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登場人物
わくわく冒険日誌 2003

“パンデモニウム、サンチーム、カロリニウム”の
8月


〜混沌の勢力を肌で感じつつある今、少しロウ側に天秤を傾けたいと感じたときにどうぞ〜


31日(日)

キャプチャデータが貯まってきたのでハードディスクを購入した。 どうも同じ容量でも値段の幅が大きいけど、駆動音とかキャッシュメモリの容量で違いがあるようだ。 うーん、ここは値段を優先してみよう。

使ってみれば特に気になる点はなし。 きっと今までのハードディスクも同じような感覚で選んでいたからだな(今までのも性能が悪かったってこと)。

お店で見かけた京セラのJava端末PocketCosmoが気になる。 でも、企業用なのでちょっとユーザが少なそう。 つまり、アマチュアのソフト作家さんを頼れないってこと。 もともとアプリが基本的なものしかないので辛いかも。 でも面白そうだなあ。

アシモフの短編集「変化の風」読了。 ダジャレ好きなアシモフの一面がかなり前に出ていた。

PcoketCosmo公式サイト

30日(土) 「遥かなるバルスーム」

火星を見るため、近くのデパートで催されていた、「火星を見る集い」に参加。 最近宇宙づいている相方さんが見つけてきてくれたのだ(もともと内に潜在していたよーだ)。
残念ながら今日は、薄い雲のヴェールがかかっていたので、 望遠鏡で見た火星はちょっと大きな光の円に見えた。

でも、デパートの屋上は親子づれやら、カップルやらで大盛況だ。 火星ブームあなどりがたし。ちょっとだけプラネタリウムも見られたし、楽しいねー。

29日(金) 「アテナ・ザ・サイコソルジャー」

個人作成のWoderWicthゲームで、BGMがフルボイス(つまり人の声だね)だというパズルゲームを見つけたのでやってみた。 ボーカルは三面のBGMらしいので、がんばってみる。 おおっ、本当だ!WonderSwanが歌っているよ。 性能と容量を考えると大変だったろうなあ。 市販ゲームといれて考えても携帯ではめずらしいと思う。 マリオも「マンマミーヤ!」とかしゃべるだけだし。

しかし、歌ってくれる人を見つけるのも大変だと思う。 このゲームはどうか知らないけど、ときどき声優さんのたまごの声を使っているアマチュア作品を見る。 やっぱ人脈は大事だな〜。

28日(木) 「サーラ・ストライクス・バック!」

茶道部にはきちんと行けた。
うむ、ブランクの割にはお手前がさらさらと出来ていい感じだ。

昨日買ったRole&Role誌を読む。
リプレイ特集なだけあってリプレイたくさん。 RPGamer誌がかつてのウォーロック誌のようなテイストなら、こちらはコンプRPG誌に似ているかな。 それはさておき、今回は山本弘氏の「サーラの冒険」の新作短編が掲載されているのが最大のウリ。 作者が恋愛時期に書いたという、くすぐったいような恋と冒険のライトノベルだけど、その情熱が落ちつくと共に(?) 長らく中断していた。で、どうかなと思ったけど、今回の短編もまだまだくすぐったさは健在だった。いいぞ!

27日(水) 「たまにはそれらしい話題も」

パケットの中身がわかるソフトを見つけたので、WonderSwanにつないで、 どんなデータをやりとりしているかチェックしてみようと思い立つ。 バンダイの通信サービスは終了しているけど、確か他社のなら大丈夫だったような気がする。
えいえい。
あ、このゲームもやっぱりだめなんだ〜。 自作ゲームの参考にしようと思ったのに、残念。

今日の王立科学博物館:
あ、また出た。すみません。「ロケットの夏」計五個は勘弁してください‥‥。 01と02なんか出たことないしなあ。

26日(火) 「俺たちに出来ないことを平然とやってのける」
(「ジョジョの奇妙な冒険」より)

「『ぷっ』すま」
永井大くん、アンタやっぱヒーローだよ‥‥。

→最近ひそかに読みなおし中なT&Tページを結構修正

25日(月)

