国やんの娘役ワンダーランド

「娘役命!」の管理人、国やんが
娘役について語ってみました。
ミーハーあり、真面目な娘役論あり、
徹底的に娘役にこだわるコーナーです。



 5.遠野あすか(3) 今更ながら、青年館の話(^-^;)
    (2004/07/26)

 気がつくと、青年館の「NAKED CITY」について何も書いていませんでした(^-^;)。青年館で初めて2回観劇したのに(笑)。

 さて、何でここまで「NAKID CITY」の話が出なかったかというと、ものすごく感想が書きづらい公演だったからです。それで書けないでいるうちに、観劇から1か月以上たってしまいました(^-^;)。
 書けなかった理由の一つが、脚本がちょっと個人的な痛みをくすぐるものだったこと。いえ、別に僕が闇勢力と繋がっているとか、そういうことではないですけどね(^-^;)。

 あすかちゃんはすごかったです。さすが花組娘役No.2。
 事件を通して、自分を取り戻していく様子をうまく描写していました。演技だけでなく、ダンスや歌もいい出来を見させてくれました。

 圧巻だったのが。二幕の冒頭のソロ。
 緞帳が上がるなり、舞台上の階段のセットの中心に立っているんです。そして「お願い、私を見つめないで」なんて歌うのですから、もう……、

 浮気心をくすぐられるんですけど(^-^;)。

「見つめないで」と言われても、見つめたくなってしまうんですけど(>_<)。

 遅ればせながらの、娘役ミーハー報告でした(^-^;)。


 4.映美くらら 気になることがもう一つ
    (2004/05/30)

 月組トップ娘役の、えみくらちゃん(映美くらら)が退団を発表しました。
 後任の月組トップ娘役はまだ未定とのこと。確かに、この先の月組については、かなり予想が難しい状態ですから、本当に白紙なのではと思います。娘役人事については、何でもありの劇団ですから、誰が選ばれるのでしょう。
 後任として有力視されているのは、るいちゃん(紫城るい)と言われています。確かに、わざわざ男役から転向していることとかから考えると、るいちゃんがファンの間で有力視されるのもよくわかります。

 さて、えみくらちゃん退団でもう一つ気になることがあります。阪急交通社トラピックスの、イメージキャラクターの行方。
 僕の知る限りは、トラピックスガールは、トップ娘役候補生、あるいはトップ娘役が就任し、退団までつとめることになります。ちなみに僕の知っている限りの、トラピックスのイメージキャラクターは、ゆうこちゃん(風花舞)、まひるちゃん(紺野まひる)、そして今度退団のえみくらちゃんです。3人とも、退団時はトップ娘役です。
 となれば、娘役ファンの僕としては、このトラピックスのイメージキャラクターの行方も気がかりでなりません(^-^;)。トップ娘役でない生徒さんが就任したら、その人が将来トップ娘役になる確率はかなり高いでしょうから。

 ただ、新イメージキャラクターの発表は、えみくらちゃんの退団後になります。
 ゆうこちゃん退団の時も、まひるちゃん退団の時もそうでした。宝塚歌劇団を退団した後に、新しいイメージキャラクターとして発表するというパターンです。
 そうすると、次のイメージキャラクターの発表は10月になります。
 月組の時期トップ娘役だけでなく、トラピックスのイメージキャラクターが今度は誰になるか、それを考えてみるのも結構おもしろいかもしれません。



 3.遠野あすか(2) 花組東京公演観劇
    (2004/04/04)

 行ってきました。花組公演「飛翔無限」/「天使の季節」/「アプローズ・タカラヅカ!」の観劇。目的はもちろん、あすかちゃんへの浮気です(^-^;)。

 今回は2階席での観劇。客席降りを楽しめないですが、かわりにオペラグラスでの追っかけがしやすいので、2階席も悪くはありません(^-^)。

 まずは「飛翔無限」。この作品は、あすかちゃんのソロをたっぷり聴かせてもらえるのがやはり魅力です。目を閉じて歌声に聞き惚れていたい……ところですが、それはできません。だって、袴姿なんですから。
 目であすかちゃんの袴姿を焼き付け、耳であすかちゃんのソロを聴く。これが意外と忙しくて、嬉しい悲鳴が出てきそうです(^-^;)。

