I'm very sorry, this page was written by only Japanese.

今度また出かける時に役に立つように、同じ失敗を繰りかえなさいように、体験したことを次の機会に応用できるようにを心がけて出かけているので、そういった視点からの記録が中心です。

その当時の正確な情報として、企業名や個人名もふせずに、特に感激したことや不快だったことは事実をそのまま残します。

はじめてのヨーロッパポルトガル&マディラ諸島2001年1月26日から2月5日

今回も利用した及び参考にさせていただいたホームページをまとめました

キーワード

スターウィング
 ほとんどの日本からヨーロッパ各地へ向かう飛行機は昼頃出て夕方到着するけど、直行便のない都市への到着は夜遅くになってしまう。エールフランスだけ夜行便の設定があるので、明るい時間帯にリスボンに到着できる。
路面電車の走るまち
 これまで、富山や岐阜、豊橋といった路面電車が走るまちに住むことが長かったので、旅先でも路面電車を見かけると乗りたくなってしまう。
ALFA号
 ポルトガル国鉄が誇る看板列車だと思うんだけど悪天候で運休になってもニュースで大騒ぎをしていなかったのは拍子抜け。日本でいうとアーバンライナーのような感じで、よく揺れた。
大航海時代
 ゲームのタイトル。ポルトガルは地中海に面していないから早くから外洋に目を向けていたんだって。
ロカ岬
 ユーラシア大陸最西端。集落が途切れてからさらに3キロ程ごつごつ岩だらけの草原の先にある。
ポートサント
 カサブランカの西約600キロ沖合いにあるポルトガル領マディラ諸島の島の一つ。コロンブスがしばらく住んでいたらしい。

出発まで 出発前のトラブル

はじめてのヨーロッパを企画。冬だから温暖な方面へ。

やっぱり、ゲーム大航海時代のスタート地リスボンは一度訪ねてみたいなー。

いろいろな路線のスケジュールを見ると、ヨーロッパ行きは昼頃発でゲートウェイの空港に夕方着、それから乗り換えるとリスボンには夜(BA、AF、LHなど)から深夜(KL)着になってしまう。

はじめての土地には明るい時間帯に到着したい。タクシーよりも路線バスで移動したいから。

南周りは、南アジア諸国の空港からのリスボン直行便がないから乗り換え回数も多くてやはり深夜着となるので問題外。

いろいろな路線を検討した中で、AFのナイトフライト "Star Wing" だと、成田を夜発でシベリア上空よりももっと遠回り北極上空辺りを経由し未明にパリ着、朝のうちにリスボンに着けることがわかった。

しかも、やっぱりけむりを完全に除去できずに不評だったからか危険だからかわからないけど、ラッキーなことにAFは非常識にも機内に喫煙コーナーを設けていたのを、昨年10月からなくしてしまい、完全に喫煙不可となったらしいので、AFの "Star Wing" でリスボンに向かうことに決定!

マディラ島にも行ってみたい。リスボンから航空券とホテル宿泊&送迎がセットになって売られているそうだ。(けど、情報が得られない)

とりあえず、途中の2泊はどこも予約せずに「未定」ということにしておこう。

コインブラやポルトにも行きたい。列車はオンライン予約は受け付けていないみたい。

ことばの勉強がちっともはかどらなかった。だいじょうぶかなあ。
パソコンを持参するつもりだけど、ホテルでの接続うまくいくかなあ。

旅行中 旅行中のトラブル

第1日目1月26日(金)雨

自宅から機内

 午前中は仕事

昼12時半頃帰宅

13時20分頃自宅出発

鷲津13:40発 浜松13:58着

 ちょうど新幹線ホームへのエスカレーターを上がっているときに列車が入線、缶ジュース1本買ってすぐ飛び乗った 8号車はグリーン車2階席のはずだけど、300系のぞみ型車両で変だなーと思いながら歩いて席に向かうと先客が・・・・・間違えた! 4分前に発車する「ひかり号」に乗ってしまったんだ 狭い通路を大きな荷物転がしながら急いで、ドアの閉まる直前にホームに「かけこみ下車!」。・・・あせったー

浜松14:06発 こだま414号 東京16:10着 8号車5番D席 「こだま号専用グリーン回数券」(通常期指定席料金+500円4枚つづり3ヶ月有効)でゆったり!

 雨は東に進んでも弱まらない

東京から上野まで京浜東北線

京成上野17:56発 イブニングライナー51号 成田空港19:10着 1号車3番A席

 指定席は一ヶ月前上京時に入手済み(オンライン予約できなくて不便だ!) 

