わくわく冒険日誌 2000年
“ココロにいつもそれを抱いて”の 9月
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〜残酷な嘘をつかれてしまったときにどうぞ〜
30日(土)
TRPGの集いの日。
今回のコンセプトは、マスターであるぼくも多少はアドリブを利かそうというもの。
いつもきっちりきっちりと決めていたからね。マスターにもどきどき感を味あわせてもらいましょう。
なんと頼れるプレイヤーR君がお仕事の都合でこれない!
まあいいや、人数がたりないぶん緊迫感あるゲームになるでしょう。
で、結果は、当初の目的は果たしたけど、ちょっとなかだるみの感もあった。
反省反省。
カードゲームは「アンマミーア」、「ナポレオン」(トランプのやつ)。
どちらもI君がいいだしっぺだ。彼の説明はなかなか的を射ているのか、どちらのルールもすんなりプレイできる。
マンマミーアはまだ感想を述べるほどやっていないけど、ナポレオンは盛り上がりました。
ゲームが終わればみな、相手の言うことも気にせず、好き勝手に自分の戦略だのポリシーを述べはじめる。
ここらへんは女子高生と同じだ。
29日(金) 「アポロ13」
歯医者さんに歯を強く磨きすぎだとしかられる。電動ハブラシがよくないのか‥‥
あれ楽しいんだけどしばらく封印かな。
「アポロ13」(映画)泣けるなあ。ロケットが飛んだら泣けて、
月着陸を放棄しなければならなくなったクルーを見たらまた泣けてくる。
船内にあるありあわせの部品で問題を解決して、極限状態で計算を繰り返す監制センター。技術者はかくありたいね。
事実は小説より奇なりってのはあんまり好きじゃないフレーズなんだけど、
事実をもとにした映画ってのが泣けちゃうところなんだろうな。
28日(木)
こんどのTRPGのシナリオで帆船の中の地図が欲しいなあと思ったんだけど、資料がない。 「七つの奇怪群島」、「謎かけ盗賊」?それはあんまりリアリティ重視ではないなあ。ホーンブロアーにも載っていないし。もうちょっと時間があれば図書館で調べられたんだけどねえ。
27日(水) 「ゴールドアイみっけ」
ひとさまに「愛称がラブひなの某キャラと同じ」などと言っておいて、
実は自分の高校時代の愛称こそラブひなの某キャラと同じだった。てへへ。
「きらめきマン」はやはり最後はボケずにはいられなかったようで、らしい終わり方だったんじゃないかな。しかしドック・リンゴはなかなか仕種が華麗だ。ワインの次ぎ方は見習うべきものがあるなあ。
えっ?アニメ「ラブひな」も最終回?あ、そう。
26日(火)
うーん。
25日(月) 「だからfree」
知っている曲を増やそうとhideのCDをK君に貸してと言ったら
即持ってきてくれた。お礼にぼくのコレクションでも貸そうかな〜。
これで、カラオケでhide曲を4曲連続で入れるM君につきあえそう。
(彼は魂のSONGにもつきあえるので、勇者曲を連続で入れても仕返しができないのだ。)
ホーンブロアー6巻読破。クライマックスは大迫力だ。フランス軍艦との連戦のなか、
ついにサザランド号も砲火にさらされ、ホーンブロアーの部下たちが次々と死んでいく。
うおぉぉ、続きが気になる気になる(いや、続巻も持っているんだけど)。
24日(日)
新宿のデパートで魔道具じゃなかった茶道具を探す。
あ、ほら。男性用懐紙あるじゃん。‥‥しかしここ高いなあ。昨日の店で2500円だった、まったく同じアイテムが、ここでは5500円だぞ。RPGの武器屋じゃないんだから。
そう思うと、昨日あの店に行っておかないと、ここで買ってしまっていたかも。
もうちょい、普通の値段のところを見つけてそこで買う。
ただ、素人なので間違ったものを買ってしまうことを恐れ、こまかいアイテムにとどめる。
ここらへん、はじめてパソコンショップとかに行った人の気分かも。
ひとパック10円とか50円でたたき売られている輸入トレーディングカードを買ってみる。
とうぜん、このカードだけではゲームもできないので、なにか使い道を考えるのがほとんど趣味
になっているのだ。
YさんとHさんに呼び出されて新宿で食べる。Hくんも誘ったんだけどあんまり乗り気ではないよーな。
やはりオリンピック?ああ、日曜の夜呼んだからですか。まあ、そういわずに。
ひとしきり歌った後、サンバ・デ・アミーゴをやりたいというYさんに引きずられていく。ずるずる。身長の選択を間違えたせいかだめな成績だ(ということにしておこう)。