 しかし、「天使の季節」で反動が出てきてしまいます。最初の20分で思いっきり入れ込んでしまいますから(^-^;)。まあここは、あすかちゃんが出ていないので、のんびりしながらショーに向けて体力温存。

 そして「アプローズ・タカラヅカ!」です。
 でも、観劇記の前に一つ謝罪。まひるちゃん、ごめんなさいm(_ _)m(笑)。まひるちゃんという、大本命がいるのに、思いっきり暴走してしまいました(^-^;)。

 さて、冒頭の「アプローズ・タカラヅカ!C」のところで、銀橋を渡るあすかちゃんを見ていたら、オペラグラス越しにあすかちゃんの目線を見てしまいまして……。それだけでもう、爆死ものなのです(>_<)。

 あすかちゃん!

 この場面の「アプローズの女A」の、赤い衣装も好きなんで、よけいにミーハー心をくすぐられてしまうのです(^-^;)。

 この爆死を引きずったまま、次の「SAVAGE-K」へ。
 この場面は、まずあすかちゃんの役名がいいですね。PRINCESS-K。あすかちゃんが、プリンセスなんて、最高です(>_<)。しかもウエディングドレス姿が可愛いですし。ここもオペラグラスで追っかけてしまうポイントです。

 今回のショー、結構まんべんなく出ていますが、花組の中では完全に娘役二番手として定着した観がありますね。中詰めの衣装も、他の娘役とは違いますし、立ち位置もセンター近くばかり。
 花組に来た時点で、すでに娘役二番手の役割を担ってきていましたが、あの頃に比べて、出番も増えて、表情もどんどんよくなってきています(^-^)。
 まひるファンなので、「娘役二番手の恐怖」というものも知っています。だけど、目の前であすかちゃんがとっても可愛い表情で踊っているのですから、ここはちょっと忘れましょう。今は、今のあすかちゃんにミーハーになる。

 まんべんなく出ていて、ずっとあすかちゃんを追っかけていた訳ですが、冒頭に並ぶ爆死ポイントはやっぱりパレードです。
 ここのエトワールがもう最高!

 「永遠の歌に魅せられ……」

 こちらも思いっきり魅せられてしまっています。歌い方がいいんですよね。ちょっと優しさがある声がいいです。
 しかも、今回はエトワールが結構長い。だから嬉しいのです。心ゆくまでエトワールを聴かせてくれて、もう爆死ものです。

 あすかちゃん!

 久々に、心地よくミーハーになれた観劇でした。



 2.風花舞と紺野まひる
    (2004/02/01)

 他のコーナーで何度も言っていますが、僕は「ぶん・まひる1作退団事件」をきっかけに、宝塚からかなり気持ちが遠のいています。やはり、自分が「この人だ!」と決めて応援してきた人が、あのような形での退団に追い込まれたことに、いまだに納得できないからです。そして、突然宝塚の舞台で見られなくなったことへの、心の傷をまだ引きずってしまっているからです。

 そんなわけで、「娘役にこだわる」と言いながらも、僕が宝塚ファンになってから数年間の思い出の人の話とかがかなり多くなると思います。

 このコーナー2回目の今回は、そんな思い出の中の娘役から。
 ゆうこちゃん(風花舞 現在の芸名は本名の宮崎優子)と、僕の大本命のまひるちゃん(紺野まひる)の二人を通して、僕の持っている娘役論のほんの一部を話してみたいと思います。

 ゆうこちゃんが月組のトップ娘役として活躍していた頃は、僕はまだまひるちゃんのファンになる前でした。そんな時期の僕にとって、ゆうこちゃんは、気に入っている娘役の一人でした。
 今考えてみると、当時の理想の娘役だったかもしれません。でも、ゆうこちゃんは、ずっと「浮気相手」でした(^-^;)。