 1号車以外は、3号車から乗るらしい、システムがよくわからない

 眠たくなってきた

団体用カウンターで航空券をもらうのはじめてだ

 もう搭乗券も機内預け荷物にくっつけるやつもできている

 パリで朝ご飯サービスがあるらしい でも6時まで

 第一ターミナルを利用するのもはじめてだ

 ワールドキャッシュに入金して(今度はちゃんと稼動してた!)、展望室とかうろうろ(ここの展望室はただ)

成田 21:55発 AF289便

 座席は、19C 

 実際は22時05分動きはじめ、22時17分離陸

 乗ってすぐ就寝(AもBも空いていたから横になってぐっすり) 機内食はほとんど食べなかった

第2日目1月27日(土)雨

機内からリスボン

パリシャルルドゴール 04:30着(日本時間1/27 12:30)

 実際は4時23分着陸

 サービス券で朝ご飯を食べさせてもらえるカフェテリアの場所がわからなくて迷った 外まで出ちゃった

 サービスは6時までで終わってしまうのに、ゲートは6時にならなければ開けてくれないと言われて困った(ことばつうじないしー)

パリシャルルドゴール 08:00発 AF1024便 リスボン 09:30着(日本時間1/27 18:30)

 リスボン空港の建物は、なんかくすんで暗い感じ

ガイドブックの地図どおりの場所にバス停が見つかったのでオリエンテ行きのバスを待つ

 いつまで待っても乗る予定のバスが来ない!

 どうやら反対方向へ向かうほうのバス停らしい

 でも一方通行だから、ちょうど向かい側の場所に反対方向行きのバス停がなくて、周囲を探す

別のバス停を見つけたので待ってみたけれど、やっぱりさっきと同じ方向(行きたいのとは逆)へ向かうのしかやってこない!

 単にさっきの次のバス停を見つけただけだった

 もとのバス停に戻って近くにいる人に聞いてみたら、ここからは見えないけれど、向こうの坂の下でガソリンスタンドの手前に逆方向へ向かうバス停があると教えてくれた

やっと発見!でもなかなかバスは来ない

一台の車がバス停の前で止まり、後部右側座席の女の人が私に向かってなにか言っているみたいだけど、こんなところに知り合いはいないから最初は私に向かってしゃべってるのだとはわからなかった

 その車を運転していたのは、さっきこのバス停の場所を教えてくれたおじさんだった

 親切にもオリエンテ駅まで乗せていってくれた

無事オリエンテ駅にたどりつけたけど、発車時刻案内板にはコインブラ方面へ向かう列車の欄が空白になっていた

 切符売り場で聞いたら、コインブラの手前の川が増水していて列車は不通だということだった

 バスは動いているらしいと言われたが、バス停がどこなのかわからないし、荷物が大きいからできれば始発のバスターミナルで乗りたいなーと日本にいる感覚での発想でもって行動した(のは、大きな失敗だったということは翌日気づいた)

ひとまず路線バスでガイドブックに書いてある長距離バスのターミナルの方向に向かう

 ここらへんかなーと思って降りて、しばらく雨の中を歩いたけどバスターミナルらしき(と私がイメージしている)ものが見当たらない

 道ゆく人に尋ねてあっちだよと教えてもらって、その方向に向かうけどバスターミナルらしき(と私がイメージしている)ものは見当たらない

 また別の道ゆく人に尋ねると違う方向を教えてくれて、その方向に向かってみるけれどバスターミナルらしき(と私がイメージしている)ものが見当たらない

結局くたびれてしまい、数日後リスボンに戻ったときに泊まる予定のホテルへタクシーで向かい、この夜も泊まることにした

 コインブラのホテルはキャンセルしても料金が戻ってこないシステムだった(初日だから確実にと思ったのが裏目に出た)

 再びオリエンテ駅に向かい、(途中からで前の方にすわれないの覚悟で)駅前からコインブラ行きのバスに乗る元気はもう残っていなかったから数千円の損もしかたがない

第3日目1月28日(日)雨

リスボンからポルト

 夜中じゅうテレビをつけていたけれど、線路が不通なのか復旧したのかを伝えるニュースはなかった

ホテルチェックアウトのときにフロントで聞いたら、今日は列車が動いているとのこと

地下鉄でオリエンテ駅に向かい切符売り場にいってはじめて今日も動いていないことがわかった

 昨日よりは元気だから、始発でなくてもかまわないからとポルト行きバスの乗り場を探した

バスの乗車券売り場がいくつもあって、どの窓口で買えばいいのかがわからない

 どこでもよかったみたい 行き先毎ではなく、バス会社毎に窓口が分かれているらしい

人のいる窓口できっぷを買って9時半のバスでポルトへ

 フロントガラスにひびが入ってる


バスの窓から見た川が氾濫している様子 

途中コインブラ近くのサービスエリアで昼食のため30分ぐらい停車

 風が強くて、何度か乗降口ドアが突風のため開いた

午後2時ごろポルトのバスターミナルに着いた

 ラッキーなことに宿泊する予定のホリディインに近い!