朝の「めざましTV」では夏休みの軽部アナのピンチヒッターとして、 なんとえなりかずき君が抜擢。大胆だなーと思いつつも。 おお、完璧だ!読みだけでなく、やりとりやら、ピンチ対応など、なぜか貫禄を感じてしまう〜。 一方、この番組、最近テロップの表示にやや間違い多し。

24日(日)

うう、ビデオ、予約はしたけどテープセットし忘れていたよ。 大事な回に限ってこれだ〜。

ソードワールドリプレイ「走れ!神秘の大森林」読了。
いやあ笑った笑った。あの幻獣がこんなに騒動の可能性を秘めているとはね。 それはさておき解説の柘植さん、そういうことはバラしちゃだめだって。 次回のQ&Aあたりどうなるかな。

今日の王立科学博物館:
もう食玩の中身売っているところで買うよ!と出かけたのだが、買う人も多いらしくお目当ての01番「スプートニク・ショック」がない。 で、普通に購入したら09番シークレット「フォン・ブラウンの夢」が出てきた〜。ちょいと地味だけどね。

キュービック・ロードランナー(ゲームキューブ)
見た瞬間に「あ、面白い」と思った一作。
あのなつかしの「ロードランナー」を3Dにした一作で、ハドソンのリメイクシリーズ第一弾になる。 同作のリメイクはその昔パソコン用で発売されたりしたけど(平面のまま豪華グラフィックと追加アイテムなど)、 キュービックはルールはそのままに、縦横高さ(キューブ状)にフィールドを広げている。 このため、ゲームルールはそのままでも奥行きによってゲーム展開は一味違うものになる。リメイクとしてはこちらの方が上手。 さすがファミコン版でこのゲームを爆発的に知らしめたハドソンだ。

フィールドは28×15から10×10×10になった。 立体になって空間把握が必要になったから、一辺を小さくしたのはナイス判断だ。 あと、もともとロードランナーはパズルだけでなく、ステージによってはロボットと追いかけっこをしたり、 結構適当なステージもあったけど、その感覚もそのままになっている。

最後に、原作者のダグラス・E・スミスの名前がちゃんとテロップに表示されるのにも好感度大。 パッケージの「おやこであそぼう」というのには軽いショックを受けたけど(笑)。


公式サイト


23日(土)

ドライブに行くけど、渋滞に巻き込まれたり、ちょっと思ったよりも遠くて途中で断念した。 またリベンジだねー。まあ、旅行は過程とかを楽しむタイプなのでそうがっくり感はないのだけど。

今日の王立科学博物館:
あー、今日もハズレだよ。実のところ相方さんの方が集まっているのだ。 月球儀もらったし。
「これ、シークレット(リストにないやつ)はないの?」
うう、詳しいねー。多分ないんじゃないの?
(これが間違いであるのを知るのは次の日であった)

21日(木)

献血の調査結果が届いた。 血液型は合っていたようだ。 血液の各成分などのステータスはすべて中庸。まあ、問題はなさそうだ。 よしよし。

今日の王立科学博物館:
あと二つなんだけど、さすがに同じモノが出てきた。あうあう。 気がつけば、相方さんもあと二つらしい。ま、負けそう。

20日(水)

「月をめざした二人の科学者」(的川泰宣) 中公文庫
図書館で借りた。「王立〜」の05でも紹介されている一冊。 あ、この本も的川さんなんだ。
やはり語りが上手いのでとても面白く読めてしまった。

「ロケットの父」フォン・ブラウンと、スプートニクから有人宇宙飛行までソヴィエトの宇宙開発を丸ごと背負っていたセルゲーイ・P・コロリョフ。
お互い異なる陣営で、ロケットを宇宙に飛ばすために人生を費やした二人の科学者がいた。 あるときは政府の圧力に屈して、あるときは巧みな機転を利かせて突き進む。 胸にいだくのは「ロケットを宇宙に送りこみたい」というその一念だけ。 宇宙を切り開いた黎明期の科学者を裏表きちんと描いている。


19日(火)