YさんにはマジンガーZのオルゴールももらってしまった。
しかし新宿はポート・ブラックサンド並に物騒な街だ。
あんまり慣れそうにもないな。
23日(土) 「ミウチャゴチャゴチャ」
茶道の道具を買いにゆく。ふつーのお茶屋さんに入っていっても
ちょっとはあるじゃないですか。
ぼく「あのー、懐紙って男女の区別ありましたよね」
店員「いえ、区別ないですよ。古帛紗(こぶくさ)はありますけど」
身も蓋もない説明をすれば、懐紙はお茶菓子をのせる紙で、古帛紗は茶碗を置く布である(たぶん)。
おかしいなあ、確かに男性部員の方が使っていたのは、大きめの懐紙だったけどなあ。
とりあえず、店員さんに緑茶を入れてもらったので、菓子楊子を買って帰る。
ひさびさにホーンブロアーものの6巻「燃える戦列艦」を読む。
やっぱりこれは面白い。主人公ホーンブロアーは、やせがまんの人。戦艦の船長なのに
船酔い体質なんだけど、船長たらんとして必死に平静を装ったり、必要な言葉以外は
なるべくしゃべるまいと意識して、いつも自分を責めているところがなんだかほほえましい。
もちろん海上船のシーンでは巧みな指示と豪胆さで、敵艦隊を打ち破る名将なんだけど、
水兵の補充や、訓練などとってもリアリティたっぷりなので、船上の生活だけでも面白いと思うくらいだ。
22日(金) 「ああいう男のために法律はあるんだ」
タイムボカン2000「怪盗きらめきマン」も次回が最終回。
プレ最終回の今回(ビデオ)はむっちゃくちゃ面白かった。加速するストーリーに、意外なゴールドアイの在処。
ほどけてゆく謎!ゴールドアイとは何か?そして、未来の大怪盗ドック・リンゴ(声:山本正之)の目的は?なぜドグリン様はヒエール(ボヤッキー系)だけに手柄をたてさせようとするのか?すべては最終回にあきらかになるハズ。
惜しむらくは、今回までに観るのをやめてしまった脱落した人が多かっただろうなあということ。もうちょっと新メカを登場させたり、テンポよくストーリーを進めればよかったのにと思う今日このごろ。
21日(木) 「現場が正義に飢えている」
茶道部ACT2
前回、名前を聞かれなかったのは、波留子さんが前もってみんなに知らせておいたからだそうだ。そうだったのか‥‥
またも長時間正座をしていたので感心される。いや、実はこれはぼくの特殊能力が発動したからだけなんです。
ぼくと同じお試し期間中の人がいた。なかなか気さくな方だ。ホームステイする前に
日本の伝統芸能を学んでおこうということで連れてこられたらしい。
まだ、お茶をいただくのも満足にできない。なにしろぼくの記憶容量は一度に3つしか覚えることができないのだ。ああ、メモしたい‥‥
帰りに、波留子さんにアイルランドの写真を見せてもらった。
あれ、あきぼんさんがさらし台につながれている。異国の地でなにをやらかしてしまったんだろう。
実はまだ茶道部部長なるヒトに会っていない。
最後の最後まで登場しないなんてなかなかイキな演出だ。
to be continued.....
20日(水) 「愛しあう二人がトーダイに行くと‥‥灯台?」
この前の宴会の写真ができあがった。
ずっと前の飲み会で書記さんに「眼鏡ちゃんとかけなきゃだめですよ」と
言われた理由がわかった。こんなにずりおちていたのか‥‥。
17日(月)
ゆえあってポケステについて知りたい同期のTが訪ねてくる。
電撃PlayStation誌をひっぱりだしてきたら‥‥こんなにあったのか、ぼくの部屋には。
これからまめに捨てなくちゃな。
Tは「どこでもいっしょ」にさんざ悪態をついて帰っていった。
きみってやつは‥‥。
今振り返ってみるとポケステをそれなりに活用していたPlayStationのゲームって少なかった気がする。「どこでもいっしょ」(人工無能)、「Pocketじまん」(ゲームコンストラクション)、「PAQUA」(ツール集)あたりかな。後ろの二つはやったことないのでエラソーなことは言えないのだけど。
16日(日) 「一緒のクラスだったんですよ。覚えてます?」
朝新聞を見たら、田村亮子が金をついにとったことに驚きつつ、
幼なじみの悪友Dをたずねて松戸(周辺)まで。
結婚してから一年ちかく遊びに行くと言って、行かなかったけど、
ここらで一念発起。
あ、どうもおじゃましますぅ。はじめましてRJです。
で、Dの美人なヨメさんの言葉が、↑のサブタイトル。
え、ぼくと?小学生の頃なんて、覚えてないぃぃぃぃ。しかし話を聞いてみるとそうみたい。
それならぼくの忌まわしき過去、あんなこともこんなことも覚えているのか?
