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 ■2006.6.27 (tue)

 朝から京都のMa Houseへ。午後から古本屋の現場で打合せ。
 その後、某ゼネコン内の講演会へ。(大変納得した講演会でした)
 夜に事務所に戻って古本屋の現場のあれこれの決定と西宮の住宅の実施設計のスタッフとの打合せ。
 古本屋の現場は、内部の解体も終わり、内部の造作が始まっている。
 工期が短いこと(7/20には竣工予定)リノベーションで現場を見て決めることが多いため
 今は2日に1回のペースで現場に行っている。30年前の建物なので思わぬことがいっぱいです。
 内部に雨が入っているにも関わらず鉄骨が思ったよりもさびていなかったのは良かったことだが、
 お隣の水道管がうちの建物内(もちろん地中)を経由して、お隣へ入っているのにはびっくりした。
 今までの経緯のなかでそうなったのだろうが、工事は設備配管を新たに埋設しないといけないので
 大変でした。結果的には水道管が思ったよりも深かったため大丈夫でした。
 終了した「ビフォー・アフター」もアフターではなく、なんでこんなことになったかという
 ビフォーに焦点を当てた番組創りをした方がおもしろいのになあと思う。
 
 6/23 建築家斎藤裕氏の講演会へ。(こういう方もおられるんだあ。)

 6/24 建築学会賞の「積層の家」を学生を連れて見学させていただいた。
    僕は3回目でしたが、毎回新たな発見と設計者の大谷さんの姿勢には背筋が伸びます。

    

 ■2006.6.2 (fri)

 朝から学校。午前中は、建築デザインコースの授業で午後から1年の設計競技講座。
 夕方、箕面の住宅の上棟式。
 夜は、西宮の住宅の実施設計に向けてスタッフと打合せ。

 5/25の日記にW/Nハウスのことを書いたところ施主のNさんから連絡をいただきました。
 きれいにしておられる庭は、奥様と近くに住むご両親が丁寧に手入れをされているということでした。
 この日記でも書いたように昨年の12/10に東京芸大で開催された吉村順三建築展に行ったのですが
 なんと同じ日にNさんも吉村展に行っていたそうです。
 しかも、金沢21世紀美術館に行った日も近い日だったらしく
 「中平さんに設計をお願いしたのは、偶然ではなく必然です(笑)」とのことでした。
 
  6/1 中崎町の古本屋のリノベーションの施主打合せ。6/2から解体工事が始まります。
     リノベーションの工事は現場の解体が進むにつれて思わぬことが発覚したりして、
     構造計画を再検討しないといけなくなることがよくあります。
     Worksにあるリフォームも解体後に基礎の補強が必要になったり、柱や補強梁を入れたり
     しています。当然金額も発生するので、解体後に可能性のあることを
     着工前に施主によく説明しておかないといけません。今回はその再確認。

    

 ■2006.5.25 (thu)

 今日は1日出かけずにすんだので、事務所で計画のエスキースやたまっていた雑務をした。
 
  5/23 和歌山へ。以前勤めていたズーム計画工房のちょっと先輩で友人の建築家Kさんが
     設計した住宅を見せてもらう。山桜を背にした田園風景の中に建つ木造平屋で
     山に見える大きな楠や地形を読みながら決定された切妻に水廻りのボリュームが貫入する構成。
     
     帰りにworksにあるW/Nハウスを久々に訪れた。
     道路側のガーデニングは本当にきれいに手入れされ、南、北の庭の木も大きくなって
     良好な街並みとして街に寄与している。
     東側の斜面地には、最初の計画通り、多くの果樹が植えられていた。
     斜面地に自分たちで階段を作り、果樹を植えて育てる。
     周辺にまで影響を及ぼす環境を生活を楽しみながらつくられておられることに感激しました。
     急に立ち寄ったため、施主のNさんにはお声をおかけしませんでしたが
     この場をかりて、Nさん本当にありがとうございます。
     大切に使ってもらっていてうれしかったです。
     竣工したときよりも数倍良くなっていました。

     
       

         

     
  5/24 朝から授業。午後、今年卒業したうちのゼミ生が卒業設計で建築学会近畿支部のコンクールで入選し
     その表彰式に。これを自信にして、次の目標に向かってがんばってください。
     この日は、今年のゼミメンバーも確定した。来月からゼミ活動スタートです。
 


 ■2006.5.13 (sat)