昨日は「王立科学博物館」の発売日だと言うのに、近場のコンビニはどこもなく、 ふくれっ面だった。 でも今朝はあった〜。早速二個購入だー。 実はこの企画は、食玩のマーケットを利用して出版物を出したらという挑戦でもあるらしいので、 添付されたシートは「本誌」と呼称されている。 しかし、この本誌はすごい豪華だな〜、入魂の中身は言うまでもなくこの豊富な図版は何?。

熱っぽく語ったせいか、相方さんもひとつ購入した模様。よしよし。

王立科学博物館(公式サイト)

18日(月)

両腕にある献血の痕が、とってもアブナイ人に見えてしまうので、 一応献血カードを持ち歩くことにした(笑)。誤算だったぜ〜。

→T&Tのハウスルールをちょっと変更

17日(日) 「ΦΧΔΨΩ」

あきぼんさんに誘われて、仮面ライダーの映画を観に行った(←口実)。 待ち合わせが上手く行かずに立ち見になってしまったが、期せずして舞台挨拶もあり、 多いに満足した。

その後、あきぼんさん家におじゃまして昼食をたかる。 物憂げな午後。波留子さんはシエスタ中だ。少しは恩を返すべく、ぐりんちゃんの相手をする(いやまあ、そんな理由がなくとも可愛いから遊ぶけど)。 「だー」とか「ばーばーばー」とかしゃべりはじめている。歩けないけど立てるようになったぐりんちゃん。 順調に成長しているね。

このとき「ロード・オブ・ザ・リング」のカットされたシーンを見せてもらったけど、 この作品は、DVDでちょっとずつ観るような見方が合っているのかもしれないな〜。 あと、ガンダルフが指輪の誘惑にかられるビルボを恐がらせる場面があるけど、AFFの呪文<光る眼>とかはこんな場面を想定しているのかなあとかちょっと思ったりして(細かい話だ)。

結局、夕食までごちそうになって帰った。 すいません‥‥

仮面ライダー555 バラダイス・ロスト
爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE アバレサマーはキンキン中! (邦画)
いつもよりプラスαのアクションを!という期待に見事応えてくれた二本。 アクションに関しては「アバレ」の方は特にしっちゃかめっちゃかで楽しい(やっぱりみんなライダー目当てだろうけど、ぼくはこっちもかなり期待している)。 クライマックスの必殺技は燃える! 三十分なんだからもうちょっとジェットコースタームービー的にずんずん進めばよかったかな。 でも「去年の劇場版ハリケンジャーと同じ話かよー」と思わせつつ…というのはOK! 最後に見事に笑わせてくれて、次につながるのだ。

ここ数年、劇場版仮面ライダーは、「いち早く新形態に!」「最終回先行上映!」のようにそそる要素を見せつけて劇場に足を運ばせていた。 「ファイズ」もそれを踏襲しているけど、今回は御褒美がすごい〜。 二つはびっくりすることがありそう。 キャッチコピーの「一万人のライダー部隊!」「帝王のベルト!」で注意をそらされたなあ。 いやあ、見事な戦略。
アクションというかライダーバトルに関しては、ちょっと力推しなところもあるけど、 TV版では小競り合いが多くて結構ストレスが貯まるので、ここはよいでしょう。 クライマックスの大技よりも、ライダー部隊に放つあの技が印象的。
そしてやはり、一番に評価したいのは、TV版と比べて時間が経過しているので、きちんと各キャラクターが成長していること。 それぞれの関係は微妙に変化し、個々の意志はたどり着くべきところに着いている。 去年の「龍騎」で不満だったこの点がきっちり克服されている。

最終回のその後ということだけど、TVシリーズの結末がつながるかどうかは、 まあ、これから決まることだから考えない方がよいと思う。

しかし、もう一回観たいね。

舞台挨拶!