 ゆうこちゃんは、理想的な部分が多いと思います。
 まずは見た目ですが、とにかく可憐な容姿に、何度目を奪われたでしょうか(^-^;)。当時のことを思い出すと、月組公演を見た後は、気持ちの中はかなりの浮気心に満たされていたと思います(^-^;)。
 それから実力面でも、すごいものがあったと思います。持ち味だったダンスの力はもちろんですが、歌も芝居もかなりの水準にあったと思います。そして、様々な形で自分をアピールしながらも、「男役を立てる」という、娘役の仕事もきちんとこなしていました。
 もちろん、僕の大本命、まひるちゃんも負けてはいません。ものすごく可愛いし、踊れるし、歌もきれいだし、演技もいけています。「男役を立てる」ということも、ぶんちゃん(絵麻緒ゆう)のおかげで身につけることができました。ただ、まひるちゃんは、トップ娘役の任期が短かすぎました。

 まひるファンとしての僕が、ゆうこちゃんに関してうらやましく思うのがトップ娘役の任期のことであります。ゆうこちゃんの任期は本当に理想的です。短すぎもせず、長すぎもせず。ちょうどいい期間、トップ娘役の姿を見せてくれたと思います。
 まひるちゃんは、自分なりに納得した上で、1作トップを選んだようです。でも、やはり、「もっと見たかった」というのはファンとしての偽らざる本音です。
 まひるちゃんが、ゆうこちゃん並みの任期のトップ娘役だったら……。こんな思いを、今でも僕は抱いています。



 1.遠野あすか(1) 「永遠の浮気相手」の原点
    (2004/01/20)

 「娘役について語る」ページな訳ですが、最初から「娘役とは何か」とか、「理想の娘役」なんて話は抜きにして、いきなり特定の娘役へのミーハー話に走ってしまいましょう(笑)。いずれはそんな堅い話題も出るかもしれませんが(^-^;)。

 僕が今現在好きな、現役の生徒は花組のあすかちゃん(遠野あすか)。というわけで、今回はあすかちゃんとの出会いの話を……。

 あすかちゃんに、最初に注目したのは、2000年7月の宙組青年館「FREEDOM」でのことでした。
 バウ初ヒロインのあすかちゃん。見た目も可愛いし、歌もとてもうまい、演技力もある。というわけで、「いい娘役がいるなあ」と思ったのでした。
 その時は一過性の注目でしたが、何しろ娘役には弱い僕なので(^-^;)、今考えるとかなり頭に擦り込まれていたみたいです。
 でも、僕が当時よく見ていた組は、雪組と花組。そんなわけで、あすかちゃんを見る機会はあまりなかったのでした。

 それから約1年後。娘役のシャッフルを含む組替えがあり、あすかちゃんは花組にやってきました。当時、花組で結構気に入っていたかなみちゃん(彩乃かなみ)とのトレードでした。かなみちゃんがいなくなるのは残念だったものの、代わりにあすかちゃんが来るのは、嬉しいものでした。

 あすかちゃんの花組での初出演は、「ミケランジェロ」の東京公演。僕はうまい具合に初日のチケットが手に入ったので、初日からの観劇でした。
 あすかちゃんの役は、ルイーザ。主人公ミケランジェロが、愛してやまなかった女性として、何度となく回想シーンに出てくる役でした。
 ちなみに、大劇場でこの役を演じていたのは、元星組トップ娘役のあきちゃん(渚あき)。星組トップ就任に伴って空いた席に入ったのだから、あすかちゃんもすごいものです。

 幕開きから、ルイーザには結構期待していました。ですから、ルイーザが出た瞬間に、オペラグラスをあすかちゃんに向けました。
 でも、最初にオペラグラスを向けた瞬間の僕の気持ちは、「あすかちゃんの場合はどんな感じかな」程度のはずでした。しかし……。

 …………!!!!

 次の瞬間に、僕は見事にやられちゃっていました(^-^;)。オペラグラスを持つ手が硬直し、あすかちゃんのルイーザの清楚な可愛らしさに釘付けになっていました。

 可愛い!
 なんて可愛いんだ、あすかちゃん!

 ……と、爆死してしまったのでした(^-^;)。あまりの可愛らしさに、息苦しくなる気持ちを感じたのですが、その息苦しさが心地よいものでした(笑)。

 あの瞬間のドキドキは今でも忘れられません。
 ただ、思い出しながらも、ちょっと罪悪感を感じてしまうのです。大本命のあの人に対して(^-^;)。

 これが、僕があすかちゃんを「永遠の浮気相手」として意識し始めた瞬間でした。

 おかげさまで、「ミケランジェロ」の東京公演はとても楽しかったものです。



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