにてGWは終了〜。今日は疲れた。

4日(水)

今日は部屋でDVDを鑑賞する。
映画館で観損ねた『アンダーワールド』を鑑賞。
ストーリーや人物が序盤わかりにくいけど、まあまあかな。
しかし、二時間じっくり鑑賞ってちょっと長いよね。

3日(火)

実家から、新鮮なカツオを買いに行くので来いというオファーがあった。
置きっぱなしにしているものを回収にいく必要もあったので、ここらで顔を出しておく。 普段不足しがちな魚介類を補給。

WS版ロマンシングサガ
PS2版「ミンストレルソング」の攻略サイトがそのまま役立っているので、 ストーリーの根幹は同じと見た。
しかし、仲間が見つからないので、かなり長い間トカゲ人との二人旅だ。 敵がどんどんランクアップしていくよ〜。

2日(月) 「昔とった杵柄」

山崎まさよしの朗々とした声がつむぎだす、美しいCMでお馴染みの、 「ロマンシングサガ ミンストレルソング」(PS2)を観てちょっと心が動いたので、 「ロマンシングサガ」を購入してみた。
‥‥ええ、ワンダースワン版の、3Dじゃないやつを。
いや、登場人物も同じだし、あんまり変わらないって!(←そうか?)

これを探しに混沌の地、秋葉原まで足を運んだ。 中古ゲーム店では、ワンダースワンはむしろファミコンのカートリッジよりマイナーなんだよなあ。 ファミコンは互換機やGB用拡張カートリッジでそのまま遊べるし、資産も多いからね。

PS2版ロマンシングサガは、あちこちで完売している人気っぷりなんだけど、べたべたな台詞の店頭デモを見てちょっと不安を感じた。

あと、ワンダースワン出身の野心作「Riviera」のGBアドバンス版が発売されていて、嬉しいやら淋しいやら。

80デイズ(洋画)
DVDを購入。本編のとき感想を書き損ねたのでここで。

──十九世紀と二十世紀の間、ロンドンにて。
イングランド銀行からヒスイの仏像を盗み出した中国人ラオ・シンは、 ひょんなことから奇妙な発明家フィリアス・フォッグの屋敷に逃げ込んだ。 追っ手をふりきるために、パスパルトゥと名乗り召使として使えることになった彼は、 王立科学教会を牛耳る古老ケルヴィン卿と、フォッグ氏の対立を利用して、 八十日間世界一周の旅へと同行する。仏像を祖国の村へ届けるために。

著名な原作を見事に換骨奪胎した作品。
パスパルトゥがクンフーの達人(ジャッキーチェン)というのがまず驚き。 そしてフォッグ氏は、ちょっとなさけない発明家というこれまた魅力的なキャラクターに変更されている。 そして敵は、なんとケルヴィン卿!かんしゃくもちで突飛な説を一笑にふすのは、 実在の人物像にも近くて、にやりとさせられてしまう。もちろん映画と違って悪人ではなかったけどね。

街から街への映像は幻想的なCGアニメーションになっていて、これは八十日間世界一周のレトロな雰囲気となかなかマッチしている。 何よりも気に入ったのが、発明家が主人公なら、最後の一発逆転は発明でなくてはならないという、 ぼくの長年の希望を見事にかなえてくれたことかな。やっぱり、こうでなくっちゃ。

ちょっと子供っぽいギャグだなあというところもあるけど、夢ある冒険のひとときを過ごせる一作だ。
吹替えもフォッグ氏の原田泰造がとても味があっていい。


1日(日)

『MSX MAGAZINE永久保存版3』
収録ゲームも『プリンセスメーカー』や『カオスエンジェルズ』など結構がんばっている。 隠れたポイントはカシオのコレクションかな。
しかし、今回は記事がどれも面白い。
Z80を開発した嶋正利氏が設計思想や歴史を理路整然と語る対談記事や、 “メタルギア”小島監督が、かつての鉄のカーテンだったkonamiのうっぷんをはらすかのように、 結構遠慮なしに言ってくれる。
さらに幻のMSX3のVDP追跡記事や、プリメで声をあてた横山智佐さんの思い出、19800円で低価格MSXブームの火をつけたカシオ開発陣のお話などなど、 最近PCの方でこんな熱中して読んだ記事はなかったなあ。

ワンチップでMSXハードウェアを復活させるプロジェクトも、最初はどうかな〜と思っていたけど、 なんだか欲しくなってきた。