あれ、終わりじゃないの?え、舞台挨拶?ラッキー!
登場したのはアバレンジャーの面々こと、 伯亜、三条、樹、アスカ、仲代、映画ゲストの王女さま役の人。
うぉぉ本物だ! 「ファイズ」ネタとか、なかなか手慣れたトークで楽しませてもらいました。 三条さんは役と違ってかなり陽気だった。 あと、やはりお子達がいると会場は盛り上がるね。


16日(土)

初めて紅虎餃子の鉄板餃子を食べる。 棒状で、皮を完全に包んでいないという珍しいしろもの。 なかなか美味だった。

15日(金)

血液型を確認したいので献血をしてみた。
知らないわけではないけど、 母子手帳に鉛筆でぞんざいに書きなぐってあるだけなので、いまいち信用できないのだ。 あと、「たまには血を抜いたほうが新しい血ができていいかも」という茶道部Mさんの言葉に、 なるほどと思ったのも理由のひとつ。極めて自分本意だなあ。

もうちょっと脱力感があるかなと思ったら、特に変化はなし。 そんなものかなあ。詳しい結果は後日郵送だそうだ。

夜。きのこづくしな居酒屋「きのこのこ」に行った。 メニューにはどれも「きのこの〜」とか「椎茸の〜」という文字が入っている。 珍しいきのこもまざった、炭火焼がおいしい〜。

「海洋堂の発想」「海洋堂クロニクル」読了。

13日(水) 「スプートニクが恋人」
(村上春樹「スプートニクの恋人」より)

「宇宙に取り憑かれた男たち」(的川泰宣)講談社α文庫
そろそろ発売される「王立科学博物館」に備えて予習しようと買ったもの。 最初は推奨図書の「月をめざした二人の科学者」を考えていたけど見つからなかったのでこの本になった。 空を飛ぶ乗り物が月に行くロケットになるまで、幾多の人々の即席がわかりやすく記載されている。 向井さんの話もちょこっとあるので「男たち」ってのはどうかな。

科学史を見るときは見落としがちなソ連の科学者たち。 宇宙開発においては先駆者でありとても無視できないのを確認。 アポロにかける宇宙飛行士たちのドラマもひきこまれる。映画になったアポロ13号もそうだけど、 その次のロケットもまた泣けるドラマがあったんだな〜。

余談。この本でちょうど二宮忠八のところを読んでいた時期に「明日のナージャ」でも彼が登場した。 ちょっと驚き。


12日(火)

「キャッスル・フェルケンシュタイン」(TRPG)が発売されたので喜んで購入する。 中身はこれから熟読するのだけど、ちらっと見たら、これ最初から最後まで「旧仮名づかい」風なんだよな(〜のやうに〜てゐた)。 雰囲気重視なのはわかるけどちょっとやりすぎかと…。

11日(月)

夏休み最後の日。 日焼けのせいで思いきった行動ができない〜。 ビデオチェックと買ってきたマンガ(←動けるじゃないか)を読んで過ごす。 まあ、もともと旅行の疲れをとろうと思っていたしいいかな。

「子連れ狼」を観る。
げ、乳母車にそんな秘密が(笑)!知らなかった〜。

10日(日)

前日の雨は嘘のように快晴。朝五時あたりからすでに暑い。

弓ヶ浜海水浴
何年ぶりかな。ボートで波を乗り越える(乗るのではない)のはなかなか楽しい。 あっという間に時間が過ぎた。 しかし、このときの日焼けがひどいことになろうとは・・・・。 UVカットのクリーム、持ってきたのに宿に忘れちゃったんだよな。

天城トンネル
オフロード車でなければ行けない山道を1.8キロメートルも歩いて天城トンネルへ、 途中にあるわさび園から漏れ出している水はほんとおいしかったなー。 トンネルは通過中にいきなり電灯が消えてあせった。 その他浄蓮の滝にも行く。

9日(土)

屋久島には行けなかったので伊豆旅行に行くことになった。 メンバーは次のとおり。

   Bくん計画立案者。屋久島がだめになったのでちょいとがっかり。旅行はあちこち派
   Sくんアンデス音楽を操るデジタル主義純情派、車の持ち主。旅行はゆったり派
   Hくん伊豆旅行の提案者。細かい交渉役。旅行はあちこち派
   RJ「ジュラシックパーク」のマルカム博士のように、口は出すけど事態の解決には役に立たない。旅行はゆったり派

