Top
index
登場人物
わくわく冒険日誌 2005

“スロウで真偽を見定めて、
マックススピードでためらいを置き去りに”の
4月




30日(土)

朝から眼下の街を一望できるので、気分はIT社長(←貧困なイメージ)。
赤れんが倉庫まで朝の散歩としゃれこんでみたけど、 時間と距離を間違えたのでかなり疲れた。
けど、偶然にも海上保安庁が開催していた工作船の展示を見物できたのは無駄じゃなかった。
こういう事件はすぐ風化しちゃうからね。

横浜水道記念館
上星川という駅で降りて、えっちらおっちら歩いていくと、綺麗な建物が見えてきた。 西谷浄水場内に作られた記念館だ。無料で見学できる。 横浜周辺は嫌気がさすほど混み合っていたけど、ここはともて静かですいていた。 横浜の水を確保するための苦難の歴史を勉強できました。坂の多い街特有の問題もあるんだね。 あと、十九世紀末の英国の技術がかなり使われていたのでとても満足だった。

29日(金)

ついに、待ちかねたゴールデンウィーク。
相方どのと横浜へ泊りがけの旅行に出かける予定なのだ。 電車で通える距離なんだけど、ちょっと豪華なホテルに泊まって散策を楽しもうというプランなのだ。 ナイスアイデアと思ったけど、専門のパンフレットもあったから、誰しも考えるのかな。

八景島シーパラダイス
 20mの飛びこみを観たり、海の生物のショーを見物したり。 芸をしなくてもペンギンは天性のエンターティナーだなあ。 水族館で、忘れかかけていた多種多様の海洋生物を再確認する。 しかし、ここに来ると何かなくすんだよなあ。 前はキーホルダーだったけど、今回は缶コーヒーだった。

クィーンズスクエア内書店
期せずして、水木しげる展だった。いやあ、らっきー!
何か買いたかったので、「妖怪飴あとひき小僧」を(笑)。

28日(木)

今日は茶道部‥‥ではなく、Sさんの結婚式で踊るマツケンサンバII練習のため、 ゴージャスなKさん宅に集合する。 いやあ、なんだか豪華なアパートだなあ。ひと部屋に二階部屋もあるのか。

おじゃますれば、みなDVDを観ながら踊り狂っていた。運動になるけど難しいね。 しかし、関係ないKさんのダンナさんにとってはいい迷惑だなあ。
愛息のちゃけ君もいっしょにはしゃいでいた。
彼は男性陣を「おにいさん」と呼んでいたので、ぼくは「オジさんでいいんだよ」という 『響鬼』の名台詞を言ったものの、このメンツではぼくが最年少だったので微妙な雰囲気に(笑)。

25日(日)

できたばかりの府中のTOHOシネマズで『コンスタンティン』(洋画)を観た。
映画CMが面白そうという相方さん提唱で観たんだけど、実はゴーストハンターものかも。 この映画館、豪華設備の割には結構すいていたけど大丈夫かな。
そのあとはぬぼーっと過ごして、八王子でピザを食べた。
ひさびさのごちそうだ。

『コンスタンティン』(洋画)
主人公はオカルト探偵ジョン・コンスタンティン。 この世ならぬものが「視え」てしまう彼は、悪魔を片っ端から地獄へ叩き落して来た。 天使に知人もいるけれど、神はとても信じられない。けれど、望みは死後、天国へ昇ること。 この性格や、マンガのような大胆なカメラワークがあったりしたので、 アメコミっぽいなあと思っていたら、元はアランムーアのコミックの登場人物だったそうだ。

24日(土)

体調はまあ元に戻ったが、今日は予備日にしておく。
明日の映画のチケットをとったり、気になっていたコーヒーの店に行ったりした。

ファファード&グレイマウザーの新訳四巻が出ていたので購入。
この巻以降は、以前翻訳されなかった初お目見えなんだよね。
さらに創元から『宇宙戦争』の新訳がイカした挿絵付きで発行されるらしい。 さすが!

