■ 浜松北遠 佐久間で1人での田舎暮らし

私は1人で浜松市天竜区佐久間町(平成の市町村合併で浜松市
になった旧磐田郡佐久間町)に田舎暮らしがしたく、東京 杉並区 上高井戸
から引越してきました。平成18年12月、39年間の会社勤めに区切りがついた
ことで、これからの人生の生き方として田舎暮らしを考えるようになりました。
平成18年10月 東京大手町で、NPO法人 ふるさと回帰支援センター
の主催で開催された ふるさと回帰フェアに参加、私は団塊の世代のちょっと前、
昭和20年生まれですが、これが縁で佐久間に来ることになりました。
この間、3度佐久間町を訪れました。
市職員の方の思いもよらぬ応対とお人柄が決め手となりました。
又、サラリーマン時代 8年間浜松(旧市内)で過ごし、
この地方の事情がある程度分かっていた こと、友達もいることも後押ししてくれました。
健康の事が心配で、家族は大反対でしたが、元気の間とりあえず、
65歳迄の3年間と言う事で了解をしてくれました。
そして、平成19年1月初旬佐久間にやってきました。
平成22年1月で満65歳、約束の3年になりましたが、
暫くの延長のお許しを得て、今年平成25年で7年目に入ります。

住まい

住んでいる佐久間町早瀬地区の集落 中央一番上が私の家です
クリックすると拡大できます

■ 何故1人なの?

人生60歳を過ぎたら、少しわがままをしても良いのではないか。
健康で元気であれば、70歳位迄はやりたいことを夫婦それぞれ、
思い思いにやっても良いのではないか。 そんな思いが強くなってきました。
しかも、夫婦の関係を壊さず、大切にしながら両立できないか。
団塊の世代を中心に、ライフスタイルへの考え方が多様化し、
さまざまな生き方をする人が増え、今後この流れは加速する と思います。
2地域居住もその1つとして、注目されています。
私もその延長上でやれる時、やろうと考えました。
妻は仕事をもっており、定年迄はまだかなりあります。
2人での田舎生活は当分不可能。
だったら1人で!自然の成り行きでした。
時々、東京に帰り東京の生活も大切にする。
又、佐久間を別荘代わりにして、皆に来てもらう。
こんな生活スタイルがあっても良いのではないか
東京と佐久間の2重生活となる為、生活基盤の確立なしには成り立たたず、
当地で仕事があること。これが絶対条件でした。
幸いにして、市の方の御尽力により、仕事を得ることとなりました。
地元企業(屋根工事業)が新たに立ち上げたログハウスの事業の
お手伝いをする事なりました。更に、その翌年の平成20年4月より縁があり、
又、ログハウスの社長さんのお許しを頂いたこともあって、
NPO法人「がんばらまいか佐久間」の事務局に入ることになり、
現在に至っております。ただ、住むのではなく、私の存在が結果として、
地域の活性化にに役に立つのであれば、
1人での田舎暮らしもより充実したものになるのでは。
考えようによっては、身勝手な論理かも知れません。
できれば、夫婦2人で田舎暮らしをするのがいいに決まっています。
しかし、さまざまな形の田舎暮らしがあっても良いのではないか。
今でもそう思っています。
そうでないと、ふるさと回帰支援センターが進める 団塊世代100万人を
ふるさとにに住んでもらう運動も スピードアップしないのではないかと思います。
田舎暮らしをお考えの御夫婦の方
更には、1人でも田舎暮らしをしたいと考えている方又は興味を持っている方
気軽にお問い合わせを頂ければと思います。
何か、お力になれることがあるかもしれません。

■ 田舎暮らしへの思いと提案

田舎暮らしにはいろいろな形があって良いと思います。
 その形とは
■  夫婦二人での移住
■  一人での移住
■  二地域居住
■  週末居住
■  クラインガルテンによる居住
   等が考えられます。
ライフスタイルが多様化するなか、どんな田舎暮らしをするのか、それぞれの考え方、
置かれた事情により、自身に合った暮らし方を選択すれば良いのでは。
私の暮らす佐久間町は、静岡県の中で高齢化率の最も高い地域で、
地域の活性化は大きな課題となっています。
民間べースでも小さな一歩ですが、活性化に向け動きが始まっています。
団塊世代とスローライフを考える方々に対し、ログハウスによる
滞在型市民農園(クラインガルテン)
への誘致もその一つです。
移住するのも、一定期間体験的に居住するのも、都会と田舎を使い分け居住するのも、
週末居住するのも、いずれの過ごし方も、田舎暮らしだと思います。
要は、その地域に住むことにより、その地域の人々との交流が促進され、地域の活性化に
結び付けば、人生がより充実するのではないかと思います。
クラインガルテン方式の居住は、選択肢の広がる現実的な方法ではないでしょうか。
只、施設数が需要に追いついていないのが実情のようです。
今後、民間ベースでの普及が期待されます。



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河 村 秀 昭