さらにラッキーだったのは、翌日アマランテに行くのと同じバス会社だった

 狭い道の途中の倉庫のような建物がバスターミナルなので、歩いて探そうとしても見落としそうだったから

 きっとリスボン市内の「バスターミナル」というのも同じようなくすんだ倉庫のような建物だったから、見つけることができなかったのかもしれない

第4日目1月29日(月)晴れ

アマランテ

 昨日のうちに場所を確認できた(というかリスボンからのバスを降りたところ)ターミナル(というかボロ倉庫)で、アマランテ行きのバスチケットを購入

 窓口も本当に人がいるのかどうかのぞきこまないとわからない 廃墟って感じ

 バス料金は片道700エスクード


 この景色を実際見たかったんだ!(いつもより増水してるタメガ川)

アマランテ市内の旅行代理店でマディラ行き航空券+ホテル&空港送迎セットを購入

 週末をはさむ方が平日だけよりも一万円ほど安くなるそうなので予定を変更する

ポルトに戻ってサンベント駅へ

 翌日の特急指定席券を購入 切符を売ってくれるということはもう通れるってことかな


 翌日のALFA522号1等指定席券(禁煙車) 5000エスクード

 坂を下りてボルサ宮の前から路面電車に乗車

 でも5分ぐらいしか乗っていないのに降りろって言われた

 残りの約40分の区間は工事のため不通 代行バスに乗る

 全体の1割程度だけしか走らないのなら全部代行バスにすればいいのに

第5日目1月30日(火)晴れ

ポルトからリスボン


 ポルトカンパニャン駅にて、午前11時発のALFA522号


 1等車は座席でお昼ご飯をとることができる(有料1200円ぐらい)

第6日目1月31日(水)晴れ

カスカイス、ロカ岬

第7日目2月1日(木)晴れ

リスボン


発見のモニュメント

第8日目2月2日(金)霧のち晴れ

リスボンからマディラ

 


 

 


 

第9日目2月3日(土)晴れ

ポートサント


ポートサント中心部にある コロンブスの像

第10日目2月4日(日) 雨

フンシャルから機内 

第11日目2月5日(月)くもり

機内から成田

第12日目2月6日(火)晴れ

成田から自宅

 成田エクスプレスはデッキが喫煙可で、ドアは頻繁に開け閉めされるか、開放状態だったりするので、いくら全席禁煙でも空気が悪い!
 かといって朝のラッシュ時に大きな荷物をかかえて快速に乗るのはひんしゅくもんだし、、、、、

解決策あった!快速のグリーンは足元が広いから荷物が他の人の邪魔にならない

 ホテルの送迎バスでとりあえず第1ターミナルへ

ここらへんかな、と降りていったら最短距離で電車乗り場だった

 ホームでうろうろしていた外人さんにグリーン車はこれだよって教えてあげた

 グリーン車2階席の一番後ろにすわって、大きな荷物は背もたれの後ろに置いた 

朝のラッシュ時、普通席は混んでるんだろうなー

 大きな荷物もあんまり周りの人の邪魔にならずに済んだと思う

朝8時半すぎに東京駅へ

 もくもく状態の動輪の広場前を息を止めて急ぎ足で通り抜ける

 八重洲口にまわって、午後のこだまのグリーン車の座席を確保&コインロッカー 

再びもくもく状態の動輪の広場前を息を止めて急ぎ足で通り抜けて、地下鉄丸の内線乗り場へ

 東京地裁前には9時すぎ到着

隣りがにぎわっている(宮崎勤の裁判らしい)

 はじめての裁判傍聴


反省・教訓・学んだこと・まとめ

わからないことだらけ、感覚とか意図とかが理解できなくて納得できないことが多すぎて押しつぶされそうになった!

なんで国鉄の看板列車が数日間不通になっているのにテレビのニュース番組はのんびりしてるのだろう?

なんで総路線の9割以上が線路工事でバスでの代行輸送なのにほんの短い区間だけ路面電車が運行しているのだろう?(多分、路面電車の博物館があるからかなー)

この国は、車は右側通行、鉄道は左側通行、路面電車は右側通行だ。

バスは行き先毎ではなくバス会社毎に乗り場が違っていて(しかも薄汚れた倉庫みたいな小屋がバスターミナルだったりする)わかりにくかった。地図を見ながら歩いてたどりつこうと思っても、場所はここだけどこれはバスターミナルじゃないと思って通りすぎてしまうようなところばかりだった。

あらかじめ読んでいたガイドブックはあんまり役に立たなかった。

情報はできる限り集めて出かけたつもりだけど・・・私と同じ視点からの情報は、自分で実際出かけなければ得られないということを再確認&痛感した。

しばらくヨーロッパに行くのやめとく。

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