『のだめカンタービレ』(少女マンガ)
音楽大学を舞台に、天才くんと変わりもの女の子が繰り広げるオーケストラマンガ。
うん、面白かった。でもまだ完結していません。

21日(木)

治ったと思ったら、まだ治っていなかった!
手ごわいなあ。

「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」(ドラマ):
見ていたらお金持ちになれるかなあと思ってまたもや見た(←小学生ですか)。
中身はさておき、 コンピュータ全般の達人である主人公が、モニターの電源を入れるとき、 エンディングでノートPCを開くとき、まるで宝箱の蓋を開いたような演出なのが面白い。 鈴木島男にとって、コンピュータは願いをかなえる魔法のツールなのだ。

18日(月)

なんだか疲れがとれないなあ。 節々も痛いや。 お茶の味がいつもと違うし。
‥‥風邪だ。

内村プロデュースあきらめて寝るしかないなあ〜

ゴーストハンターRPG 活動報告を更新。

17日(日)

ドトールとかで売っているあのドリンクタンブラー(蓋付きコップ)が欲しくて(コーヒーショップ以外で)探す。 見つけたがどうも1400円は出したくないので、保温機能に不安があるが700円代のものにする。 デザインも結構いいし、どうだろう。


『妖怪博士ジョン・サイレンス』(アルジャーノン・ブラックウッド)
少しずつ読み進めていたけど、ようやく読了。
この時代の怪奇小説は大好物で、作者は第一人者なんだけど、この作品に限っては冗長な繰り返しが多くて、 ちょっと読みにくい。最近再読した『ファンタジーの冒険』(小谷真理)にもあったけど、ラブクラフトの洗練された文章はやはり重要な要素のひとつだ。
しかし、百年前の小説だけど、今でも古びないアイデアには溢れている。 人間の感情が形をとって現れる異形のもの。そいつが傷つくと、本人も傷を受ける生霊(ダブル)。 おお、スタンドみたい!(細部は違うけどね)

『交響詩篇エウレカセブン』(アニメ、新番組)
「今度新しいロボットアニメが始まるみたいだよ。えーっと、なんとかかんとか」という相方殿の情報がきっかけで、一応見てみた。 ラーゼフォンとかエヴェンゲリオンとかこういうフォルムのロボットものは実は苦手なんだけど。 主人公が現状脱出志向だが、わりと前向きで、好感がもてる。ディテールの細かさもよかったので、もうちょっと見てみるか。
ネット接続会社がスポンサーなのが緻密さのワケかな。
やっぱりコンテンツ欲しいんだろうねえ。実際、『見逃した番組がすぐチェックできる』のは、こんな生活を送っている人たちには決定動機になるはず。 東映ヒーロー流すところがあったら、決まりだね。

16日(土) 「一歩踏み出す、勇気!」
『Viewtiful JOE』より

相方さんの誕生日だったので、プレゼントを一緒に購入する。
町田のデパートでサンダルやらを選ぶ。 その過程で、普段行かないようなテナントのビルも見物した。 こういうところであんな服を買っているんだね。 しかし、なぜかいつもの数倍混んでいたので、新横浜に避難する。 思いつきだったが、ほどよい混み具合で難を逃れた〜。
偶然に頼っているなあ。

15日(金)

元研究室飲み会。
秘密教官、Rくん、Jun氏、うにたまというメンツ。 秘密教官とRくんが濃い話をして、うにたまが微妙な空気にかきまわす。
いやあ、ひさびさ大声で笑ったなあ。
そのあと、おいしいハンバーガーを食べたいという秘密教官の要望で、 ビレッジバンガードに連れていかれる。いや、おいしいけど、よく食えるねみんな。
ここではぼくとRくんの二人という異色組み合わせ。
お互い話題をさぐりあい。