バナナワニ園
インパクトある名称で有名な、ワニその他と熱帯植物を見せてくれる動物植物園。 子供の頃行ったような気もするけど、覚えているはずもない。 着いたときは、あいにくの土砂降りに加えて、閉演時間ぎりぎりだった。 でも、なかなか面白かった。 微動だにしないワニたちを見物して、 ちっちゃいワニに触れるコーナーでうろこの硬さを確認したりした。 はたまた奇妙な熱帯植物を見学したり。

民宿 川崎屋
いきあたりばったり旅行のお宿。 このあたりの民宿は観光協会を通さないといけないようで、 わざわざ個別に探さなくても便利な反面、観光協会に電話が通じないと何もできないという問題も。 そんなこんなで紹介されて宿。 なかなか、感じのよいところだった。いろいろ頼んですみません。

8日(金)

というわけで待ちに待った屋久島旅行。 台風の接近で飛行機が欠航になり、旅行はキャンセルということになってしまった〜。 親から茶道部の先生まで、周囲に言いふらしていたのに、どうしよう!
(いつぞやの幻の韓国旅行のようだ)

まあ、空港まで行かないうちに判明したのは助かったかな。

7日(木)

旅行前に百円ショップでひみつ道具を仕入れる。 何が役に立つがわからないからな〜。 百円であることを忘れなければとても便利。 大体、一般の高い商品だって別に値段相応の耐久力や信頼性があるわけでもないしね。

茶道部。
珍しく早めに顔を出せた。 Iさんはさらに早く来て盆手前を練習している。もう、ほとんどマスターしつつあるようだ。 (しゃかしゃかしゃか)  ううっ、このクリーミーなたて具合は何?

一方こちらは洗い茶巾のお手前に挑戦。

「百鬼夜翔 黒い蟲のざわめき」
共通世界短編小説シリーズの最新作。
前作のラストが衝撃的だっただけに、それをどう引きずるのかが、 読む人の一番のポイントだったはず。 しかし実際は、それとはあまり関係無い最後の表題作が一番よかったなあ。

その内容はおいておくとして、百鬼メンバーの中でも使いにくい二人を見事に活躍させている点と、 年月を経たキャラクターの性格が微妙に変わっているのがおみごと。 清松作品の評価が結構アップした。


6日(水)

あれ〜、昨日のハリーハウゼンの「シンドバッド七回目の航海」のラスト10分の映像が変だよ〜。 雷雨のせい?きーーっ!

5日(火)

サンシャインで開催されている 「世界おもちゃ博物館」なるものが面白そうだったので、相方をひっぱっていった。 かの地はさまざまのイベントに満ちていて、かなり混み合っていたのだが、この展覧会があるホールは、 かな〜り奥まった場所にあり、ほとんど人が訪れない。ちょっぴり不安だった。

なんでも閉館したロンドンおもちゃ模型博物館のおもちゃをバンダイが所有していて、 おもちゃハンターの北原照久氏がプロデュースした企画のようだ。 まあ、そんなことはともかく。 蒸気機関の車や機関車、消防車などのおもちゃが多数展示されていて、もうにこにこ顔だ。 その手の本でもなかなか写真にお目にかかることはないので、 おもちゃという形でお目にかかれるとは、かなり意表をつかれた。

ここでもパンフが二千円なので買わなかった。買っておけばよかったかな〜。

腹いせに近くの輸入雑貨コーナーで購入したスチームロコモティブのえんぴつけずり。 300円。安い!


そのあとは多摩川花火大会へ。 早めに多摩川の河原に陣取ったのだが、雨がぽつぽつと降り出した。 しばらくすると明らかにどしゃぶりになったのに、 未だ中止のアナウンスはなし。 自主判断で切り上げたけど、ばんばんと音が聞こえてきた。本気かい? →顛末

ま、そんなわけで、相方さんを部屋にご招待して、小宴会を催した。 これはこれで楽しかったからよし。あ、そこの引きだしは開けないでね〜。


4日(月) 「現場に正義を 接待にモナカを」
(「踊る!大捜査線 The movie 2」コピーより)

「踊る!大捜査線 The movie 2」を観た。
いやもう面白いなあ〜。喜怒哀楽がひととおり引き出された。 ネタばれなしで語るのは難しいけど、ひとことで言うならば北村総一郎オン・ステージ。 織田裕二もラストシーンは見事にキメてくれる。 ここ最近観た映画の中でも、全体的に退屈する場面がない稀有な作品だった。

今週はNHK-BSでハリーハウゼン特集。 DVDが買えなかったぼくのための救済措置としか思えない。 でも、時間が夕方のアニメにちょこっとかかっているのだ。大ピンチ!