頭があがらないなあ。自動的にこの謎も解けた。世の中謎は解けるようになっているらしい。
それで昼飯をごちそうになりながら、まったりとした雰囲気でガメラ3の談義やら、タイムレンジャー、マンガで復活のキカイダーとかについてとりとめもなく話す。
「(ダンナは)日曜日は自分から早起きするんですよ〜」
と、ヨメさん。ぼくの周りはこんな夫婦ばっかりだな。(日曜日の朝は戦隊ものとか仮面ライダーとかやっているのだ)
いやあ、居心地いいからまた来ます。ハス茶ごちそうさま。
15日(土) 「宇宙には終わりがない」
またも高校同期飲み会。
今回もぼくが幹事なんだけど、この面子ではどーもぼくはあまり存在感をアピールしていないよーな気がする。
Hくん「じゃあ、今回の幹事のRJにひとこと言ってもらおうか」
ぼく 「えー、本日はお日柄もよく‥‥」
Aさん「あ、サワーくださーい」
‥‥。
今回はAさん(愛称がラブひなの某キャラと同じ)にふりまわされっぱなしだったなあ。
14日(木) 「合い言葉は勇気」
今日は茶道部に見学の日。
なぜ、このような怒涛の展開になったかというと、ちょっと前のことだ。
〜以下回想シーン〜
あきぼんさん「波留子。RJさんにお願いがあるんじゃなかったの?」
波留子さん「そうだ、RJさん。茶道部に入りませんか?部員が少ないんですよ」
波留子さんはぼくのいる会社のOBみたいなものなのだ。会社は離れても部活は続けているらしい。さて、茶道部‥‥?
(1)この日記のネタになる
(2)お茶とお菓子が食べ放題
(3)知り合いが増える(含む女性)
めまぐるしい勢いで回転する頭のなかの蒸気コンピュータ、ディファレンスエンジン。摩耗する歯車の組み合わせは、損得をふるいにかけて計算する。‥‥計算完了。
ぼく「いいですよ〜」
〜回想シーン終わり〜
というわけなのだ。仕事を適当に片づけて波留子さんに部室へと連れていってもらう。
畳の部屋で、通いの先生が見守る中、お茶を立てて、飲むという静かな儀式が行われる。この手順がムズかしい。覚えられるかな?
茶道といえば正座というわけで、部の人全員に「足、大丈夫ですか?」と聞かれる。いまのところ大丈夫です。
普段と全然関係のない分野に足を踏み入れてみるのも面白いかなあ。
なれなれしさでは、人後に落ちないぼく。それなりに溶け込んでいたとは思うけど。
‥‥しかし、部活が終わってみると。名前を一度も聞かれていなかったことに気がついた。一抹の不安が‥‥。それともお試し期間中だから?
次週に続く
13日(水) 「ぼ、ぼくが行きます!」
「トロンにコブン」終了。
返済額はもうとっくに貯まっていたんだけど、ミッションを全部達成するまで
続けていたのだ。クライマックスは手塩にかけて育てた「お気に入り」コブンが決めるというちょっぴり泣ける展開。
エンディングもさっぱりとした雰囲気で心地よいなあ。
11日(月)
汚れが簡単に落ちるというスタパ斎藤のコラムに触発されて、電動ハブラシを
購入。試してみたけど強力なのかそうでないのかまだよくわからない。
歯医者さんで使っているような強力なやつをイメージしていたんだけど、
確かにあれだとだと間違えてエナメル質まではがしてしまいそうな気もする。
夜、記録的な豪雨。
10日(日) 「トリプル・コレクターズ」
「ネメシス」を読む。アシモフが、銀河帝国シリーズに疲れたので、そこから離れて書いた作品というふれこみだったけど、あちこちにネタは蒔いてあった。なんだ〜、実はそんなに嫌いではなかったんじゃないの?アシモフ先生。
ちょっと本を開くとするすると読まされてしまう文体はここでも健在。
大きめな中古CDの店があったので除いてみる。メジャー路線からはずれたけど、そこそこ知られているポップスが格安だ。300円とか500円とか。すぐファイル化することを考えるとジャケットの汚れとかはあんまり気にならない。
一曲数百円のオンラインの音楽配信とかも、もうちょっと値段を思い切らないと、これには勝てないだろうなあ。まあ、中古と張り合わなくともいいけど。
9日(土) 「人間がしたことはみんなあなたの責任だ」
来週の飲み会のための下調べに下町を歩く。歩く。歩く。生活圏内から遠いので、