 午前中、事務所で西宮の住宅の計画。
 午後から今年のA-cup(建築家のサッカーの全国大会)に向けてソレッテ大阪?の練習予定でしたが、
 雨で中止になりました。
 事務所でいろいろした後、夕方からソレッテのミーティング。
 今年のA-cupは、7/2に筑波大学で開催されます。今年も大会に向かって本格的な練習が始まります。
 昨年よりかなり遅いチームとしての始動ですが、
 今年もいろんな学校の学生が集まり、サッカーと建築を楽しみたいと思います。
 学生に出されたパスを犬のように追いかける季節の到来です。

 

 ■2006.5.8 (mon)

 GWも終わり、今日から仕事、ではなく5/3,4は休みましたがその他の日は仕事でした。
 今日から授業もはじまり、夕方まで学校でした。設計製図の課題の面談で16:30までの授業がなんと18:30まで
 2時間も延長になりました。最後は、学生も先生方もかなりバテ気味でしたが、
 粘り強くやっていくことが次へとつながります。(設計とはそういうものです)
 夜に事務所に戻ってスタッフと打合せと古本屋の変更項目のまとめ。
 昨日は、西宮の住宅の初めてのプレゼンテーションでした。
 基本的な考え方は気に入っていただいたので、構造や設備など含めさらに計画をまとめていきます。

 

 ■2006.4.22 (sat)

 午前中、事務所で進めている住宅の計画と箕面の住宅の工務店との打合せ。
 午後から、師匠の北村さんの設計された住宅の見学会へ。
 崖地を背にした鉄筋コンクリートと木造の混構造3階立ての見晴らしの良い住宅でしたが、
 施主の要望なのか、わりとさらりとまとめられていたように感じました。
 帰りに地下の床塗装の補修のため西宮の KJ Houseへ。久々にご主人と息子さんに会い、雑談。
 良い感じで住まわれていることもあって、近々生活写真を撮らせていだだきたいとお願いしました。
 夕方から事務所で住宅の計画。

 4/21 建築家の末松利紀さんが設計された高架下にある焼き鳥屋へ。(3回目の来店)
    かなりのローコストながら、入口横の露天風のカウンターバーや高架下の高い天井高を生かした
    小屋裏的なスペースなど、空間的にもおもしろく、居心地の良いスペースがあちこちに
    造りこまれていました。料理もたいへんおいしかったです。

 

 ■2006.4.20 (wed)

 今日は、1日事務所にいて、以前から進めている西宮の住宅の計画。
 この住宅は、リフォームさせていただいたKi houseの奥様の実家の建替えです。
 お母様と次女家族が住まわれる2世帯住宅で、狭小地の3階建てになる予定です。
 
 4/18 某住宅会社の設計部の方々の前で、社会と自分を繋ぐ建築というようなことを話しました。
    その後、皆さんを交えて座談会をさせていただきました。
    座談会は、わりとりラックスした雰囲気で良い場を作っていただきました。
    3時間半と長い時間、最後までありがとうございました。
    
 4/19 事務所に朝出て、その後夕方まで学校。3人の先生方と一緒に設計製図Tを担当します。
    他の先生が話されることは、いつもこちらの姿勢も正され、勉強になります。

 

 ■2006.4.13 (fri)

 今日から学校の担当授業も始まりました。
 新年度はどんな学生と出会い、どんなことが起こるのか。こちらも楽しませてもらいたいです。
 
 4/12 中崎町の古本屋(リノベーション)の実施設計がまとまり、昨日施主にお届けし、見積もお願いしました。
    約2週間後には見積が出てきます。
    午後から箕面の住宅も請負契約をかわしました。確認申請が終わり次第着工です。


 ■2006.4.8 (sat)

 リノベーションの実施設計が大詰め。今回はスタッフでなく僕が久々に実施図面をまとめている。
 今日行く予定の京都でのNさんのオープンハウスも諦めて、事務所で集中して図面を描いた。
 こんなのは久しぶり。
 手描きの頃は、図面を描くのが大好きだったがCADはやはり時間がかかるし、
 頭に手が追いつかない感じであまり好きではない。
 明日もまたいっぱい決めながら、いっぱい描かないといけません。


 ■2006.4.1 (sat)

 今日から4月、新年度の始まりです。少しすると学校も始まります。
 午前中、施主と近隣への工事の説明。箕面市では、住宅でも近隣に対する説明が必要で、
 あらかじめ近隣説明の内容と工事途中で万が一近隣ともめたときに自分たちで処理しますという誓約書を
 箕面市に提出する。要は、あんたがたの揉め事は市には関係ないからという一筆です。
 午後から、中崎町の古本屋の実施設計のまとめ。
 夕方、車検の見積に。今回はいろいろありました。

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