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登場人物
わくわく冒険日誌 2002年

“まず動かないと始まらない”の
1月


〜ただ漫然と毎日を送ってしまうときにどうぞ〜


31日(木)

最近ちょびっと腹筋をしている(鍛えているとは言えない)。 今日の「ワンナイ」はそのおかげで危うく持ちこたえた。 いやー笑った笑った(琉球ネタの方ね)。 この番組もちょっとマンネリかなという気がしていただけに、 今日のように新しいネタでがんばってもらいたいな〜。

29日(火)

お仕事を急ぎ切り上げて「ドラキュラ崩御」「ソードワールドリプレイ」「魔法戦士リウイ9」「百鬼夜翔リプレイ」 と、ぼくを待っているはずの本たちを迎えに近場の書店へ。 しかし、残念ながら「ドラキュラ崩御」しか入手できなかった。その他はどうも延期みたいだ。 とほほほ。

27日(日) 「それは愛しのトウルビヨン」

朝からお天気がすぐれないので、健康面も考慮して本日はスキーはやめた。 四丁目さん、大将さんもパス。残りのメンバーは雪山に無謀な戦いを挑むのだった。 まずい選択だとは思わなかったけど、その後で、まいたけ天ぷらと一緒に飲んだビールは (運動しなかったので)普通の味だった。これは残念。
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「仮面ライダーアギト」 最終話
オープニング。 炎のパンチでタイトルが浮かび上がるという格好よい幕開け。

クライマックスのひとつ、エルロードとの戦闘はそれぞれ今までにない 武器や必殺技を見せてくれて、いままでのもやもや感を昇華させる。 BGMも「Believe Your Self」だし、必殺技もシャイニングカリバーではなく、 縦型紋章二枚抜きのライダーキックだ。ここはサービス精神たっぷりで、 楽しませてくれる。謎の青年を追うアギトは「おまえ、いつもそんな手で逃げられると思うなよ」 という翔一君の意地っぽくて、その後の大胆な省略も許せてしまう感じだ。

残り時間はたっぷり使って登場人物それぞれのその後を描いている。 このエンディングは悪くないな。前話までの警視庁内の陰謀の結末は、このシーンを見て考えてくれということかも。 人はアギトの可能性を信じて、アンノウン保護法案は立ち消えになったと考えてもいいし、 「アンノウンに備える」を名目に、増加するアギト抑制のため、 機動刑事を大量投入するようになったと考えてもいいわけだ(おい、後者の方がなんかつじつまあっているぞ)。

26日(土) 「今は君に光はあげられないけど」

早起きして石打丸山へスキー旅行に出発。 いつもの波留子一派のメンバーだ。 初めてのファンスキーに挑戦するも、もうへろへろだ。 そのあとは「ボナンザ」をしつつ、どんちゃん騒ぎをして就寝。 →詳細

「MISTERジパング」 8巻(最終巻)
最終巻をむさぼるように読む。打ち切りなんだろうなと思うんだけど、 きれいにまとまっていて、苦しいなと感じることはほとんどない。 結末は個人的に大好きな、「冒険はまだ終わらない」という方向で、 読みながらこうならないかな〜という期待通りでとても満足だ。

25日(金)

明日の旅行のための準備も大体終わり、後は早目に寝るだけだ。 しかし持っていく本の選択にやはり時間がかかるのであった。 ひとつは疑似科学を斬る名著「奇妙な論理II」でいいけど、 もひとつゲーム関係の本は何にしよう‥‥ああ、困る。
よし、明日選ぶことにして寝よう。

深夜起きるとJUN2さんから携帯メールが入っていた。
豆まきカードゲーム「ボナンザ」を忘れないようにとの忠告メールだった。

23日(水) 「成瀬川とイチャイチャできるなんて夢のようだ」

「ラブひな」 14巻(最終巻)
偏差値48からすてきな彼女を手に入れるまで、14巻を駆け抜けた「ラブひな」もついに最終回。 最後のテーマは、欲しいものを手に入れてしまった彼女に襲い来る不安さをいかに吹き飛ばすか。 さあ、いざというときのために景太郎&なるのクライマックスの語りを覚えておこう!
大丈夫、女の子は普通このマンガを14巻までは読めないからばれないハズだ。 それはすでに証明されている(サンプル数3人)。
‥‥少ないぞ。

22日(火)

とぅるるるるる。内線がかかってきた。
RJ「はいRJです」
書記さん「えっ、えっ?誰だかわからなかった〜」
ふ、どうやら無意識の内に声色の方で応対してしまったらしい(←ばか)。