調べないことにはわからないのだ。しかし、駅周辺に飲み屋とかあんまりないではないか。実は今いるところは恵まれているのかもしれないことが判明。
「異端審問」を読み終えた。
邦訳で読める最後のディスクワールドシリーズかもしれないこの作品。
冷酷な審問官が支配する国で、愚鈍だが覚えたことは決して忘れない少年ブルサと、なぜかカメになってしまった神オムの物語だ。始終やかましいカメとブルサのかけあいが見所かな。まさに正統派ファンタジーだけど、テリープラチェットらしいアイロニーでトッピングされている。読み応えは充分。
夜、密かに練習が必要らしいK君のボーリングに付き合う。やっぱり玉の重さを間違えると、点数が激減する。10ポンドだ。男の子としてはせめて11ポンドにしたいところだな。
8日(金) 「イリス覚醒」
「ガメラ3」を観た。この新作ガメラはすごいすごいという噂をずっと聞いていたけど、なるほどクオリティの高い作品だった。ひとむかし前は放射能(放射線じゃないの?)が怪獣ものには欠かせないエッセンスだったけど。今は古代人がキーワードらしい。ウルトラマンもそうだったよね。
でも、怪獣の気持ちがわかる少女というのは相変わらずだ。これは苦手なんだよな。
しかし、ガメラが必殺シャイニングフィンガーを使うとは‥‥かっちょいい。
7日(木)
昨日は夜遅くまでディグアウト(遺跡探索)していたせいで、禁断の二度寝をしてしまう。
でも、とりあえずTVの「ハムを焦がさないハムエッグの作り方」が気になったので、
それを確認してから出かける(フライパンにふたをして蒸すそーだ)。
6日(水) 「というわけで、ぼくが負ける要素はひとかけらもない」
「トロンにコブン」
ついにナッカイの遺跡をクリアー!借金の利子ぶん200万Zはたまったけど、
いろいろ準備しておかなくては‥‥。
5日(火)
携帯ゲーム機ワンダースワン・カラーで「FF1」「FF2」「FF3」がこの冬発売されるらしい。しかも戦闘シーンは後期FFっぽく大幅変更されている。これで内容にも手が入っていたら買っちゃうかも。ワンダースワンのゲーム画面写真を見てわくわくしたのはこれがはじめて。ゲーム以外では「WonderWitch」だ。
3日(日) 「炎の新戦士」
世間ではドラゴンクエスト一色のなか、
やっているのは「トロンにコブン」。
空賊のトロンがさらわれた兄の借金を返すため、銀行を襲撃したり(アクション)、荷揚げされた積み荷をいただいたり(パズル)、財宝発掘(RPG)したりして、お金を稼ぐというドロボウなゲーム。でもゲームの雰囲気はあくまでコミカルだ。
どのゲームも質が高くてなかなか飽きない。物語もライバルの婦警さんがいたり、借金取りの牧場を襲撃して借金を返そうとしたり、まさしく怪盗な気分が味わえる。これで2,980円は安いって。
しかし、民家にコブン(子分)を送り込んで金目のものをいただくとき、ちょっぴり躊躇するのは、やっぱぼくが根っからのイイヒトだからなのか。(←偽善者め)
2日(土)
新しい古本屋があったので覗く。ゲームブックが四冊もあったので買う。「恐竜探検」「海賊の秘宝」「三つ数えろ」おおっ、宝の山だ!
夜、同僚なみんなとカラオケに行く。今夜の目標は来るべき日(←なんだそれ?)に備えて「二時間の間、魂の歌を封印」ということにする。できっこないという周囲の声とはうらはらになんとか成功!しかし、もっと練習が必要だな。
1日(金) 「どんなに高く遠くても」
大手書店が電子出版の販売を一括して行うサイトをここに作ったらしい。さっそく、行って見てみました。面白そうな本もぽちぽちとはあるんだけど‥‥もうちょっと値段思い切れないかなあ。あと翻訳ものもなんとかお願いします。でもなんとか軌道に載せてほしいところ。
思ったんだけど、実はライトファンタジーとかそういうジャンルの方が、電子出版に向いているのではないかな。会話が多くて描写が控えめなテンポ重視だし。
しかしもう9月なんだねえ。今年の夏こそは!と思っていたのに‥‥。
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