『ドラえもん』
新生ドラえもん。ちょっくら見てみた。
声優さんが替わってもお子さんはすぐ慣れるから問題ないはず。 のび太ママが三石琴乃ってのはおどろいたけどね。
作品も従来より原作に近づけたとのことで、確かに絵柄や表情がマンガに近くなっている。 ジャイアンの目が変わったのが一番かな。しずかちゃんの呼ばれ方はアニメのままだった。

14日(木)

なんと、今日も茶道部に行けず。
そしたら電話がかかってきた。
Hさん「みんなで飲みに行くんだけどこれる〜?」
‥‥しくしくしく。


「恋に落ちたら〜僕の成功の秘密〜」(ドラマ):
後半だけ見た。
「新撰組!」のメンバーが二人ぐらいいたなあ。あ、草ナギ君もチョイ役で出たから三人か(笑)。
しかし、「コンピュータの達人」の表現は相変わらず記号的だ(キーボードをうちまくって、ソースリストがだーっと)。
まあ、ツールを走らせているだけとかだと、映像作品の場合、辛いものがあるからねえ。
内容はちょっと面白そうだけどね。マイケルJフォックスの映画「摩天楼はバラ色に」を彷彿とさせて。

11日(月)

『勇者王ガオガイガー・ギャザリング』
なぜかガオガイガーが放映され始めた。
FINALとあるようにすでに発売完結しているOVAをTVで放映するだけだと思っていちおうチェックしてみた。 基本はOVAなんだけど、のっけから『ガオガイガー』最終回のシーンから始まるし、オープニング&アニメーションが全然違う。 結構な編集が加えられているなあ。『FINAL』ってタイトルなのに、『ギャザリング!』とかナレーションで言っているし。 もうこれはTV放映の勇者シリーズと見ていいかな!

10日(日) 「一度きりの友情合体」

いきつけの古本屋で「世紀末の散歩」を適値で見つけた。
この前、神保町で買いとどまってよかった。

『魔法戦隊マジレンジャー』
最初予告を見たときは、呪文を一部逆にして、違う合体で封印を破るのかと思ったけど。 いやあ、結構燃える展開だねえ。まさか魔導馬バリキオンと‥‥とは。 あの本物の馬もいい演技している。マジキング真似するストーントロルも面白い。

最近の『仮面ライダー響鬼』
作中の人物は誰もライダーとは言っていない。固有名詞の細かい遊びはあるらしいけど。 敵となる妖怪は、「一反木綿」も巨大な怪鳥だったりするところから、 このシリーズ、器物の妖怪でも生物になるようだ(斬新)。それは、実は初代ライダーに近いのかも。

鬼たちは楽器の音撃で戦うのだが、強大な敵に対して、鬼たちが勢ぞろいしてセッションするなんて展開も燃えるね。 映画くらいでやってください。

『ハムナプトラ2』
わかりやすい秘境探険モノの第二弾。
すぐ「世界の破滅」なのが困りものだが、 敵の親玉でも、目的をかなえるためにスコーピオンキングと戦わなくてはならないという点が新しいかも。 注目すべき点もいくつか。
いい性格している頭でっかちな子供アレックスとか、 扉に突き刺さるアフリカ投げナイフとか、 ロンドンを舞台にした二階建てバスの攻防戦とか、 独特のガス気球船「魔法のジュウタン」とか。

9日(土) 「桜満ち、カメラ忘れて、胸にしまう」

俳句を考えておくという約束なもので。
というわけで、小金井公園に相方さんと花見に行った。 お弁当は作ってきてもらうので、およばずながらお菓子の購入はぼくが。

いやあ、いままで見た事がないくらいにびっしりと桜色がつまってて、 くらくらするほどだった。人も同様にわんさかといた。 ちょっと離れたところで、お弁当をいただく。う〜ん、よい気持ちだ。
その後、三鷹駅まで歩こうとしたのだが、疲れきって途中で断念。 バスで移動した。

吉祥寺でよい感じのカフェを見つけるも、この街は普段以上に人波にあふれていてぐったり。 荻窪に移動してみたら、これが正解だった。ただ、花粉が舞っていたのが辛かったけど。