20日(日) 「心理学者には絶対服従さ」

朝早く起床。
本日は茶道部の初釜(たぶん、あけましておめでとうお茶会のこと)。 そして、ぼくは袴姿での初お目見えだ。 着物センターで着せてもらい、電車で開催場所まで行かなくてはならないのだが、 早朝とは言え、電車内で何気なく将棋指しみたいな人間が突っ立っていたらとても目立つのではないか心配でならない。 しかし、どうも本人以上に周囲の人が期待しているらしく、いまさらやめるわけにはいかない。

センターのお姉さんに着せてもらっている最中に鏡を見ると、あまりに落語家風で自分で笑ってしまう。ぷぷぷ。

覚悟を決めて電車に乗る。特に目立つ反応はなし。
「なにあれ〜」「神の一手とか指す気なんじゃない〜」とか女子高生あたりに噂でもされないと、 日記のネタにならんぞ。しかし、駅で降りるとき、幼児が「ちがう服来てる〜」とか至近距離で指さしてくれたので、「おうよ」と答えておいた。

いざ、初釜となると、キモノイドRJは割と評判がよかったのでほっとひと安心。
今回、波留子さんは、炭手前(たぶん、炭を炉にくべるお作法)をするという大抜擢を受けた。 日ごろのまめなお稽古のたまものだ。

しかし、本日のお茶事がゲストが多かったなあ、 ほぼ正式メンバーなあきぼんさんに、容赦ないMさん(声:三石琴乃)と、その旦那さんと赤ん坊。 ひまひま人妻ないこさん。MさんJrにはあまり気に入られなかったようだ。むー。
いこさんはRJを見物に来たとのことだが、真実はわからない。とりあえず、嬉しいのでいろんなポーズをとって写真を撮ってもらった。

お茶会も、最後の方になると結構着慣れてきた。そんなに寒くないし。
帰りは部長さんに車で着物センターまで送ってもらった。どうもです。

なぜなに問答:
あきぼんさん「茶道を英語で説明するにはどうしたらいいのだろう」
ぼく「手前ってcombinationですかね?」
サーチしてみると茶道(Tea ceremony)のための「エチケット」とか「手順」(procedure)とかが普通らしい。

「007 ゴールデンアイ」(洋画)
はははは、ボンドの乗った戦車が街中をどかどか破壊しつつ、敵の車を追跡している〜、 「バカが戦車でやってくる」(だっけ?)みたい〜カッコいい〜。
でも全編ノンストップアクションで本当に楽しめた。 007 vs 008というシチュエーションもやっぱり燃えるし。

格言「お前が持っているのは殺しのライセンスだ、道路交通法は守れよ」

19日(土)

ひさびさ神田へ行く。 あれ、「100年前のロンドン」って千円だったっけ?渋る値段じゃないよな〜。 買っておこう。19世紀のロンドンの街並みを現存する写真で紹介している(ゲーム的)資料的価値の高そうな本だ。 しかし目的はそれではなくて、スキー用の耐ショック用グッズを購入するためなのだ。 う〜ん、なかなかよいのがない。

アニメ版「ヘルシング」も最終回をチェック。
始まった当初は「トライガン」ふたたびというのを期待していたのだが、 第一話はともかくそれ以降はいまいちぱっとしなかった。 原作とぜんぜん違う方向とたどっていったのは別にかまわないから(そうせざるを得ないでしょう)、 もっとアニメらしいアクションに次ぐアクションがあればよかったなあ。

18日(金)

「ミッション・インポッシブル」をまた観た。う〜ん、何度観てもいいなあ。 序盤の緊迫感がまたたまらない。必要とされなくなったスパイの嘆きというところは 「METALGEAR SOLID」(ゲーム)とかも彷彿とさせるね。 フィクションのテーマのひとつとして、とても魅力的な設定だ。

16日(水) 「北條くんは出ていないから、この話、わからないと思うけど」

「TVBros.」誌のアギト最終回は近いぞ特集(←勝手に命名)。
山崎潤(北條刑事)と藤田瞳子(小沢管理官)の焼肉屋での対談記事がすごく面白い。 オチまでついているし。
あと、この間は「もう一度アギトの役をやるなら北條刑事がいい」とか言っていた 主役の三人がまるっきり違う事言っているのが印象的だ(笑)。
新番組「仮面ライダー龍騎」の記事は読み飛ばし。

その夜。せきのじ先生からメール。
「TVBros.によると龍騎は○○○○○○なんだって〜」
やめてくれ〜(笑)。

15日(火) 「過ぎてく時間は恐くない」

TVにて。
ロンドンブーツの赤い方が、黄色い方のオンチをからかって、
「こいつ、『声を聞かせてください〜』って歌詞なのに声出てねぇの」
とはしゃいでいた。
もしかしてその歌、「千年女王」(アニメ)の主題歌?

