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<5th Stage> 男声あんさんぶる「ポパイ」          指揮:大岩篤郎

       「Sea Shanty」より


1 Swansea TownEnglish Sea Shanty)       編曲: A.Parker&R.Shaw

2 Blow the Man DownEnglish Sea Shanty)   編曲: A.Parker&R.Shaw

3 Rolling HomeEnglish Sea Shanty)         編曲:北村協一

4 Haul Away, JoeEnglish Sea Shanty)       編曲: A.Parker&R.Shaw

5 Sailing SailingEnglish Sea Shanty)       編曲:Osaka Men's Chorus

6 ShenandoahAmerican Sea Shanty)       編曲: A.Parker&R.Shaw

 

 19世紀の帆船時代、水夫暮らしは賃金は良くても、大変きつい仕事でした。季節風だよりの長い航海、狭い船上での単調な労働、嵐に遭えば命がけ。「さらば、麗しき我が故郷。再び無事にこの大地を踏みしめ、好きなあの娘を抱きしめ、家族と再会する望みだけが明日からの生き甲斐さ。待ってておくれ!」と切ない気持ちを歌に託して出帆します。そんな彼等の喜怒哀楽から、快活で美しく、哀愁も含んだ多くの歌が生まれ Sea Shanty として伝えられてきました。
 

1 Swansea Town
 船出を前にした水夫と恋人ナンシーとの別れの歌です。ロンドンの西 300km にあるウェールズの港町スワンシーから大西洋を縦断し、南アメリカ大陸最南端のホーン岬を回り、北上してサンフランシスコに至る長旅で、無事に戻ってきて恋人と再会したい、再び故郷の町を見たいという切実な想いが綴られています。

2 Blow the Man Down
 「Blow the Man Down (奴を殴り倒せ!)」 歌詞の構成に一貫性はありませんが、一般的には「出会った美女の誘いに乗り、彼女と一緒に船出したが、港を出たとたん船員に殴り倒された」という内容です。

3 Rolling Home
 故郷イングランドを出発し、大西洋を渡り、New England(ボストンの北部)へ向かう歌です。

4 Haul Away, Joe
 「Way, Haul Away!(さあ、引っ張れ!)」 帆網を引っ張る際、音頭取りの独唱に従って水夫が声を揃えて力を出し合い歌う、典型的な労働歌です。

5 Sailing Sailing
 故郷イングランドを離れる船出の歌です。「波踊る大海原を超えて航海だ。これから先、幾多の嵐にあおうとも、我々水兵は再び故郷に帰るんだ。さあみんな、錨を上げろ、追い風が吹いている....」堂々とした勇ましいメロディが特徴的で、まさに男声合唱にはぴったりの曲です。

6 Shenandoah
 シェナンドーは、ミズーリ川沿岸に住むアメリカインディアン・チェロキー族の酋長の名前で、その娘に恋をした水夫の、儚い恋心を綴った歌です。

(関根盛純記)                       

1・2・5・6の参考資料:大阪メンズコーラスさんのHPから一部引用  http://www1.ocn.ne.jp/~omc/


    
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