最近の『ガンダムSEED DESTINY』
オープニングがまた替わった。これ作っている人、ハダカ好きだよなあ。
最近ストーリーが加速気味。前作詳しく語られていなかった、強化人間とクローンのエピソードも出てきそうで面白い。 シン・アスカはまだ主役ではないなあ。もうちょっとかかりそう。

9日(土)

6日(水)

夜桜を見に上野公園へ。
すでに桜は咲き乱れていた。ただ、並木道は薄暗くなぜか電燈がついていないので、肝心の桜がよく見えない。 しかし、あちこちの植えこみでは宴会が催され、ざわざわと人の声が聞こえてくる。 なんだか不思議な雰囲気だ。

その後は、東京駅に移動して八重洲の地下街でお食事。 食べるのはこっちのほうがいいかな。

深夜の時間帯に変更あり。
旬のお笑いコンビである、アンタッチャブル、くりぃむしちゅー、さまぁ〜ずの冠新番組が、それぞれちょっとずつ時間が重なるように、 チャンネルをまたがって始まった。ちなみにぼくはさまぁ〜ずが好きだというのは公然の秘密になっている。 番組としてはくりぃむしちゅーのが完成度高かったな。 まあ、前にも特番でやっていたからだね。

5日(火)

しかしあれだね、一昔前は「公害による大気汚染でガスマスクがかかせない未来が来る」とか学習マンガあたりでは啓蒙していたけど、 「花粉のせいでマスクが必要になる」時代が来ようとは想像もしなかったに違いない。

3日(日)

昨日の相方さんとの会話で、自分がまた年齢を間違えていたことが明らかになった。 今2006年じゃなかったっけ(?)。
施設の予約に使うとか言っていた茶道部のHさんに連絡しなくちゃ。

‥‥おかしいなと思って、ちゃんと正しい年齢で登録しといたってさ。
しっかりさんだね。


『H.P.ラブクラフト アーカム』(追加資料集)購入。
さいきん全集を読んでいたのでつい。主要な作品の舞台である架空の都市アーカムを詳細に解説したもの。 TRPG「クトゥルフの呼び声」(最近は名称違うみたいだね)で遊べる追加資料集だ。 もちろん地図もあるし、有名人もミスカトニック大学も紹介されている。
‥‥しかし、知っていたけど、この街ロクな連中がいないなあ(笑)。

2日(土) 「栗鼠はりすって読むんだよ!」

東京国立近代美術館
いい加減、出かけるスポットも思いつかないので、 まずガイドブックを買って決めることになった。
ぼく「じゃあ銀座の何処かに‥‥」
相方さん「竹橋の近代美術館にしよう!」
という、息の合ったところをみせて場所が決定。もちろん近代建築が目当てだ。
皇居周辺には英国大使館もあり、写真を撮っているとなかなか進まない。 目的の美術館の建物は敷地ない撮影がだめなので遠巻きに撮影することになった。 ちなみにぼくはカメラを忘れた(笑)。
展示も眺めたけど、そう小難しい美術ではなくて助かった。

その後、歩いて神保町の方も散策。二人ともやたらと本を購入したなあ。

『Viewtiful JOE』(アニメ)
ボスとの決着をつけて(これもなかなか魅せる)、愛しのシルビアをついに取り戻したジョー。
その後、シルビアはゲームと同じく「シビれる女」セクシーシルビアに変身!
しかし、強敵があってこそのヒーロー。え、もしかしてもう1クール続くの?

『火吹山の魔法使い』(文庫)
伝説のゲームブックが大手の扶桑社から復刻。中身は初代の社会思想社の教養文庫版と基本的に変わらないので、 「修道士カドフェル」や「奇妙な論理」みたいに、今は亡き教養文庫の資産が他社から出たという捕らえ方が正しいのかもしれない。 原書のイラストをきちんと収録しようという姿勢はおみごと。 書店で普通のコーナーに並べられているとありがたいんだけど。