14日(月)

眠い目をこすって今日こそ「ヴィドック」を観にいく。 この映画館は1時間前に切符買わせおきながら、開始前に並ばせるから嫌だ。 でも近場ではここでしか上映されていないので仕方ない〜。
この冬には3つの注目映画があって、
「ヴィドック」「フロム・ヘル」「ジェヴォーダンの獣」だけど、どれも歴史+アレンジを加えた作品なのだ。 とりあえずそのうちのひとつをクリアしたことになるな。

夜、今日の鍋はなかなかよくできた。よしよし。 それはともかく、本日で稲垣くん復帰。メンバーのフォローがやさしいなあ。

ヴィドック(映画)
――犯罪者あがりの探偵として名高いヴィドックが死んだ!? 革命の雰囲気高まる1830年のパリにこのニュースが飛び交った。 そんな中、ヴィドック&ニミエ探偵事務局に飛び込んでくる青年エチエンヌ。 ヴィドックの伝記作家を自認する彼は、ヴィドックの手がけていた落雷による人体発火事件の跡を追うことを決意する。

フランスに実在した、世界最古の探偵とも言われるヴィドックを主人公に、 謎の鏡面の怪人の事件をぶつけた作品。
肝心の映画は見事な映像美だった。19世紀あたりを舞台にした作品はもともと好きなんだけど、 建物や街などが全編セピア調で展開される。CGともミニチュアともつかない街の全景が現れるシーンや ゴミゴミした下層民の街角がお気に入り。 「悪徳の館」のようなちょっと下品なオブジェとかはデートで来た若いカップルとかにはちょっと面食らうかもしれないけど。 主人公ヴィドックもそのでっぷり感と機敏さタフさがヒーローとして魅力的だ。 物理法則を無視する反則な鏡面怪人との格闘シーンはひとつの見所。


13日(日) 「キャンバスに広がるバニラ色の空」

「ヴィドック」を観ようと出かけるも、そこでは上映されていなかった。 ふと見ると、「ハリー・ポッター吹替え版」がまだ座れるらしいので、ぎりぎり駆け込んだ。 よかったところはスネイプ先生の低音がすばらしいのと、ハーマイオニーがかわいいとか、 別にしても原作から採用したところと切り捨てたところの選択具合がすばらしい。 わるかったところは、ちょっと固有名詞の発音がはっきりしないのと、子供向けには尺が長いという点かな。 どちらもそこらの子供の反応から感じた。まあ、前者は後ろの席だからかもしれない。
そのあとは、ぼくの連休の暇具合を見かねた友達が「バニラ・スカイ」に誘ってくれたので、 こちらも見る。わからないところもあったけど、2月上旬にはWeb発表してくれるらしい。 助かるね。 その後はお食事をして話し合ったあと帰宅の途につく。

バニラ・スカイ(映画)
――出版界で財を成した父の基盤を引き継ぎ、何不自由なく暮らすデイビッド。 彼にはジュリーという寝るだけの“友達”がいたが、 誕生日記念パーティで出会ったソフィアに惹かれはじめてしまう。 思い余ったジュリーはデイビッドを乗せた自動車で心中。 デイビッドは一命をとりとめたがその顔は醜くなってしまう。 ふてくされるデイビッドにもソフィアは戻ってきてくれるのだが、 その頃から彼の世界は徐々に狂い始めていくのだった‥‥。

もともとあった映画「オープン・ユア・アイズ」をリメイクしたものらしい。 こいつはなかなか気を持たせてくれる展開で、謎のシーンが頻繁に挿入される。 「アギト」や「笑わない数学者」と言った謎を提示しまくる同種の作品に触れているせいか、 このままわけわからないまま終了するのでは、といった危惧もしたけど、 きちんと結末はつけてくれた。似たアイデアの作品はいくらでも挙げられるけど、 ちょっぴりの物悲しさが納得の読後感を感じさせてくれるのだった。
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10日(木)

シエスタを誘う昼下がり。書記さんたちがお茶を切らしてしまい困っていた。

RJ「売店に100個パックが売っていましたよ」
「あれすごくまずかったでしょ?だからみんなに配ったら結構はけたのよ」
RJ「‥‥」

おいしかった、とは言えないRJであった。
あのお茶はほとんどぼくがもらいました、とも言えないRJであった。
要は煎れ方だい(たぶん)。

8日(火)

朝、部屋の掃除をした。押し入れの扉は開けられないが、なかなか片付いた。
夜、ニュー本棚が届いていた。掃除したばかりなので、組み立てスペースが確保できて ラッキー。今度のやつは、そこそこ頑丈だと思う。倒れてこないかどうかが心配。 でもちょっと本が多すぎるかなあ、やっぱし。