3日(日) 「ダブル・フィニッシュ」
(「爆竜戦隊アバレンジャー」より)

猿島(旧陸軍の要塞だった島)へ旧跡散策へ行こう!ということで、 相方さんに引きずられて横須賀から船で出発する。 いやあ、今日が祭りの日だったとは誤算だったなあ。 駅から桟橋までの道のりは混みまくっているよ。 たどり着いた島は、海水浴やらバーベキューやら人が群がっていた。 残念なことに、要所が工事中だったので行けるところはたいしてなかった。 にもかかわらず、かなり疲れた〜。体力の無さを痛感。 来るべき屋久島旅行は大丈夫か?
でも、ひんやりと暗い回廊なんかは軍部の基地の雰囲気が出まくっていて恐かったなあ。

本土に帰ってきた後、横浜のスカイビル上にあるスカイスパで汗を流す。 初期料金で五時間まったりできるんだけど、男女は別れたままでないとだめみたい。 そりゃ困る〜。

アシモフのロボットミステリもの「はだかの太陽」を再読・・したつもりだったが、 これ初めて読んだような気がする。シリーズ他の作品と比べて、ちょーっと納得行かないなあ。

2日(土) 「鷲は舞い降りた」
(「王立科学博物館」より)

実は現在夏休み。
ちょっと前にも行ったけど、相方さんをひきずって国立科学博物館に行った。 「大江戸大博覧会」目当てなんだけど当日、 駅の広告はタイムリーな「地震展」になっていた。 大丈夫かなあ〜と心配しつつ上野駅へ。 おお、まだ開催されていたか。

知られざる江戸時代のテクノロジーを紹介するこの企画。 からくり人形やエレキテルはもちろん、医術書や薬、見世物箱などなど多岐に展示されている。 十九世紀末ばっかりじゃなくてちょっと幅を広げようかなあと思ってたんだけど、いや〜疲れるくらいてんこ盛りだなあ。
パンフレットを買おうかなあと思っていたけど、二千円という値段にちょっと迷って買わなかった。後悔しそうだな。

「王立科学博物館 collection X1」 岡田斗司夫/海洋堂
これから食玩としてタカラから発売される前に、monoマガジンの特別付録でお目見えしたもの。 実は模型と一緒に入っているであろう小冊子が本誌とのこと。 これは、正統派な科学ものを、そして宇宙にもっと興味を、という企画者の熱意で始まったらしい。 たしかに、「王立科学博物館」というタイトルだけでドギューンって感じだ。
これは第一弾なので本誌がmonoマガジンに入っていてまだよくわからない(アポロの宇宙飛行士へのインタビューやら、月着陸に関する頭の悪いヨタ話を粉砕する山本弘氏の記事やら多彩だけどね)。 実際に店頭に並んでから判断だな。 オマケの模型はちょっと小さいけど、縮尺を正しくしたせいかな。 操作船と月着陸船に加えて、リアルな月面の台座があるのだ。凝っているぞ。


1日(金)

だんだんタイトルも苦しくなってきた。今年いっぱい持つかな・・・。

「解放された世界」H.G.ウェルズ
世界を変えたかもしれない一冊。 四割がSFで残りは思想小説だ。 二十世紀初期のこの小説は、世界で最後の大きな戦争の始まりと破壊。 そしてその後に成立した世界政府の成立までが描かれている。

思想と理想の部分はちょっと長いものの(多いに納得できるが)、物語の部分は迫力ある構成で面白かった。 大衆に新しい主義主張を訴えたい人は、まず小説にそれをあらわすというのが歴史では何度かあるけど、これもそうなんだろうな。