その118:今年の秋の栗事情
朝晩の冷え込みは秋の深まりを実感す
る時節でもあります。秋といえば栗の
出来ばえと猿の出没が気になる季節で
もあります。又柿の成り具合も気にな
ります。今年の次郎柿は実が早々と落
ちてしまい、1個も成りません。
佐久間に来てからの経験則から柿が不
作の年は猿に出番が多くなると判断し
ています。今年はメインの栗の木の出
来がよくありません。去年の3分1程
度の毬の付け具合で余り期待できない
ところに9月下旬の朝とうとう猿軍団
現れました。たまたま出くわし「こらー」
の大声を出し一目散に逃げ始めました。
ボス猿が小生との一定の距離を置き、小
生との目が合い、睨み合いとなりました。
暫くこの状態が続いた後、ボス猿は森
の中に消えて行きました。今年の栗は
この時点で諦めました。しかしその後
彼らは現れないのです。こちらの気迫
通じたのか、とにかく今日まで猿が出
た気配がないのです。メインの木は残
念ながら残った毬は虫喰い状態のもの
が多く、殆どものになりませんでした。
それを補ってくれたのが、もう一本の
若い栗の木でした。今週から日々自然
恵みを得る喜びを楽しむことにして
おります。大きさといい、色艶といい
、メインの木に遜色ありません。
二代目としての風格も出てきました。
5〜60個の毬を付けています。中に
は虫喰いのものも有りますが、総じて
質は良好です。昨年のように実家・友
人に送れる程ではありません。実家だ
けには送りたいと考えております。
後は自身で楽しみたいと思います。
栗の具合と猿の出没に一喜一憂するの
が秋の行事となってしまったようです。
ところで、あのボス猿は今何処で何をしているのであろうか・・・・