6日(日) 「お気に入りの帽子だったのによぉ」

部屋を多少片づける。やはり本を無理して処分する必要がありそうだ。 新本棚が届くまで待たなくては。 ぶらっと出かけて帰ってくる。

年末放映されていた、 「ナディア・ノーチラスストーリー」のPart4〜6を楽しみに、 ビデオをセットしたら‥‥う、写っていない。 夜はこれに浸るという完璧な計画を立てていたのに。 これは再放送も怪しいしなあ、とほほほ。 これは「不思議の海のナディア」全編を特別編集したもので、 正直「ナディア」は冗長な部分&作画手抜きな部分が割とあるので、いいところのみを取り出したこの編集版は、 (Part1〜3を観た限りでは)本編以上に高く評価していたので残念だ。

仕方ないので「ディケンズ短編集」を読む。

5日(土) 「エスパー誕生!」

雪の降る中出かける。
いつぞやの壊れた本棚を捨てるため、シールを買いに公民館へ。 公営施設なのに休日でもきちんと開いているのにとても関心してしまう。
とうとう単行本化されなかったミルキーピア物語第十話の「霧のエトランゼ」を読みたくなったので、 SFマガジンのバックナンバーを入手する。二冊しかなかったかけどまあ大体読みたいところは読めた。
帰ってくると空は晴れていた。

エスパー魔美(ドラマ) 「エスパー誕生!」
藤子F不二雄の同名マンガの連続ドラマ化。
実写化と聞いて誰もがまず考える(ぼくも考えた)あのシーンはありません。あたりまえ。 第一話はわりと原作に忠実なようだ。魔美がダンス部でがんばっていたり、 原作では小太りな高畑くんがスマートだったりとキャラの方に付加要素があったりしているようだけど。

テレポートに使う仁丹発射のブローチは、いくらなんでも現代アレンジされているだろうから、 次回が楽しみ。でもこの番組ウルトラマンと同じ時間なんだよな。

キテレツ(ドラマ)
ビデオでチェックした。言わずと知れた藤子F不二雄の「キテレツ大百科」の単発ドラマ化。
ちょっと泣けるは、伏線にあっと驚かされるはで、これは文句無しの出来栄えだった。 コロ助が実写でどのようになっているのかせきのじ氏と話していたものだが、 完全CGだった。アニメやマンガと比べて違和感はない。
立体映像を投射してくれる大百科などの、細かいギミックも楽しいけど、 お話をドラマ向きにちゃんとアレンジしていたのがよいな。 原作ではもどかしかったところも進行しています。


3日(木)

自分の部屋の捨ててもよい遺産を整理して、実家から寮に帰宅。 こうして帰ってみると、この部屋にはどうにも生活感がない。 もうちょっと滞在してもよかったかなと思う。

本日の成果:
「狂骨の夢」読破。

2日(水)

せきのじ氏にかねてより誘われていた「ゴジラ・モスラ・キングギドラ/大怪獣総攻撃」(映画)を観に行く。いささか安っぽいタイトルだ。正直ゴジラ映画は退屈なのだが、メガホンをとったのが「ガメラ」で評価の高い金子監督だというので観てみることにした。
まずは、同時上映の「ハム太郎」が先だ。ミニモニの挿入歌だけでなく全編を通じてミュージカル風にテンポよく進む。これよりつまらなかったらどうしようと不安だったが、結果として、結構楽しかった。 ゴジラの破壊シーンでは犠牲になるもの(命、生活、家屋、安らぎ)がきっちり描かれているし、放射能砲も重量感たっぷりで、その威力を肌で感じられる。今回、怪獣たちは残留思念やら記憶体とかいう設定なので、やられるとデジモンのようにドットになって散っていくのがステキ。 同行のせきのじ氏はイマイチの評価。確かに彼の指摘する点は同感だけどまあ及第点ではないかな。

帰りにせきのじ氏の実家におじゃまする。飼い犬ちゃっぷにあちこちをなめられて手荒い洗礼を受ける。めげずに、お子様と顔をあわせてインプリンティングを進める。どちらにも嫌われてはいないようだ。

深夜、眠いのをガマンしながら007の映画を観る。バカっぽいのが面白い。

壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男
正月恒例の9時間連続ドラマだ。今回の主人公は、貧窮の家族のために脱藩し、 金目当てで新選組に入った剣豪吉村貫一郎(渡辺兼)。手当てのために進んで人を切り、故郷と家族のことばかり話す貫一郎はうとまれるものの、腕前と人柄のよさで次第にみなの人望を集めていく。 しかし、金庫番の青年や坂本竜馬の死で、新選組への矛盾を感じつつも、恩義ある組を抜けない貫一郎には、やがて幕末の戦禍がおしよせてくるのであった・・・。
泣けたのはよき理解者であった服部さん(阿藤海)を斬らなくてはならなかったシーン。


1日(火)

年賀状の返事と「ポアロ」見ておしまい。